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-WEEK3-
Smart Diary
2.殲滅と庇護(1)
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数年前、幸せだったと言える時間が僕にもあった。
友人と言える、4人の同世代の子供と笑い合った日々。
遊びなんてものを知らなくて。
だから5人で『どこへ行こうか』なんて楽しそうに決めて。
その場所の景色を見て、綺麗だねって、笑い合う、そんな日々。
その中の一人、体格が一番良くて力が強い彼が言った。
『みんなの事、俺が護ってやるよ! 腕っぷししか自慢できねえけどさ!』
快活に笑って放たれたその言葉を、僕は決して忘れはしない。
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現在地点:殲滅の国
考える。
自分の国を出られたのはいい。
基本、自分の国を出るという事など考えられない。
自分の信ずる神の膝元から、進んで出ようとなど誰も思わない。
だが、出ようと思うののであれば、信ずる相手を変える時というものが挙げられる。
そうでないならば、別の国への侵攻と見做され……入ることが難しいかよしんば入れたとしても直後に攻撃されて終いだ。
だからこそ、自分は今まで自分が信じ、敬愛した存在から離れることになった。
そこまでの代償を払ったのだから、寧ろ無事につかねばやってられない。
それに、門番を担当するのはこの世界でも稀有な『信ずるものを持たぬ者』。
どの神の教えにも恭順することなく、生きる人々、その系譜。
僕が神の敵となっていたとしても、彼等にはそれを咎める義務はない。
というわけで、ここまではいい。
問題はその先だ。
「……はあ」
ため息を一つ。
白の石畳が敷き詰められたのは、元の国と同じだがその石畳にはところどころ刃による傷がある。
建物も、石造りな点は共通だが壁が防壁といった具合に強化もされている。
その点については来る前から解っていたことである。
『ため息をついてどうしたのですか』
何処からともなく聞こえる声。
これがもっぱら、僕の悩みの元凶の一つだ。
『いや、僕の中に"創造と節制の神"なんてものが同居することになるとか想像すらできなかったなあって』
『あまり気にしてないと思っていたんですけど』
『僕の見たことや思考が他の人にもただ流れって、今更ではあるけど気にしない訳じゃないからね。
元々いたもう一人の方は僕とコミュニケーションをとるつもりがないからだんだんと気にしなくなっていったんだけどさ』
こっちコミュニケーションがっつりとるんだもんなあ。
ついでに言えば、"創造と節制の神"というものの仕事は忙しいらしくこの世界にて人がどう生きているかなんてことは他の神に任しているとのことだ。
つまりは。
『そう言えばこの国の建物は随分、頑丈そうですね。どうしてでしょう?』
という質問がたびたび飛んでくる。
『この国の教義、によるものだね。"殲滅"の名を背負っているだけあって、敵は全て殲滅って思考だからね。
他の国に攻め入ることを考えて市街戦をこういうところでやってることもあるんだよ。
だから国防もかねて住宅は軒並みあんな感じ。
ちなみに、子供以外ここの国民は軒並みなんかしらの戦闘能力を持ってるよ。
僕の身がばれたら終わりだね』
白いローブの下、白を基調とした動きやすい服装を着こんでいる。
ローブのフードは深くかぶり、前髪も伸ばして顔を隠している。
この国でも白は良く着られる服であるし、暗器使いであるならばローブでもおかしくない。
だから目立ちはしないだろう……金糸の装飾が入っている点をどう見られるかによるが。
『で、欠片はどこにあるって?』
『ああ、ここからあちらの方だな』
何かに引っ張られる感覚が起きる。
なるほど、この引っ張られる先にそれがあるのだなと。
ついでに脳裏でこの国の大まかな地図を引っ張り出す。
うん。
『……大神殿じゃん。よくてその周辺の市街地』
『大神殿?』
『神の主な執務場所、筆頭司祭をはじめとした高位司祭の詰め所でもあるよ。
簡単に言うと国防の最高峰』
『大丈夫なのか?』
『そこを疑問に思ってくれるぐらいの知識はあるようで何より。
さすがに市街地にあって欲しいって祈るかな。
大神殿の内部にあったら僕にはお手上げだよ』
使える手札は少ない。
旅の為に会得した技術は、格闘技術と盗賊技術。
前者は我流。
神の元を去ったため、"奇跡"を使うことはできない。
筆頭司祭をはじめとした、高位司祭が持っている物も僕はない。
だからこそ、かすめ取って逃げるしかない。
「……何かの意識を内に入れることができる、それがなければ僕に適性はなかったね」
ぼやき、皮肉に笑う。
ああ、本当に皮肉だ。
未だに、覚悟を決めたというのに未だに心が、引きつる。
「ともあれ、まだ国境に近い町。
ここから近づいて行かないとだ」
食料と水の残量を確認。
この街での補給が必要か判断。
ここから先の道程で痛むことを考え、ここでの補給を止めて歩を進める。
「野宿にならないルートなら、さて……急ぐとするか」
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過去から現在へのトリビュート(その1)
ある神は、『魂の棺』と呼び。
ある神は、愛し子の中と呼ぶ。
