後期学園生活 9日目



基本行動宣言成功
戦闘行動宣言成功 [イベ][デュ][援護][大乱]
 └ 技設定 セリフ 必殺技名 を変更
投票宣言成功


イベント結果発表!



 イベントの結果 が貼り出されました!


Diary


 
   第八話「碧色が観せた記憶を」 ― 後期学園生活08日目 ―


 どこからか、懐かしい声が聴こえる。最初はトーンだけで、内容までは判らなかったが、徐々にはっきりと聴こえてきた。懐かしい声は可憐に安息をもたらしている一方で、聴こえてきた内容というのが、ちょっと穏やかではない。断片的に聴こえてきた言葉が「墜落」「犠牲者」「現場海域」「残骸」……。
「可憐」
 その、懐かしい声が言った。ぼやけていた視界がだんだんとはっきりしてくる。視覚情報を脳内でつなぎ合わせて、対象の顔を識別する。するとそこには、一人の少年の姿があった。
「……可憐はかなしいというより、こわいんだよね」
 少年が口を開いた。さっきの懐かしい声というのはこの少年の声だったのか。
「僕はこわいよ」
「……」
 可憐は何も言わない。否、言えない。
 今、可憐は一艘の小さなクルーザーの甲板の上に立っていた。ここからは海がよく見渡せる。逆に言うと、見たくないものまで視界に入ってしまう……。
 周りを見渡すと、海が広がっていた。ただし、明らかに飛行機の残骸と思える大きな鉄の塊が至るところに浮かんでいて、それを回収するオレンジ色の服を着た人たちが作業している。運び出される残骸に混じって、時折青いビニールシートで包まれた、細長い”モノ”も運ばれているという状況。というように、変わり果てた海が広がっていた。
(そっか)
 可憐はようやく理解した。
(これは、あのときの……)
 思い出したくも無い、幼い頃の”あの日”の記憶。今可憐は、昔の記憶を神様視点で見ていた。すると、いつの間にか少年の後ろには美しい黒髪の女性が立っていた。これは少年の母親だ。
「……可憐ちゃん。作業をしているおじさんたちが呼んでいるの。ちょっとついてきてくれる?」
 その女性が俯きながら可憐を呼んだ。幼い可憐は何も言わず、少年の母親についていく。
(……確か、ここから先は……うん、わたしよく覚えてるもん)
 呼んでいたおじさんというのが外国人で、当時の可憐にはまったく理解できない言葉を発していた。それに対して、少年の母親が同じ言語で返す。もちろんこちらのほうもまったく理解できない。少年は少し離れた場所で可憐たちの様子を見守っていた。
「可憐ちゃん……」
 作業員との会話を終え、そう呼びかけた彼女の声は震えていた。
「あそこにいる……」
 そうやって指差した先には青いビニールシート。
「男の人と、女の人が……」
 彼女は顔を背けたまま、途切れ途切れ言葉を紡ぐ。
(……やっ、この先は……だめ)
「もしも……」
(やめて、観たくない)
「可憐ちゃんのお父さんとお母さんだったら……」
(……あ、そんな)
「首を、縦に振って……。もし、違っていたら……首を、横に振って……くれる……?」
 そこで、幼い可憐の視界に入ったのが……。

 二つの遺体。

(お父さん……お母さん……)
 可憐が人生で最初に見た死体。それがもし自分の両親だったとしたら……。幼い可憐は変わり果てた両親の姿を見て硬直していた。顔は蒼白、がたがたと震えだし、その場に膝を折ってしゃがみこんでしまった。
 あれから八年も経った今でさえ、あの時の情景は思い出すたび恐ろしいのに、あの時可憐はよく失神しなかったなと思う。
(……あの時は確か、何が起こったか、見てすぐにわかって)
 幼い可憐は、震えながら一度だけ、首を縦に振った。
「そう……」
 少年の母親は、ただ一言そう呟くと、先程の、可憐には理解できない言語で何かを話す。
(……)

「可憐……」
 少年が呟く。
「可憐は、僕の、そして僕の母さんや父さんの大事な家族だよ……」
 幼い可憐は、何も言わない。否、言えない。泣きじゃくってそれどころではないから。
「だからさ……」
 少年は、可憐の肩を掴む。肩口から少年の手のひらの温もりが伝わってくる。
「可憐は一人じゃないよ」

