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-WEEK3-
Smart Diary
とりあえず、と通された寮の一室でこの日記を書いている。今夜は私一人のようだ。寮の名前を忘れた。ずっとここに住むことになるかは分からないが、明日寮監の先生?にもう一度聞いておかなければ。
現状を認めておく。
ここはグラディアスの魔法学園で、私は大学部に編入した。大学部というのは誰でも編入できる部で、それ以下の初等部~高等部は年齢制限があるらしい。気がつけばこの世界にいたということしか分からないが、外見的にも精神的にも大学部で妥当であろう、そういう結論に出願窓口担当者とともに至った。根気強く話を聞いてくれた担当者には感謝の言葉しかない。生活が安定したら近くにあるという街で何か差し入れでも買っていこうと思う。
聞かせた話というのは、どうやら私は記憶喪失らしい、ということである。
気がつくと見たことのない森の中に立っていた。ここはどこだろう、と辺りを見回したが、記憶に靄がかかったようにはっきりしない。おや、と、試しに自分のことを思い出そうとして、おや、と思った。思い出せない。
名前は分かる。ニイエカンシジリョアキオルマ。イル、と呼ばれていた。
ただそう呼んでいた者のことも、一刻前にどこにいたかも、いつの生まれでどういう生を営んできたのかもなにもかもはっきりしない。
まあ分からないということが分かっただけでも収穫か、と思い直したところで、少し先の木の陰から覗いた瞳と目が合った。私と同じぐらいの背丈、四つ目、何本足かは分からないが、口は一つだったと思う。大口を開けてこちらに向かってきたから、敵意というか食欲はあったのだろう。
と、書いていて気づいたが、大口を開けて急接近し甘噛みする、などがかの種族の友好の証だったらどうしよう。なんだかんだでおそらく屠ってしまった。分からないけれど。
一応は平和的に逃走を試みたのだ。よく分からない静かな森の中、助けが得られる見込みは低かったが誰かいないかと叫びながら、また辺りに注意を払いながら木々の間を走った。相手の方が数段早かった。ちらりと振り返ろうとしたその横に大口が開いているのを見た瞬間、「オレサマオマエマルカジリ」という言葉が脳裏に浮かんだ。
次いで、マコウィッルギメネキツヤガジュという名とその持ち主の見事な毛並みが走馬燈のように浮かんだかと思うと、フギャッという威嚇の大声とともに大きな毛玉というには随分重さがあるものが降ってきた。その感触を私は知っていて、それどころではないというのに泣きそうになった。間違いなく私が知っている、ウィだった。
彼を顔で受け止めてふらついたものの襲われる気配はなく、むしろウィが襲っていた。ウィが唸ればかの者(と書くことにする。ここの常識がわからないから異形かどうかも何とも言えない)は怯んだ。ウィが何か飛び跳ねたり鳴いたりする度に動きが鈍くなり、やがて動かなくなりその身体ごと消えた。
一難去って、さてどうしようかと再度辺りを見回したところ、大きな塔が見えたのでそこへ向かうことにした。かの者含めて誰にも会わず、3回私が知っている朝が来て夜が来た。ウィがいたので暖を取るのには苦労せず、また所持品を改めてみると携行食と水があったのでそれで食いつないだ。
そうしてこの学園にたどり着いた。
私の記憶が何故なくなったかは分からない。もう一度なくしてしまった時、より多くを忘れてしまった時のために、ここに備忘として残した。
まあ、何とかなると思うよ。私。
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□寮の名前の確認(寮監の名前も)
□出願窓口担当者に差し入れ
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
メッセージはありません。
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
参加コミュニティはありません。
アイテム
イルは薬草ティーセット~季節のお菓子付き~ を食べた。
複数の薬草をブレンドした魔法学園オリジナルティーと、
季節のお菓子が付いたティーセット。
運命力が増加した!
魔法学園の声
マルル先生
「はぁ~い、何か質問がある人は~?」
モヒカン
「はい、先生!」
マルル先生
「おっ、モヒカンヘッドくん。今日も熱心だわねぇ」
モヒカン
「いや、俺にはまともな名前が……」
マルル先生
「で、なんだわさ?」
モヒカン
「この合成治癒魔術の間に書かれた×って文字の意味が分からないっす!
教えてくだせぇ!」
マルル先生
「うん、まずは算数から勉強しようか」
通常戦闘
魔法学園の生徒
遺跡の魔物たち
PNo.997 ニイエカンシジリョアキオルマ
VS
オークX
戦闘終了
オーク・X・アムステルダム
皆から愛を込めて【用務員さん】と呼ばれているオークさん。
「○○ですまない……」が口癖で、とあるオークに憧れている。
好きな食べ物は黄金リンゴパイ。
生徒全員を相手に戦うという中々過酷な業務をこなした。
オークX
「フウウ…………」
オークX
「オラ、こんなもんで良かっただかなぁ……?
