 |
 | | Default
 |
|
| | 通り名 | ことね | | 称号 | - | | 依代のクラス | マジシャン | | 依代の種族 | カレイディアン |
言葉を形代に、巫力を顕現させる言霊術師。神代から続く細い血脈で、コトノハ（言の葉）だけが神からの授かりもの、という口伝を継いでいる。
そんな家の跡取り娘でした。遊びよりも日々術の鍛錬、鍛練、たんれん、タンレン。いくら13歳の純粋培養娘でも、流石に嫌気も差します。
「あそびたいよ、おそと、でたいよぅ…」
そんな折、座敷で今日も今日とて教本を読んでおりました。教師は急用で自習の日。ただでさえ浮かれているそんな時に庭先に「猫」が通りました。真っ白な猫がひらり、と塀から庭へと飛び降りたのです。
ことねは猫が大好きでしたが、父や母におねだりをしても、跡取はそんなことに興味を持っては…と散々にいわれて、泣く泣く諦めたのです。そんなことねです。当然その猫にとっても注意を奪われます。
「ね、ねこさん…！」
周囲を伺い誰もいない事を確認すると、座敷から慌てて縁側へ向かって走り出します。靴を履き、一気に猫に駆け寄ろうとしたその瞬間！
「うやぁぁぅぁっ！？」
袴。そう、袴をはいてたことねは、自分で自分の裾を思いっきり踏んでしまったのです。その結果…頭から庭へ真っ逆さま！視界反転！
……気づいたら。
幽霊のようになった自分と、依代と、召喚士がいたのでした。
「あら、あなた。猫に気を取られて…」
「そ、そんなこと、言っちゃダメ、言わないで…！」
「だったら、私のために働きなさい、いいわね？」
恥ずかしい過去を言わない代わりに、働けといわれてはどうしようもない。仕方なく依代に憑依したのでした。でも反面、自由になれて嬉しかったことねでもあったのです。
イメージ絵、リスト絵、アイコン0絵：篠井様！
可愛く可愛く書いて頂きました！PCの前でうちの娘の人差し指の微笑みに悶えた人。ぜひお友達になって下さい（笑 |
|
|
|
