『召喚士』からのひとこと(第9回)

アビリティについて(パッシブ編)

戦場アナ
「今回のお題こそ『アビリティ』についてです。」

戦場アナ
「ちゃんと召喚士さんも捕まえてきましたよ」

召喚士
「ショッピングの最中だったのに。解説ぐらい自分でしなさいよ」

戦場アナ
「ソロでの芸風は持ってないので」

召喚士
「芸風って」

戦場アナ
「さて、そろそろ魔石も余ってきて、コンファインしたい季節になっていると思うんですよ」

戦場アナ
「マップをクリアして、依代も増えましたしね」

戦場アナ
「そう思いませんかぁっ、召喚士さん!?」

召喚士
「そうね。そろそろ私の仕事も本領といった感じかしら。訪れる英霊達の数も増えているような気がするわ」

戦場アナ
「そこでアビリティですよ。コンファインといえばアビリティ。アビリティと言えばコンファインですよ」

召喚士
「ふむ」

戦場アナ
「そこで効率的なアビリティ選択をここで解説したいと思うのです」

召喚士
「るるぶを読みなさい」

戦場アナ
「いや、そこで終わらせてもらうと……」

召喚士
「冗談よ。そうね、まず重要なのは」

召喚士
「このゲームにはアビリティの解説が載っていないって事かしらね」

戦場アナ
「そういえば載っていませんね。手抜きですか？」

召喚士
「うーん。半分はそうね」

召喚士
「このゲームにアイテム屋が無いというのと似たような意味で、解説も無料じゃないのよ」

戦場アナ
「魔石取られますか？」

召喚士
「違うわね。マジシャンのアビリティ『情報検索サービス』を使えばいいわ」

召喚士
「このアビリティを使用したら、どっかに引きこもっている司書に情報を聞けるわ。細かいアビリティの効果や発動条件について調べることが出来るの」

戦場アナ
「む、またNPCの気配が……」

召喚士
「まあ偏屈だから、支援系以外の人には協力してくれないけどね」

戦場アナ
「あう」

戦場アナ
「それじゃわかんないじゃないですか！」

召喚士
「それでは誰にでもわかる法則について解説しましょう。これは少しマニアックな情報になるわね」

召喚士
「アビリティは大きく『常時』と『非常時』があるわ。『パッシブアビリティ』とも言うわね」

召喚士
「常時は名の通りいつも効果があって、『アビリティセッティング』のタイミングから次回まで効果があるわ。ほとんどが『○○ゲイン』か『○○修練』って名前で統一されているからわかりやすいわね」

召喚士
「ゲインは戦闘パラメータアップ。戦闘中にのみ効果が発揮されるわよ。詳細画面には反映されないから注意してね。なぜ反映されないかというと、育成状況と混乱するからよ」

召喚士
「修練は戦闘効果アップ。特定の効果を強化するわ。たとえば『近接スキル修練』は近接スキルを使ったときのダメージがアップという感じね」

戦場アナ
「『がめつきマイハート』とかもよくわからないですね」

召喚士
「輸送系が初期から覚えているアビリティね。系統の根本をなすようなアビリティだから、装備を外すと大変よ」

召喚士
「わからないなら検索するか、身体で覚えるしかないわね」

戦場アナ
「検索、実装されているんですか？」

召喚士
「基本的にこれらは熟練度の上昇に伴って効果が上がるわ。未熟なうちは効果が実感できないでしょうけど、そのうちわかってくるはずよ」

召喚士
「次に『非常時』アビリティだけれど」

召喚士
「これは次回に解説するわね」