Smart Book
▼
ログイン
基本宣言
強化宣言
使い魔/魔法武器
スペル調律
戦闘宣言
魔術試作研究室
魔導演算機
スペル伝授
結果一覧
▼
キャラクターリスト
コミュニティリスト
ランク戦リスト
売店リスト
スペルリスト
チューンジェムリスト
定期交流
▼
参加コミュニティ
メッセージ
対集団メッセージ
キャラクター
OP使用宣言
リアルタイム
▼
参加コミュニティ
マジッター
コミュニティ
キャラクター
リンクリスト
魔術試作研究室
魔導演算機
ルール
▼
ゲームの舞台
キャラクター
戦闘のルール
戦闘宣言
各種宣言
学園の人々
装飾タグ
ひみたま授業
運営寄付募集
ゲーム内イラスト募集
掲示板
▼
パーティ募集掲示板
招待式相談掲示板
問合せ
<<Week9
>> 各種宣言
-WEEK10-
Smart Diary
スペリオルとの戦いはかなりの規模のもので、戦場は混乱していた。
生徒達はいくつかの班に分かれていたが、
自分達が引き受けた敵を殲滅すれば他の班へと加勢に向かわねばならない。
そうやって移動する最中に、彼女《ヴィクトリア》はやって来た。
「ウォルター!!」
彼女が杖を振ればそれに合わせて水流が迸り、僕の動きを押し留める。
続けて攻撃を放とうとした彼女に黒い影が迫り、突き飛ばした。
「アニムセラ卿!お怪我は?」
「問題ない
…
…
お前は私の代わりに行け」
「ですが
…
…
」
「ヴィクトリアとは話をつけねばならん。
お前が私の代わりに向こうで戦え」
「
…
…
承知致しました。どうか、ご無事で」
言うなりアシュベリーの姿は私と瓜二つのものへ変化し、
先を行く仲間たちを追って消えた。
ヴィクトリアへと向き直れば、彼女は蹴り飛ばされた腹部を抑え、
咳き込みながらも立ち上がってみせた。
「なぜわざわざ残ったの
…
…
アシュベリーをけしかければ、
わたくしも退くしかないとわかっていたでしょう」
「お前に話さなければならないことがあるからだ。そうだろう?」
「話? 今更何を? わたくしを選ばなかった理由を聞かせてくれるの?」
「何を言う。私を切って捨てたのはお前の方だった。
だから私はお前を見返すために己を磨き上げた。
お前に私を見捨てたことを後悔させるために。
だが、それは間違いだった。」
ヴィクトリアが杖を振り、弾丸と化した水の塊が放たれる。
それを作り出した土塊の盾で受け止めて威力を削ぎ、地へ叩き落とす。
「私はこの学園で出会ったのだ。
真に身も心も預け、共にこの先を歩みたいと思える相手と。
あの時、言われた言葉の意味が私にはようやくわかった。
私はヴィクトリアを真に愛してなどいなかった。
だが、あの時の言葉のおかげで、私は真の愛に気づくことができた。
だから、私は感謝を伝えたい。
——ありがとう、トリア」
決別の日以来、呼んでいなかった親しみを込めたその名。
これまでの自分の非を認め、そして彼女へ和解の手を差し伸べる。
彼女は呆然と目を見開いて立ち尽くし
…
…
しかし、再びその美しい顔を歪めて私を睨みつけた。
「ふざけないで!! わたくしは
…
…
貴方を
…
…
!
あの宝石は本来なら、わたくしに差し出されるべきものだったのに!
何故あなたはわたくしの思い通りにならないの
…
…
!
許せない、許さないわ!!」
彼女の銀糸の髪が黒く染まる。澄んだ瞳が沼の底のように赤く濁る。
…
…
ああ。今まで理解しようとすればできたはずのことに、
僕はずっと目を背けていたのだ。
ヴィクトリアはずっと孤独だった。僕よりも長い間。
僕は彼女に寄り添えたはずなのに、そうしなかった。
彼女は僕を殺すと言うのだろう。
これまでアニムセラ家の血に狂わされた者のように。
けれど、僕はそれを受け入れるわけにはいかない。
まだ伝えていないことがあるんだ。
ローブの胸元に留めていた紫水晶のブローチを手に取る。
…
…
これも、セスに渡したものと同じく僕自身の魔力と生命力を与えて作った宝石だ。
本当ならヴィクトリアには真珠の髪飾りに赤い薔薇を象った宝石を添えて、渡すつもりだった。
けれど、文字通り身を削って力を分け与えた宝石が使われた装飾品を渡すのはごく限られた相手
…
…
将来を共にすると約束した伴侶のみ。
決してヴィクトリアの手にそれが渡ることはない。
僕が選んだのはセスなのだから。
「わたくしの思い通りにならないなら
…
…
それならもう貴方は要らない
…
…
いえ、わたくしがあなたになるのよ
…
…
わたくしと一緒に
…
…
共にいればもう、二度と寂しくはないわ
…
…
」
杖を振り障壁を呼び出すが、それよりヴィクトリアの方が速かった。
ヴィクトリアの身体から水飛沫があがり、それと共に彼女の姿が崩れる。
水の精とも呼べる、透き通った液状の身体。
それから放たれた水は槍のように鋭く僕の身体を貫いた。
思わず手に取っていたブローチを取り落としそうになるのを必死に堪えて、彼女を見遣る。
彼女は瞬く間に肉薄し、僕の身体を引き倒してずぶ濡れの硬い床へと叩きつけた。
「その宝石をわたくしに寄越すのよ!
