後期学園生活 6日目
基本行動宣言 成功 その他の設定 成功
Diary
「……忌々しい」
冷え込んだ早朝の空気の中、俺は山道の路肩に棒立ちしている木の背に持たれつつ、しょうもない悪態をついていた。
――冬に差し掛かった今の季節、慣れていたとは言え最近の平和ボケした心体での運動は、正直を言えば中々に堪える。
その所為か、これもまた忌々しい事にじんわりと汗ばみ、前髪の一部を貼り付けていた額を持っていた手拭で拭いながらも、もう片手にあった水筒の水を徐に口に運ぶ。
「…………糞」
いつまで経っても乱れた呼吸。纏まらない思考。エトセトラ
どれもこれも癪には変わりないが、それでも今は脳裏にこびり付く唯一つの厄介が、この口に悪態を吐かせていた。
この感情かそれとも呼吸か、どれともつかないがとりあえず何か一つでも落ち着ければと両瞼を閉じる事にする。
他愛の無い事だが、それでも視覚からの雑念は遮断されるのだから易い事だ。
文字通り瞬く間すら無く、視界は暗闇になった。
その恩恵か、若干心も、漸くの落ち着きを見せ始めたのか腰の力がするりと抜け、音を立てて尻餅をついてしまった
……全く、らしくない事だとは思うが……修行中の身とは、要するにこう言う事なのだろう。
妙なところで納得し、とは言えそれだからといって癪が収まるわけでもない。
そんなうちにも、真っ暗だった筈の視界は、いつの間にか”あの女”の気に触る顔にすり替えられていた
「癪だ」
どすっ
頭から指令を出すまでも無く、手拭を握り締めた右腕が間近の地面を殴り、僅かの土を抉る。
痛くは無いが、とは言えこれでも気が治まるわけではない。
じゃあどうすれば治まるのかと問うてみれば、一番困るのは俺自身なのであり、まあ結局の所そう言う事である。
だから、修行が足りないからこういう羽目になるのだ……と言い返してみればどうと言う事も無い
とどのつまり、俺は修行が中々に思うとおりに事を運ばないからこれほどに気が立っているのだ。
……どちらが先かと言われれば、無論修行が上手くいかないのが先な訳で、結局の所、無限ループと言う結論に達してしまう。
其処で、一応の結論に達せたからと言って、人間其処まで出来が言い訳でもない
……神は、結局凄まじく無慈悲なのだと知り。ああ――結局悪役を一人決めねば納得の一つも出来ない自分を嘆くのだ。
「……ああ」
これがつまり、青春のうんたらかんたらと言う奴だろうか、巷で噂の。
俺も遂に其処まで一般市民と同化し始めたというのか――
「…………母上、父上、俺はもう駄目かも解りません……」
頭を抱え込み、蹲る。
糞糞糞……あの妹は良いんだ――まだ。
否、良くは無いが。そう、良くは無いが、まあ人間としては理解できる。
だが……あの、無職の兄の方だ、問題は。あの眠そうな顔を見ると腸が煮えくり返る…ッ!!
……と言うか、何故妹の方に会いに行って兄に遭わなければならんのだ?!
…奴はシスコンか?……否、寧ろ今巷で噂のストーカーと言う奴か?
