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Diary | ||
(彼女の日記帳) 冬を拭い去る陽光の在るでも無く、またはそれを拒む雪の在るでも無く。 ソムナンビュリストが持ち歩いている黒革の手帳。その1ページには、この常闇に来て幾日が過ぎたかを示す印が並んでいる。――彼の性格からして、整列しているとは言い難い並びで、印はもうすぐに3月に入るのだと伝えていた。 此の常闇の地平は私とソムナンビュリストにとっては夢の中。 まさか本当にあちらの地平、つまり元の世界でも同じ年月が経っているとは思わないが、矢張り長期間意識の戻っていない事に変わりはない。 意識不明の状態が長く続くのは、決して良くない――死ぬでもなく眠り込むならば、周囲に手間をかけるだけ尚更悪い。ソムナンビュリストのように眠っている間に一仕事出来るなら兎も角、前線の兵士が意識を失っていてどうするのか。(今はソムナンビュリストも此方へ来ているので、あちらの彼の肉体がどうなっているか知る由も無いが) 無論、召喚士殿の呼びかけに応じての事。彼女にどうと言うでもないが、あちらの戦場は、戦況はどうなったのかが気にかかる。 しかし、こうして日記を綴っていて今更に思ったのだが、此の常闇へ来て以来、私はまるで夢を見ていない。何日此の常闇の底で過ごしたか、昼夜の無ければその数えは曖昧にもなるが今となってはいっそ不思議な程だ。 確かに私は獅子。人並みの知恵を得ようと本物の人間の見る夢の多様性には及ばぬ。 それでも単純な記憶の整理として夢を見る事は有ったのに、何故一度も―― 否、否。 思い出した、常闇の底へ来てから一度だけ夢を見た。 あれは初めて私が、ソムナンビュリストより先に彼の目の前で倒れてしまった時。 眠り…とは違うが、気絶した私は戦いが終わって彼に抱き起こされるまで、夢を見ていた。ソムナンビュリストの夢を。彼を夢見る夢で無く、彼の夢見る夢を垣間見た。 白く果て無い霧に閉ざされた、冷たい作り物の草花ばかりの平野。其処を彷徨い歩きながら私は、どうしてか此れは、ああ、彼の夢なのだと確信していた。 ……どういう事なのだろう。ソムナンビュリストは私の夢を彼へと繋ぎとめ閉じ込めたり、出来るのだろうか。そうだとしても理由は何か。 ソムナンビュリストは己のためでなく、どこまでも私のためを思い、そのためには私にすら躊躇い無く嘘を吐く。信頼はできても信用はできぬ男だ。 ―――――――――― (彼女の走り書き) 公園の主は青年と少女であったと聴いた(結局今回も本隊と合流できなんだので伝聞だ) ソムナンビュリスト曰く、そうした組み合わせは幼女趣味のようで宜しくないのだとか。 お前は何かを非常に棚上げしている。 |
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今回の滞在 | ||||||
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