あの子に全部取られるなんて、そんなのは認めない!
あなたの意思で、それをわたくしに差し出しなさい!」
——ああ、そのつもりだったのに。彼女はせっかちだ。
「いいよ。だけど、全部はあげられない。
僕はセスのために生きると決めたから。
それでも、僕は君のことを大切に思っていたんだ、ヴィクトリア。
だって、たった一人の従姉妹なのだから。
姉のように、ずっと側にいてくれた大切な人。
…
…
君に、親愛を込めて」
ブローチに仕掛けていたスペルを起動させる。
爆破の術が込められていた宝石は粉々に砕け散り、欠片が礫のように二人へ襲い掛かる。
爆発の轟音と痛みの中、ヴィクトリアの悲痛な叫び声が聞こえたような気がした。
——沈んでいた意識がゆっくりと浮上する。
手足の感覚がない。水たまりのようなものの中で濡れる感触で
自分がおびただしい血を流していることがわかる。
顔が焼けるように痛む。もはや瞼を開くことさえ億劫だ。
僕はこのまま死ぬのだろうか
…
…
否。それだけはだめだ。
約束したじゃないか。
何があっても戻るのだと。
話をしなければならないんだ。
まだ、ちゃんと伝えていない、ことがある。
たとえ態度で伝わっていたとしても、
それじゃだめなんだ。
はっきり言葉で、君に向けて。
あいしてる、と。
だから。
セスのところに、いかないと
…
…
—fin.
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
PNo.335 ハルプ・ロート
からのメッセージ:
ハルプ
「お久しぶり、アシュベリーさん。
踊ってくれた夜以来だね」
ハルプ
「この前、学園で色々あったでしょう?
それで、もうこの学園では会えなくなりそうだったから。
挨拶しようと思ってね。いっぱいお世話になったしさ」
ハルプ
「最初に会った時は、警戒したり驚いたりしちゃったね。
それでも、君がお話を受けてくれて嬉しかったし、
あの時に声をかけて良かったと思えたんだ。
君のおかげで僕は、僕に流れる血を少しだけ受け入れられました。
本当に、ありがとう」
ハルプ
「
…
…
でも、アシュベリーさんは強い人だから、
もしかしたら、またどこかで会うかもしれないね。
じゃあ、挨拶はお別れの言葉じゃなくても良いかな」
ハルプ
「元気でね、アシュベリーさん。またどこかで!」
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
コミュニティNo.406 シュトゥルム寮229号室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.683 パーティ会場(2/18時空)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.101 貴族達の社交場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.588 交錯する夢
で、0人の発言がありました。
魔法学園の声
メリーナ先生
「ジルせんせ~い~
ジ~ル~せんせ~~い~~」
ジル先生
「……」
メリーナ先生
「ジルせんせ~~い~~
ど~~こです~か~~」
ジル先生
「…………」
メリーナ先生
「
ジ~ル~
」
ジル先生
「うるさい、連呼するな」
メリーナ先生
「あら~、こんな近くにいたんですねえ~
ジル先生~、ジル先生が~夜中に~
よく~散歩していると~聞くんですよぉ~」
ジル先生
「はぁ……それが何だ、私の勝手だろう」
メリーナ先生
「夜はぁ~、結界があるとはいえ~、危険ですよぉ~
なるべく~夜は眠るように~したほうが~……」
ジル先生
「余計な世話だ。
大体私がそこらのモンスターや野党風情に後れを取ると思うか」
メリーナ先生
「それは~思わないですけど~……
あら~?
野党なんか出るんですか~?」
ジル先生
「……夜はああいった輩が現れる時間だ」
メリーナ先生
「まぁ~、つまり~、ジル先生は~安全の為に~
見回りしてくださっていたんですねぇ~」
ジル先生
「ただの散歩だ。
ついでに揉め事を起こされても面倒だから、
肩慣らしに追い払っているだけだ」
メリーナ先生
「うふふ~、ジル先生って~
本当は~生徒思いで良い先生ですよねぇ~
言葉で~誤解されがちですけど~」
ジル先生
「うるさい、勘違いをするな」
朝練戦闘
不良もヌン茶もしばく会
魔法学園の生徒
PNo.458
フィボナッチ・F・ナイジェラス
PNo.502
イティード・R・カジマ
PNo.459
ウォルター・アニムセラ
PNo.770
『監視者』
PNo.955
ウー
PNo.877
クー・R・ラフレンチ
通常戦闘
不良もヌン茶もしばく会
遺跡の魔物たち
PNo.458
フィボナッチ・F・ナイジェラス
VS
イフリートの炎
PNo.459
ウォルター・アニムセラ
ツナヒーラー
PNo.955
ウー
ウィル・オ・ウィスプ
探索
探索中. . .
