Secret Sphere
<<Week1
-WEEK2-

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Smart Diary
ワカメ
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 土に紛れて転がっていた石でも踏みつけたか、がたんと大きな音を立てて馬車の車体が小さく跳ねた。御者の顔は見る間に青ざめ、強く手綱を引いてその場で馬へ停止の号令を出す。
 快速の足取りを訳もわからず止められ上がる抗議のいななきなど耳に入らぬかのように、御者は慌てて窓越しに車内を振り返った。

「坊ちゃん、大丈夫ですか」

 自分で聞いていても上擦っているとわかる声に、内心の緊張はさらに高まって。しかし予期に反してそれへ返答はなかった。
 御者が窓越しに見た車内には、変わらず枯草色の髪の子供がひとり横たわっている。
 最高級のソファ仕様車のクッションへ全体重を預けるその身には先程の揺れも御者が思ったほどは響かなかったか、あるいは響いた上で何も口走ることなく、その心中で何を考えているものか。
 沈黙のうちに見返してくる菫色の瞳ばかりが御者を射竦めて、まるで魔物にでもそうされたかのように震え上がらせる。
 言葉なき会話はそれで十分だった。辛抱ならないとばかり御者は無理矢理に視線を正面へ向け直す。背へ未だ突き刺さる視線から意識を外すべく。
 
「地図通りならもうじき、塔とやらが見えてくる頃合いです。申し訳ございませんが、もう少しご辛抱を」
 
 振り向かないままに声を張り上げそう告げて、操り手から伝わる動揺や怯えを感じ取り興奮していた馬を暫し落ち着かせる間を取る。十分と判断すれば目の前の尻へ鞭を一打ちし、そのまま進めの号令をかけた。


 道行きのはじめから、御者と少年はふたりきりだった。
 ただ一人で現れた少年はメイソンの紋章が入った札を無言のままに御者へ示して、そのままタラップへ足をかけて車内へと乗り込んだ。それが当たり前とばかり、何の顔色も変えぬままに。
 けれど御者にとってはさして驚くことでもなかった。むしろ心のうちに最初に浮かんだのは、やはり、という三文字。
 当主と若旦那、その弟はこの子供ひとりを見送るために時間を割けるほど暇ではないし、年の近い兄弟はとうに学校へ旅立っていて、家どころかあの街にもいない。
 そうでなかったとしても、きっとここには誰もいなかっただろう。
 このメイソンの末弟が『魔法使い』である限り。


 ただの石と親しげに言葉を交わし友と呼ぶ。手にした石が見えざる手に引かれたかのように宙を舞う。石像へ命を吹き込み、それをもって人を殺しかけた。
 この子供に常々つきまとう評判とはそういうもので、あの街における魔法使いの評判もまたそういうものだった。ここ十年ほどで、魔法使いと名乗る数少ない旅人を見る街人の目もすっかり変わってしまった。
 姿を見たものは少なく噂ばかりが独り歩きしている、そんな声も多かれど、御者から見ればやはり何かしら妙なものを持っているのは確かだった。
 そうでなければ、この心を支配する怖気を何だと説明できるものか。
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パーティメッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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参加コミュニティはありません。
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アイテム
ワカメ
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グレイグはとれたて野菜のゴロゴロシチュープレート を食べた。

魔法学園指定農場で採れたばかりの野菜を濃厚なミルクでコトコトと、

MMP/MSPが増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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ラングリース先生
「や~あ! 子猫ちゃん、今日も素敵だねぇ!」

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ジル先生
「……近寄るな、ケダモノめが」

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ラングリース先生
「フッ、そんなクールな対応もまたキミの魅力……
 そう、漆黒の夜に浮かぶ一つの月のように、
 あるいは瞬く一番星ように……それはまさに……」
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ラングリース先生
「――孤高の輝きッ!!

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ラングリース先生
「……だが、いつまでも独りでいては、
 いつかその輝きは陰り、
 やがてくすんでしまうだろう……」
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ラングリース先生
「しかしその隣に、もう一つ。
 輝く星を添えてみたならば――?」

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ラングリース先生
「そう、私という一等星を

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ラングリース先生
「…………?」

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ラングリース先生
「……子猫ちゃん?
 おや? どこへ行った?」



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ジル先生
「こいつを思い切りぶん殴っても良いという
 校則は出来ないものか……」
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通常戦闘
ワカメ
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魔法学園の生徒用務員
PNo.637 グレイグロウ・メイソンVSオークX
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戦闘終了
ワカメ
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オーク・X・アムステルダム
皆から愛を込めて【用務員さん】と呼ばれているオークさん。
「○○ですまない……」が口癖で、とあるオークに憧れている。
好きな食べ物は黄金リンゴパイ。
生徒全員を相手に戦うという中々過酷な業務をこなした。
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オークX
「フウウ…………」
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オークX
「オラ、こんなもんで良かっただかなぁ……?
 オメェも、痛いところは無いだか?」
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オークX
「ちょっと痛い目にあってたらすまない……
 これ、お駄賃だ」

オーク・X・アムステルダムが500SCくれた!
ついでに20TP手に入れた!

