後期学園生活 6日目



基本行動宣言成功
その他の設定成功


Diary


・・・あの日・・私と姉と、そしてもう一人の・・妹の運命を壊した日。

一番最初に生まれた明日葉は、桐崎の名に相応しい剣の腕を持ち、
桐崎流剣術を引き継ぐのは当然と考えられていた。
私はその妹として、桐崎の家を継ぐことはないが、
やはり幼い頃から剣を握っていた。もっとも、
剣技の一つも繰り出す事はおろか、剣を振ることも満足に出来なかった私は、
親からも周りからも剣士として見られることはなくなっていた。

・・・私には桐崎の家のことなど、その時はほんとうにどうでもよかった。
むしろ、桐崎の家の主、”葉主”の紋を継ぐことなど、私には不分相応の重荷にも思えた。
だが、自分が桐崎の家に生まれた事を誇りに思っていたし、
何よりも家族が大切に思えた。
私が幼い頃、姉は厳しい特訓のさなか、私にはとても優しくしてくれた。
私にとってはそんな暮らしこそがすべてだった。

姉が12歳の時、私が5歳の時。
3人目の娘が生まれた。
・・香守葉(かずは)と名づけられた。
姉の”葉”の文字と、私の”守”の文字を貰って。
私は少しだけ羨ましいと思ったものだった。
”葉”というのは、言うまでもなく桐崎の真意である”葉主”から取ったもので、
このとき、私も少しはその名にこだわりというようなものを感じていて、
心の底では姉が羨ましいと思っていた事を知った。
・・・しかし、私はそれでも納得していた。
姉は葉主の紋を継ぐに相応しい、素晴らしい人であり、剣士であると思っていたからだ。
・・・3人の姉妹は、年が離れているという事もあって、何の問題もなくうまくいくと思った。

姉が17歳の時、私が10歳で、妹は5歳だった。
姉はもう、桐崎流剣術の後継者として申し分ないほどの剣の技を身に着けていた。
・・・だが、姉はまだ”鏡覇朱”の極みを会得していなかった。

家の敷地内にあった桐崎流の道場では、4人の門下生が修練に励んでいた。
・・・ある日の事、ざわざわと道場の方から声がして、
書き物をしていた私は、ふとそれが気になって道場へ出向いた。

「こ・・ これは・・!?」
入り口から薄暗い道場の中を覗く、そこには既に姉と父もいた。
・・門下の一人で、体躯の良い双という男が、道場の床に座り込んでいるように見えた。
他の門下生は、その光景を茫然自失といった趣で見つめていた。
・・双という男は、体長が2m30cm程もある大男だ。
その男を屈服させ、顔先に剣を向けて制していたのは・・5歳の妹、香守葉だった。
幼い頃の私と比べて、香守葉は剣筋がいいということは知っていた。
・・・姉さえいなければ、きっと跡取になるだろうとも思っていた。
しかし、その出来事は、私のそんな予想を遥かに越えて驚愕すべき事だった。
妹はただ、いつも手合わせの練習をしたり素振りの練習をしたりしている姉や父、
門下生の修練をじっと眺めているだけだった。
たぶん、試合という形で剣を握ったのは今が始めてなんだと思う。
・・・いや、まさか双が、5歳の女の子を相手に試合をするとは考えにくい。

「くっ・・ この・・俺が・・ こんな小娘なんかにっ・・!」
父や姉がいるのも忘れ、双は逆上しているように見えた。
試合という形でなら、首元、もしくは顔、心臓などの急所に剣を突き付けた時点で勝負は終わっている。
・・たぶん、正式な形での試合ではないんだと思う。
双は近くにあった自分の剣を拾い、眼前の剣をたたき上げて弾き飛ばし、ふらりと立ち上がった。
その表情は怒りに燃えていた。
「・・・この・・俺が・・・!」

彼の握る剣は、門下生用の比較的小型の剣。
元々桐崎流の源流は女性という事もあって、力よりは技、そしてスピードの剣術だ。
・・・力が無くても、1対1で相手を切り伏せる事が出来るように。
「・・・むだ。」
その声は私には聞こえなかった。後で他の門下生から聞いた言葉だ。
双の一撃は、明らかに殺意を持った斬撃だった。直撃した時の破壊力は申し分なく、
たぶん妹の身体を真っ二つにするくらいの威力はあっただろう。
しかし・・ その剣は妹にもその剣にも触れることなく床に突き刺さった。

そして・・
「っぎゃぁぁあっ!」
次の瞬間・・ 双の剣を握る右腕は、その付け根けら完全に斬りおとされてしまっていた。
・・私も含めた道場の全員が、微動だにせずその光景を眺めているだけだった。
ざんっ。どすぅんっ。
続いて聞こえた斬撃の音、巨体が床に落ちる音、足と胴を切り離され、立つ事さえも出来なくなる。
「・・明日葉っ!」
父が姉に呼びかける。姉も正気を取り戻し、妹を止めようと、ふたりの間に出ようとした。
・・・だが、間一髪、それは成らなかった。

