後期学園生活 6日目
基本行動宣言 成功 戦闘行動宣言 成功 [イベ][デュ][援護][大乱]
└ 技設定 セリフ 必殺技名 を変更メッセージ送信 フレア(2)
Diary
第五話「琥珀色の天使に休息を」 ― 後期学園生活05日目 ―
「はぁ、はぁ、はぁ……」
胸に手を当てて、荒くなった呼吸を整えようとしている一人の少女。
「ふぅ」
一度大きく息を吐く。
「今日も、なんとか勝てた……」
そして、そう呟いて、安堵の表情を浮かべる。
さっきまで可憐は戦闘の真っ最中だった。日を負うごとに激しくなっていく戦闘。同時に、体力・精神力の消耗も激しい。連日連日戦って、可憐にもだんだんと疲労が溜まってきていた。
「……」
さっきの戦闘で傷ついた身体で、可憐は校舎を歩く。
∽∽
三階、南側の廊下の一番奥。図書室がある。前期に何度か入った事があるが、後期になってから入るのは初めてだった。可憐は戸をスライドさせて中に入った。
今日の図書室はかなり込み合っていて、座る席が無かった。室内には静寂な空気が漂っていて、歩く足音さえ気になるくらいだった。別に、皆集中して本を読んでいる訳でない。全員机に突っ伏して昼寝していた。
「……」
カウンター席の図書委員でさえ寝ている有様だ。これでは図書室ではなく、仮眠室と名を改めなくてはならない。南側を向いているため、日当たりがよく、昼寝しやすい環境にある。だから仕方ないといえば仕方ないのだが……。
(考えることはみんな同じなんだね……)
声には出さず、心の中だけでそう呟いて、可憐は図書室を後にした。
∽∽
生徒玄関から校舎を出て、後者の裏側に廻って右。グラウンドの横に、ちいさなちいさな丘がある。一本の大きな広葉樹林が目印、低い草が一面に生い茂っていて、日当たりもいい。従って、昼寝部の主な活動場所の一つになっていた。
可憐がそこに辿り着いたとき、何人かが大の字になって昼寝していた。おそらくは昼寝部員だろう。可憐は木陰に移動して、そこに座り込んだ。影の無いところだと眩しくて寝れない。だけど、あまり暗すぎるのは怖い。だからこれくらいが可憐にとって丁度よかった。
足を伸ばして、昼寝部員たちに倣って上体を後ろに倒す。仰向けになると、木の葉の間から青空が視界に飛び込んできた。
今日の空は晴れていたが、少し雲が多かった。綿雲が上空の風に吹かれて動いているのが判る。秋の午後の陽気を肌で感じながら、可憐はゆっくりと眼を閉じた。
∽∽
何か冷んやりとしたものが頬に当たったような気がした……。可憐はそれで眼を覚ます。見上げると、さっきまでの曇りがちの青空はどこかへ消え、代わりに灰色の空が広がっていた。そしてそこから雨粒が降り注いでいる、いた場所が大きな木の木陰だったので、可憐はあまり濡れずに済んでいる。しかし、紅い制服の一部に、雨に濡れた跡があった。可憐は身体を起こした。
今はこの場所に可憐以外に誰もいない。皆校舎の中に入ってしまったようだった。あいにく、可憐は傘を携帯していなかったので、雨が止むまで、木陰で雨宿りをすることになった。
「あなたも……雨宿り?」
突然、声が聴こえた。声のしたほうを見ると、一人の女性が立っていた。清楚な服装を身につけた、少し赤みがかった黒髪をもった綺麗な女性。さっき、この場所に可憐以外誰もいないと言ったが、丁度背中合わせになるように、木の反対側にいたらしい。
「はい、そうですけど……」
女性は「隣、いいかしら」と可憐に断りを入れて、可憐の横に座った。
「あまりにも気持ちよくて昼寝してたら、いつの間にか雨が降ってきてしまって……」
少し警戒していたが、どうやら敵意はなさそうだ。
「わたしも同じです」
「お名前教えてくれるかしら?」
可憐は一拍間をおいて、自分の名を告げる。
「香坂可憐です」
「可憐ちゃんね……いい名前。あ、私は常葉麻美って言います」
「麻美さん……で、いいですか? えっと、先輩にあたるんですよね」
麻美はすこし首を傾げて、こう言った。
「うーん、確かに、先輩にあたりますけど……。今は一応ここの教師です」
「教師……」
その単語を聴いて、可憐は瞬時に警戒した。
「あ、でもまだ経験が浅い半人前。身分は非常勤講師ってなってるの、だから立場的にはあなたと同じ」
「そう、ですか……」
麻美は大きく息を吐いて、こういった。
「実を言うと、私はあまり戦いとか争いとか、そういうのは好きではないんです」
「あなたも、ですか……?」
「『あなたも』ということは、可憐ちゃんも同じなのね」
「……はい」
可憐は正直驚いた。自分以外にも無益な争いを好まない人間がいたなんて……。
「仕方ないことなのよね。生徒は卒業認定を貰うために、非常勤講師は昇進認定のために、それぞれ戦わなくてはならないのだから……。でも、生徒同士の戦いとか、そういうのが嫌で……」
「……」
雨は段々小降りになってきた。これくらいなら、今のうちに木陰を脱出しても大丈夫だった。
「さ、風邪引く前に、校舎に入りましょ」
「あ、はい」
玄関に着いて校舎内に入ると、麻美が手を振って別れを告げた。
「じゃ、またね可憐ちゃん」
「あ、えっと……」
可憐は、なんと声を掛ければいいのかわからなくて……。
「が、頑張ってください」
少々ずれたことを口走った。去ってゆく背中が一度振りかえり……。
「可憐ちゃんも頑張ってね」
そう言って、再び歩き出した。
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閑話休題。・・・あと1時間ちょっとで夜行列車が発車するというのに、こんなことしている僕はかなり馬鹿です(爆)
4日くらい街を離れる用事のため、ゆっくりと継続できません。
いろいろ計算した結果、ネットが使えるのはこの時間だけです。
というわけで、簡易ですが更新してます。
今回のSSは結構前に書いてストックしてあったのを使いました。かなり支離滅裂・・・僕はこういう文章しか書けないのか・・・il||li_| ̄|○il||li
更新できないとき用のために、戦闘シーンを省いたもの。
この僅かな時間で、少し付け足しして、今送信するところです。
Quick Action / etc
休憩により自分と手下のHP・SPが 10 %回復しました!
