 | 後期学園生活 6日目 |
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| Diary |
名前は柊 昴。これで『ひいらぎ すばる』と読む。周囲にこういった形の名前の人
はいなかったから、珍しく思われていた。生まれて13年位だけど、正確には分からな
い。特に何も無い村で、幼馴染みと言うか、家族と言うか微妙だけど、とりあえずリ
ディアと言う少女？と共に魔術についての勉強に明け暮れていた。
その時のリディアが8才で、だから僕も当日8才程度だろうと言われていた。親はいた
のか分からない。ただ、物心がついた頃には、僕はそいつの家にお世話になっていた
。だから、幼馴染みか家族かが微妙。どちらでも良かった。そいつといれたから。
棗とは、この時はまだ会って間もない頃だった。喋れる猫である棗は、他の人から見
れば相当奇妙な存在に見えたらしい。色々な場所を転々として、辿り着いた場所が、
たまたまここだったらしい。
村に名前は無い。あったかも知れないけど、忘れた。村としてはお世辞にも大きいと
は言えず、ただのんびりとした時が過ぎる。そんな場所だった。
転機が起きたのは、僕がそんな村にいた時。突然に起きた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都会から遠く離れた田舎となると、流石に全ての流れが遅い。物資や文明だけではな
い。情報。人々。心。そして滅び。
単にその村は滅びそこねていたものが滅んだだけ。そう当時の政府は断定した。そう
する以外ないだろう。その村以外の崩壊は既に終了している。暗き闇の一族の崩壊に
しても、既にそれは13の年月が経っている。その13の月日年月の中で、一応の滅びと
言う名の革命が起きなかったのはここだけではなかった。だが、ここが異様に遅いと
言う事は一目瞭然だった。
情報。流通の遅いそこではそれは実感出来る物ではなく、単に0と1の数式を見せられ
たような、実感の無いものでしかなかった。昨今における五大国の内の二つが陥落し
、今では三つ巴の戦争である事も、その内の一国での不祥事、汚職等の事すらも、そ
の村にとってはどうでも良い事であり、それ以上に感傷が持てるものではなかった。
しかし、それ故に取り残されたそこは、周りからは格好の的に見えるのだ。
そして、いつしか、炎が上がる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
赤き焔に全てが墜ち行く。有機物無機物それら全てが関係無く灼熱の抱擁により灰と
なり散る。既に退路のないそこは、定められた地獄であった。
次々に黒くなり倒れていく。その焔に原因があるのかは分からないが、果たして今こ
の段階で原因と言われる何かが、元凶と呼ばれるそれが、必要なのだろうか？そう言
う状態はとうに越えている。ただ逃れられぬ死への旅路への順番待ちをしているだけ
に過ぎない。
当然ながら、そこには何があったわけでもない。それ故に、その焔をどうする事も出
来ないのだ。赤く、紅く、朱く、緋いそれに彩られ、その風景はある意味で神秘さを
帯てすらいた。
通常ならば、その焔のもと、生きている者はいないだろう。隙間がないかの様に埋め
尽されたその真紅は、周囲の酸素を吸い込み、爆発的な速度で勢力を増す。
いかなる方法を取ろうとも、暫くはどうする事も出来ないだろう。
そんな焔の中で、倒れている少年が一人。まだ息はあるらしい。しかし、その顔は煤
まみれで、背中や足に重度の火傷、否、足についても修復不可能なまでに焼かれてい
る。普通なら発狂して死にそうな程の傷を負いながらも、その少年は生きていた。
しかし、もう時間の問題だろう。少年は他人事の様に思う。全てが燃えて行く中で自
分だけが例外となる様な可能性は零に近い。それは既に機能を失った足を代償に嫌と
言う程思い知った。つまりは、自分が生き残れる可能性は皆無。それを幼いながらに
して、自覚していた。
特に何か目標がある歳ではない。具体的な夢を持つ歳ではあっただろうが、結局、そ
れはぼんやりとしたまま、この空虚のまま無くなって行くのだろう。
燃え盛る焔が少年を包もうと勢力を更に上げる。そうだ、僕はこれで楽になれる。少
年は思い、目を閉じる。
しかし、
「おい、生きてるなら返事しな」
ぶっきらぼうな声が聞こえる。無視してもよかったが、何かがそれを却下した。
緩慢な動きで、少年は声の方向を見上げる。
そこにいたのは青年だった。金髪に紫暗の瞳の無愛想な美貌には汚れ一つない。この
焔の中にいると言うのに、随分と涼しそうな表情をしている。白衣もおろしたてと間
違えそうな位に白く、首にかかる少し傷のついたロケットが光る。その青年は特に意
味も無く話しているかの様に、まるで独り言の様に少年に語りかける。
「まぁ、生きてても生きて無くても俺には関係はない。ない、だが生きてるなら別に
助ける事は可能で、お前が望むなら、それをしてやってもいい、と思って登場してみ
たわけだが、どうする？」
最初、少年には青年が言ってる事の意味が分からなかった。助けるにしても、この中
でどう助けると言うのだろう？
「まぁ、声は出ないだろうな。そりゃ分かってる。だからどうして欲しいか、頭に思
い浮かべれば良い。それで大体分かるから。このまま楽になりたいならそれでも良し
。でも、そんな歳で死ぬのはもったいないとは思わないか？」
男の声が少年に集中する。少年が青年を見上げると、そこには、悲しみにも似た、何
とも言い難い顔。
「まぁ、強制はしないが。とにかくも、俺はお前に一つの道を作ってやる。だから、
お前は選べ。自己にとっての最善の選択をな」
漸く、理解出来てきたが、しかし、疑問は渦巻く。
「どうして、お前を助けるか、か？」
青年は、その心を的確につく。
「まぁ、見た所、後助けられそうなのがお前だけだって事が大きいのが一つ。それと
