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<<Week9
>> 各種宣言
-WEEK10-
Smart Diary
───あるとしたら、この金と食い物で俺をこき使う
───最低最悪のゲボカスのクズって奴を死なせたくない思いぐらいなんだよな。
元々、喧嘩とか強い方じゃない。弱くもないけど。
そんな俺が魔法まで使えちゃったらさ、きっと守れると思ったんだ。
しじみが崩れ落ちて、クズが膝をついて。それをただ見てるだけ。
まだまだ弱いんだって理解させられた。
(
…
…
もっと強く、)
(魔力があれば、クズもしじみも
…
…
守れた?)
(バカでかくて、強力な魔力があれば
…
…
…
、)
誰よりも強く、誰よりも魔力があれば、
二人が倒れるとこ、見なくて良かったのかな。
(なんて
…
…
考えたって、もう意味ないか。)
(
…
…
…
…
眠い。)
体中が痛い。寒い。もう何も考えたくない。忘れたい。
忘れたい。
朦朧とする意識が、深い深い海の底に沈んでいくような感覚が心地良くて、
俺はそのまま、瞳を閉じ────
…
…
…
…
…
…
「ふゥ〜〜〜〜〜ん。」
「バカでっかくて、超強力で、世界最強の魔力が欲しいって?」
「ちょうど暇してたんだ!くれてやるよ!
ただしアタシ様のチカラは、ちーっとヒト如きにゃ扱えねえかもなあ?」
「
全知全能、最強最悪の魔王、
このカタストリア様とケイヤクの時間だぜ!
」
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
PNo.552 葛根ユノ
からのメッセージ:
――Pno552より不在着信。
――Pno552より不在着信。
――Pno552より不在着信。
録音を再生します。
『おいカス!! 何処に居んだよ!
早く取れよ!!おい!!―――唐音!!』
――Pno552より不在着信。
――Pno552より不在着信。
――Pno552より不在着信。
・
・
・
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
コミュニティNo.262 シュトゥルム寮【磯巾着の間】
で、0人の発言がありました。
アイテム
カスはアイテムNo.2 射程増 を捨てた。
カスはまほたま丼 を食べた。
ほかほかのごはんに甘辛い卵とじを乗せた丼ぶり。
お好みでアツアツの出汁をかけて。
回避力が増加した!
マスク先生
「……ん?
カス
も、まほたま丼にしたのか?」
マスク先生
「美味いよな、これ。
他にも美味そうな学食はあるが、
俺はついついこれを選んでしまう」
マスク先生
「早く出てきて早く食べ終われるから利便性も兼ねているしな」
マスク先生
「……ああ、ちゃんとゆっくり食べるんだぞ」
魔法学園の声
モブ男くん
「なあ……知ってるか? 学園の噂……」
モブ子ちゃん
「え? なになに?
マッド先生が、夜な夜な実験台になりそうな被験者を求めて
歩き回ってるとかいう話?」
モブ男くん
「違くて……
いやこえーなその話!
それじゃなくて、
学園に幽霊が出る
っつー噂!」
モブ子ちゃん
「え、えー!?
なにそれ初耳なんだけど……えええ普通に怖いじゃん!」
モブ男くん
「だろー!?
俺のクラスメイトが見たらしくてさぁ……
何かこう、全体的に青白くて……
髪の長い女っぽい幽霊らしくて……」
モブ子ちゃん
「えー、でもさぁ……青白くて髪の長い魔法使いなんていっぱいいるよ?
何かの見間違いとかじゃなくて……?」
モブ男くん
「いやだって、そいつが言うには詠唱無しで突然現れて、
突然透けるように消えたらしいんだよ!
もうこれ幽霊確定だろ?」
モブ子ちゃん
「うーん、でも魔法ならさぁ……」
モブ男くん
「えっ」
モブ子ちゃん
「えっ」
???
「……」
……。
モブ子ちゃん
「
き、キャー!!
きえ、消えた!! 消えたよ!?
いやー!! おばけー!!
」
モブ男くん
「ほ、ほら俺が言った通りだろ!?
って、
俺を置いて行かないでくれー!
腰が抜けたんだー!!
」
探索
探索中. . .
カス
はSCを290、TPを19手に入れた。
カスはSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
トリプルヒールをゲット!
カスはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
攻撃連鎖化をゲット!
カスはアイテムNo.2 トリプルヒールを私有化!
目的の決定
PNo.552 葛根ユノ
はパーティ クズとカスとときどきしじみ に参加した!
