Secret Sphere
<<Week3
-WEEK4-

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Smart Diary
ヤドカリ
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人がいるのならモノとは区別した対応を取ること。
約束を守らねば他者の機嫌を損ねて利益を損ねること。
挙げれば数限りないそれらは人と人とが成す社会の一員となる上で最低限理解せねばならぬことで、この子供に周りの誰も教えてやれなかったことだった。
子供の駄々で自らの命の危うくなるやという時に、誰がその命を賭せるものか。
物心ついた時から子供が知るのは怯えた目、震える手足、合わぬ目線、逃げるように去るものたち。

そうであってもかろうじて、最低限とはいえ自然に社会にあるべきことを身につけていったと見えた子供を見て、人が口々に噂したのはそれこそがひとかけこの子供に残った「人間らしさ」だということだ。自らにさえわけのわからぬ力を振るうとはいえ、獣そのものではないらしいと。
それは世界の半分しか見えなかったものたちの見方にすぎない。
ただ人の教えなかったことを代わりに示した世界のあっただけだ。
子供にとっては物言う石たちが己を叱る父であり、己を慈しむ母であり、対等にある友であり、従うべき先達であり、注意を切らせぬ年少者だった。
今とてグレイグはその耳の大半を、学園の敷地の中に転がっている石たちとの対話に費やしている。
日の暮れて闇が万象を包み込むまで。

そうして寮へと帰った初日にグレイグを迎えたのは、上の学年の生徒に混じってロビーで待つ寮監の姿だった。
それが初めて、グレイグロウ・メイソンが人間に叱られた瞬間である。
普段の印象に輪をかけて優しげに、そっと小等部の生徒をたしなめるワーラビットを目を丸くして見上げていた12歳の子供は、もう遅いからと相手がそこそこに話を切り上げて部屋へ戻るよう指示したのも耳に入れずにしばらく立ち尽くしていた。それからとぼとぼと転移装置へ向かう様子は、傍から見れば初日から叱られたショックと見えただろう。
そこにある衝撃は、質としてはまったく違ったものだ。

元より物覚えは悪くない。
あの兎人は石みたいなものらしいし、石と同じ扱いをするべきだ。そのルールを覚えるのはそう遅くなかった。
それから今もグレイグは取ることのないフードの奥から菫色の目を光らせている。
この石でできた塔の見下ろす場所で、
人はどれだけ石と同じ振る舞いをするのかと。
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パーティメッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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メッセージ
蟹
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メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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参加コミュニティはありません。
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アイテム
くらげ
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グレイグはとれたて野菜のゴロゴロシチュープレート を食べた。

魔法学園指定農場で採れたばかりの野菜を濃厚なミルクでコトコトと、
優しい味わいのシチューに。パン付き。

MMP/MSPが増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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マルル先生
「ふぅ~……今日もお野菜たち、たっくさん収穫できたんだわ~」

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ソージロー先生
「おお、マルル殿。
 いや、これは見事な野菜たちですな。
 お一人では大変でしょう、拙者もお運びしましょう」

Icon
マルル先生
「あ、ソージロー。
 ありがとう、助かるんだわ~!
 思いのほかたくさんの収穫になったんだわ」
Icon
マルル先生
「運んでくれたお礼に、
 ソージローにもお裾分けするんだわ!
 お野菜は好き?」

Icon
ソージロー先生
「かたじけない。
 ええ、野菜は好きですな。
 自分で漬物を作ると、中々面白く」

Icon
マルル先生
「へえ~自分で?
 いい趣味なんだわ、それじゃ多めに分けてあげる」

Icon
ソージロー先生
「ありがたいですな、完成したら拙者も差し上げましょう。
 しかし、野菜を一から育てるというのも興味がありますな」

Icon
マルル先生
「あ、ホント? 畑はまだまだ空きスペースあるし、
 良かったらソージローも何か作ってみたらいいんだわ
 アタシも自分の畑をよく見に来るから、
 ソージローが忙しくても大丈夫だわよ」

Icon
ソージロー先生
「宜しいので?
 では……お言葉に甘えて、大根等を……」

Icon
マルル先生
「はーい、了解なんだわ!
 大きくなるのが楽しみだわねぇ~!」
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通常戦闘
ワカメ
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音なき砂塵が舞う遺跡の魔物たち
PNo.637 グレイグロウ・メイソンVS苔スライム
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探索
ワカメ
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探索中. . .
グレイグはSCを230、TPを13手に入れた。
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《使い魔術》
ワカメ
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Icon
チャーミィちゃん
「ワッワ!! ワンッッ!!
(きょうも 来たか! よい心意気だ!!)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワフ!! ワンワンワ!!
(では、使い魔術の じゅぎょうをはじめる!)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワン、ワンワンワン
(もう たんさく とやらは行ったとはおもう)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワン! ワンワンワ、ワン?
(召喚術を使っている者もいるかもしれないな?
 あれも、一種の使い魔を呼び出して戦うものだ)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワッキュン、ワンワン
(違うのは、使い魔は術者とチカラを共有しているからな、
 術者のスペルが使用できるのだ!
 召喚している使い魔は、
 魔力を供物にその場限りというものばかりだな!)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワフワフ、 ワンワン……
(ほんらいならば、召喚術はおいしい肉などを用意して
 手順を踏まねばならないのだが……)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワン……ワァン……
(あの狂人……リベルタが調整して、
 魔力のみで呼び出せるようにしているそうだ)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワンワンフ! ワン、ワン
(とはいえ数が増えれば、心強いことに変わりない!
 がんばって従えるといい!)」