、一応責任も感じてるのでそれも一つ。知りたかったら生きるしかないだろうな。死
んだ奴に話す程、俺は人間が出来ていない」
「さぁ、選べよ」
…………少年は一つの答えを思う。
そして青年はにやり、と笑う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人の心とは自発的に生まれる物ではなく、前例と環境と遺伝子により厳密に、しかし気まぐれに計算された結果である。
その式は未だに見付からず、だからこそ、人は心の実在を信じるだけである。
神史暦2629年。死刑囚フィグルの辞世の言葉より抜粋
| Message |
スバルは言った
スバル「ふぁ・・・・・日記書けたぁ」
レティ(405)からのメッセージ
レティ「次回こそはあわせられるように頑張りましょう〜」
| Quick Action / etc |
|
特に何もしなかった。
|
| Party Message |
風雅「簡易登録〜。迷惑かけてもうてすまへんわｍ（＿）ｍ」レティ「PK戦ですね援護頑張ります！」
climson「迷惑かけますが宜しくっす」
| 精霊と歩んでいくもの達 Group Message |
レティ(405)からのメッセージ
レティ「ここは特に活動することはありませんよ〜 でも精霊さんとは仲良くね♪」
| 第108パーティ・所属メンバー (Before) |
|
| Character Data (Before) |
| ENo.9 柊 昴 | |||||||
| HP | 555 / 1095  | 1 | 漲溢1 | 場所 | E9 ［山岳LV0］ | ||
| SP | 294 / 294 | 2 | 過激1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 4 | 体格 | 75 | 3 | 魔術5 | 参 加 団 体 | |
| CP | 57 | 敏捷 | 116 | 4 | 命術5 | 0 | 箱庭の庭園 |
| PS | 785 | 器用 | 75 | 5 | 1 | 精霊と歩んでいくもの達 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 295 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 4 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 188 | 生命 | 75 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 85 | 9 | ――― | 5 | |
|  | |||||||||
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 | イベント戦闘 |
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第108パーティ 所属 † V S †
ウォーキング部員
 歩行小石  歩行小石 歩行小石
Enemy |
スバル「昴「うーん・・・・やるの？」 棗「いや、やれよ」」レティ「レンちゃんちょっと下がっててね」
ウォーキング部員「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか？」歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」歩行小石C「ごっつぅぅ・・・」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
|
ウォーキング部員の攻撃！
ウォーキング部員「日々の活動の賜物です！」スピードアップ！！1
ウォーキング部員のSPDが上昇！
ウォーキング部員のWAITが減少！
非接触フェイズ
|
スバルの攻撃！
スバル「まずは一発」マジックミサイル！！
歩行小石Bに548のダメージ！
スバルの攻撃！
スバル「んで二発」マジックミサイル！！
歩行小石Aは攻撃を回避！
非接触フェイズ
|
戦闘フェイズ
TURN 1
|
スバルの攻撃！
歩行小石Bに398のダメージ！
レティの攻撃！
レティ「流れる水は精霊の力です！」アクアストリーム！！
ウォーキング部員に145のダメージ！
ウォーキング部員に43の氷属性ダメージ！
歩行小石Aに143のダメージ！
歩行小石Aに49の氷属性ダメージ！
歩行小石Bに159のダメージ！
歩行小石Bに43の氷属性ダメージ！
歩行小石Cは攻撃を回避！
ウォーキング部員の攻撃！
レティに88のダメージ！
スバルの攻撃！
必殺技が発動！
スバル「・・・・・もう一発「魂喰！」」魂喰！！
ウォーキング部員に399のダメージ！
スバルのHPが199回復！
歩行小石Cの攻撃！
歩行小石C「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Cの物理ATが上昇！
レティは攻撃を回避！
歩行小石Bの攻撃！
スバルは攻撃を回避！
歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Aの物理ATが上昇！
スバルは攻撃を回避！
歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」歩行小石Bが倒れた！
TURN 2
|
レティの攻撃！
レティ「水の精霊さん おねがい〜」アクアストリーム！！
ウォーキング部員に169のダメージ！
レティ「倒せた かな？」ウォーキング部員に49の氷属性ダメージ！
歩行小石Aに163のダメージ！
歩行小石Aに49の氷属性ダメージ！
歩行小石Cに156のダメージ！
歩行小石Cに47の氷属性ダメージ！
スバルは歩行小石Cを魅了した！
スバルの攻撃！
