 | 後期学園生活 4日目 |
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| Diary |
「ふぅ、たまにはお弁当もいいね〜」
今日の天気は晴れ。陣取ってる窓際の席はぽかぽかして暖かい。
だから外で食べてもよかったけど、風があるから少し寒い。
その点教室の中ならカーテンを開けて窓を閉めてれば
ピクニック気分で食事が出来るというものだ。
「で、いい加減に白状しなさい」
そちらを向けば霞が冷ややかな目で見てる。
「いきなりお弁当を頼んだ理由」
く、来たか。まあ、そのうち言われると思ったけど…
「あのね、実は…」
何かを言いかけた雪を視線で遮る。
「霞ちゃんの美味しいご飯が食べたくなっただけだよー」
霞は料理が上手い。他にも編物も得意だ。
ついでに絵と彫刻までたしなんでいる。うーん、我が妹ながら才媛だ。
「ごまかさない、視線をそらさない、ついでにその見慣れない眼鏡は何？」
「えーっと、戦利品、かなぁ…」
「それで説明になってると思う？」
「思わないけど…」
と、雪の耳打ち。
「（こそこそ）姉さん、話そうよ。別に悪い事って訳でも…」
「（こそこそ）でも霞にいったら絶対怒られる、私やだよぉ」
「こらそこ、内緒話しない。二人とも…今晩のご飯、抜く？」
「それは嫌です、白状します。怒っちゃやーよ」
思わず即答。伝家の宝刀切られたらどうしようもない。
「実はねー…」
「人を突き飛ばしておいてそのまま去るなー」
一応喚きながら、学食を出る。
最初は出口から左の道に行ったのだが、見失ったようだ。
ちなみに学食の出口付近からいける場所は３手に分かれている。
となれば、出て右の道か…あるいは外にはでらず脇の扉から上に行ったのか。
「姉さん、後を追いかけてどうするの？」
「え、どうするって…何もしないけど」
途端に雪がおたおたする。なんか可愛い。
「えー？！じゃ、何で追いかけてるの？！」
「だってトレイひっくり返したでしょ。掃除しろって言われたらやだし。
だから離れられればどうでもよかったの」
「そ、そんな理由で…姉さん、相変わらず面倒なの嫌いなんだね」
「うん、さて無事に外にも出たしこれからどうする？」
天気はそう悪くない。でも少し肌寒いかな。
「姉さん…」
片手で懐の鋼糸を探る雪。その表情は少し硬い。
「日向ぼっこにはちょっときつそうだねぇ」
そう呟きながら、私も何かが隠れてる茂みをこっそりうかがった。
「…冗談じゃないです。私、てっきりこの眼鏡を奪いに来たものかと思ったのに…
とっさに隠れたのが馬鹿馬鹿しいような理由で…」
予想外にあっさりとその二人は出てきた。
ん…二人か？片方歩行雑草だし…訂正・一人と一匹は出てきた。
濃い顔だなぁ…ひょっとして威嚇されてる？
あ、そういえばこいつだ！
「人を突き飛ばしておいてそのまま去るなー」
「モッサァァァァ―――ッ！！」
「謝ろうにもこの子。人の言葉喋れませんよ。
飼い主が謝ったんだし、それでいいんじゃないですか」
眼鏡娘の反撃。ふむ…そう言われてみれば。
「なるほど、じゃ、そういう事で」
「逃げないでください。…ちょうどよかったわ。ねえ、知ってます？
今回の後期ってお互いに対決しなきゃ、PSやアイテム手に入らないんですよ。
まあ、殆どの人は、相手の単位を狙いますけど」
「…それで、どうするの？」
尋ねたのは雪。私は何も言わない。
「もちろん、ここで貴方達をこてんぱんにして単位を下げます。
あ、でも眼鏡外さないでくださいね、存在否定ですから！」
「狙ってなんかないよ？！ただ文句が言いたかっただけって…」
「問答無用」
「し、仕方ないなぁ…。九条 雪…参る！」
双方が戦闘体勢に入る。だから、私は言ってやった。
「精霊達との古の誓約により………舞え、見えざる風刃！」
呪符があるから今日の私は昨日よりは数多くの技を使える。
中には詠唱時間が極限に短いものもあるのだ。
生じたカマイタチが歩行雑草を切り刻む。それが、戦闘開始の合図になった。
「先ずは…」
雪が鋼糸を振り回す。けれど、かわされてたたらを踏んだ。
「精霊達との古の誓約により………押し流せ、青の激流！」
私もとっさに水流を呼んだけど、それも歩行雑草にしか当たらない。
この眼鏡娘…結構、手ごわいかも。
ちなみに敵さん達は雪を集中攻撃。まあ仕方ない、堪えてもらおう。
それにしても…まだ立っている歩行雑草がうざったい。
どうやら、雪もそう思ったようだった。
「行くよっ！――そこっ！」
二人で攻撃を畳み掛ける。すなわち、タコ殴り。
「モッサァァァァ―――ッ！！」
「勝負あったね」
「一撃目で勝敗ついてたけどね」
…４撃も畳み掛ける意味あったかなぁ。ちょっと後悔。
二人とも、結構精神力を消耗してしまった。
それに…。
「今時の眼鏡娘は火だって吹くんです！」
雪を紅蓮の炎が焦がす。
うわー、レアな眼鏡。欲しいなー。
「斬ッ！」
また雪の攻撃がかわされる。まだこいつは無傷だ。
「精霊達との古の誓約により………生じよ、紅蓮の炎！」
炎が集って少女を焦がす。けれど、その炎の中から娘が飛び出してきた。
とっさによけたけど、庇った腕に若干の傷。
そこに雪が踏み込む。
「斬ッ！」
すかさず私も後に続いた。
「暫くそこで寝ていてよ〜」
その一撃は確実に体力を奪った。倒れてればこちらはもう攻撃しない。なのに。