――解らん。解らんが、思えばアイツについては人間性からして解らん。理解の範疇に無い存在だ。
妹の方は、生真面目で俺と優劣を競うほどだと言うのに――…………否、優劣など競わせて堪るものか。
あの、温室育ちに何が解り、何が出来ると言うのか。
宗主だと?……何かの冗談だ。でなければ、山吹色の菓子包みが暗躍したに決まっている。
親戚一同、何かと雨打家には非道な仕打ちを重ねてきたのだ。ここぞとばかりに親戚ぐるみであちらの餌に釣られたとしか考えようが――
…………糞。だからあのお嬢様の顔を思い出すと気に障る――
と、其処で右前頭部に鋭い衝撃が奔った。
青春のうんたらかんたらに水を差され、思い切り殺意の篭った眼光で睨み付けた先には、何とこの島の特産品(?)の一つである歩行小石が臨戦態勢に入っていた。
ぴょんぴょんと、その全身を反重力でも使っているのか、非科学的にも程がある跳ね方をし、此方を威嚇している。
「……朝っぱらから……。……しかも、今日はお前か……」
石に描いてあるような円らな瞳が、此方に何かを呼びかけてきているかも知れないが、そんな事知った事ではない。
何と言うか、滅多に出さないであろう失意の溜息を吐き、俺は不承不承戦闘の構えを取った。
Quick Action / etc
特に何もしなかった。
第1663パーティ・所属メンバー (Before)
雨打 仁心(1663)
風柳2 終幕1 叩撃5 叩射5
現在地 E9
Character Data (Before)
ENo.1663 雨打 仁心 HP 2135 / 2150 1 風柳2 場所 E9 [山岳LV0] SP 196 / 196 2 終幕1 技 使用可能技一覧 NP 4 体格 127 3 叩撃5 参 加 団 体 CP 42 敏捷 186 4 叩射5 0 無手ノ会 PS 800 器用 88 5 1 業 0(0) 魔力 75 6 2 連勝 4 魅力 75 7 3 総CP 189 生命 181 8 ――― 4 単位 0 精神 75 9 ――― 5
= Profile = 種族 人間 性別 男性 年齢 十七
(無駄に)由緒正しく(かなり)ローカルな退魔師の宗家………の分家に当たる雨打家の長男にして次期当主。
執拗にプライド高い両親の元に生まれたのが災いしたのか、それともそんな両親の元で過度の期待をされながら育ったのが起因したのか実に自意識過剰かつ自尊心が高い。
雨打家の次期当主として相応しい人間となるべく、日々、退魔の術の鍛錬に打ち込んではいる物の、実力の程は一向に上がらず
その反面で、身体作りの為にと嗜むように言われた体術の方ばかりが上達する事に少なからず葛藤している模様。
それが理由で、若干体術修行の方を行う事に、少々、精神的な抵抗感がある。
幼い頃の荒修行で酷い目に遭ったのを筆頭に刃物相手には碌な目に遭っていないので、それが起因してか先端恐怖症で、刃物全般が苦手だったり。合併症で流血恐怖症だったり。
その上、実は金槌で首まで水が浸かって来るとパニックになったり。世の中怖い物だらけである。
性格であるが、一見性悪で近寄りがたい雰囲気を放ってはいる物の、義理堅く情に脆い一面も若干だがある模様。
No アイテム名 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 装備 1 家伝の呪符 装飾 / 2 / 1 / なし / なし 2 術式手甲 叩撃 / 4 / 1 / なし / なし 武器 3 制服 防具 / 10 / 2 / なし / なし 防具 4 胸章 装飾 / 10 / 2 / なし / なし 装飾 5 脚 植物 / 0 / 2 / なし / なし 6 新鮮な雑草 植物 / 2 / 2 / なし / なし 7 メガネ 装飾 / 12 / 3 / なし / なし 自由 8 韮 植物 / 3 / 3 / なし / なし
イベント戦闘
第1663パーティ 所属 † V S †歩行小石
Enemy
仁心「……面倒だ。戯言を聞かされる前に、沈めるとするか。」歩行小石「ごっつぅぅ・・・」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [前]仁心 2135 / 2150 196 / 196 [前]歩行小石 828 / 828 95 / 95
戦闘フェイズ
TURN 1
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [前]仁心 2135 / 2150 196 / 196 [前]歩行小石 828 / 828 95 / 95
仁心の攻撃!
仁心「…力押しとは、余り華麗とも言えんが…仕方あるまい。」
ブロウ!!
歩行小石に314のダメージ!
歩行小石の攻撃!
歩行小石「ごっつぅぅ・・・」
エキサイト!!1
歩行小石の物理ATが上昇!
仁心は攻撃を回避!
仁心の攻撃!
歩行小石に270のダメージ!
TURN 2
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [前]仁心 2135 / 2150 181 / 196 [前]歩行小石 244 / 828 75 / 95
仁心の攻撃!
仁心「…力押しとは、余り華麗とも言えんが…仕方あるまい。」
ブロウ!!
歩行小石に356のダメージ!
仁心「止めだ。と言うのは陳腐と言うモノか?まあ、他に言葉も知らん。とりあえず負けで納得しておけ」
歩行小石の攻撃!
仁心「避けるを卑怯と罵る前に、先ずは当ててみる事だ、下郎」
仁心は攻撃を回避!
仁心は歩行小石を魅了した!
仁心の攻撃!
歩行小石に312のダメージ!
仁心の攻撃!