ウォルター
はSCを290、TPを19手に入れた。
訓練
授業が選択されていません。
目的の決定
時戻りの儀式
???
スフィアと呼ばれている。
その正体は、学園の最大の秘密のひとつ。
【時戻りの儀式】に関係しているらしいが……?
好きな食べ物はひみつ。
???
「……今の私の力だと、願いを叶える力は1回。
1回だけ使えるよ」
学園長
「……そうか。では……行おう。
時戻
りの
儀式
を――」
各々のSmartBookから、魔方陣が展開された。
その後に、学園長の姿が幻影で映し出される。
学園長
「
生徒諸君、防衛の要、塔は破壊されてしまった。
塔が無ければ学園内の魔力は徐々に四散し、
やがて魔法を使えなくなってしまうだろう
」
学園長
「
そのため、私は……
今から、時を戻り、塔が壊された事実を
なかったことにしようと思う
」
学園長
「
このセカイの流れと、新しいセカイの流れは統合されるので、心配は――
いや、何を言っているのか、分からないね
」
学園長
「とにかく、心配はいらない。
私が責任を持って、このセカイを守るから――」
学園長
「
ついてきたいものはついて来るといい。
私は歓迎する!
」
・
・
・
リベルタ先生
「我輩は行かんぞ」
マスク先生
「ええ? まさか生徒のために……」
リベルタ先生
「いや、二つのセカイが統合された時の感覚を知りたい」
マスク先生
「お前……いや、アンタはそういう奴だな……」
・
・
・
学園長
「では、
時戻
りの
儀式
を始めよう――」
学園長が手を掲げると、周りに複雑な魔法陣が展開される。
学園長
「
六天
を
越
える
七
つの
火
よ
深淵
に
届
く
水
のかけらよ」
学園長
「
全
てを
統
べる
大地
の力よ
悠久
に
揺
らぐ
風
の
流
れよ」
魔法陣から、一陣の風が駆け抜けていく。
学園長のフードが、ばさり、と翻った。
学園長
「
迷宮
を
司
る
闇
の
力
よ
天空
に
聳
え
立
つ
光
よ」
展開していた魔法陣が、呼応するように強く輝きを増す。
学園長
「
我
が
名
は――
七
つの
天
を
統
べしもの、
ベルスフィア!
」
学園長
「
塔
よ――
我
が
力
を
喰
らい、
過去
へ
駆
けよ!」
辺り一帯を飲み込むような眩い光を放ち
――
学園長
「
儀式魔法
時戻
り――」
・
・
・
光が収まると、学園長と、一部の教師、そして一部の生徒が、消えていた。
リベルタ先生
「……行ったか」
ミラージュ先生
「行ったか、じゃなくってよ!
もっとちゃんと事情を説明しなさいよ!」
リベルタ先生
「ふん、我輩もよくは知らん。
だがまあ……」
リベルタ先生
「
生徒どもよ。心配するな。
どうせすぐに時間は統合されるであろう
」
リベルタ先生
「
それまで適当に過ごすが良いぞ」
マルル先生
「うわ~~ん!
よく分からないけども……
と、とにかく早く学園を立て直すんだわ!
残ってる生徒の安全確認も急がないと~!!」
・
・
・
パルフィー先生
「……私も行きたかったな」
ラングリース先生
「どうやら、まだしばらくは時戻りの影響があるようですね
そちらの魔方陣から、渡ることができるとか」
パルフィー先生
「ええ!?」
・
・
・
学園長
「さて……改めて始めましょうか」
チャーミィ
「ワンワー!」
マスク先生
「……はあ、また最初からか」
学園長
「仕方ないじゃない!
済んだことはつべこべ言わない!
ほら、行くわよ!」
・
・
・
学園長
「さて――」
学園長
「ようこそ」
学園長
「【魔法学園へ】」
次回予告
不良もヌン茶もしばく会
遺跡の魔物たち
PNo.459 ウォルター・アニムセラ
VS
イフリートの炎
PNo.955 ウー
ツナヒーラー
PNo.458 フィボナッチ・F・ナイジェラス
CHEER
次回朝練予告
不良もヌン茶もしばく会
†外なる剣†
PNo.459 ウォルター・アニムセラ
PNo.1024 モココ・ギヤ・ゴート
PNo.955 ウー
PNo.1033 ルナ・アズライト
PNo.458 フィボナッチ・F・ナイジェラス
CHEER
CHEER
PNo.1021 ナターシャ・セリメーヌ