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名称不明
魔法学園の学園長。
フードをかぶっていて顔は見えないが、声はまだ若い。
オーク用務員に無茶振りをした張本人。
好きな食べ物はまほがくランチプレート。

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学園長
「やあ、双方ともお疲れ様。
 おかげ様で良いデータが取れたよ」

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学園長
「ちなみにオークXくんには射程8に改造して、
 その分威力や命中を落としたチャージを渡したよ」

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オークX
「ええ……?」

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学園長
「威力を減らすとダメージが減るとはいえ、彼の攻撃は痛い。
 シールド等はできるだけつけておいたほうが良い」

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学園長
「さて、それじゃ、オークXくんは休憩していていいよ。」

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オークX
「それじゃ、オラは先に失礼するだよ
 お相手ありがとうだ」

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学園長
「君には今後の説明を軽くしておこう
 疲れているだろうが、もうちょっとだけ付き合って欲しい」

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学園長
「……さて今後なのだが、
 この学園の中心に塔が建っているのは知っているね?」

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学園長
「皆自分が受けたい授業ややりたいことをして貰いながら、
 塔の地下に広がっている遺跡を探索してもらうことになる」

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学園長
「塔の地下に広がる遺跡はとても広く、深い……
 遺跡にはスペリオルからやってきた魔物や兵士がうろついている。
 同時に、スペリオルから流れてきた
 アイテムが発見されてもいるんだ」

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学園長
「それらは全て……この世界の侵攻に対抗する力になる。
 敵を倒せば当然経験が積め、アイテムやスペルは解析すれば
 この世界を守る力となるだろう」

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学園長
「入園式の時の言葉と重なってしまうが、
 我々は君たちを全力で守るつもりだ。
 是非ともそれに応えてくれるように信じているよ」

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学園長
「……無論強要はしないが、ね」

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学園長
「それじゃあ、疲れている時に長々とすまなかったね。
 次回までにゆっくりと心と身体を休めてくれたまえ」

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学園長
「それでは、失礼するよ」
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《使い魔術》
ワカメ
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チャーミー・オルトロス
キュートな愛玩犬のような井出達に、二股の蛇の尾を持つ教師。メーア寮犬。
見た目とは裏腹に使い魔他多くのモンスターを召喚する大魔術師とも言われている。
学園長に可愛がられているようだ。
好きな食べ物は骨付き肉。 ちなみにオス。
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チャーミィちゃん
「ワッフ!!!!!
 (オレサマの じゅぎょうに よくきたな!!)」


目の前のイヌらしき教師が喋ると共に、
Smartbookが同時翻訳を始めた。


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チャーミィちゃん
「ワワン、ワンワ、ワワワン
(オレサマのじゅぎょうを選び、
 学ぼうという姿勢をまずは評価しよう)」
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チャーミィちゃん
「ワフ……ワッフワッフ! ワワンッッ!!
(むろんわかっているとは思うが、
 オレサマのじゅぎょうでは使い魔術を教える)」

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チャーミィちゃん
「ワフン!! ワワン、ワフ……ワンワ!!
(使い魔といってもただ使役すればいいという
 ワケではない。 どういうものかきちんと学び、
 しんらいかんけいを築くことが大事だ)」

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チャーミィちゃん
ワン!! ワッフン!!!
(それではさっそくはじめていくぞ!
 まずは基礎的なことからだ!)」






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チャーミィちゃん
「ワワ、ワンワフ!!
(そこまで! 皆きちんとついてこられたか?
 オレサマのじゅぎょうに、
 ついてこられないヤワな生徒はいないな?)」

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チャーミィちゃん
「ワッフンワッフンフン
(このように基礎的なこと、使い魔と心を通わせ
 さらに魔法に磨きをかける方法などを学んでいくぞ!)」

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チャーミィちゃん
「ワフワン! ワワンワ……ワ? ワンワ?
(それと、どの魔物のホネがおいしいなどの
 マル秘情報も……え? いらない?)」

《使い魔術》の授業を選択!
グレイグはMHPが31増加した。
グレイグはMMPが10増加した。
グレイグはMSPが10増加した。
グレイグはMMPが10増加した。
グレイグはMSPが10増加した。
グレイグは魅力が10増加した。
グレイグは魅力が10増加した。

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ワカメ
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グレイグはサモン:クロウを購入した。(SC-100)

グレイグはエンチャント:アタックを購入した。(SC-100)

グレイグはスペルビーンズ(ランダム)を購入した。(SC-50)

グレイグはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
凍結付与をゲット!

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グレイグはアイテムNo.2 サモン:クロウを私有化!
グレイグはアイテムNo.3 エンチャント:アタックを私有化!

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スキルNo.1 ショット の威力が 10 増加!
SP消費量が 2 増加!(TP-1)

スペルNo.4 エンチャント:アタック をショップNo.2008 射程減 で調律!(TP-1)(SC-100)

スキルNo.1 ショット の威力が 11 増加!
SP消費量が 2 増加!(TP-1)

スペルNo.1 ショット をショップNo.2004 土付与 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペルNo.1 ショット の属性が 土 に変化!


武器 ポケットにいっぱいの石 を 攻撃力強化!
ポケットにいっぱいの石 の 攻撃力 が 17 上がった!(TP-1)

防具 土汚れの目立つ制服 を 回避力強化!
土汚れの目立つ制服 の 回避力 が 7 上がった!(TP-1)

装飾 周囲舞う砂塵 を MMP/MSP強化!
周囲舞う砂塵 の MMP/MSP が 5 上がった!(TP-1)

使い魔 ラダイト の MHP が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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PNo.637 グレイグロウ・メイソン
はパーティ 音なき砂塵が舞う に参加した!

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次回予告
くらげ
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音なき砂塵が舞う遺跡の魔物たち
PNo.637 グレイグロウ・メイソンVS遺跡のゴブリン
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次回朝練予告
ワカメ
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次回ランク戦予告
魚
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クリスマスプレゼントト
ワカメ
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枕元にサンタマスクからのプレゼントが置かれた!
ウォークライ をゲット!
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お年玉
ワカメ
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学園長からのお年玉がどこからか落ちてきた……。
OPを5ゲット!
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