その様な場所に今は二人。
「貴方には、いくら謝っても許されないことを、しました」
「わかっているのならばそれでいい」
方や、白い薄絹のような衣装を身に纏った金髪の女神。
方や、質素な服に身を包み、むき出しの腕を組んだ銀髪の青年。
周囲は草原、ただ抜けるような青の空が広がる場所。
だが、青年の立っている周囲だけ草が枯れてしまっている。
「何故、ですか。何故、怒りを私に向けないんですか」
「俺の怒りは既に向いている、この世界すべてに、神というその存在に左右される世界すべてに」
ため息を吐く青年のそれは、疲れを含んだものだった。
「それを抑え込んでいるこいつには申し訳ないとは思っている。だが、どうにもならない。謝罪されても、これは消えん。
そんなものを向けている、お前ひとりに向ける物など既に無い」
「……ごめん、なさい」
「謝罪を向けるなら、相手が違う。もっとも、こいつもその謝罪を受け取ることはないだろうがな」
青年は深く、ため息を残す。
「……本当に、お前はこいつに謝罪するべきだ。あの神はわかっていた。だから苦しそうに、見送った」
「どういう、ことですか? たしかに、私はこの方……アイダスが信じていた神を奪いました。
あの子が、彼の平穏な生活とあなたの命を奪いました。あの神が、苦しそうにするなど」
「この旅路は、こいつにとって苦しいものだという事だ。こいつは元々旅をしたいと願っていた。
それは、ある人達に会うためだ。会って、祝いたい。そんな小さな願いをかなえることが難しいと解っていながらも抱え続けていた」
皮肉気に青年は笑う。
「ああその願いは、この旅で願いの半分は叶うだろうよ」
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パーティメッセージ
PNo.557 ミュゼット・フィールド
からのメッセージ:
ミュゼット
「わーーーーーい!!
みんな揃ってるのです~~!!!
みんなが一緒に揃ってるのってあんまりないから
ミュゼ嬉しいのです~~!!!」
ミュゼット
「探索ってちょっとコワいですけど、もしお宝が見つかったら……」
ミュゼット
「借金大返済ですよ~~!!!
これは挑まざるを得ないです~!!!」
ミュゼット
「でも、ミュゼはあんまり戦えないので……
みんなでチカラを合わせて探索しましょうなのです!!」
ミュゼット
「ミュゼは、その代わりキズを治したりできるので!!
痛いところがあったら遠慮なく言ってくださいなのです!!」
ミュゼット
「はあ~どきどきしてきたです~~」
メッセージ
PNo.557 ミュゼット・フィールド
にメッセージを送った。
PNo.234 フェリックス・バーネット
からのメッセージ:
フェリ
「よーー一緒に頑張ろーぜー」
フェリ
「君がいるなら大丈夫な気になってくるんだよなー
借金も
」
PNo.516 サンディスプレ・アイス
からのメッセージ:
サンディ
「アイダスおにいさんこんにちは!
サンディですよ、あの時はお話ししてくれて
ありがとうございました!
ねえおにいさんはほんとは、
あんまりお国のこと好きじゃない?
あ、ううん つまんなさそうとはまったく
おもわなかったんだけれど・・・」
「・・・なんでもない!
よかったらまたお話ししてね。それじゃあ!」
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
コミュニティNo.409 メーア寮【蒼月の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.541 木漏れ日広場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.609 木霊空木の孤独森
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.636 空望みのバルコニー
で、0人の発言がありました。
アイテム
アイダスはまほたま丼 を食べた。
ほかほかのごはんに甘辛い卵とじを乗せた丼ぶり。
お好みでアツアツの出汁をかけて。
回避力が増加した!
マスク先生
「……ん? アイダスも、まほたま丼にしたのか?」
マスク先生
「美味いよな、これ。
他にも美味そうな学食はあるが、
俺はついついこれを選んでしまう」
マスク先生
「早く出てきて早く食べ終われるから利便性も兼ねているしな」
マスク先生
「……ああ、ちゃんとゆっくり食べるんだぞ」
魔法学園の声
ミラージュ先生
「はぁ~……」
ラングリース先生
「おや、ミラージュ先生。
貴女ほど美しい女性が溜息とは、どうかしたのかい?」
ミラージュ先生
「あらラングリース先生。
……いえね、何でもなくってよ」
ラングリース先生
「ふむ……思わせぶりな態度は猶更気にはなるものだ。
私で良ければ相談相手になりますよ、レディ?」
ミラージュ先生
「そう?
実はわたくし、次の授業で使うマンドラゴラが足りなくて困っていますのよ
アレ、収穫するにもなかなか大変でしょう?」
ミラージュ先生
「はぁ~~……
どこかにマンドラゴラを収穫してくださる紳士は
いらっしゃらないものかしら」
ラングリース先生
「フッ……同僚であり麗しのレディが困り果てている姿を
放っておくことなど出来ようか。
安心なさい、私が採って参りましょう」
ミラージュ先生
「あらぁ、ホントォ?
