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闇と光の空間に赤と橙の光が連鎖し、派手な光の帯を創り出す。通称ツルギ……『剱乃 翔(ツルギノ ショウ)』の操る機体『刻(コク)』は部隊の仲間と共に爆発を回避しながら、巨大な鋼の塊へと突き進んでいった。 遠目には一つの小惑星に見えなくもないそれは、中心部がひび割れたかと思うと、ばかっとその装甲を広げた。手足と長い首、翼状のものを背負った機械の塊……それはまるで架空の物語に出てくる西洋の竜を連想させるシルエットだった。これこそが地球を汚染、浸食し、自らの星へと変えるべくやってきた侵略者『ウィギィス』の母艦であり、最終兵器でもある機体の真の姿だった。 軍のトップエースの機体が先陣を切った。それを合図に他の仲間達が次々に攻撃を開始する。射撃系の機体を操るツルギは後方から仲間の援護射撃に入った。 ********** ********** ********** 「でやぁぁぁぁっ!!」 トップエース、通称『ディバイダー』と呼ばれる男は気合と共に深紅に輝く光の刃を振り下ろした。竜の左肩口から右腰までを一気に切り裂き、即座に離脱した。竜の機体が上部と下部にずれたかと思うと赤い閃光を撒き散らして盛大に爆発した。 「や……やった!!」 ツルギはコックピット内でガッツポーズを取った。自分で止めをさせなかったのは残念が、敵対的地球外生命体の一つ、『ウィギィス』との 長き戦いに決着がついたのだ。戦闘終了の安堵と共に歓喜が沸き起こる。 しかし、その喜びは長続きしなかった。喜ばしい筈なのに背筋に悪寒が走った。ツルギは身構えた。昔からよくあることだ。ツルギの勘はよく当たった。よくわからない悪寒……それは何かが起こる前兆だった。 キーボードに指を走らせた。念のため周辺の探索を開始する。ツルギの様子を不審に思った仲間が声をかけてきたが、無視した。何かが……ある。 「ツルギ少尉?」 「黙って」 可愛い同僚の声にも応じない。急がなければ……よくわからないが、危険が迫っているのは間違いない。霊感だの予知能力だのと非現実的なものは信じていないが、彼は自分の悪寒だけは信じていた。これは外したことがないのだ。 検索結果に……ひっかかった。 その瞬間、言葉より先に身体が動いていた。 「大尉っ!!」 「!?」 ディバイダーの機体を突き飛ばして……ツルギの機体を激しい衝撃が襲った。 謝罪は後でします。大尉、今は……逃げてください…… \"地球、GC2075、DP2戦役の英雄ディバイダー……\" ********** ********** ********** ほんの数秒の出来事だった。ディバイダーはレーダーを展開する。しかし、周辺には何の敵反応もなく、しんと静まりかえっている。辺りは味方機のみだ。 「…………」 先程までいた場所にはツルギ少尉の刻が居た。刻はただそこに居る。 味方機の回線は未だ繋いでいたままだ。 「ツルギ少尉……今の行動について説明を」 普段と変わらぬ口調の中に微かに怒気を含んだ声で刻へ呼びかける。 だが、刻からは何の反応も返らない。 「ツルギ少尉、聞いているのか?」 「ツルギ……さん?」 常にツルギの側にいる少女の不安げな声が響く。 「……ツルギ少尉?」 何度呼びかけても刻からの反応はなかった。 ********** ********** ********** 「お手上げじゃ。全くわからん」 「…………」 期待していた答えは返ってこず、ディバイダーは溜息をついた。 急いで貴地へ帰投し、刻のコックピットを開けるとツルギ少尉は意識を失っていた。未知のウイルスの類かと心配したが、身体に異常は見つからなかった。 そして、刻の探索記録から検出された謎のデータ。博士によると一時的に空間に歪みが生じたらしい。ツルギ少尉はそれを\"いつもの悪寒\"で察知してしまったのではないかというのだった。ディバイダーを突き飛ばしたのも、ディバイダーを庇っての行為だったのかと彼は納得した。 しかし、肝心の空間の歪みとツルギの昏睡状態の原因については未だ 解明されていなかった。 「暫くは様子見じゃな」 「そうか……」 ディバイダーは死んだように眠るツルギの手を握りしめた。 |
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