Secret Sphere
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Smart Diary
ワカメ
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Day7.

~ タルトサンド、裏から噛んでもタルトサンド ~

いよいよスペリオル勢力が直接乗り込んできたようだが、はたして異変は外側からのみ齎されるとは限らない。

反風紀委員会という組織がこの学園に居るらしい。
資金を豊富に持ち、その目的も構成も定かではないとか。
実際に接触があったのはメイドを自称するメッセンジャーだったようだが、
最も恐ろしいのは、その好きな食べ物でさえも情報が隠されていることだ。

 ■■■■。

おしることか、好きだろうか? 雰囲気で言えばダークチョコレートを常食していたら役作りは完璧だ。(ビターだからインテリなどというレッテルを貼る気はないが、一部の典型と憧れは切って剥がし難い物である。)
直接姿を見れば見立てが付くかもしれないが、いかんせん推察には情報が少ない。
あくまでそのメッセンジャーが優秀なエージェントなのか、はたまた特殊訓練のノウハウがあり、何人もそうした好きな食べ物さえ明らかにさせない手先を育成しているとでも。
考えれば考える程に暗中模索、渦の中にツイストキャンディー。

もう少し彼ら・・反風の立場を絞りこむため、2つの焦点から分析を進めるとしよう。

1つ目、名前の通りあくまでも"反風紀委員"であり"反学園"とは異なるのか否か。
反学園とはつまり、学園の目的であるスペリオルへの対抗そのものとの対立を意味する
(これまでの推察で学園は"集めた生徒の情報を最適な食材作りに活かし、スペリオルの量産食品開発に対し品種改良及びクローン技術で対抗しようとしている"とまでは見えてきている)。
そのため実態はグラディウス降伏推進派、親スペリオル派など言い換えられるかもしれない。
いずれの場合にせよ勢力を大きくした後は学園への反抗に舵を切るのだろう。
それとも、スペリオルを退けた後の学園で主権を狙うのか?戦役に勝利した熱狂の後では、生徒を反体制派へ引き込むのは至難のはずだ。

では"反風紀委員"ならどうだろう、こちらがむしろ複雑かもしれない。
風紀委員には不良行為の鎮圧、抑止以外に権限や大きな活動がないからだ。
その風紀委員を退ける目的、この学園で過ごす事を望んでいると同時に、今の学園が求めているルール=風紀の変更も望んでいるといったところか。
もうすこし手近な野望なのだと見積もれる。
例えば・・・園内での造酒とか。 .....ってそれは俺等のパーティーの部活動だ。食卓の為の善意の行動である。
今のところ協力者を増やすためにその目的をおおっぴらにする事はしないようだ。
風紀活動への対抗、というほうが取っつき易さで優るのだろう。


さて2つ目、本当に反風の首脳が学園内に居ながらスマ本の影響外に居るのかどうかだ。
ここに言及するのは、その状況次第で学園と反風の関係を以下の内に絞れるからだ。

A.学園は反風の目的を把握しておらず、行動も予測できていない。
B.学園は反風の目的を把握しているが脅威とは見做していない。
C.マッドTは反風の目的を把握した上で、彼等と協力している。

生徒であれば、スマ本の携帯は必須である。
不自然な行動を隠蔽するにはスマ本への直接的な改造を、その道のプロフェッショナルであるマッドTに並ぶ魔術スキルで行わなければならない。
外部の支援が有ったとしても、一介の生徒が簡単に成せることではないだろう。
生徒でないのなら、魔物と同様に学園内での魔力感知に引っかかる。
本当に息も動きも無く潜伏するくらいなら・・・・使い魔や魔法武器に扮していた方がまだ活動の余地があるだろう。
こうした要求の高さからAのパターンを一度除く。
CのパターンはマッドTが-いつも通り-実戦的なデータをグレーな手段で集めていると片づけられる話で、それ以上のリスクは産み出さないだろうから考慮しない。

残るBだが、これが他のあらゆる可能性の中で一番あり得るパターンであるように思える。
反風そのものが目的ではなく、反風を支援することで学園の意思決定へ圧力を掛けている。
そして学園はその存在を現状、容認せざるを得ないでいると。
なぜ学園の意思に逆らう存在を黙認しておかなければならないのか?
それは単純な裏表ではなく、ミルフィーユのような多層構造で考えたほうが想像に易い。
彼等もまた、学園の運営上である一端を担っており、学園に不満を持っているとしても必要な一派として内部に抱えておくしかない勢力。

