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-WEEK2-
Smart Diary
手を出せば崩れそうな物の山が所々に出来上がっている、フランメ寮の散らかった部屋。の、ベッドの上。
腰をかけ、足を組んだ大柄の青年は、自身の使い魔と対面していた。
「適当な名前つけたのは悪かったさ…思い付かなかったんだよ。」
癖なのか何なのか。
青年はひらひらと手を動かし、軽い調子で使い魔に話し掛け続ける。
ラウダ
「でもしょうがないだろう?キミに名前なんてものはないのだし、
第一、そんなものをつけられて一番困るのは キミじゃあないか。」
返事はない。
「………さぁほら、わかったのならそういつまでもいじけてないで、機嫌を直したまえ。」
返事はない。
手袋をはめた掌をするりと差し出す。
「仲直りの握手?とやらでも行おうではな」
ベチッ
「…………………………」
叩き落とされた手をぷらぷらと。
ギギ、とベッドが軋む。
「本当に炙って食っちまおうかね」
眉をひそめ、あからさまに不機嫌な顔をしている主なぞどこ吹く風と、使い魔はそっぽを向いた。
目を細め、使い魔へ手を伸ばし。青年がそれをひっ掴もうとすれば『
バチン
』と音が鳴り響き、黒い手は強く弾かれる。
激しく痛む手で拳を握り、舌打ちを溢した。
「形式上は俺の使い魔だという自覚がないのかい、キミは。
もう少し受け入れてくれたまえよ。」
ごる、ぐ、ヴろろ、と、鳴き声というには野太くおぞましい声をあげ、”使い魔”は返事をする。
「五月蝿いね。そんなことはきいちゃいないよ。君の主から言いつけられなかったのか?余計なことは言うなッてさあ。」
次は返事は返されず。
それはぬるりと液体のように布団の上を移動し、ベッドの下へと潜り込んだ。
「アこら」
「全く…誰に似たんだか。お前の主だってそこまで気難しかないだろうに。」
返事が返ってくる。
「俺?
俺だってそこまでじゃあないし、チビん時もそんなんじゃなかったさ。」
「そもそも、俺はキミと同じく似てゆく側だよ。」
「実感があるだろう?」
3拍程の沈黙ののち、返事が返ってくる。
「キミは俺に対して無駄に情があるね。」
「的外れなことを言ってくれるな。
元から無い命だったんだ。感謝こそすれど恨みはしない。
余計な心配だよ、それは。」
返事が返ってくる。
足を組みかえ、床に視線を落とす。
「ははあ。可笑しなことをきくじゃアないか。」
「お前達に本音で語れることなど一つもないよ。わかっているだろ。真に受けるな。」
沈黙。ベッドの影が揺れる。
「まぁいい、折角なんだから、使われ同士仲良くしようぜ。
名前に関してもまぁ…いい感じのを思い付けるよう努力する。これは本当だよ。またキミに拗ねられては面倒だからな。」
地鳴りのような鳴き声。
潜った場所から、おもちゃのような黒い手が伸びる。
「おやァ?いいのかい。さっきまであんなに文句を垂れていたのに。」
ずる、と ベッドの下から球体の関節が5、6個とあらわになり、持ち上がった冷たい指先が布団に触れ、ローブに触れた。
頬杖をついて様子を見ていた青年は訝しげに目を眇め、かくりと首を傾ぐ。
「何……、…ぁア、仲直りの握手かな。」
「んはははよかろうとも。俺は優しいからね、受け入れてやろうではないか。」
足に触れたおもちゃの手を掴み、取り敢えず握って軽く縦に振る。
見た目に反し弾力があり、ぐんにゃりとしたそれをすぐに離せば、振り払わんばかりの速度で再びベッドの下へ消えていった。
「そこで寝るのかい?狭いだろうに。」
返事はない。
「…………使い魔ってのは皆扱い難いのかね」
ぼやき。
ローブを着たまま、狭いベッドに倒れて。
何度か声をかけても変わらず返答はなく。仕方がないため、青年も虚ろと泥に沈み、眠りについた。
一応、頭の隅の隅で 使い魔の名前を考えながら。
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
メッセージはありません。
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
コミュニティNo.220 フランメ寮のどこかにある部屋
で、0人の発言がありました。
アイテム
ラウダはまほたま丼 を食べた。
ほかほかのごはんに甘辛い卵とじを乗せた丼ぶり。
回避力が増加した!
魔法学園の声
マスク先生
「……ふう、教師というのも大変なもんだな……」
学園長
「そうか? 意外と楽しそうにやっているように見えるが」
マスク先生
「うわっ、背後からいきなり出てくんじゃねぇ!
……今までしたことのない事だからな、授業内容も手探りだ」
学園長
「ふーん」
マスク先生
「ふーんて。
……まあ、今はやれることをやるだけだな……」
学園長
「生徒に手は出すんじゃないぞ」
マスク先生
「
誰がするかァ!
」
通常戦闘
魔法学園の生徒
用務員
PNo.324 ラウダ・オーラルト
VS
オークX
戦闘終了
オーク・X・アムステルダム
皆から愛を込めて【用務員さん】と呼ばれているオークさん。
「○○ですまない……」が口癖で、とあるオークに憧れている。
好きな食べ物は黄金リンゴパイ。
生徒全員を相手に戦うという中々過酷な業務をこなした。
オークX
「フウウ…………」
オークX
「オラ、こんなもんで良かっただかなぁ……?