オメェも、痛いところは無いだか?」
オークX
「ちょっと痛い目にあってたらすまない……
これ、お駄賃だ」
オーク・X・アムステルダムが
500
SCくれた!
ついでに
20
TP手に入れた!
名称不明
魔法学園の学園長。
フードをかぶっていて顔は見えないが、声はまだ若い。
オーク用務員に無茶振りをした張本人。
好きな食べ物はまほがくランチプレート。
学園長
「やあ、双方ともお疲れ様。
おかげ様で良いデータが取れたよ」
学園長
「ちなみにオークXくんには射程8に改造して、
その分威力や命中を落としたチャージを渡したよ」
オークX
「ええ……?」
学園長
「威力を減らすとダメージが減るとはいえ、彼の攻撃は痛い。
シールド等はできるだけつけておいたほうが良い」
学園長
「さて、それじゃ、オークXくんは休憩していていいよ。」
オークX
「それじゃ、オラは先に失礼するだよ
お相手ありがとうだ」
学園長
「君には今後の説明を軽くしておこう
疲れているだろうが、もうちょっとだけ付き合って欲しい」
学園長
「……さて今後なのだが、
この学園の中心に塔が建っているのは知っているね?」
学園長
「皆自分が受けたい授業ややりたいことをして貰いながら、
塔の地下に広がっている遺跡を探索してもらうことになる」
学園長
「塔の地下に広がる遺跡はとても広く、深い……
遺跡にはスペリオルからやってきた魔物や兵士がうろついている。
同時に、スペリオルから流れてきた
アイテムが発見されてもいるんだ」
学園長
「それらは全て……この世界の侵攻に対抗する力になる。
敵を倒せば当然経験が積め、アイテムやスペルは解析すれば
この世界を守る力となるだろう」
学園長
「入園式の時の言葉と重なってしまうが、
我々は君たちを全力で守るつもりだ。
是非ともそれに応えてくれるように信じているよ」
学園長
「……無論強要はしないが、ね」
学園長
「それじゃあ、疲れている時に長々とすまなかったね。
次回までにゆっくりと心と身体を休めてくれたまえ」
学園長
「それでは、失礼するよ」
探索
探索中. . .
イル
はSCを220、TPを12手に入れた。
《治癒魔術》
マルル・メルル
ウサギの獣人の教師。フェルゼン寮監。
およそ130cm程ととても小柄だが、いつも生徒の相談や世話を焼いている。
例え相手が不良であれども、根気強く魔法を教えている。
好きな食べ物はニンジンとキャロットカトルカール。
マルル先生
「ワタシの授業にようこそだわ!
一緒に治癒魔術を学んでいきましょうだわね」
マルル先生
「読んで字のごとく、ワタシの授業では
傷や病を治せるような魔法を勉強をしていくだわよ」
マルル先生
「モチロン簡単にはいかないかもしれないけれど、
それでも小さな切り傷一つでも治すことができれば、
そこから侵入してくる病気も必然的に予防が出来る」
マルル先生
「日常生活においてもとっても役に立つハズだから、
一緒に頑張りましょうだわ!」
マルル先生
「まず触りから始めるから、安心してちょうだいだわ」
・
・
・
マルル先生
「……うんうん、良い感じだわ。
時間も丁度良いし、
今日はこのくらいにしておきましょうだわ」
マルル先生
「初めて誰かのケガや病を治したときの、喜びを
皆に知ってほしい。
それだけでワタシも嬉しいだわね」
マルル先生
「それじゃあ、今日はここまで。
また会えるのを楽しみにしてるんだわよ」
《治癒魔術》の授業を2回選択!
イル
はMHPが31増加した。
イル
はMMPが10増加した。
イル
はMSPが10増加した。
イル
はMMPが10増加した。
イル
はMSPが10増加した。
イル
は運命力が10増加した。
イル
は運命力が10増加した。
イル
はMHPが32増加した。
イル
はMMPが10増加した。
イル
はMSPが10増加した。
イル
はMMPが11増加した。
イル
はMSPが11増加した。
イル
は運命力が11増加した。
イル
は運命力が11増加した。
目的の決定
次回予告
魔法学園の生徒
遺跡の魔物たち
PNo.997 ニイエカンシジリョアキオルマ
VS
苔スライム
次回朝練予告
魔法学園の生徒
魔法学園の生徒
PNo.997 ニイエカンシジリョアキオルマ
PNo.105 キーラ・スファレライト
次回ランク戦予告
生徒No.997
生徒No.472
PNo.997 ニイエカンシジリョアキオルマ
PNo.472 Aura