仁心「…力押しとは、余り華麗とも言えんが…仕方あるまい。」
ブロウ!!
歩行小石は攻撃を回避!
歩行小石は魅了されている!
(歩行小石の魅了の効果が消失)
仁心の攻撃!
歩行小石に268のダメージ!
歩行小石「ごっつぅぅ・・・」
歩行小石が倒れた!
仁心「まあ、当然だな。…とは言え、油断できる身分でも無い、か……」戦闘に勝利した!
100 PS、 0 CPを獲得!
仁心は 石ころ を入手!
BATTLE END.
Normal Action / etc
F9に移動しました。
叩撃 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
叩撃 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
体格 が 13 上昇しました。(- 12 CP)
敏捷 が 22 上昇しました。(- 18 CP)
無手ノ会 の活動をしました!
敏捷 が 1 上昇!
器用 が 1 上昇!無手ノ会 の活動をしました!
敏捷 が 1 上昇!
器用 が 1 上昇!無手ノ会 の活動をしました!
敏捷 が 1 上昇!
器用 が 1 上昇!
CPが 35 増加しました!
NPが 1 増加しました!
Shout!!
たくさんの叫びが聞こえてきます。
Event
メイデン=ブラックスター
[分類]石売り姐御 [性別]女性 [年齢]不明
黒の長髪に黒い瞳に日焼け肌、太陽の下でクロッシェを被ってピクニックシートの上でタバコを吹かしながら様々な素材となる石を売っている。
暇になるとふと火遊びを始めては警備員に叱られる。
石売り姐御がのんびりと石を売っている。「はーい学生とか色々なお客さん見てってねー、見るだけなら無料無料。あたしのこともじっくり見てっていいからねー、ほらこいほらこーい。」
それはそうと何者かと遭遇しましたよ!?
イベント戦闘予告
第1663パーティ 所属 † V S †図書委員
Enemy
第1663パーティ・所属メンバー
雨打 仁心(1663)
風柳2 終幕1 叩撃7 叩射5
現在地 F9
Character Data
ENo.1663 雨打 仁心 HP 2199 / 2199 1 風柳2 場所 F9 [特殊LV0] SP 200 / 200 2 終幕1 技 使用可能技一覧 NP 5 体格 140 3 叩撃7 参 加 団 体 CP 36 敏捷 211 4 叩射5 0 無手ノ会 PS 900 器用 91 5 1 業 0(0) 魔力 75 6 2 連勝 5 魅力 75 7 3 総CP 224 生命 181 8 ――― 4 単位 0 精神 75 9 ――― 5
= Profile = 種族 人間 性別 男性 年齢 十七
(無駄に)由緒正しく(かなり)ローカルな退魔師の宗家………の分家に当たる雨打家の長男にして次期当主。
執拗にプライド高い両親の元に生まれたのが災いしたのか、それともそんな両親の元で過度の期待をされながら育ったのが起因したのか実に自意識過剰かつ自尊心が高い。
雨打家の次期当主として相応しい人間となるべく、日々、退魔の術の鍛錬に打ち込んではいる物の、実力の程は一向に上がらず
その反面で、身体作りの為にと嗜むように言われた体術の方ばかりが上達する事に少なからず葛藤している模様。
それが理由で、若干体術修行の方を行う事に、少々、精神的な抵抗感がある。
幼い頃の荒修行で酷い目に遭ったのを筆頭に刃物相手には碌な目に遭っていないので、それが起因してか先端恐怖症で、刃物全般が苦手だったり。合併症で流血恐怖症だったり。
その上、実は金槌で首まで水が浸かって来るとパニックになったり。世の中怖い物だらけである。
性格であるが、一見性悪で近寄りがたい雰囲気を放ってはいる物の、義理堅く情に脆い一面も若干だがある模様。
No アイテム名 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 装備 1 家伝の呪符 装飾 / 2 / 1 / なし / なし 2 術式手甲 叩撃 / 4 / 1 / なし / なし 武器 3 制服 防具 / 10 / 2 / なし / なし 防具 4 胸章 装飾 / 10 / 2 / なし / なし 装飾 5 脚 植物 / 0 / 2 / なし / なし 6 新鮮な雑草 植物 / 2 / 2 / なし / なし 7 メガネ 装飾 / 12 / 3 / なし / なし 自由 8 韮 植物 / 3 / 3 / なし / なし 9 石ころ 鉱物 / 2 / 0 / なし / なし
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