Icon
チャーミィちゃん
「グウ……グウ……
(ぐう……ぐう……)」

Icon
チャーミィちゃん
「ハッ! ワン! ワワン……ワン
(はっ! しまった!
 さきほどウマい肉を、たらふく食べてしまったから……
 つい……)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワキュ……キュ~ン
(学園長には ないしょだぞ)」

《使い魔術》の授業を1回選択!
グレイグはMHPが32増加した。
グレイグはMMPが12増加した。
グレイグはMSPが12増加した。
グレイグはMMPが13増加した。
グレイグはMSPが13増加した。
グレイグは魅力が12増加した。
グレイグは魅力が12増加した。

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くらげ
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グレイグはエレメント:ヘビーを購入した。(SC-100)

グレイグはエレメント:エアを購入した。(SC-100)

グレイグはターゲットを購入した。(SC-100)

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グレイグはアイテムNo.3 エレメント:ヘビーを私有化!

グレイグはアイテムNo.4 エレメント:エアを私有化!

グレイグはアイテムNo.9 ターゲットを私有化!

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スペルNo.7 エレメント:ヘビー をショップNo.2010 攻撃連鎖化 で調律!(TP-1)(SC-100)

スペルNo.8 エレメント:エア をショップNo.2001 火付与 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペルNo.8 エレメント:エア の属性が 火 に変化!

スペルNo.8 エレメント:エア をショップNo.2010 攻撃連鎖化 で調律!(TP-1)(SC-100)

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武器 ポケットにいっぱいの石 を 攻撃力強化!
ポケットにいっぱいの石 の 攻撃力 が 20 上がった!(TP-1)

防具 土汚れの目立つ制服 を 回避力強化!
土汚れの目立つ制服 の 回避力 が 8 上がった!(TP-1)

装飾 周囲舞う砂塵 を MMP/MSP強化!
周囲舞う砂塵 の MMP/MSP が 6 上がった!(TP-1)

使い魔 ラダイト の 回避力 が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
くらげ
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次回予告
ワカメ
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魔法学園の生徒遺跡の魔物たち
PNo.637 グレイグロウ・メイソンVS歩行コウモリ
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チョコレートイベント
ワカメ
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心なしか、甘い香りが学園内を包み込むこの季節。
チョコレートの祭典を迎え、皆が一喜、あるいは一憂し、
どことなく甘くゆるい雰囲気が漂っていた。

そして一喜も二喜もしているのが――

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ベティ
「いらっしゃいませ~~!!!
 各種チョコレート、並びにプレゼントご用意しておりま~す!!
 ブランドチョコレートから製菓用まで、幅広~く
 たっくさん用意しておりますよ~!」

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ベティ
「気になるあの人には勿論の事!
 ご友人同士や先生方、そしてモチロン自分へのご褒美に!
 ぜひぜひ!! お一つどうぞ~!!」

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スカーレッド
「オ~ッホッホッホッホ!!
 ご機嫌よう、ベティさん!
 わたくしが頼んでおいたチョコレートは届いておりまして?」

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ベティ
「これはこれは!! スカーレッド・フォン・テラー様ではありませんか~!
 モチロンです! 高級な薔薇のチョコレート、各種入荷しておりますよ~!」

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スカーレッド
「流石ですわね!
 ではいつもの通り、テラー家に請求しておいてくださいませ!」

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スカーレッド
「ラングリース先生もきっとお気に召してくださいますわね!
 フフフ……それでは素敵な一日を!」

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ベティ
「毎度ありがとうございましたぁ~!!」

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ベティ
「……フフフ、この日は多少高くても売れますね~……」



☆チョコレートの祭典、バレンタインの季節になりました。

基本宣言の最後尾にて、
バレンタインイベントが開催されています!
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レイド予告
ワカメ
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唐突に、腹の底まで響くかのような大きな地鳴りが響く。
それはまるで、地下深くで何かが蠢いているような――。

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学園長
「……来たか……」

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リベルタ先生
「いや、まだであるな。」
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リベルタ先生
「ただ……このままいけば、結界が決壊するのは――
 4週間後といったところであるな」

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マスク先生
「なあ今、どさくさに紛れてダジャレを言わなかったか?」

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リベルタ先生
「そんな事はどうでもよろしい。
 ふざけている場合ではない」

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マスク先生
「……」

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学園長
「ま……そろそろ動くころだとは思っていたよ。
 これだけ大規模に生徒の募集をかけ、
 あちらの世界の入り口に足を踏み入れたんだ。
 動きがないわけがない」

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学園長
「楽しみじゃないか、ああ。
 我々の可愛い生徒たちを全力で守り、守られ、敵を討ち取る……
 その瞬間が近づいている、そう思おう」

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マスク先生
「簡単にいけばいいけどな……」


――スペリオルによる侵攻に、動きがあった。

どうやら【第8回更新】時にレイドイベントの予告が発生するようだ。
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