「・・・鏡・・・」
父がそう呟くのを、私ははっきりと聞いた。
・・・刹那、それはあまりに刹那の極みだった。
男の前にいたはずの妹は、まるで胴を切り抜いたように剣を横に構え、男に背を向けて立っていた。
・・・双は瞬き一つせず、物言わぬ像であるかのように目を丸くして立っていた。
そして次の瞬間・・ 双は頭と胴を9分に分けられ、原型をとどめない肉塊と化して床に落ちた。

「鏡・・覇朱・・」

姉が12年余りをかけて完成する事が出来なかったこの技・・・鏡覇朱を、妹は5歳にて完成させてしまったのだ。


・・・混沌とした空気の中、当然他の門下生もそれ以上修練を続けられるわけも無く、その日は、
双という男のあまりに凄惨すぎる亡骸と禍々しい光景を残す道場の後始末に追われた。
妹は・・ 父も姉も、そして私も、なんと言っていいか分からない。呆然としていると、
妹は勝手に道場を出て行ってしまった。
「・・・っ、香守葉!」
その後しばらくしてだが・・ 姉は妹を追って道場を出て行った。

・・・目の前の状況を理解できなくて、私は吐き気さえ感じないくらい無感覚になっていた。
他の皆がどう感じていたか分からない。だけど、この出来事がすべての私達の幸せを壊した。
・・・そう、すべてを壊したのだ。

夕食の場には当然、父も姉も、そして妹もいた。
母も含めて皆、今日道場で起きた出来事については知っていたが、それを話題にする事は終始なかった。
・・・静寂、本当に気分の悪い静寂がその場を包んでいた。
「・・・ごちそうさまでした・・」
妹は半分も食べないうちに箸を置いて、茶の間を出て行ってしまった。


・・・
・・・
・・・

「・・・ 明日葉。・・私は・・」
姉が桐崎流を継ぐ事は決まっていた。だが、姉は未だに鏡覇朱を完成させる事無く、妹はそれを成してしまった、
そういう事実があって、私はもしかしたら・・と思っていた。
・・・だが、父の口から出た言葉は、私が考えも付かぬことであった。

「・・殺す」

信じられないと・・ 本当に信じられないと・・・
・・・消えていた感覚が戻ると同時に・・
「・・あぁぁぁぁっ・・!」
何も・・分からなくなって・・ 頭が痛くなって・・・
・・胃の中のものを全部ぶちまけた後、私はそこに卒倒していたらしい。

「・・・香守葉を・・ 殺す。」

その行為は、桐崎家の教えからすれば著しく道義を欠いた行為に思えた。
父は何故、そうしようと?
剣の腕の優れたもの、それだけが桐崎の名でない事は分かるし、
このままでは姉の面子も立たないということも理解できた。

・・・そんな、意識が途切れる前の最後の思考の中で、私は本当に、大切なものが崩れていくのを感じていた。
・・そして、とても胸が苦しくなった。


・・・目が・・醒めたとき・・・ 何もかも・・ 終わっているんだろうか。


Quick Action / etc




現在の大乱戦チームメンバー
 イレトス(484)
 ウェイン・ウェイン(505)
 桐崎吾守那(523)
 ヘクター=タラール=レイド(534)

特に何もしなかった。



第523パーティ・所属メンバー (Before)



桐崎吾守那(523)
風柳1 適応1 装飾12 魅惑5
現在地 E2


Character Data (Before)


ENo.523 桐崎吾守那
HP975 / 1197

1風柳1場所E2 [特殊LV1]
SP217 / 217

2適応1使用可能技一覧
NP5体格753装飾12参 加 団 体
CP53敏捷754魅惑50桐崎家の事情
PS100器用755 1
0(0)魔力1206 2
連勝1魅力2237 3
総CP172生命758―――4
単位-1精神759―――5
= Profile =
種族人間
性別
年齢16歳

桐崎家の次女。
桐崎家の家紋を認められた姉”明日葉”を追ってこの学園にきた。
若いながらも非常勤教師として学園に勤める。

目的は姉を倒し、葉主の紋を取り返すことらしい。




手下No.1 < No Entry > 空いている手下枠です



Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1リグレット魔石 / 2 / 2 / なし / なし自由
2チャム魔石 / 4 / 1 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5植物 / 0 / 1 / なし / なし
6丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし
7新鮮な雑草植物 / 2 / 2 / なし / なし



イベント戦闘



第523パーティ 所属

あずな(523)

† V S †
暴れ兎

Enemy




あずな「ふふ・・ 準備はよいのか?」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]あずな1031 / 1257

217 / 217




[前]暴れ兎1711 / 1711

194 / 194




あずなの攻撃!
あずな「ふむ・・・ 油断できぬのぅ。」
ブレス!!
あずなに祝福を追加!
あずな「蓄えておかねばな。」
ソウルブレン!!
あずなのHPが117減少!
あずなのSPが65増加!




