Secret Sphere
<<Week1
-WEEK2-

|
Smart Diary
亀
--------------------------------------------------------
【磨羯宮 第一の週】

この魔法学園にきて約2ヶ月が過ぎた。
入学式は無事に終わり、私は正式にここの生徒になった。


『魔術科 大学部 シュトゥルム寮所属
 エリザヴェータ=グリゴリエヴナ=ラスプーチナ』


日記は書いたことが多少はあったが、
それは旅先の様子を事細かに記録しておいてあとで情報をまとめるためのものだ。
その土地を離れるとき、その土地がどんな土地だったかを私は事細かに記録している。
だからこういう形
――自分が何をしたか、とか……
これから下手すれば年単位で世話になる場所のことについて――
は初めての体験となる。



まずは、私の目的について、再確認しておくべきだろうか。


私の目的は、『父親の遺言に従うこと』



父様は旅の僧侶だった。
信仰する神は誰も聞いたことがない名前で、――私は異世界の神と聞いている。
旅人となったのは私が六歳の頃に母親が病死したことがきっかけだった。
それからは父を失うまで、父子二人っきりの旅人でやってきた。

旅先で困っている人を様々な奇跡や魔法で助けて回った。
ときには危険な土地にも足を運び、大きな災いを受けた人々を助けてきた。
いつしか父様はこの世界でも割と有名な旅の僧侶となった。
そう、異世界の神を信仰する、怪しげな風貌の怪僧が、人々の支持を受けてしまった。


そうして、邪魔者になってしまった父様は、私の目の前で殺された。


だがその直前にある一つの預言を授けた。
それが――


『役目を終えた塔が再び人を集めし時、
 人生において最も大きな役目を遂げる時がくる』



この魔法学園は、かつては《SecondSword》と呼ばれる塔のダンジョンだった。
しかしいつしか踏破され、その役目を終えたはずだった。

……まさしく、この魔法学園はこの預言通りの場所だ。
ならば入学しない手はない。

この預言、当然従わない事もできるが、これは父様の遺言でも有るのだ。
私は父様のことが嫌いじゃなかった。
だから父様の遺言はできる限り叶えてあげたいと思う。


逆に言えば、入学してしまった今は目的が特にない、ということだ。


────────────────────────
Iconここまで書いてエリザは少し息を吐いた。
まだ書くことは有るだろうか?
その答えはすぐに浮かんできた。
Icon
こっちで出来た友人達は書くべきよね。
Iconすぐに続きを書こうとペンを走らせる。
この2ヶ月様々な人と出会ってきたな、と
どこか懐かしむように。

────────────────────────


魔法学園を訪れて入学までの2ヶ月。いろんなことがあった。
真っ先に思いつくのは――シュトゥルム寮の人達のことか。
ある人と出会って恋愛に興味が向くようになったり、
フォーチュンクッキーを作ったりしたか。

特に談話室周りの整備をしてくれた人がいた。
トゥルケーゼさん。談話室で良く待ったりしてるところを見かけてる。
話すと安心できる人ね。温かいというか。
使い魔のジルニトラ曰く、「愛のあるツッコミ」らしい。なにそれ?
これからもよろしくおねがいしたいわね。

彼女に限らず談話室周りは色々お世話になってる人が多いかな。
恋愛ごとに興味を持つきっかけもここの会話だったな。
あの人、今元気にしてるかしら。



こっちに来て最初の方に色々お話したのは祈宮さん。
転移の異能?を持つ異世界人……。
開発に凄いコストがかかるなんか凄い装置を持ってたわね。
"自称風紀委員"所属でさくら宮さんと仲が良さそうな感じ。
この世界――剣の世界――の名所についていろいろ教えたのだけど、
ちゃんと情報役立ってるかしら。また会って話がしてみたい。

自称風紀委員の人たちはよく見かけるしちょくちょく話をしたことがある人が多い。
いつかじっくり話してみたいのだけれどなかなか機会がない。
――というかなんで"自称"なのかしら……。



