Secret Sphere
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-WEEK2-

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Smart Diary
ワカメ
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「お母さんへ。お元気ですか? 今年の雪の具合はどうですか? 雪かきが大変だから、なるべく少ないことを祈っています。もし多くても、隣のセスおばさんが気を回してくれると思うけれど。
 わたしは無事に、やっと、学園に着きました! 聞いていた通り、高い塔がずっと遠くからでも見えます。
 想像していたのよりももっともっと大きくて、どんな人がどうすればこれを作れるんだろうととても不思議です。魔法ってそんなこともできるのかな。
 学園のどこにいても見えるので、迷ってしまった時の目印になってとても便利です。
 
 村より大きな学園なのはわかっていたけれど、敷地じゃなくて建物だけでも村がすっぽり収まってしまいそうなくらい大きいとは思っていませんでした。
 どこへ行っても人がいて、なんだかすごくかっこよかったり、きれいな人も多いです。
 それに羽があったり、尻尾が生えていたり……変わった体をした人もたくさんいて、でもみんなあまり気にしていないみたいです。
 新入生だけで900人以上もいるって聞いてすごく納得しました。この人の多さに慣れるには、ちょっと時間がかかりそうです。

 年越しを一緒に過ごせなくてごめんなさい。
 その分まで頑張って勉強してきます。
 よいお年を!」




 最後に打った点を一区切りにして、紙の上から下までを改めて読み直す。
 書きたいことはこれでだいたい書いたかな、そう思いながらペンを置けばひとりでに、ふう、と息が出た。
 願書の提出が10月末、そこから馬車や歩きで学園へ着くまでひと月以上。
 大きな街に寄るごとに書いていた手紙もすっかり書き慣れて、最初の頃の気恥ずかしさ、何を書けばいいのかわからない感じはだいぶ薄くなってきた。
 そうやって移動に移動を重ねていた頃は、もし返事があっても届くことはないだろうって最初から思っていたけれど。
 学園寮の一室に居場所を持ったこれからは、村から手紙が届くこともあるんだろうか。そこまで考えてふと気づく。
 一番大事なものが足りない!
 その焦りに任せてもう一回ペンを手に取って、さっき書き終えた下の余白へもう一文。



「追伸 もし送るものがあったら、学園のフェルゼン寮528号室までお願いします」



 大慌てで書いたのが一目でわかる汚い字が、もう残る部分もほとんどないような紙の下端に。
 それだけで手紙ぜんぶがずいぶん不格好になってしまったような気がして、今度出てきたのは溜息だ。
 これだけじゃない。書きたいことは書いたけれど、どんなに書いても伝わらないことは、今からだってわかっている。 
 本当は手紙なんか送るんじゃなくて、お母さんをこの場に連れて来たかった。
 あの村で暮らしている人に、あの村とそれより少し大きな都会だけを知ってる人にこの手紙を見せたって、今のわたしの見ているものの欠片だってわからないって、今もう言い切れるから。



 それでも送らないよりはずっとましだ、と思うしかない。それにわたしの見ているもの、伝えたいことが伝わらなくたって、ちゃんと着いたよってことだけは間違いなく伝わるだろう。
 きっと今お母さんが一番知りたいことは。

 手紙のインクが渇くのを待つ間に、封筒へペン先を走らせる。
 リャツカ村のマルルカ様へ。
 書く宛名はそれだけだ。それだけだって、郵便屋のおじさんがいつもみたいに届けてくれるだろう。
 ここへ出した願書のような長い地名も宛名もいらない。

 そういう場所は、きっとここにはないだろう。
 今日からわたしはフェルゼン寮528号室の中等部一年、アルルコ・リャツカ。
 その新しい肩書きが、もう今からどさどさ肩にのしかかるようだった。
 この大きな学園で、薬学だけじゃなくていろいろな魔法の勉強をして、戦わなきゃいけない。戦えるようにならなくちゃいけない。
 人さらいに遭ったり、旅券をなくして行き場もなくなったり、旅の途中に怖かったことはいくらでもあったけれど。
 安全だと言われたこの学園に来たって恐ろしいことはいくらでもある。
 戦うってどうすればいいんだろう。本当に危なくないのかな。わたし本当に魔法なんて使えるのかな。勉強についていけなかったらどうしよう。見たこともない人たちとちゃんと一緒に暮らしていけるのかな。

