Diary
〜テーブルの上〜
廻々「なんだか生き残りましたね」
ジュール「やりましたね!うまくいきましたー」
廻々「でも大して活躍はしてませんけどね。途中からずっとゆっくりしてましたし」
那々津「ゆっくりしていってね!!」
廻々「ゆっくりなんてしてられません。足音はすぐ後ろですよ」
那々津「相変わらず意味がわかりませんネ」
ジュール「いつもこれじゃないですか?」
廻々「細かいことを気にすると消されます」
ジュール「誰にですかっ!」
〜底〜
廻々「首尾はどうでしょうか?」
???「駄目だな・・・本体の位置はいまだつかめぬ。方角すらわからぬ始末だ。」
廻々「そうですか・・・最悪魂だけで向こうに戻るしかなさそうですね」
???「・・・・・」
廻々「幸い、あちらには空っぽの器がいくらか残ってるはずですし」
???「此方に残り、機会を窺う選択は・・・」
廻々「ありませんね。昼を取り戻すのは私の役目ではありません。私はあくまでも夜を視に来ただけの事です。」
???「そうか・・・」
廻々「・・・それでは引き続き本体の方の感知、お願いしますね。自分の体で戻れることに越したことは無いのですから。」
???「承知した・・・」