ベヒーモス討伐戦のときに出会って話が合ったのがシルヴェルさん。
その後はシュトゥルム寮のキッチンで話込んだりした。
私と同じ旅人。そして料理にかなり精通している人――
とっても話が合って、話しやすい人。
多分これからも色々お世話になるだろう。
とても気が合う人と出会えてよかったかもしれない。

そう言えば耳長――エルフ族の名所も教えてくれた。
私は異種族の土地には立ち入らないようにしていたためとても貴重な情報だった。

学園には卒業が有るらしい。
卒業後に、もし立ち寄りたいな、と思った。



入学までにやったことは概ねこんな所だろうか。
今はとりあえずここで筆を置こうと思う。


魔法の世界の侵略、
模擬戦
授業
これらは次に日記を書くときに――


【Елизавета Григорьевна Распутина】

────────────────────────
Iconスマートブックから筆を離す。
と、同時に魔術型のスマートブックは自動的に閉じられ
小さくなってエリザのポケットの中に収まった。
Icon初めての日記はこんな感じかしらね。
……色んな人とこんなに長く
一緒にいたのは初めてね――
Icon旅人をしていたときには、
そんなに長く滞在することはなかった。
長くとも一ヶ月には次の場所へと旅立っていたのだ。
Iconこれからさらに何ヶ月も
一緒に生活することになる。
なんとなく、未知の生活を思い浮かべ――
Icon
口の端に、笑みを浮かべた。

────────────────────────
--------------------------------------------------------

|
パーティメッセージ
ワカメ
--------------------------------------------------------
メッセージはありません。
--------------------------------------------------------

|
メッセージ
ワカメ
--------------------------------------------------------
メッセージはありません。
--------------------------------------------------------

|
青い鳥メッセージ
蟹
--------------------------------------------------------
メッセージはありません。
--------------------------------------------------------

|
参加コミュニティ
ワカメ
--------------------------------------------------------
コミュニティNo.580 シュトゥルム寮共用キッチン
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.2 使い魔の集い
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.21 シュトゥルム寮談話室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.75 魔法学園 食堂
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.109 シュトゥルム寮のとある一室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.183 マッハ畑
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.269 治安のよい街角
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.286 イチャイチャしないと出られない部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.319 日当たりのいい保健室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.323 スラム街
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.471 ベチャベチャしてて出にくい部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.484 バイトあっせん所
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.513 学園街-防衛門
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.517 【迷宮遺跡】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.545 チェヌ部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.552 【迷宮遺跡】第一階層
で、0人の発言がありました。
--------------------------------------------------------

|
アイテム
ワカメ
--------------------------------------------------------

エリザは海鮮たっぷりパスタセット を食べた。

海の恵みを惜しげもなく使い、エキスたっぷりのスープにパスタをくぐらせている。

素早さが増加した!
--------------------------------------------------------

|
魔法学園の声
ワカメ
--------------------------------------------------------
Icon
ミラージュ先生
「はぁ~……」

Icon
ラングリース先生
「おや、ミラージュ先生。
 貴女ほど美しい女性が溜息とは、どうかしたのかい?」

Icon
ミラージュ先生
「あらラングリース先生。
 ……いえね、何でもなくってよ」

Icon
ラングリース先生
「ふむ……思わせぶりな態度は猶更気にはなるものだ。
 私で良ければ相談相手になりますよ、レディ?」

Icon
ミラージュ先生
「そう?
 実はわたくし、次の授業で使うマンドラゴラが足りなくて困っていますのよ
 アレ、収穫するにもなかなか大変でしょう?」

Icon
ミラージュ先生
「はぁ~~……
 どこかにマンドラゴラを収穫してくださる紳士は
 いらっしゃらないものかしら」

Icon
ラングリース先生
「フッ……同僚であり麗しのレディが困り果てている姿を
 放っておくことなど出来ようか。
 安心なさい、私が採って参りましょう」

Icon
ミラージュ先生
「あらぁ、ホントォ?
 とっても助かるわぁ~、はい、じゃあ生徒の数だけヨ・ロ・シ・ク」

Icon
ラングリース先生
「……」
Icon
ラングリース先生
「このラングリース、二言は無い!」
--------------------------------------------------------