 でもそうやって心配しても、相談できる人だってまだ一人もいない。見つけるところから……お友達になるところから。どうやって?
 考えたって心配事は増えるばかりだ。
 何度目かの溜息。手紙を封筒に収めたらもう寝てしまおう。
 寝たら明日がやってくる。
 この学園で暮らし始めて最初の朝が。
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パーティメッセージ
ヤドカリ
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メッセージはありません。
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メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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参加コミュニティはありません。
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アイテム
ヤドカリ
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アルルコは大猪のステーキ定食 を食べた。

近郊の森で獲れた巨大な猪を豪快な厚切りステーキに。

MHPが増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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マイト先生
フンッ!!フンッ!!
 筋肉は一日にしてならずッッ!!
 今日も仕上がっているぞォッッ!!

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ソージロー先生
「おお、マイト殿。今日も精が出ますな」

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マイト先生
「フンッ!!おやッ!!これはソージロー先生ッ!!フンッ!!
 先生の筋肉もッ!!
 調子が良さそうですなッッ!!」

Icon
ソージロー先生
「いやいや、マイト殿には足元にも及ばないでござるよ。
 鍛錬を欠かすことはござらぬが」

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マイト先生
「ウムッ!!
 召し物の下の筋肉が、日々の鍛錬により
 はち切れそうな程仕上がっているのが、
 私にはわかりますぞォッッ!!


 共に己が肉体を鍛え抜くというのは如何ですかなッッ!!」

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ソージロー先生
「ふむ、親睦会ということですかな?
 拙者でマイト殿の相手が務まるのであれば」

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マイト先生
「ハッハッハ!!
 こちらこそ東方の筋トレ術をご教授願おうッッ!!ムンッッ!!!」


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ミラージュ先生
「……誰かツッコミを呼んで」
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通常戦闘
ワカメ
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魔法学園の生徒用務員
PNo.717 アルルコ・リャツカVSオークX
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戦闘終了
ワカメ
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オーク・X・アムステルダム
皆から愛を込めて【用務員さん】と呼ばれているオークさん。
「○○ですまない……」が口癖で、とあるオークに憧れている。
好きな食べ物は黄金リンゴパイ。
生徒全員を相手に戦うという中々過酷な業務をこなした。
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オークX
「フウウ…………」
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オークX
「オラ、こんなもんで良かっただかなぁ……?
 オメェも、痛いところは無いだか?」
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オークX
「ちょっと痛い目にあってたらすまない……
 これ、お駄賃だ」

オーク・X・アムステルダムが500SCくれた!
ついでに20TP手に入れた!

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名称不明
魔法学園の学園長。
フードをかぶっていて顔は見えないが、声はまだ若い。
オーク用務員に無茶振りをした張本人。
好きな食べ物はまほがくランチプレート。

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学園長
「やあ、双方ともお疲れ様。
 おかげ様で良いデータが取れたよ」

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学園長
「ちなみにオークXくんには射程8に改造して、
 その分威力や命中を落としたチャージを渡したよ」

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オークX
「ええ……?」

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学園長
「威力を減らすとダメージが減るとはいえ、彼の攻撃は痛い。
 シールド等はできるだけつけておいたほうが良い」

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学園長
「さて、それじゃ、オークXくんは休憩していていいよ。」

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オークX
「それじゃ、オラは先に失礼するだよ
 お相手ありがとうだ」

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学園長
「君には今後の説明を軽くしておこう
 疲れているだろうが、もうちょっとだけ付き合って欲しい」

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学園長
「……さて今後なのだが、
 この学園の中心に塔が建っているのは知っているね?」

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学園長
「皆自分が受けたい授業ややりたいことをして貰いながら、
 塔の地下に広がっている遺跡を探索してもらうことになる」

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学園長
「塔の地下に広がる遺跡はとても広く、深い……
 遺跡にはスペリオルからやってきた魔物や兵士がうろついている。
 同時に、スペリオルから流れてきた
 アイテムが発見されてもいるんだ」

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学園長
「それらは全て……この世界の侵攻に対抗する力になる。
 敵を倒せば当然経験が積め、アイテムやスペルは解析すれば
 この世界を守る力となるだろう」

