|  | |  | | 通り名 | Q |  | 称号 | 防衛神<3位> |  | 依代のクラス | アーチャー |  | 依代の種族 | カレイディアン | 
 
 | オレの名前はQ。 
 Question(正体不明)のQ。Queer(奇妙)のQ。Quiet(静寂)のQ。Quick(俊敏)のQ。
 まぁ、気軽に「キュー」と呼んでくれればいい。
 
 ご覧の通り、オレはトカゲ型のぬいぐるみだ。
 不思議なことに、自分で考え、自分で動く事が出来る。
 まぁ、オレを気味悪く思うヤツは勝手に思わせておけばいい。
 
 オレはとある奇妙な島で造られた。
 その島でオレは、創造主と共に特に不自由ない暮らしを送っていた。
 だが、そんなある日。
 オレの心に、小さなしこりが生まれた。
 創造主である女性には感謝していた。だがそれ以上に、オレは自由が欲しかった。
 まぁ、人間で言うところの『親離れ』ってヤツだ。反抗期と言ってもいい。
 オレは「そこから離れたい」と願ってしまった。
 
 そして気が付いたら・・・オレは“ここ”にいた。
 
 創造主の元を離れて、オレは初めて気が付いた。
 その存在の大きさに。彼女の無限の愛に。
 ぬいぐるみであるオレは・・・彼女の愛なくして、存在出来ないのだということを。
 
 オレの体は、日に日に磨り減っている。
 オレの魂は、日に日に薄まっている。
 ぬいぐるみの体を、魂を癒す事は、彼女にしか適わぬのだ。
 朽ちゆく心と体を前に、オレは・・・死にたくない!と願った。
 もう一度彼女に会いたいと願った。
 
 一刻も早く、彼女の元に戻りたい。
 そして彼女に抱かれたい。
 その為には・・・オレはこの戦に勝ち残るしか無いのだ。
 
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 ・・・とまぁ、長々と書きましたが。
 Qは「キュー」としか喋ることが出来ません。
 これらの設定を彼の口から聞き出す事はおそらく不可能でしょう。
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