後期学園生活 2日目



基本行動宣言成功
セリフ設定宣言成功
その他の設定成功


Diary


諸沢モロは転入初日にして自分の全てをさらけ出していた。

そこまで打ち解けられる友人が早くもできたわけでなければ、根があけすけとした性格というわけでもない。
ただ、ほんの少しの積み重ねが彼女をそのような状況に立たせていたのであった。
その日、モロは新しい学校へ転入することで少し舞い上がっていた。心がそこまで浮き足立っていなければ下着を全くつけずに制服のみしか着用せずに登校するということもなかったのかもしれない。

「お父さん、お母さんいってきます」
いつものように父母に挨拶をし、家を出る。これから待ち受ける過酷な運命も知らずに…。

第一話 「意志」

「ここが今日から私が通う学校ですか…」
担任教師に教室へと案内されながらモロは驚きを隠せない。
「ははは、ちょっと生臭いだろう。なに、すぐに慣れるさ」
無理もない、何故なら生☆ALIVE学園はその名の通り生もので建築された校舎だったからである。
「さあ、教室に入ってみんなに挨拶をするといいよ」
促され教室に一歩足を踏み入れると強烈に青臭い匂いがモロの鼻をついた。
そしてそう感じた瞬間にモロは校庭側の窓を突き破り外に放り出されていた。
「ああーっ!」
「転入生が窓から落ちたぞ!」
「これは一体どうしたことだ」
「先生、三島くんが戸のそばで位置入れ替えからの壁コンボの練習をしていたんです」

モロはガシャンと音を立てて落下し、頭から垂直に校庭に突き刺さっていた。
その姿は大地に一本の木が生えている姿を思わせた。
そしてそんな事態に陥りながらもモロはこれ以上傷口を広げないために冷静な思考を展開していた。
(いけない!人間第一印象が肝心なのに転入初日から窓ガラスを割るなんて不良だと思われてしまう!ここはなんとかごまかさなくっちゃ)
頭を地べたにめり込ませながらなんとかこの事態を取り繕う手法を模索し、その答えを導き出しモロは素早く行動に移した。
地面から頭を引き抜き
「えへへ、モロったらドジっ子なんですよ」

決まった。過去これほど自分の失態を取り繕うために適した言葉はそうはなかろう。
だがその後の展開は彼女が思い描いていたように
「はは、転入生ったらなんてドジなんだろう」
「違いない。さあ、早く教室へ上がっておいで。ふふふ」
とはならなかった。
「ああ、そうだろうともよ!」
ほぼ全校生徒が突っ込みを同時に突っ込みを入れられ改めて自分の姿を見てみれば、あろうことかモロは下着を着けていなかった。
「い、いやあああああああ」
後に校内の七不思議のひとつとなる「はいてない少女が生えていた場所」誕生の瞬間であった。

(ど、どうしよう。このままでは不良どころか露出狂呼ばわりされてしまう。なんとかして打開策を…)

巷ではあまり知られていないが、このような状況を打破する方法は極めて少ない。
それではどのようにしてこの窮地を脱すればいいのか。
(いっそのこと…ここにいる全員を皆殺しにして…)
だがそれがどれほどの手間を要することであろうか。
学校の人間の半分を亡き者にする頃にはおそらくモロは学校中で露出狂の噂が立てられてしまっているだろう。
そしてモロはそのように後ろ向きに生きるくらいなら潔い死を選ぶ性格であった。
だからと言ってモロはこの場で死という選択を選ばなかった。

(そう、そうよ!かの坂本竜馬は死ぬときはたとえどぶの中でも前のめりに死んでいたいという言葉を遺したというわ)

モロの思考は高速展開していき、そしてついに皆殺しから、この荒んだ学園に、いやもう一歩進んで世界に平和をもたらそうという思考に至った。

「とっても簡単なことだったんだ!」
モロは息を大きく吸い込み全校に響き渡るような大きな声を吐き出した。

「皆さーん、この学園の平和は私が守ります」
ぶっちゃけ単位や地位のために戦っているここの生徒達にその言葉にどれほどの重みがあろうか。
しかしこのときモロは正義の心に燃えていた。
彼女は確かに正義の心に燃えていた。