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学園長
「入園式の時の言葉と重なってしまうが、
 我々は君たちを全力で守るつもりだ。
 是非ともそれに応えてくれるように信じているよ」

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学園長
「……無論強要はしないが、ね」

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学園長
「それじゃあ、疲れている時に長々とすまなかったね。
 次回までにゆっくりと心と身体を休めてくれたまえ」

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学園長
「それでは、失礼するよ」
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《要素武術》
ワカメ
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ラングリース
元舞台役者で、成り上がりを夢見て冒険者をしていたナルシストな教師。
女性好きなところがあるため女性教諭からの当たりが厳しい。
スペリオル出身で侵略者に詳しい。
好きな食べ物は薔薇の花びらのジャム。
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ラングリース先生
「やあ、ようこそ要素武術の授業へ。
 私が担当のラングリースだ、よろしく頼むよ」

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ラングリース先生
「なあに、堅苦しく難しいことはしない。
 とはいえ、手を抜くこともしないがね」

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ラングリース先生
「さて知っての通り、この世界は
 魔法の世界スペリオルに侵略されている。
 そのため、それに抗う力を皆につけてもらっているんだ」

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ラングリース先生
「私の出身世界ではあるが、見過ごせないからね。
 さて要素武術だが、簡単に言うと、そうだな。
 ただ武器を振るうだけでは、侵略者達には効かないんだ」

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ラングリース先生
「そこで、様々なスペルを各々の武器に乗せる。
 それによってはじめて対等に渡り合えるだろう」

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ラングリース先生
「わかりやすいところだと、
 属性を乗せた魔法剣などが代表的かな」

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ラングリース先生
「私も光属性の剣を抜いたときに
 輝くのが気に入っているよ」

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ラングリース先生
「さて前置きが長くなってしまったが、授業に入ろうか」








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ラングリース先生
「……おっと、もうこんな時間か。
 時間が経つのは早いものだね」

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ラングリース先生
「今日はここまでにしておこう。
 次回も是非とも私の授業に出席してくれると嬉しいよ」

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ラングリース先生
「共に、忘れられない授業にしようじゃないか」

Icon
ラングリース先生
「それでは失礼するよ」

《要素武術》の授業を選択!
アルルコはMHPが32増加した。
アルルコはMHPが32増加した。
アルルコはMSPが10増加した。
アルルコはMSPが10増加した。
アルルコは防御力が10増加した。

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ワカメ
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アルルコはエレメント:アースを購入した。(SC-100)

アルルコはマジックプロテインバーを購入した。(SC-50)

アルルコはSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
エンチャント:アタックをゲット!

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アルルコはアイテムNo.2 エレメント:アースを私有化!

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スペルNo.3 エレメント:アース をショップNo.2002 水付与 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペルNo.3 エレメント:アース の属性が 水 に変化!

スペルNo.3 エレメント:アース をショップNo.2010 攻撃連鎖化 で調律!(TP-1)(SC-100)

スペルNo.3 エレメント:アース をショップNo.2018 猛毒付与 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペル名が ドクゼリ に変化!

新スペル開発!
ドクゼリ は新スペルとして承認された!
スペル名:ドクゼリ


武器 歴戦の柄杓 を 攻撃力強化!
歴戦の柄杓 の 攻撃力 が 20 上がった!(TP-1)

防具 制服似のありあわせ服 を 防御力強化!
制服似のありあわせ服 の 防御力 が 5 上がった!(TP-1)

装飾 お隣のおばさん手作りのお守り を MHP強化!
お隣のおばさん手作りのお守り の MHP が 70 上がった!(TP-1)

魔法武器 歴戦の柄杓 の MHP が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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PNo.717 アルルコ・リャツカ
はパーティ 柄杓娘ひとり に参加した!

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次回予告
ワカメ
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柄杓娘ひとり遺跡の魔物たち
PNo.717 アルルコ・リャツカVS苔スライム
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次回朝練予告
牛
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柄杓娘ひとり魔法学園の生徒
PNo.717 アルルコ・リャツカPNo.973 ひがしや
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次回ランク戦予告
ワカメ
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クリスマスプレゼントト
ワカメ
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枕元にサンタマスクからのプレゼントが置かれた!
エール をゲット!
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お年玉
ワカメ
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学園長からのお年玉がどこからか落ちてきた……。
OPを5ゲット!
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