すなわち

「反風の本体は、学園いや食堂を運営するにあたり作業工程が異なる別部署..!恐らくは在庫管理職員だったってことか!!!」

説明しよう。
学園の運営といっても、ひとつの団体で全てが成り立っているわけではない。
用務員オークXの他にも、寮ならばその掃除を、食堂ならばその料理を、そして料理があるならば食材の在庫を預かるのは必ずしも全ての利害が学園と一致した構成員では有り得ないのだ。
今までの考察から学園では生徒一人一人の健康状態に応じたレシピにより成長促進に高いパフォーマンスを食事に担保していると分かっている。
しかしそうしたクオリティーを維持する影で、上層部からの注文もとい発注に即呼応的な対応を強いられている在庫管理職員の存在を忘れてはならない。
だが彼らが過酷な要求から自らを守るべき時、一体なにを頼ればよいのだろうか?
おそらく現状は学園側が許可する正式な機構、組合のような物がまだ存在しておらず、風紀委員への妨害といった間接的な方法でしか学園の方針に圧力をかけられないのだ。
反抗勢力への援助が大きくなれば、それを中断させるため学園は在庫管理職員への待遇を改めるかもしれない。
やがて譲歩を引きだすことが出来、彼等が納得したならそのまま自然消滅するだろう。

表があれば必ずそこに裏もあると都度いうが。それは過度に分かり易くしてしまった不十分な公式だ。
実際には表が無ければ存在すらできない裏がある一方で、裏は裏のまま独立した"両方が表"と言える構図もあり状況は全く違うのだ。
ある時は表の問題と共に消えるだけの抑止力、ある時は異なる思想を率いて別の一面を担っている。
反風は、前者の方なのだろうという事が分かった。

そうであるなら秘名の学園はどうなのか、次の戦いのあとは何処へ向かうのか。
スペリオルに対抗するこの秘名の学園はただの裏面に過ぎないのか、それとも。


「キチンと味わうにはまだまだ表面的な白身ばかり、肝心の黄身の様子が出てこねえでやがるぜ。」

ひとまずの推理に満足を覚えつつも、早速つぎの足掛かりを探す脳裏は焦燥の表れと自覚するしかない。
この学園を理解しなければ学園の食事の"全て"を味わったとは言えない。
また、真相に向わなければ学園に潜む至高の美食家の正体に迫るのも不可能だ。
決定的でないとしても、今は必要な歩を進めることが出来ている筈。

しかし、不意に鏡を見せつけられたような感覚が影を落とす。

「クローン、複製、裏面....炙り出てくるエッセンスがいちいち当て付けのようで愉快じゃねえもんだ。」

肉を得て、我欲だけを解き放った裏面が。
俺を罵り、さりとて骨子を揃えぬまがい物が。
どこかで遠吠えをあげているのなら。
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パーティメッセージ
蟹
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PNo.769 惜選 空慈
からのメッセージ:
Iconオシヨ
「総!力!戦!勝ち戦なら祝いついでに酒造が捗るだろうぜな。」
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メッセージ
ワカメ
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PNo.22 スティカート=コン=アニマ
にメッセージを送った。



メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
亀
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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参加コミュニティはありません。

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アイテム
ワカメ
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オシヨはアイテムNo.7 干しナマコ を食べた。

干しナマコ
運命を感じる。

運命力/運命力が増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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Icon
パルフィー先生
「あ、ミラージュ先生……お疲れさまです」

Icon
ミラージュ先生
「あら、パルフィー先生。アナタもお疲れサマ」

Icon
パルフィー先生
「あの……ちょっとお尋ねしたい事が……あるのですが……」

Icon
ミラージュ先生
「あら、何かしら改まって」

Icon
パルフィー先生
「その……ミラージュ先生は、
 どれほどスペリオルに詳しいのでしょうか……?」

Icon
パルフィー先生
「あ、えと、遺跡の古代語を調べる為には、
 スペリオルの歴史的背景なども切り離せない話でして……」

Icon
パルフィー先生
「その、もちろんわたしも色々と、勉強してはいるのですが……
 ミラージュ先生は歴史の先生ですから……わたしよりも、
 知識が豊富だと思いまして……お声がけを……」