歩行小石Cは攻撃を回避！
ウォーキング部員の攻撃！
ウォーキング部員「食らえぇぇッ！！」ブロウ！！2
スバルに90のダメージ！
レティの攻撃！
必殺技が発動！
レティ「本気でいくよ〜！」フラッドスプラッシュ！！
ウォーキング部員に178のダメージ！
ウォーキング部員に55の氷属性ダメージ！
歩行小石Aは攻撃を回避！
歩行小石Cは攻撃を回避！
スバルの攻撃！
スバル「さて、終わらせるよ「魂喰！」」ボロウライフ！！
歩行小石Cに362のダメージ！
レティのHPが181回復！
歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」ブレイク！！2
スバルに95のダメージ！
スバルの物理DFが低下！
歩行小石Cは魅了されている！
（歩行小石Cの魅了の効果が消失）
ウォーキング部員「足が！足がァァッ！」ウォーキング部員が倒れた！
TURN 3
|
レティの攻撃！
レティ「流れる水は精霊の力です！」アクアストリーム！！
歩行小石Aに187のダメージ！
歩行小石Aに62の氷属性ダメージ！
歩行小石Cに185のダメージ！
歩行小石Cに63の氷属性ダメージ！
スバルの攻撃！
スバル「さて、終わらせるよ「魂喰！」」ボロウライフ！！
歩行小石Cに395のダメージ！
スバルのHPが197回復！
スバルの攻撃！
歩行小石Cに398のダメージ！
歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」ブレイク！！2
スバルは攻撃を回避！
歩行小石Cの攻撃！
歩行小石C「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Cの物理ATが上昇！
レティ「危なかった〜」レティは攻撃を回避！
レティの攻撃！
歩行小石Cに192のダメージ！
歩行小石C「ごっつぅぅ・・・」歩行小石Cが倒れた！
TURN 4
|
スバルの攻撃！
歩行小石Aに440のダメージ！
レティの攻撃！
歩行小石Aに208のダメージ！
歩行小石Aの攻撃！
スバルは攻撃を回避！
スバルの攻撃！
歩行小石Aに406のダメージ！
レティの攻撃！
歩行小石Aに196のダメージ！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」歩行小石Aが倒れた！
スバル「昴「はぁ・・・・終わったぁ」」レティ「やったよ〜」
戦闘に勝利した！
172 PS、 0 CPを獲得！
スバルは 丸石 を入手！
レティは 石ころ を入手！
| Normal Action / etc |
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命術 のLVが1上昇しました。(- 5 CP) 命術 のLVが1上昇しました。(- 6 CP) 命術 のLVが1上昇しました。(- 7 CP) 命術 のLVが1上昇しました。(- 8 CP) 命術 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)
ブラッドサッカー を習得！
箱庭の庭園 の活動をしました！
箱庭の庭園 の活動をしました！
箱庭の庭園 の活動をしました！
CPが 35 増加しました！ NPが 1 増加しました！ F9に強制移動されました。 レティ(405)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
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石売り姐御がのんびりと石を売っている。 「はーい学生とか色々なお客さん見てってねー、見るだけなら無料無料。あたしのこともじっくり見てっていいからねー、ほらこいほらこーい。」
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それはそうと何者かと遭遇しましたよ！？
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| イベント戦闘予告 |
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第108パーティ 所属 † V S †
気弱学生
 帰宅部員 
Enemy |
| 第108パーティ・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.9 柊 昴 | |||||||
| HP | 1097 / 1097 | 1 | 漲溢1 | 場所 | F9 ［特殊LV0］ | ||
| SP | 296 / 296 | 2 | 過激1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 5 | 体格 | 75 | 3 | 魔術5 | 参 加 団 体 | |
| CP | 57 | 敏捷 | 119 | 4 | 命術10 | 0 | 箱庭の庭園 |
| PS | 957 | 器用 | 75 | 5 | 1 | 精霊と歩んでいくもの達 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 298 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 5 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 223 | 生命 | 75 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 85 | 9 | ――― | 5 | |
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