そのときである。天からまばゆい光とともにまるでモロの心に直接騙りかけるような声が聞こえてきた。気がつけばモロは不思議な空間にいた。
「君の正義の心、確かに感じ取ったよ」
「な、なんですかこの声は。そしてここはどこです?」
「怖がらなくてもいい、私はどこにでもいるありふれた宇宙意志【モロニウム】。
そして同時にこの宇宙を漂う宇宙線でもある。そしてここはモロー空間だ」
突然そのようなことを言われても理解ができない、そんな戸惑いの態度を顕わにしているモロに宇宙意志はあくまでも優しく語りかけた。

「安心めされえ。私がこの広い宇宙を漂っているときに突如として強大な正義の心を感じ取った。その発信源は普段ではオゾン層のために入れないこの地球という星だったのだ。
幸いなことにオゾンホールを見つけた私は君の正義の心に痛く感じ入り君に力を貸そうと言うのだ」

「力を?」

「そうだ。強い正義の心を持つ君に、正義を行使する力、地球の平和を守る力を授けよう。君の名前は?」

「も、モロです。諸沢モロ。」

「結構。ここへ来て自分の名前を語れる者は多くは無い。君は合格のようだ。
さて、君は自分の中に複数の自分がいることを自覚しているね。神のように慈愛に満ちた自分、悪魔のように残酷な自分。人は様々な仮面を付けて生きるモノ…君も、数ある仮面の中の一つにしかすぎないのかもしれない。にもかかわらず、君は自分の名前を応えた。
この際、君が本当に『諸沢モロ』だったのかは問題にはしない。君は自分が誰であるか、自分で認識ができている。その類い稀な精神力に敬意を表し、これを贈ろう。」

どこかで聞いたような言葉をモロニウムは口にすると小さく束ねられた髪の毛をモロに渡した。

「な、なんですか、これ?」
「これは変身アホ毛。これを頭に装着し、宇宙から降り注ぐ宇宙線【モロニウム】を受信することで君の中にモロトリアムパワーが溜まっていく。そしてそのパワーがバリ3になったとき君は『宇宙魔法少女モロ沢』へと変身するのだ」

「う、宇宙魔法少女? 私にそんな大役…ううん、誰かがやらなくちゃいけないんだもの。私がやります!」

「その強靭な精神力と正義を愛する心。私の見込んだ通りだ。そしてこれが君の武器だ」

モロニウムの声が響くとモロの眼前にはちっぽけなチェーンソゥが置かれていた。
チェーンソゥと聞いて、大半の読者諸君は「なーんだ、チェーンソゥか。そんなものじゃ木材しか切れないよ」と思ったことだろう。
しかしその認識は誤りである。使い方を間違えればこれほど危険な道具はない!
人間の皮膚などは簡単に切り刻まれてしまうことは既に城南大学人間工学部の実験によって証明されているのだ。(城南大刊「正しいチェーンソゥの使い方」より)
それに加えこれはただのチェーンソゥではない。宇宙魔法力の備わったチェーンソゥなのであり、その威力は筆舌に尽くしがたい。

「さあ、もう行くがいい。願わくば正義が君の手で行使されることを…。 モロニウムの輝きはいつも君のそばに…」

気がつけばモロは校庭に戻っていた。眼前にはまがまがしい顔をした戦闘練習機体マイケル。恐らく邪悪な宇宙意志に取り付かれたに違いない。
「よーし、行きますよ!」
モロはチェーンソウを手に取るとたった一人でマイケルへと向かっていった。

彼女に与えられたのは、ほんの少しの宇宙魔法力と勇気。そして多量の宇宙から降り注ぐ有害物質だった。

つづく


Quick Action / etc




ItemNo. 1 駄木 から 変身アホ毛 という 刺撃 を作製しました。(- 0 PS)

ItemNo. 2 駄石 から 宇宙魔法チェーンソゥ という 魔石 を作製しました。(- 0 PS)

武器に 宇宙魔法チェーンソゥ を装備しました。
自由に 変身アホ毛 を装備しました。



第201パーティ・所属メンバー (Before)



宇宙魔法少女 モロ沢(201)
侵食1 逆境1 魔術5 呪術5
現在地 I5


Character Data (Before)