「今時の眼鏡娘は毒だって吐くんです！」
どーして倒れないんだ、この人は。まったく仕方が無い…！
結局、眼鏡娘が
「眼鏡買い直さなきゃ・・・っ」
と愚痴りながら倒れるまで、私達は３回ほど攻撃をする羽目になったのだった。
恐るべし、眼鏡への執着…。
「なるほど…それで眼鏡をかっぱらったっと」
「ぇ、違うよー。正当な賞品ー。だってそれが今度のルールなんでしょ」
「ほら、姉さん見えすぎる人だから。レンズは返したしフレームくらいは…うち、貧乏だし！」
雪もフォローしてくれる。貧乏が理由か…ちょっと淋しいね、それ。
「ま、それならそれでいいけど」
予想外にも怒られなかった。何やら不思議な感じ。
誠実な霞なら、少しは腹を立てると思ったのに…。
「ああ、もういくの？」
「うん。図書館によっていくからね。
ちゃんと保健室で昨日の怪我、見てもらいなよ」
「ふーん。ああ、いい匂いだね、それ」
さしていた栞を指差す。
霞は何も言わずに、ただ笑うと教室を出て行った。
その場に残ったのは私達とラベンダーの匂い…。
「ねえ、雪。霞ってば、あんな栞持ってた？」
「ううん、しらなーい」
「…ま、いいか」
「じゃ、こっち食べよ。本日のデザートは梨みたいだよ」
そして、美味しく兎の形の梨を頂いてる間に、
私達は見慣れぬラベンダーの栞の事を、綺麗さっぱり忘れたのだった。
| Message |
雫は言った
雫「本日は忙しいので早めに継続。ミスがあったらごめんなさい（一同）」
雪(1494)からのメッセージ
雪「ん、予備武器かぁ…雫姉はどんなのが良いかな？（梨を食べながら思案）」
| Quick Action / etc |
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休憩により自分と手下のHP・SPが 10 ％回復しました！
武器に 呪符 を装備しました。
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| Party Message |
雫「なんだったら脚とかもつけちゃうんで、知らせてねー。」
| 第1492パーティ・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.1492 九条 雫 | |||||||
| HP | 1079 / 1079 | 1 | 逆境1 | 場所 | B7 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 171 / 234  | 2 | 孤高1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 2 | 体格 | 75 | 3 | 精霊10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 38 | 敏捷 | 77 | 4 | 付加10 | 0 | 霧雨 |
| PS | 225 | 器用 | 75 | 5 | 1 | 登録チーム名/時雨 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 122 | 6 | 2 | 氷雨 | |
| 連勝 | 2 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 108 | 生命 | 83 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 103 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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第1492パーティ 所属 † V S †
保健委員
 保健委員
Enemy |
雫「何で保健委員が攻撃してくるのよ？！」雪「九条 雪…参る！」
保健委員A「個人的な献血にご協力くださーい！」保健委員B「個人的な献血にご協力くださーい！」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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雫の攻撃！
雫「精霊達との契約により…広がれ、風の投網！」ハードウィンド！！
保健委員Aに301の風属性ダメージ！
保健委員AのWAITが増加！
保健委員Bに316の風属性ダメージ！
保健委員BのWAITが増加！
非接触フェイズ
|
雫の攻撃！
雫「更に追撃！精霊達との古の誓約により………舞え、見えざる風刃！…じゃ、雪。後は任せたー。」カマイタチ！！
保健委員Aは攻撃を回避！
保健委員Aは攻撃を回避！
雫「あ、こら、魔法しかとりえがないからってこちらを冷ややかな目で見ないでよね！こんな日もあるわよ」保健委員Aは攻撃を回避！
戦闘フェイズ
TURN 1
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雪の攻撃！
雪「先ずは…（懐から鋼糸を取り出す）」トリックワイヤー！！
クリティカル！
クリティカル！
保健委員Aに262のダメージ！