とっても助かるわぁ~、はい、じゃあ
生徒の数だけ
ヨ・ロ・シ・ク」
ラングリース先生
「……」
ラングリース先生
「このラングリース、二言は無い!」
朝練戦闘
高利貸黙示録〜債務者達の沈黙〜
東風解凍
PNo.234 フェリックス・バーネット
PNo.5 アズハ
PNo.514 アイダス・ミラビリア
PNo.50 オニガシマ=イマガイ
PNo.557 ミュゼット・フィールド
PNo.55 ミクリヤ
PNo.275 ジャルディーノ・ボサビティ
CHEER
CHEER
PNo.500 イトヒコ
ランク戦
生徒No.514
生徒No.201
PNo.514 アイダス・ミラビリア
PNo.201 くー
通常戦闘
高利貸黙示録〜債務者達の沈黙〜
遺跡の魔物たち
PNo.234 フェリックス・バーネット
VS
遺跡のカニ
PNo.514 アイダス・ミラビリア
土くれゴーレム
PNo.557 ミュゼット・フィールド
遺跡のゴブリン
PNo.275 ジャルディーノ・ボサビティ
CHEER
探索
探索中. . .
アイダス
はSCを220、TPを12手に入れた。
《探索学》
ジル先生
「さて……面倒だが今日も授業を行う」
ジル先生
「……以前見た顔が居るな」
ジル先生
「ま……何でも良い
とっとと授業を始めるぞ」
ジル先生
「……探索のことだが、
塔の地下は我々教師陣もある程度は探索している。
が、それでも調査しきれない事が多い」
ジル先生
「単純に、地下迷宮は広く深すぎる。
加えて、知っているだろうが
通常の手段では侵略者どもに歯が立たん」
ジル先生
「いついかなる時に襲撃が来るかもわからず、
教師全員が学園を留守にするわけにもいかないからな
そこでお前たちが駆り出されるわけだ」
ジル先生
「まず地下の迷宮には魔法生物や侵略者が徘徊している。
こいつらは学園長他、魔術に長ける教師が
入り口に幾重にも結界を敷いているから、
簡単に地上には出られないようになっている」
ジル先生
「とはいえ放っておけば鼠算、いずれは突破されかねん。
お前たちの訓練を兼ね、先兵の数を減らしてもらう
という事になっている」
ジル先生
「……仮に死にかけても、
Smartbookがあるからどうにでもなるしな」
ジル先生
「その証拠になるかはわからんが。
以前ラングリースが遺跡でボロ雑巾と成り果て、
強制帰還したのだが……
翌日には何事も無かったかのようにピンピンしていたぞ」
ジル先生
「……
チッ
」
・
・
・
ジル先生
「……時間だ、終了する」
ジル先生
「無駄に怪我をしないように知識をつけておけ
怪我されるとその分戦力が減るからな」
ジル先生
「では解散」
《探索学》の授業を1回選択!
アイダス
はMHPが32増加した。
アイダス
は回避力が11増加した。
アイダス
は回避力が12増加した。
アイダス
は素早さが10増加した。
アイダス
は素早さが11増加した。
アイダスは凍結付与を購入した。(SC-100)
アイダスはカウンター化を購入した。(SC-100)
アイダスはチャージを購入した。(SC-100)
アイダスはターゲットを購入した。(SC-100)
アイダスはペインを購入した。(SC-100)
アイダスはアイテムNo.5 チャージを私有化!
アイダスはアイテムNo.6 ターゲットを私有化!
アイダスはアイテムNo.7 ペインを私有化!
スペルNo.3 チャージ をアイテムNo.4 カウンター化 で調律!(TP-1)
スペル名が カウンターチャージ に変化!
スペルNo.5 ペイン をアイテムNo.3 凍結付与 で調律!(TP-1)
スペル名が アイシクルペイン に変化!
武器 肉厚のナイフ を 命中力強化!
肉厚のナイフ の 命中力 が 10 上がった!(TP-2)
防具 防刃マント を 回避力強化!
防刃マント の 回避力 が 14 上がった!(TP-2)
装飾 黒の手袋 を MHP強化!
黒の手袋 の MHP が 115 上がった!(TP-2)
目的の決定
次回予告
同情するなら金をくれ!
遺跡の魔物たち
PNo.234 フェリックス・バーネット
VS
遺跡のカニ
PNo.514 アイダス・ミラビリア
土くれゴーレム
PNo.557 ミュゼット・フィールド
歩行コウモリ
PNo.275 ジャルディーノ・ボサビティ
CHEER
次回朝練予告
同情するなら金をくれ!
移ろいの四季
PNo.234 フェリックス・バーネット
PNo.575 プランタン・ボー
PNo.514 アイダス・ミラビリア
PNo.576 エテ・ボー
PNo.557 ミュゼット・フィールド
PNo.578 イヴェール・ボー
PNo.275 ジャルディーノ・ボサビティ
CHEER
CHEER
PNo.577 オトンヌ・ボー
次回ランク戦予告
生徒No.514
生徒No.308
PNo.514 アイダス・ミラビリア
PNo.308 フーラ・カティ