|
通常戦闘
蟹
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------

|
戦闘終了
ワカメ
--------------------------------------------------------
Icon
オーク・X・アムステルダム
皆から愛を込めて【用務員さん】と呼ばれているオークさん。
「○○ですまない……」が口癖で、とあるオークに憧れている。
好きな食べ物は黄金リンゴパイ。
生徒全員を相手に戦うという中々過酷な業務をこなした。
Icon
オークX
「フウウ…………」
Icon
オークX
「オラ、こんなもんで良かっただかなぁ……?
 オメェも、痛いところは無いだか?」
Icon
オークX
「ちょっと痛い目にあってたらすまない……
 これ、お駄賃だ」

オーク・X・アムステルダムが500SCくれた!
ついでに20TP手に入れた!

Icon
名称不明
魔法学園の学園長。
フードをかぶっていて顔は見えないが、声はまだ若い。
オーク用務員に無茶振りをした張本人。
好きな食べ物はまほがくランチプレート。

Icon
学園長
「やあ、双方ともお疲れ様。
 おかげ様で良いデータが取れたよ」

Icon
学園長
「ちなみにオークXくんには射程8に改造して、
 その分威力や命中を落としたチャージを渡したよ」

Icon
オークX
「ええ……?」

Icon
学園長
「威力を減らすとダメージが減るとはいえ、彼の攻撃は痛い。
 シールド等はできるだけつけておいたほうが良い」

Icon
学園長
「さて、それじゃ、オークXくんは休憩していていいよ。」

Icon
オークX
「それじゃ、オラは先に失礼するだよ
 お相手ありがとうだ」

Icon
学園長
「君には今後の説明を軽くしておこう
 疲れているだろうが、もうちょっとだけ付き合って欲しい」

Icon
学園長
「……さて今後なのだが、
 この学園の中心に塔が建っているのは知っているね?」

Icon
学園長
「皆自分が受けたい授業ややりたいことをして貰いながら、
 塔の地下に広がっている遺跡を探索してもらうことになる」

Icon
学園長
「塔の地下に広がる遺跡はとても広く、深い……
 遺跡にはスペリオルからやってきた魔物や兵士がうろついている。
 同時に、スペリオルから流れてきた
 アイテムが発見されてもいるんだ」

Icon
学園長
「それらは全て……この世界の侵攻に対抗する力になる。
 敵を倒せば当然経験が積め、アイテムやスペルは解析すれば
 この世界を守る力となるだろう」

Icon
学園長
「入園式の時の言葉と重なってしまうが、
 我々は君たちを全力で守るつもりだ。
 是非ともそれに応えてくれるように信じているよ」

Icon
学園長
「……無論強要はしないが、ね」

Icon
学園長
「それじゃあ、疲れている時に長々とすまなかったね。
 次回までにゆっくりと心と身体を休めてくれたまえ」

Icon
学園長
「それでは、失礼するよ」
--------------------------------------------------------

|
《使い魔術》
ワカメ
--------------------------------------------------------
Icon
チャーミー・オルトロス
キュートな愛玩犬のような井出達に、二股の蛇の尾を持つ教師。メーア寮犬。
見た目とは裏腹に使い魔他多くのモンスターを召喚する大魔術師とも言われている。
学園長に可愛がられているようだ。
好きな食べ物は骨付き肉。 ちなみにオス。
Icon
チャーミィちゃん
「ワッフ!!!!!
 (オレサマの じゅぎょうに よくきたな!!)」