オメェも、痛いところは無いだか?」
オークX
「ちょっと痛い目にあってたらすまない……
これ、お駄賃だ」
オーク・X・アムステルダムが
500
SCくれた!
ついでに
20
TP手に入れた!
名称不明
魔法学園の学園長。
フードをかぶっていて顔は見えないが、声はまだ若い。
オーク用務員に無茶振りをした張本人。
好きな食べ物はまほがくランチプレート。
学園長
「やあ、双方ともお疲れ様。
おかげ様で良いデータが取れたよ」
学園長
「ちなみにオークXくんには射程8に改造して、
その分威力や命中を落としたチャージを渡したよ」
オークX
「ええ……?」
学園長
「威力を減らすとダメージが減るとはいえ、彼の攻撃は痛い。
シールド等はできるだけつけておいたほうが良い」
学園長
「さて、それじゃ、オークXくんは休憩していていいよ。」
オークX
「それじゃ、オラは先に失礼するだよ
お相手ありがとうだ」
学園長
「君には今後の説明を軽くしておこう
疲れているだろうが、もうちょっとだけ付き合って欲しい」
学園長
「……さて今後なのだが、
この学園の中心に塔が建っているのは知っているね?」
学園長
「皆自分が受けたい授業ややりたいことをして貰いながら、
塔の地下に広がっている遺跡を探索してもらうことになる」
学園長
「塔の地下に広がる遺跡はとても広く、深い……
遺跡にはスペリオルからやってきた魔物や兵士がうろついている。
同時に、スペリオルから流れてきた
アイテムが発見されてもいるんだ」
学園長
「それらは全て……この世界の侵攻に対抗する力になる。
敵を倒せば当然経験が積め、アイテムやスペルは解析すれば
この世界を守る力となるだろう」
学園長
「入園式の時の言葉と重なってしまうが、
我々は君たちを全力で守るつもりだ。
是非ともそれに応えてくれるように信じているよ」
学園長
「……無論強要はしないが、ね」
学園長
「それじゃあ、疲れている時に長々とすまなかったね。
次回までにゆっくりと心と身体を休めてくれたまえ」
学園長
「それでは、失礼するよ」
《使い魔術》
チャーミー・オルトロス
キュートな愛玩犬のような井出達に、二股の蛇の尾を持つ教師。メーア寮犬。
見た目とは裏腹に使い魔他多くのモンスターを召喚する大魔術師とも言われている。
学園長に可愛がられているようだ。
好きな食べ物は骨付き肉。 ちなみにオス。
チャーミィちゃん
「ワッフ!!!!!
(オレサマの じゅぎょうに よくきたな!!)」
目の前のイヌらしき教師が喋ると共に、
Smartbookが同時翻訳を始めた。
チャーミィちゃん
「ワワン、ワンワ、ワワワン
(オレサマのじゅぎょうを選び、
学ぼうという姿勢をまずは評価しよう)」
チャーミィちゃん
「ワフ……ワッフワッフ! ワワンッッ!!
(むろんわかっているとは思うが、
オレサマのじゅぎょうでは使い魔術を教える)」
チャーミィちゃん
「ワフン!! ワワン、ワフ……ワンワ!!
(使い魔といってもただ使役すればいいという
ワケではない。 どういうものかきちんと学び、
しんらいかんけいを築くことが大事だ)」
チャーミィちゃん
「
ワン!! ワッフン!!!
(それではさっそくはじめていくぞ!
まずは基礎的なことからだ!)」
・
・
・
チャーミィちゃん
「ワワ、ワンワフ!!
(そこまで! 皆きちんとついてこられたか?
オレサマのじゅぎょうに、
ついてこられないヤワな生徒はいないな?)」
チャーミィちゃん
「ワッフンワッフンフン
(このように基礎的なこと、使い魔と心を通わせ
さらに魔法に磨きをかける方法などを学んでいくぞ!)」
チャーミィちゃん
「ワフワン! ワワンワ……ワ? ワンワ?
(それと、どの魔物のホネがおいしいなどの
マル秘情報も……え? いらない?)」
《使い魔術》の授業を選択!
ラウダ
はMHPが31増加した。
ラウダ
はMMPが10増加した。
ラウダ
はMSPが10増加した。
ラウダ
はMMPが10増加した。
ラウダ
はMSPが10増加した。
ラウダ
は魅力が10増加した。
ラウダ
は魅力が10増加した。
ラウダはエンチャント:アタックを購入した。(SC-100)
ラウダはアイテムNo.2 エンチャント:アタックを私有化!
武器 木の杖 を 命中力強化!
木の杖 の 命中力 が 5 上がった!(TP-1)
名称が 魔女の杖 に変更!
防具 ローブ を 回避力強化!
ローブ の 回避力 が 6 上がった!(TP-1)
名称が 古びたローブ に変更!
装飾 耳飾り を MMP/MSP強化!
耳飾り の MMP/MSP が 4 上がった!(TP-1)
名称が 金の耳飾り に変更!
使い魔 非常食 の MHP が 10 上がった!(TP-1)
目的の決定
次回予告
魔法学園の生徒
遺跡の魔物たち
PNo.324 ラウダ・オーラルト
VS
土くれゴーレム
クリスマスプレゼントト
枕元にサンタマスクからのプレゼントが置かれた!
シンフォニー をゲット!
お年玉
学園長からのお年玉がどこからか落ちてきた……。
OPを5ゲット!