Icon
ミラージュ先生
「なぁに、そんなに謙遜しなくても良いわよ。
 アナタが十分勤勉なのは理解しているわ。
 わたくし以外の教師も、ね」

Icon
ミラージュ先生
「でもそうねぇ……歴史、なんて言葉で簡単に片付けているけれど、
 ただただ歴史を知ればいいという訳でも無いし」
Icon
ミラージュ先生
「その時の文化やら出来事やら、多種多様なものをひっくるめたら
 それこそもう色々知ってるわよ、色々」

Icon
パルフィー先生
「色々、ですか……」

Icon
ミラージュ先生
「まぁ、そうねえ……その中でも、
 アナタが今必要としている古代語の知識ならそれなりにあるわよ。
 何か解読が難しいモノでも見つけたかしら?」

Icon
パルフィー先生
「あ、は、はい、実はそうなんです……
 出来れば、知識をお借りしたいなと……」

Icon
ミラージュ先生
「はいはい、良くってよ。
 その内容だとか背景だとかを紐解くのはアナタの役目だけどね」

Icon
パルフィー先生
「は、はい、ありがとうございます……」
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朝練戦闘
ワカメ
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ランク戦
ワカメ
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レイド戦
ワカメ
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第3パーティ岩嵐
PNo.12 リーシュVS岩嵐部隊長
PNo.22 スティカート=コン=アニマ岩嵐魔闘兵
PNo.41 ツィル・アストレイ・ユースティアス岩嵐魔闘兵
PNo.45 シャッセ岩嵐魔闘兵
PNo.299 サヤカ・ランガンフジ岩嵐救護兵
PNo.47 セレス=フローレンシア岩嵐魔法兵
PNo.409 夢宮陽子岩嵐救護兵
PNo.468 ロロット・ブランシュ岩嵐魔法兵
PNo.106 パウラ・イーブルノーツ岩嵐魔闘兵
PNo.308 フーラ・カティ岩嵐救護兵
PNo.513 メル・メイヤー岩嵐救護兵
PNo.697 ラムチャ=ブロックバスター岩嵐魔法兵
PNo.769 惜選 空慈岩嵐魔法兵
PNo.1024 モココ・ギヤ・ゴート岩嵐魔法兵
PNo.1033 ルナ・アズライト岩嵐魔闘兵
PNo.166 オリバー・レッドアイCHEER
PNo.521 イクリスタCHEER
PNo.706 レルタCHEER
PNo.551 トウル・アキナシCHEER
PNo.862 捧 怜太郎CHEER
PNo.1021 ナターシャ・セリメーヌCHEER
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レイド戦終了
ワカメ
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オシヨ は 540 SCを報酬として入手!
オシヨ は 27 TPを報酬として入手!
オシヨ は 54 RPを報酬として入手!
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探索
蟹
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探索中. . .
オシヨはSCを280、TPを18手に入れた。
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訓練
ワカメ
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訓練を1回選択!
オシヨは運命力が28増加した。
オシヨは運命力が29増加した。
オシヨは運命力が29増加した。
オシヨは運命力が30増加した。
オシヨは運命力が30増加した。

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ワカメ
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PNo.697 ラムチャ=ブロックバスター
PNo.769 惜選 空慈
に180SCを送った。

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オシヨは無詠唱を購入した。(SC-100)

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PNo.572 トラヴル
からスペル鬼裂を伝授してもらった!(SC-225)

PNo.697 ラムチャ=ブロックバスター
からスペル街区崩しを伝授してもらった!(SC-300)

PNo.765 喰慈
からスペルサモン:障壁を伝授してもらった!(SC-75)

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スペルNo.14 ラ・セーヌ のSP消費量が 2 減少!
威力が 16 減少!(TP-1)

スペルNo.14 ラ・セーヌ のSP消費量が 2 減少!
威力が 15 減少!(TP-1)

スペルNo.14 ラ・セーヌ のSP消費量が 2 減少!
威力が 13 減少!(TP-1)

スペルNo.14 ラ・セーヌ をアイテムNo.9 分割 で調律!(TP-1)

新スペル開発!
ラ・セーヌ は新スペルとして承認された!
スペル名:ラ・セーヌ

スペルNo.14 ラ・セーヌ をアイテムNo.7 無詠唱 で調律!(TP-1)
スペルNo.14 ラ・セーヌ の要素を除去。
スロット1 の要素 カウンター化 が砕け散る
砕け散った力が集まり、アイテムNo.7 として固定化! (TP+1)

新スペル開発!
ラ・セーヌ は新スペルとして承認された!
スペル名:ラ・セーヌA

スペルNo.15 龍脈暗示の符 をアイテムNo.7 カウンター化 で調律!(TP-1)

スペルNo.13 ブリュノワーズ をアイテムNo.8 地付与 で調律!(TP-1)
スペルNo.13 ブリュノワーズ の属性が 土 に変化!
スペルNo.13 ブリュノワーズ の要素を除去。
スロット2 の要素 水付与 が砕け散る
砕け散った力が集まり、アイテムNo.7 として固定化! (TP+1)
スペルNo.13 ブリュノワーズ のスペル名が シルクドソレイユ に変化!