 ∽∽

 夢を見ていたらしい。それも、思い出したくない過去の記憶と深くリンクした夢。
「嫌な、夢だったな……」
 可憐はゆっくりと起き上がる。ぼんやりとしていた視界が徐々に晴れ、緑が広がってゆく。樹々の間から漏れる午後の光が、起きたばかりの可憐の瞳には少々辛い。しかし、その光を浴びながら一度深呼吸することで、眠気を完全に追い出す事ができた。
 可憐は今、学園の敷地内にある森林にいた。しばらく樹々の間を歩いていたがじきに歩き疲れてしまったので、途中にあった東屋で休んでいたら、だんだんと眠気が襲ってきて、気がつけば寝ていたらしい。嫌な夢を見たのはきっとこのせいだ。校庭の芝生でも、図書室の窓側の席でも、ましてや自室のベッドでもない。こんな寝心地の悪い場所で昼寝なんてしてしまったおかげで、あんな怖い夢を……。
 可憐は両手にバングルがきちんと嵌められていることを確認して、再び歩き出した。

 しばらく歩いていると、道がだんだんと傾斜になっていくのがわかった。それに周りの景色も心なしか変わったような気がする。常緑樹林地帯を抜け、視界に暖色系等の色彩が増えていく。それらの葉は風に吹かれて揺れ、中には散っていくものもあった。
「森林を抜けたのかなぁ?」
 さっきまでは、樹々の間から零れるくらいだった太陽の光は、今では可憐と太陽を遮るものが減ったおかげで、斜め上、右手のほうから照らされる。
 風景に眼を奪われながらゆっくりと歩いていると、不意に背後から声がした。
「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか?」
 可憐が振り向こうとして後ろを向いたときにはもう可憐の横にいた。登山用の頑丈な靴を履いているところを見ると、一見ワンゲル部員に見えないことも無いが、制服の胸元に、「ウォーキング部員」であることを示すバッジが輝いていた。唐突に声を掛けられて、驚いた可憐は言葉が支離滅裂となった。
「え、あ、はい。あの、えっと、やめてというか、そもそもわたし……」
 無理に戦う意思なんてないです。そう言おうとして、言う前に相手に遮られた。
「ウォーキングに争いなど必要ありません。純粋にウォーキングを楽しむという心があればそれで十分なのです」
「え、えっと……」
「そこまでして戦いたいというならば、しかたないです。私も本気を出させていただきますよ」
「あの……」
 間違ってる。根本的に間違っていると思う。しかし、相手はもう戦闘態勢だ。可憐は慌てて身構えた。
「日々の活動の賜物です!」
 ウォーキング部員の足下がレモン色に光ったかと思うと、その光は彼を包み込んだ。そして彼は一気にこちらに走り向かってきた。
(速い……)
 使ったのはおそらく、能力強化系の魔法。自分の能力を上げる魔法であったなら、それは相手との距離関係なく発動が可能という利点がある。つまり、相手が本格的に戦闘態勢に入る前に自分の能力を上昇させておけば、戦闘で有利になる。
 しかし、それにしてもこのウォーキング部員の速さは凄かった。移動速度が速すぎて、次の攻撃が読めない。日々の活動の賜物って、これじゃウォーキング部なのか競歩部なのか解らない。
 そんなことを考えているうちに、ウォーキング部員は可憐の目の前まで迫っていた。彼が右手の拳を振りかざす、可憐は反射的に両手をクロスさせて顔を護った。物理攻撃、しかも素手。だがスピードがあるおかげで、喰らったダメージは大きかった。
「くっ……」
 可憐は手首に痛みを感じながら、戦況を理解する。
(……あ)
 やっと解った。
 今、ウォーキング部員は高速移動しながら可憐に物理攻撃を与えた。しかし、速度が上がって威力も上がることはつまり、反動も大きいことを意味する。彼は今、その反動に耐えながら次の攻撃の態勢を作るはずだった。ここで、次の行動に移るまでに掛かる時間は、静止していた可憐よりも、高速移動していた彼のほうが長い。その一瞬の隙に、遠距離向きの魔法を近接で発動すれば……。という答えを、可憐は瞬時にはじき出した。
 可憐は即座に詠唱開始。その間に、ウォーキング部員は着地し、戦闘態勢に入る。今度はさっきみたいなただの殴りではなく、ちゃんとした物理攻撃技のようだった。が、可憐のほうが少しだけ早い。

