戦場アナ 「今回の攻略拠点は「召喚の御座-汚れ無き霊場」ですね」 |
召喚士 「時間になったら集まるのよ」 |
召喚士 「あら。その身体は飽きたのかしら」 |
召喚士 「いいわよ。好きな依代を希望しなさい」 |
召喚士 「マジシャンの依代が希望なのね、ふうん……」 |
召喚士 「……だめね。その依代にコンファインするには、緑青の魔石がもっと必要よ」 |
とある単語について調べようと思ったときのことです。 |
サチ司書 「呼んだか。呼んだな。力を欲するのであるな!」 |
……気がつけば本がいっぱいある空間に閉じ込められていました。そこではボロボロの白衣を着た藍髪の女が、エルの前に立っていました。 |
サチ司書 「求めに応じて参上してしまった。小生はサチ司書。この書庫の管理人のようなものである」 |
サチ司書 「見れば支援系の体。我が同士であると見受けられたので、思わず喚んでしまったのであるクックッ……」 |
サチ司書 「どうやら貴様、知識に飢えているようであるな。分かるぞ、小生も支援系。支援系と言えばINT、すなわち知識こそが力になるのである」 |
サチ司書 「よって小生、同輩の知識欲を満たす手伝いをしてやることになったのである」 |
サチ司書 「知りたいことがあれば小生を呼ぶといいのである。たんまり一週間、書庫で調べ物をさせてやろうではないか!」 |
情報検索サービスを受けられるようになりました。 |
情報検索サービスを受けることにします。 |
サチ司書 「調べたい単語はマジカルバスターであるか。クックッ、いいだろう、貴様の知識欲を満たす手伝いをしてやるのである。さあ、存分に調べるがいい!」 |
こうして一週間閉じ込められ、調べ物をすることになりました。 |
…… |
… |
サチ司書 「そろそろ結果が出たようであるな……。クックッ、なんだ、調べ疲れて動けないか。いいだろう。情報をまとめてやろうではないか」 |
サチ司書 「マジカルバスターとは!」 |
サチ司書 「カウンターマジックが発生した際にのみ発動、全力全開で魔力を叩き込むアビリティである。発動確率は定数×熟練度%。魔法攻撃のみに反応するから、物理カウンターと合わせることは出来ないのに注意が必要である。その威力は凄まじいの一言だ。小生もかってはこのアビリティで並み居るルーキーに絶望の味を堪能させたものであるクックック……。問題は、魔法戦ではないかぎり発動の機会が、まるで無いことぐらいであろうか」 |
サチ司書 「……ということだ。知識は得られたかな? さらばだ!」 |
……HPが変化しました。(0→553) |
なぜかEXPが変化していました。(87→137) |
召喚士 「そろそろ時間よ。集まりなさい」 |
戦場アナ 「攻略ですよ攻略だよ攻略だぞ攻略に行くぞっヒョォォ!!」 |
召喚士 「……落ち着きなさい」 |