目の前のイヌらしき教師が喋ると共に、
Smartbookが同時翻訳を始めた。


Icon
チャーミィちゃん
「ワワン、ワンワ、ワワワン
(オレサマのじゅぎょうを選び、
 学ぼうという姿勢をまずは評価しよう)」
Icon
チャーミィちゃん
「ワフ……ワッフワッフ! ワワンッッ!!
(むろんわかっているとは思うが、
 オレサマのじゅぎょうでは使い魔術を教える)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワフン!! ワワン、ワフ……ワンワ!!
(使い魔といってもただ使役すればいいという
 ワケではない。 どういうものかきちんと学び、
 しんらいかんけいを築くことが大事だ)」

Icon
チャーミィちゃん
ワン!! ワッフン!!!
(それではさっそくはじめていくぞ!
 まずは基礎的なことからだ!)」






Icon
チャーミィちゃん
「ワワ、ワンワフ!!
(そこまで! 皆きちんとついてこられたか?
 オレサマのじゅぎょうに、
 ついてこられないヤワな生徒はいないな?)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワッフンワッフンフン
(このように基礎的なこと、使い魔と心を通わせ
 さらに魔法に磨きをかける方法などを学んでいくぞ!)」

Icon
チャーミィちゃん
「ワフワン! ワワンワ……ワ? ワンワ?
(それと、どの魔物のホネがおいしいなどの
 マル秘情報も……え? いらない?)」

《使い魔術》の授業を選択!
エリザはMHPが31増加した。
エリザはMMPが10増加した。
エリザはMSPが10増加した。
エリザはMMPが10増加した。
エリザはMSPが10増加した。
エリザは魅力が10増加した。
エリザは魅力が10増加した。

--------------------------------------------------------

|
ワカメ
--------------------------------------------------------

エリザはエレメント:ウォータを購入した。(SC-100)

エリザはターゲットを購入した。(SC-100)

line

エリザはアイテムNo.2 エレメント:ウォータを私有化!
エリザはアイテムNo.3 ターゲットを私有化!

line


スペルNo.1 ショット をショップNo.2003 風付与 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペルNo.1 ショット の属性が 風 に変化!
スペル名が 《ストリボーグ式魔法陣術式》エアスラッシュ に変化!

スペルNo.4 ターゲット をショップNo.2002 水付与 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペルNo.4 ターゲット の属性が 水 に変化!
スペル名が 《ストリボーグ式魔法陣術式》ツインスプラッシュ に変化!

スペルNo.3 エレメント:ウォータ をショップNo.2011 アクティブ化 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペル名が 《ルーン文字追加》I(イス) に変化!

スキルNo.4 《ストリボーグ式魔法陣術式》ツインスプラッシュ の射程が 1 増加!
SP消費量が 10 増加!(TP-1)

スキルNo.1 《ストリボーグ式魔法陣術式》エアスラッシュ の威力が 10 増加!
SP消費量が 2 増加!(TP-1)


武器 ストリボーグの紋章 を 攻撃力強化!
ストリボーグの紋章 の 攻撃力 が 14 上がった!(TP-1)

防具 赤色のセーラー を 回避力強化!
赤色のセーラー の 回避力 が 6 上がった!(TP-1)

装飾 形見のステラブローチ を MMP/MSP強化!
形見のステラブローチ の MMP/MSP が 5 上がった!(TP-1)

使い魔 ジルニトラ の 攻撃力 が 10 上がった!(TP-1)
--------------------------------------------------------

|
目的の決定
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------

|
次回予告
ワカメ
--------------------------------------------------------
魔法学園の生徒遺跡の魔物たち
PNo.99 エリザヴェータ=グリゴリエヴナ=ラスプーチナVS土くれゴーレム
--------------------------------------------------------

|
次回朝練予告
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------

|
クリスマスプレゼントト
ヤドカリ
--------------------------------------------------------
枕元にサンタマスクからのプレゼントが置かれた!
ウォークライ をゲット!
--------------------------------------------------------

|
お年玉
ワカメ
--------------------------------------------------------
学園長からのお年玉がどこからか落ちてきた……。
OPを5ゲット!
--------------------------------------------------------