 バングルから魔力が爆ぜる。空気を貫く音がして、弾道はウォーキング部員目掛けて飛んでいった。さらに二発目も……。
「勝った」
 ホーミングミサイルを二発連続で喰らったウォーキング部員はその場に倒れこんだ……。

========================================

閑話休題。

文章量を稼ぐためには、やはり過去のことを回想形式で書くしかないんでしょうか?
しかし、それだと、小説を書く上で守らなければいけない最低限度のルール、”「時空転移」と「夢落ち」はしない”ということ・・・。

しかし、このゲームの場合そうはいかないものでして・・・。
やはりどうしても時空転移が必要になってくる場面があります。
戦闘だけを引っ張りだして、それを詳細に描写しようとしても限界がありますし・・・。

ということを考えながら書いていた、深夜の一時。


Message


フレア(2)からのメッセージ
フレア「(例外:イベント戦における想定外の敗北、単位を20獲得した!)とかでそう(それくらいは難しい」

フレア「とりあえず、週2ペースは『できたらやる』、に方針変更しそうです(・w・;」

フレア「忙しいときは満遍なく忙しいものですしね(’’」

ウィス「(やっぱそこはモッサァァァァ!!の後に真っ赤に爆ぜないと)(ぇ<草むしりの末」

Quick Action / etc




新鮮な雑草 を使用しました。
何も効果がありませんでした。

丸石 を使用しました。
何も効果がありませんでした。



精霊研究会 Group Message


ライル(669)からのメッセージ
ライル「入団させていただきますね。単位が・・・」

Amber HolinessAngel・所属メンバー (Before)



香坂可憐(887)
復活3 逆境1 魔術10 精霊10 命術5
現在地 F8


Character Data (Before)


ENo.887 香坂可憐
HP1484 / 1484

1復活3場所F8 [山岳LV0]
SP312 / 360

2逆境1使用可能技一覧
NP8体格883魔術10参 加 団 体
CP63敏捷934精霊100天空眺望同好会
PS600器用1015命術51精霊研究会
0(0)魔力1916 2
連勝7魅力887 3
総CP312生命1158―――4
単位0精神1479―――5
= Profile =
種族人間
性別少女
年齢16歳

彼女を一言で形容すると「琥珀色の空」

少し大きめで、琥珀色の澄んだ瞳。
腰の辺りまで伸びる、同じく琥珀色のつやのある髪。
整っているとは思うんだけど、子供っぽい顔。
制服の袖からは、薄い琥珀色の肌が垣間見える。

声質は、無邪気で明るい声。
甘えたようにも聴こえないことも無い。

事実、どうしようもない甘えん坊。
一応高校生なのだが、こういう性格と、童顔から、実年齢より子供っぽく見える。

空を眺めるのが好きで、毎日の日課になっている。
蒼穹は沈んだ気持ちを晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるし……。
夕空は明日への勇気をもらえる気がする……。
だから、彼女の空への思いは日に日に強くなるばかり……。

幼い頃に両親を事故で亡くし、それ以来「暗闇」と「孤独」が嫌いになった。
誰もいない家は、とても静かで……。
そして、一人でいることが辛くなってきて……。
夜になると、暗闇の中で一人、寂しさに耐え切れずに泣いていた……。

彼女が願うは『強い人間になりたい』こと。
寂しさに負けて、ただ涙を流すような弱い人間にはなりたくないから……。





Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1空想格子魔石 / 2 / 2 / なし / なし
2濃灰の魔環魔石 / 5 / 2 / なし / なし自由
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし
5迷神の遺産魔石 / 2 / 2 / なし / なし
6メガネ装飾 / 12 / 3 / なし / なし装飾
7ピッケル刺撃 / 10 / 5 / 物攻LV0 / なし
8蒼光の聖環魔石 / 11 / 4 / なし / なし武器
9メガネ装飾 / 12 / 3 / なし / なし
10新鮮な雑草植物 / 2 / 2 / なし / なし
11丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし



イベント戦闘



Amber HolinessAngel 所属

可憐(887)

† V S †
ウォーキング部員

Enemy




可憐「えっと、あの……できれば痛くないのがいいな……」

ウォーキング部員「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか?」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]可憐1484 / 1484

312 / 360




[前]ウォーキング部員698 / 698

110 / 110




ウォーキング部員の攻撃!
ウォーキング部員「日々の活動の賜物です!」
スピードアップ!!1
ウォーキング部員のSPDが上昇!
ウォーキング部員のWAITが減少!