ENo.201 宇宙魔法少女 モロ沢
HP1013 / 1013

1侵食1場所I5 [特殊LV1]
SP255 / 255

2逆境1使用可能技一覧
NP0体格753魔術5参 加 団 体
CP123敏捷754呪術50
PS0器用755 1
0(0)魔力1056 2
連勝0魅力757 3
総CP123生命758―――4
単位0精神1209―――5
= Profile =
種族宇宙魔法少女
性別これから起こることに性別はない
年齢不祥もとい不詳

入園初日からモロ出しをしてしまった諸沢モロ!
目撃したもの全ての記憶を消したい、いやもう一歩進んで正義にこの身を捧げたいと強く願ったとき、オゾン層の裂け目より宇宙から飛来した魔法宇宙線モロニウムをモロに浴びた。
その宇宙線が脳の不思議な力と組み合わさった時、そこには1人の「宇宙魔法少女 モロ沢」が誕生していた。
荒野の学園正すため
皆の記憶を正すため
行け行けモロ沢 マジカルガール




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1変身アホ毛刺撃 / 2 / 1 / なし / なし自由
2宇宙魔法チェーンソゥ魔石 / 4 / 1 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし



イベント戦闘



第201パーティ 所属

モロ(201)

† V S †
マイケル

棒状戦闘練習機体




モロ「正体を現しましたね、怪人め。 変!身!」

マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]モロ1013 / 1013

267 / 267




[前]マイケル877 / 877

147 / 147





戦闘フェイズ




TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]モロ1013 / 1013

267 / 267




[前]マイケル877 / 877

147 / 147




モロの攻撃!
マイケルに132のダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「まだ現役だということを証明して見せましょ―――ッ!!」
ブロウ!!1
モロに145のダメージ!


モロの攻撃!
マイケルに131のダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「いいです!いいですよぉッ!!」
エキサイト!!2
マイケルの物理ATが上昇!
モロは攻撃を回避!




TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]モロ868 / 1013

267 / 267




[前]マイケル614 / 877

112 / 147




モロの攻撃!
マイケルに145のダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!3
マイケルに猛毒を追加!


モロの攻撃!
マイケルに130のダメージ!


マイケルは猛毒により74のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!4
マイケルに848のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!


モロの攻撃!
マイケルに132のダメージ!


マイケル「ガハァァッ
マイケルが倒れた!




モロ「モロすぎます―。技が、体が、そして何より根性が!」

戦闘に勝利した!

50 PS、 3 CPを獲得!

モロ を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




J5には移動できません。

呪術 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
呪術 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
呪術 のLVが1上昇しました。(- 7 CP)
呪術 のLVが1上昇しました。(- 8 CP)
呪術 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)

ペインカース を習得!
イグゾーション を初習得!
ホーミングミサイル を初習得!

CPが 34 増加しました!

NPが 1 増加しました!



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



第201パーティ 所属

モロ(201)

† V S †
保健委員

Enemy




第201パーティ・所属メンバー



宇宙魔法少女 モロ沢(201)
侵食1 逆境1 魔術5 呪術10
現在地 I5


Character Data


ENo.201 宇宙魔法少女 モロ沢
HP1013 / 1013

1侵食1場所I5 [特殊LV1]
SP255 / 255

2逆境1使用可能技一覧
NP1体格753魔術5参 加 団 体
CP125敏捷754呪術100
PS50器用755 1
0(0)魔力1056 2
連勝1魅力757 3
総CP160生命758―――4
単位0精神1209―――5
= Profile =
種族宇宙魔法少女
性別これから起こることに性別はない
年齢不祥もとい不詳

入園初日からモロ出しをしてしまった諸沢モロ!
目撃したもの全ての記憶を消したい、いやもう一歩進んで正義にこの身を捧げたいと強く願ったとき、オゾン層の裂け目より宇宙から飛来した魔法宇宙線モロニウムをモロに浴びた。
その宇宙線が脳の不思議な力と組み合わさった時、そこには1人の「宇宙魔法少女 モロ沢」が誕生していた。
荒野の学園正すため
皆の記憶を正すため
行け行けモロ沢 マジカルガール




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1変身アホ毛刺撃 / 2 / 1 / なし / なし自由
2宇宙魔法チェーンソゥ魔石 / 4 / 1 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし
5鉱物 / 1 / 0 / なし / なし



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