Amber HolinessAngel・所属メンバー (Before)
香坂可憐(887)
復活2 逆境1 魔術5 精霊10 命術5
現在地 I5
Character Data (Before)
ENo.887 香坂可憐 HP 1051 / 1363 1 復活2 場所 I5 [特殊LV1] SP 210 / 303 2 逆境1 技 使用可能技一覧 NP 4 体格 75 3 魔術5 参 加 団 体 CP 57 敏捷 78 4 精霊10 0 天空眺望同好会 PS 950 器用 88 5 命術5 1 精霊研究会 業 0(0) 魔力 167 6 2 連勝 4 魅力 75 7 3 総CP 193 生命 111 8 ――― 4 単位 0 精神 127 9 ――― 5
= Profile = 種族 人間 性別 少女 年齢 16歳
彼女を一言で形容すると「琥珀色の空」
少し大きめで、琥珀色の澄んだ瞳。
腰の辺りまで伸びる、同じく琥珀色のつやのある髪。
整っているとは思うんだけど、子供っぽい顔。
制服の袖からは、薄い琥珀色の肌が垣間見える。
声質は、無邪気で明るい声。
甘えたようにも聴こえないことも無い。
事実、どうしようもない甘えん坊。
一応高校生なのだが、こういう性格と、童顔から、実年齢より子供っぽく見える。
空を眺めるのが好きで、毎日の日課になっている。
蒼穹は沈んだ気持ちを晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるし……。
夕空は明日への勇気をもらえる気がする……。
だから、彼女の空への思いは日に日に強くなるばかり……。
幼い頃に両親を事故で亡くし、それ以来「暗闇」と「孤独」が嫌いになった。
誰もいない家は、とても静かで……。
そして、一人でいることが辛くなってきて……。
夜になると、暗闇の中で一人、寂しさに耐え切れずに泣いていた……。
彼女が願うは『強い人間になりたい』こと。
寂しさに負けて、ただ涙を流すような弱い人間にはなりたくないから……。
No アイテム名 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 装備 1 空想格子 魔石 / 2 / 2 / なし / なし 自由 2 濃灰の魔環 魔石 / 5 / 2 / なし / なし 武器 3 制服 防具 / 10 / 2 / なし / なし 防具 4 胸章 装飾 / 10 / 2 / なし / なし 5 迷神の遺産 魔石 / 2 / 2 / なし / なし 6 メガネ 装飾 / 12 / 3 / なし / なし 装飾 7 ピッケル 刺撃 / 10 / 5 / 物攻LV0 / なし 8 藍鉄鉱 鉱物 / 4 / 2 / なし / なし
イベント戦闘
Amber HolinessAngel 所属 † V S †眼鏡男
Enemy
可憐「えっと、あの……できれば痛くないのがいいな……」眼鏡男「私に適うとでもお思いかねッ!」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [前]可憐 1051 / 1363 210 / 303 [後]眼鏡男 1016 / 1016 157 / 157
眼鏡男の攻撃!
眼鏡男「降参するなら今のうちだよ?」
ラピットファイア!!1
可憐は攻撃を回避!
可憐は攻撃を回避!
可憐の攻撃!
可憐「えっと、最初はこんなのでどうかなぁ?」
カマイタチ!!
眼鏡男は攻撃を回避!
眼鏡男に130のダメージ!
眼鏡男に133の風属性ダメージ!
眼鏡男に118のダメージ!
眼鏡男に124の風属性ダメージ!
眼鏡男の攻撃!
眼鏡男「時間だ、後悔の準備はいいかい?」
ラピットファイア!!2
可憐に140のダメージ!