非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]可憐1484 / 1484

312 / 360




[前]ウォーキング部員698 / 698

70 / 110




可憐の攻撃!
可憐「えっと、最初はこんなのでどうかなぁ?」
ホーミングミサイル!!
ウォーキング部員に476のダメージ!


可憐の攻撃!
可憐「あうぅ、だめだった? じゃあ、もう一回やってみるね」
ホーミングミサイル!!
ウォーキング部員に430のダメージ!
可憐「とりあえず、ここまでは順調・・・なのかなぁ?」


ウォーキング部員「足が!足がァァッ!」
ウォーキング部員が倒れた!




可憐「まだまだこれから……。願わくは、一人前になれますように……」

戦闘に勝利した!

190 PS、 1 CPを獲得!

可憐丸石 を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




命術 のLVが1上昇しました。(- 10 CP)
命術 のLVが1上昇しました。(- 12 CP)
命術 のLVが1上昇しました。(- 14 CP)
精神16 上昇しました。(- 14 CP)
魔力 を訓練するにはCPが足りませんでした。

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

CPが 38 増加しました!

NPが 1 増加しました!

F9に強制移動されました。



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



メイデン=ブラックスター


[分類]石売り姐御 [性別]女性 [年齢]不明

 黒の長髪に黒い瞳に日焼け肌、太陽の下でクロッシェを被ってピクニックシートの上でタバコを吹かしながら様々な素材となる石を売っている。
 暇になるとふと火遊びを始めては警備員に叱られる。





石売り姐御がのんびりと石を売っている。

 「はーい学生とか色々なお客さん見てってねー、見るだけなら無料無料。あたしのこともじっくり見てっていいからねー、ほらこいほらこーい。」




それはそうと何者かと遭遇しましたよ!?


イベント戦闘予告



Amber HolinessAngel 所属

可憐(887)

† V S †
やさぐれ

Enemy




Amber HolinessAngel・所属メンバー



香坂可憐(887)
復活3 逆境1 魔術10 精霊10 命術8
現在地 F9


Character Data


ENo.887 香坂可憐
HP1519 / 1519

1復活3場所F9 [特殊LV0]
SP396 / 396

2逆境1使用可能技一覧
NP9体格883魔術10参 加 団 体
CP52敏捷934精霊100天空眺望同好会
PS790器用1015命術81精霊研究会
0(0)魔力1916 2
連勝8魅力887 3
総CP351生命1188―――4
単位0精神1669―――5
= Profile =
種族人間
性別少女
年齢16歳

彼女を一言で形容すると「琥珀色の空」

少し大きめで、琥珀色の澄んだ瞳。
腰の辺りまで伸びる、同じく琥珀色のつやのある髪。
整っているとは思うんだけど、子供っぽい顔。
制服の袖からは、薄い琥珀色の肌が垣間見える。

声質は、無邪気で明るい声。
甘えたようにも聴こえないことも無い。

事実、どうしようもない甘えん坊。
一応高校生なのだが、こういう性格と、童顔から、実年齢より子供っぽく見える。

空を眺めるのが好きで、毎日の日課になっている。
蒼穹は沈んだ気持ちを晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるし……。
夕空は明日への勇気をもらえる気がする……。
だから、彼女の空への思いは日に日に強くなるばかり……。

幼い頃に両親を事故で亡くし、それ以来「暗闇」と「孤独」が嫌いになった。
誰もいない家は、とても静かで……。
そして、一人でいることが辛くなってきて……。
夜になると、暗闇の中で一人、寂しさに耐え切れずに泣いていた……。

彼女が願うは『強い人間になりたい』こと。
寂しさに負けて、ただ涙を流すような弱い人間にはなりたくないから……。





Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1空想格子魔石 / 2 / 2 / なし / なし
2濃灰の魔環魔石 / 5 / 2 / なし / なし自由
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし
5迷神の遺産魔石 / 2 / 2 / なし / なし
6メガネ装飾 / 12 / 3 / なし / なし装飾
7ピッケル刺撃 / 10 / 5 / 物攻LV0 / なし
8蒼光の聖環魔石 / 11 / 4 / なし / なし武器
9メガネ装飾 / 12 / 3 / なし / なし
10新鮮な雑草植物 / 2 / 2 / なし / なし
11丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし
12丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし



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