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| 通り名 | 戦おうとする少女 | 称号 | 防衛王<15位> | 依代のクラス | 戦士 | 依代の種族 | カレイディアン |
黒髪黒瞳の少女は、いつしか意識を失い、体までもを失っていた。意識を取り戻せば、目の前には自分より遥かに幼い少女がいる。選択を迫られた。それは末端の選択、選択の余地のない、選択。戦うかどうか、決意しなくてはならなかった。そうして、少女は恋人に想いを馳せる。彼はいつの間にか目の前から消え、自分にはそれを追うことさえできなかった。それぐらいの思慕だったのかと、自らを貶した。だから、これは機会なのかもしれない。この世界に、もしかしたら彼がいるのかもしれない。いなくても、あるいは近づけるのでは。不思議とそう思った。思って、頷く自分に、確かな勇気を得ていた。 |
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