PNo.554 粕屋 唐音
はパーティ クズとカスとときどきしじみ に参加した!
時戻りの儀式
???
スフィアと呼ばれている。
その正体は、学園の最大の秘密のひとつ。
【時戻りの儀式】に関係しているらしいが……?
好きな食べ物はひみつ。
???
「……今の私の力だと、願いを叶える力は1回。
1回だけ使えるよ」
学園長
「……そうか。では……行おう。
時戻
りの
儀式
を――」
各々のSmartBookから、魔方陣が展開された。
その後に、学園長の姿が幻影で映し出される。
学園長
「
生徒諸君、防衛の要、塔は破壊されてしまった。
塔が無ければ学園内の魔力は徐々に四散し、
やがて魔法を使えなくなってしまうだろう
」
学園長
「
そのため、私は……
今から、時を戻り、塔が壊された事実を
なかったことにしようと思う
」
学園長
「
このセカイの流れと、新しいセカイの流れは統合されるので、心配は――
いや、何を言っているのか、分からないね
」
学園長
「とにかく、心配はいらない。
私が責任を持って、このセカイを守るから――」
学園長
「
ついてきたいものはついて来るといい。
私は歓迎する!
」
・
・
・
リベルタ先生
「我輩は行かんぞ」
マスク先生
「ええ? まさか生徒のために……」
リベルタ先生
「いや、二つのセカイが統合された時の感覚を知りたい」
マスク先生
「お前……いや、アンタはそういう奴だな……」
・
・
・
学園長
「では、
時戻
りの
儀式
を始めよう――」
学園長が手を掲げると、周りに複雑な魔法陣が展開される。
学園長
「
六天
を
越
える
七
つの
火
よ
深淵
に
届
く
水
のかけらよ」
学園長
「
全
てを
統
べる
大地
の
力
よ
悠久
に
揺
らぐ
風
の
流
れよ」
魔法陣から、一陣の風が駆け抜けていく。
学園長のフードが、ばさり、と翻った。
学園長
「
迷宮
を
司
る
闇
の
力
よ
天空
に
聳
え
立
つ
光
よ」
展開していた魔法陣が、呼応するように強く輝きを増す。
学園長
「
我
が
名
は――
七
つの
天
を
統
べしもの、
ベルスフィア!
」
学園長
「
塔
よ――
我
が
力
を
喰
らい、
過去
へ
駆
けよ!」
辺り一帯を飲み込むような眩い光を放ち
――
学園長
「
儀式魔法
時戻
り――」
・
・
・
光が収まると、学園長と、一部の教師、そして一部の生徒が、消えていた。
リベルタ先生
「……行ったか」
ミラージュ先生
「行ったか、じゃなくってよ!
もっとちゃんと事情を説明しなさいよ!」
リベルタ先生
「ふん、我輩もよくは知らん。
だがまあ……」
リベルタ先生
「
生徒どもよ。心配するな。
どうせすぐに時間は統合されるであろう
」
リベルタ先生
「
それまで適当に過ごすが良いぞ」
マルル先生
「うわ~~ん!
よく分からないけども……
と、とにかく早く学園を立て直すんだわ!
残ってる生徒の安全確認も急がないと~!!」
・
・
・
パルフィー先生
「……私も行きたかったな」
ラングリース先生
「どうやら、まだしばらくは時戻りの影響があるようですね
そちらの魔方陣から、渡ることができるとか」
パルフィー先生
「ええ!?」
・
・
・
学園長
「さて……改めて始めましょうか」
チャーミィ
「ワンワー!」
マスク先生
「……はあ、また最初からか」
学園長
「仕方ないじゃない!
済んだことはつべこべ言わない!
ほら、行くわよ!」
・
・
・
学園長
「さて――」
学園長
「ようこそ」
学園長
「【魔法学園へ】」
次回予告
クズとカスとときどきしじみ
遺跡の魔物たち
PNo.552 葛根ユノ
VS
ウィル・オ・ウィスプ
PNo.554 粕屋 唐音
ツナヒーラー
次回朝練予告
クズとカスとときどきしじみ
魔法学園の生徒
PNo.552 葛根ユノ
PNo.768 リオーネ・リオンツェ
PNo.554 粕屋 唐音
PNo.779 アクイラ・アリオスト
次回ランク戦予告
生徒No.554
生徒No.913
PNo.554 粕屋 唐音
PNo.913 エルナ・リコレット
次回風紀戦闘予告
不 良 行 為
次回、戦闘なしで自由に訓練を行うことが可能です。