可憐「こ、これでもわたし、結構すばやいんだよ?」
可憐は攻撃を回避!
可憐の攻撃!
可憐「だめだった? じゃあもう一回やってみるね」
カマイタチ!!
眼鏡男は攻撃を回避!
眼鏡男は攻撃を回避!
眼鏡男に127のダメージ!
眼鏡男に150の風属性ダメージ!
非接触フェイズ
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [前]可憐 911 / 1363 60 / 303 [後]眼鏡男 234 / 1016 127 / 157
戦闘フェイズ
眼鏡男の物攻LV1
眼鏡男の物理ATが上昇!
TURN 1
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [前]可憐 911 / 1363 60 / 303 [前]眼鏡男 234 / 1016 127 / 157
可憐の攻撃!
可憐「あなたにも、敗北という烙印を与えるから……」
フレア!!
眼鏡男に182のダメージ!
眼鏡男に120の火属性ダメージ!
可憐「とりあえず、ここまでは順調・・・なのかなぁ?」
眼鏡男の攻撃!
眼鏡男「ハハハハハッ!!」
ペネトレイト!!4
可憐は攻撃を回避!
可憐の攻撃!
可憐「あなたにも、敗北という烙印を与えるから……」
フレア!!
眼鏡男に168のダメージ!
眼鏡男に123の火属性ダメージ!
眼鏡男の平穏LV1
眼鏡男のSPが3増加!
眼鏡男の攻撃!
可憐に240のダメージ!
眼鏡男「そんな馬鹿な・・・」
眼鏡男が倒れた!
可憐「まだまだこれから……。願わくは、一人前になれますように……」戦闘に勝利した!
360 PS、 10 CPを獲得!
可憐は メガネ を入手!
BATTLE END.
Normal Action / etc
H5に移動しました。
G5に移動しました。
復活 のLVが1上昇しました。(- 20 CP)
体格 が 13 上昇しました。(- 7 CP)
魅力 が 13 上昇しました。(- 7 CP)
ライフアップ を習得!
天空眺望同好会 の活動をしました!
精神 が 1 上昇!
生命 が 1 上昇!天空眺望同好会 の活動をしました!
精神 が 1 上昇!
生命 が 1 上昇!
CPが 35 増加しました!
NPが 1 増加しました!
Event
何者かと遭遇した!
イベント戦闘予告
Amber HolinessAngel 所属 † V S †歩行雑草
Enemy
Amber HolinessAngel・所属メンバー
香坂可憐(887)
復活3 逆境1 魔術5 精霊10 命術5
現在地 G5
Character Data
ENo.887 香坂可憐 HP 1214 / 1429 1 復活3 場所 G5 [森林LV0] SP 168 / 310 2 逆境1 技 使用可能技一覧 NP 5 体格 88 3 魔術5 参 加 団 体 CP 68 敏捷 78 4 精霊10 0 天空眺望同好会 PS 1310 器用 88 5 命術5 1 精霊研究会 業 0(0) 魔力 167 6 2 連勝 5 魅力 88 7 3 総CP 238 生命 113 8 ――― 4 単位 0 精神 129 9 ――― 5
= Profile = 種族 人間 性別 少女 年齢 16歳
彼女を一言で形容すると「琥珀色の空」
少し大きめで、琥珀色の澄んだ瞳。
腰の辺りまで伸びる、同じく琥珀色のつやのある髪。
整っているとは思うんだけど、子供っぽい顔。
制服の袖からは、薄い琥珀色の肌が垣間見える。
声質は、無邪気で明るい声。
甘えたようにも聴こえないことも無い。
事実、どうしようもない甘えん坊。
一応高校生なのだが、こういう性格と、童顔から、実年齢より子供っぽく見える。
空を眺めるのが好きで、毎日の日課になっている。
蒼穹は沈んだ気持ちを晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるし……。
夕空は明日への勇気をもらえる気がする……。
だから、彼女の空への思いは日に日に強くなるばかり……。
幼い頃に両親を事故で亡くし、それ以来「暗闇」と「孤独」が嫌いになった。
誰もいない家は、とても静かで……。
そして、一人でいることが辛くなってきて……。
夜になると、暗闇の中で一人、寂しさに耐え切れずに泣いていた……。
彼女が願うは『強い人間になりたい』こと。
寂しさに負けて、ただ涙を流すような弱い人間にはなりたくないから……。
No アイテム名 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 装備 1 空想格子 魔石 / 2 / 2 / なし / なし 自由 2 濃灰の魔環 魔石 / 5 / 2 / なし / なし 武器 3 制服 防具 / 10 / 2 / なし / なし 防具 4 胸章 装飾 / 10 / 2 / なし / なし 5 迷神の遺産 魔石 / 2 / 2 / なし / なし 6 メガネ 装飾 / 12 / 3 / なし / なし 装飾 7 ピッケル 刺撃 / 10 / 5 / 物攻LV0 / なし 8 藍鉄鉱 鉱物 / 4 / 2 / なし / なし 9 メガネ 装飾 / 12 / 3 / なし / なし
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