非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]あずな914 / 1257

202 / 217




[前]暴れ兎1711 / 1711

194 / 194





戦闘フェイズ


暴れ兎の物攻LV1
暴れ兎の物理ATが上昇!
暴れ兎の物防LV1
暴れ兎の物理DFが上昇!
暴れ兎の活力LV1
暴れ兎のMHPが上昇!



TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]あずな914 / 1257

202 / 217




[前]暴れ兎1907 / 1907

194 / 194




暴れ兎の攻撃!
あずなに286のダメージ!


あずなは祝福されている!
あずな「さぁ・・ 酔いしれるがよいぞ?」
あずなは暴れ兎を魅了した!
あずなの攻撃!
あずな「ふふ。 ・・私に適うとでも思っているのか?」
チャーム!!
暴れ兎に160のダメージ!
暴れ兎は魅了に抵抗!
あずなのHPが32回復!


暴れ兎は魅了されている!


(暴れ兎の魅了の効果が消失)


あずなは祝福されている!
あずなの攻撃!
あずな「実践教育とやらも・・ 悪くはないようだな?」
チャーム!!
暴れ兎は攻撃を回避!
あずなのHPが0回復!


(あずなの祝福の効果が消失)




TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]あずな660 / 1257

172 / 217




[前]暴れ兎1747 / 1907

194 / 194




暴れ兎の攻撃!
デストロイ!!2
暴れ兎の物理ATが上昇!
暴れ兎の物理CRIが上昇!
あずなに546のダメージ!


あずな「むぅ・・まだあきらめぬ。葉主の力を得るまでは・・」
あずなの攻撃!
暴れ兎に170のダメージ!


暴れ兎の攻撃!
パワフルタックル!!1
あずなに482のダメージ!


あずなの攻撃!
暴れ兎に187のダメージ!


あずな「まだ・・ 遠いのぅ。」
あずなが倒れた!




戦闘に敗北した・・・

単位を 1 喪失!

BATTLE END.




Normal Action / etc




まいり(725)をパーティに勧誘しました。

装飾 のLVが1上昇しました。(- 12 CP)
装飾 のLVが1上昇しました。(- 13 CP)
装飾 のLVが1上昇しました。(- 14 CP)

エナジーボム を習得!

桐崎家の事情 の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  魅力1 上昇!

桐崎家の事情 の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  魅力1 上昇!

桐崎家の事情 の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  魅力1 上昇!

桐崎家の事情 の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  魅力1 上昇!

CPが 34 増加しました!

NPが 1 増加しました!

まいり(725)を同行者に指定しました。



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



メイリン=ブラックスター


[分類]下っ端音楽教師 [性別]女性 [年齢]27

 黒の長髪に黒い瞳、正装を好んで着用する。主な担当はピアノ&オルガン、知識はあるが技術が無い。どんなミスをしても心からの笑顔で凌ごうとする。
 料理も趣味。知識はあるが技術が無い。





音楽室の方が騒がしい。

 「い・・・、いけませんよ・・・そんな一斉に・・・。順番です、順番っ!」

音楽室には音楽教師のメイリンが、そして彼女を囲むようにして怪しげな楽器が浮んでいる。その周りには多くの学生が倒れている。

 「それでは・・・・・・次は貴方です、よろしくお願いしますね。・・・何か決め台詞言わないと戦う気分になれませんよね。えぇと・・・。」

そう言って彼女がこちらを指差すと、楽器達もこちらを向いて妙な威圧感を漂わせる・・・

 「ひ・・・弾き殺して差し上げますねっ!」



イベント戦闘予告



第523パーティ 所属

あずな(523)
まいり(725)

† V S †
メイリン
カオスフルート
カオスドラム
カオスタンバリン

音楽の時間です




第523パーティ・所属メンバー



桐崎吾守那(523)
風柳1 適応1 装飾15 魅惑5
現在地 E2
葉月 紅(725)
漲溢1 風柳1 精霊5 魔石15
現在地 E2


Character Data


ENo.523 桐崎吾守那
HP863 / 1205

1風柳1場所E2 [特殊LV1]
SP220 / 220

2適応1使用可能技一覧
NP6体格753装飾15参 加 団 体
CP48敏捷754魅惑50桐崎家の事情
PS100器用755 1
0(0)魔力1246 2
連勝0魅力2277 3
総CP206生命758―――4
単位-2精神759―――5
= Profile =
種族人間
性別
年齢16歳

桐崎家の次女。
桐崎家の家紋を認められた姉”明日葉”を追ってこの学園にきた。
若いながらも非常勤教師として学園に勤める。

目的は姉を倒し、葉主の紋を取り返すことらしい。




手下No.1 < No Entry > 空いている手下枠です



Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1リグレット魔石 / 2 / 2 / なし / なし自由
2チャム魔石 / 4 / 1 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5植物 / 0 / 1 / なし / なし
6丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし
7新鮮な雑草植物 / 2 / 2 / なし / なし



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