戦場アナ 「今回の攻略拠点は「血塗れ闘技場-死民骸路」ですね」 |
召喚士 「時間になったら集まるのよ」 |
取引メイ 「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」 |
取引メイ 「メッセージは届いておりません」 |
召喚士 「あら。その身体は飽きたのかしら」 |
召喚士 「いいわよ。好きな依代を希望しなさい」 |
召喚士 「ヒーラーの依代が希望なのね、ふうん……」 |
召喚士 「……だめね。アナタ、赤の魔石を持っていないほど入力したでしょう?」 |
情報検索サービスを受けることにします。 |
サチ司書 「調べたい単語は破魔の奏唱であるか。クックッ、いいだろう、貴様の知識欲を満たす手伝いをしてやるのである。さあ、存分に調べるがいい!」 |
こうして一週間閉じ込められ、調べ物をすることになりました。 |
…… |
… |
サチ司書 「そろそろ結果が出たようであるな……。クックッ、なんだ、調べ疲れて動けないか。いいだろう。情報をまとめてやろうではないか」 |
サチ司書 「破魔の奏唱とは!」 |
サチ司書 「分類はアビリティであるな」 |
サチ司書 「奏唱アビリティの一つである。攻撃に破魔の力を乗せ、効果対象のあらゆる攻撃力が定数×熟練度×RES加算されるぞ。この上昇力ははっきりいってヘボいのだが、本領は別にある。特定の敵、カレイディアでファンタズムと呼んでいる幻創生命体の力を減退させることが出来るのだ。やつらは異常に生命力があったり、物理攻撃が効きにくかったりと厄介なことが多いのだが、この奏唱の影響下では特殊能力が上手く出せず、ザコに成り下がるのである。さらに、奏唱アビリティならではの範囲と持続時間は驚異的だ。特定条件では発動したら勝ちといったところであろうな。まあ、準備は面倒だが」 |
サチ司書 「……ということだ。知識は得られたかな? さらばだ!」 |
……HPが変化しました。(392→675) |
なぜかEXPが変化していました。(19→110) |
工房に発注します。担当者を呼んでみました。 |
テンコ主任 「妾の工房に発注したいとな?」 |
テンコ主任 「よかろう、たんまりと魔石を積むがよい。妾が代理人になってやろうぞ」 |
テンコ主任 「うむ。ハクの工房へ言霊のプリズムを、総魔石50個で強化するよう手配してやろう」 |
テンコ主任 「依頼は必ずしも請けられるとは限らん。殺到した場合は、魔石を多く支払った者が優先される。まあ、しばらくは待つがよい」 |
……… |
…… |
… |
テンコ主任 「手配結果が出たから伝えに来てやったぞ」 |
テンコ主任 「……残念じゃったのう。ハクの工房の枠は一杯で、依頼は受けられなかったのじゃ。また発注してくれぬか」 |
召喚士 「そろそろ時間よ。集まりなさい」 |
戦場アナ 「攻略ですよ攻略だよ攻略だぞ攻略に行くぞっヒョォォ!!」 |
召喚士 「……落ち着きなさい」 |