スペルNo.14 ラ・セーヌ を調律しようとしたがアイテムNo.8 がなかった。

スペルNo.15 龍脈暗示の符 を調律しようとしたがアイテムNo.8 がなかった。

スペルNo.17 街区崩し をアイテムNo.6 打上 で調律!(TP-1)
スペルNo.17 街区崩し の要素を除去。
スロット2 の要素 幻惑付与 が砕け散る
砕け散った力が集まり、アイテムNo.6 として固定化! (TP+1)
スペルNo.17 街区崩し のスペル名が ガストロノミックオーバーラード に変化!

新スペル開発!
ガストロノミックオーバーラード は新スペルとして承認された!
スペル名:ガストロノミックオーバーラード

line


武器 エキュメー を 攻撃力強化!
エキュメー の 攻撃力 が 27 上がった!(TP-1)

防具 アセゾネ を 回避力強化!
アセゾネ の 回避力 が 13 上がった!(TP-1)

装飾 グラチネ を MMP/MSP強化!
グラチネ の MMP/MSP が 8 上がった!(TP-1)

使い魔 クワッチーサビラ の MMP が 10 上がった!
使い魔 クワッチーサビラ の MSP が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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レイド後
蟹
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激闘の中、ジャノン率いるスペリオル勢を抑え込んだ。

Icon
岩嵐のジャノン
「チッ、魔法が使えない世界じゃなかったのか?
 情報と全然違うじゃねぇか……!」

Icon
岩嵐のジャノン
「仕方ねぇ……お前ら! 撤退だ!

まだ残っていた兵士たちが次々に消えていく。
どうやら帰還の魔法を使っているようだ。


Icon
マスク先生
「よーし、皆。敵は去ったぞ!
 まだ完全に警戒は解けないが、とりあえずはお疲れ!」

Icon
学園長
「想定は上回っていたが、なんとか耐えきったか……
 さて、次は何をしてくるか……」












ゴゴゴゴゴゴゴ……

脅威を振り払ったという安堵の雰囲気が漂い始めたその時、
塔の方角から轟音が発生する。

Icon
マルル先生
うわわわ!? じ、地震なのだわ!?」

Icon
リベルタ先生
「いや、違う。これは……」

Icon
学園長
「しまった!」



塔が轟音と共に崩れていく。
学園の一部を巻き込み――。


Icon
ジャック
ハーッハッハッハ!

Icon
ジャック
「コルツィア団特製の強力地烈弾だぜェー!
 勝ったと思ったか! 安心したか!?
 ザまァみろォ!

Icon
ジャック
「……って、うわぁっ!



ジャックを巻き込み、塔は無惨にも崩れ去ってしまった。


Icon
パルフィー先生
「ああぁ……! 塔が……!
 このままでは――!」

Icon
ミラージュ先生
「あらら、最後の最後にとんでもない事するわねぇ……
 塔の加護は失われていたとはいえ……
 これじゃあスペリオルが攻め放題じゃない……」



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学園長
「……」

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学園長
「これでは……どうにもならないな……
 仕方がない……」

Icon
学園長
「……スフィア。
 ――願いの力は、使えるかい?」

Icon
???
「……1回だけ」



Icon
学園長
「そうか。
 これは、災厄を防ぎきれなかった私のミスだ。
 ……生徒たちに説明する時間も少ないが……やるしかない……

 時戻りの儀式を――」






※次回の授業イベントはありません。
 成長は行われます。
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次回予告
ワカメ
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Moonshiners遺跡の魔物たち
PNo.513 メル・メイヤーVSウィル・オ・ウィスプ
PNo.697 ラムチャ=ブロックバスターツナヒーラー
PNo.769 惜選 空慈這い寄る骨
PNo.862 捧 怜太郎CHEER
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次回朝練予告
亀
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次回ランク戦予告
ワカメ
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次回風紀戦闘予告
ワカメ
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