Diary
狭苦しく、埃っぽかった召喚の御座より外へ!
はじめて見る異世界は――真っ暗で何も見えませんでした。
わたしの感動に備えた心を返せ!
まぁ、常闇とか説明は受けていたから予想してしかるべきではあったのですが……。
ともあれ、ここから先が本番。
その事もあり、「コンファイン」に挑戦してみることに。
魔宝の守護を目的としている以上、今までのように失敗作の処分、ほど甘くはないでしょうし。
そして力を失った装備の分、自分自身が強くならなければいけません。
や、皆同じ考えで一斉コンファインとか起きると、えらく戦力ががた落ちしそうな気もしますけどね!
まぁ、乗り移れる相手の数は限られていますし、競争もある分そこまで酷い事にはならない……と思いたい。
選んだのは「壊し屋」
というのも、戦闘では正直工匠の体だと微妙なのですよね。
同じく前に立つ戦士と比べると圧倒的に打たれ弱いですし、後衛の火力にはまるで及ばない。
とはいえ、武器防具の加工も楽しくなってきたところですから、そちらを捨てるのももったいない。
となれば、相手への嫌がらせなどで生きる道を探さないといけないわけで。
防具を抜く技術などをもつという話ですし、その技術に期待、ということで。
そして……壊し屋に期待するのも空しいかもしれませんが、できれば同性で! お願い召喚士っ!
●自分メモ
赤(DEF)261 緑(HIT)328 藍(INT)59 橙(RES)59
紫(ATK)449 黄(SPD)170 青(LUK)274
コンファインに投入する魔石は以上のとおり。合計魔石数1600。
毎回撤退せずにぶっ倒れるまで戦っていた分、結構溜まっていましたね。
そのうち、使う予定のない余剰分を全投入です。
はてさて、どの程度効果が出るやら。
そして、いつも無理させていた体の人はお疲れ様でした。
太陽を取り戻すそのときまで、少しだけまたお休みなさい。