保健委員AのWAITが増加！
保健委員Bに230のダメージ！
保健委員BのWAITが増加！
雫の攻撃！
保健委員Bに119のダメージ！
保健委員Aの攻撃！
雪に155のダメージ！
保健委員Bの治癒LV0
保健委員BのHPが34増加！
保健委員Bの攻撃！
雫は攻撃を回避！
TURN 2
|
雪「？どうしたの」雪は保健委員Aを魅了した！
雪の攻撃！
保健委員Bに157のダメージ！
雫の攻撃！
保健委員Bは攻撃を回避！
保健委員Bの攻撃！
雫に133のダメージ！
保健委員Aの治癒LV0
保健委員AのHPが34増加！
保健委員Aは魅了に耐えている！
保健委員Aの攻撃！
ソウルファング！！2
雪は攻撃を回避！
（保健委員Aの魅了の効果が消失）
雪の攻撃！
雪「斬ッ！」スラッシュ！！
保健委員Aに223のダメージ！
雫の攻撃！
保健委員Aに115のダメージ！
TURN 3
|
保健委員Aの攻撃！
保健委員A「ちょっと首筋いいですかっ？」ソウルファング！！2
雫に228のダメージ！
保健委員AのHPが68回復！
雫の物理EVAが低下！
保健委員Bの治癒LV0
保健委員BのHPが34増加！
保健委員Bの攻撃！
保健委員B「いっただっきまーす♪」ボロウライフ！！1
雫に110のダメージ！
保健委員AのHPが55回復！
雪の攻撃！
保健委員Aに167のダメージ！
雫「な、なんか妙な目で見られてる？怖いなー。」雫は保健委員Aを魅了した！
保健委員A「何て健康体っ！」雫の攻撃！
保健委員Aに139のダメージ！
保健委員Bの治癒LV0
保健委員BのHPが34増加！
保健委員Bの攻撃！
保健委員B「ちょっと首筋いいですかっ？」ソウルファング！！2
雪に185のダメージ！
保健委員BのHPが55回復！
雪の物理EVAが低下！
保健委員Aは魅了されている！
（保健委員Aの魅了の効果が消失）
雪の攻撃！
雪「斬ッ！」スラッシュ！！
保健委員Bに205のダメージ！
TURN 4
|
雫の攻撃！
保健委員Bに125のダメージ！
保健委員A「ばんそうこうばんそうこう・・・」保健委員Aの攻撃！
保健委員A「いっただっきまーす♪」ボロウライフ！！1
雫は攻撃を回避！
保健委員AのHPが0回復！
保健委員B「ばんそうこうばんそうこう・・・」保健委員Bの治癒LV0
保健委員BのHPが34増加！
保健委員Bの攻撃！
保健委員B「いっただっきまーす♪」ボロウライフ！！1
雫に109のダメージ！
保健委員AのHPが54回復！
雪の攻撃！
雪「斬ッ！」スラッシュ！！
保健委員Aに212のダメージ！
雪「勝負あったね」雫の攻撃！
必殺技が発動！
雫「まだ、この位の余力は残ってるわよ…古の誓約により………燃え盛れ、真緋の炎！」フレア！！
保健委員Bに157のダメージ！
保健委員Bに203の火属性ダメージ！
雫「暫くそこで寝ていてよ〜」雪の攻撃！
保健委員Aに175のダメージ！
保健委員B「だ、大丈夫・・・致命傷じゃ・・・な・・・い・・・・・」保健委員Bが倒れた！
保健委員A「だ、大丈夫・・・致命傷じゃ・・・な・・・い・・・・・」
保健委員Aが倒れた！
雫「これってカツアゲ？強盗？ま、いいか。」雪「手合わせ有り難う」
戦闘に勝利した！
310 PS、 6 CPを獲得！
雪は 藍鉄鉱 を入手！
雫は 藍鉄鉱 を入手！
| Normal Action / etc |
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精神 が 18 上昇しました。(- 10 CP) 精神 が 18 上昇しました。(- 12 CP) 魔力 が 22 上昇しました。(- 12 CP)
氷雨 の活動をしました！
氷雨 の活動をしました！
氷雨 の活動をしました！
頭 を消費して 呪符 に 魔攻LV1 を付加しました。 CPが 33 増加しました！ NPが 1 増加しました！ 雪(1494)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
|
何者かと遭遇した！
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| イベント戦闘予告 |
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第1492パーティ 所属 † V S †
眼鏡娘
 眼鏡男 
Enemy |
| 第1492パーティ・所属メンバー |
|
| Character Data |
| ENo.1492 九条 雫 | |||||||
| HP | 911 / 1114 | 1 | 逆境1 | 場所 | B7 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 208 / 309 | 2 | 孤高1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 3 | 体格 | 78 | 3 | 精霊10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 43 | 敏捷 | 77 | 4 | 付加10 | 0 | 霧雨 |
| PS | 535 | 器用 | 78 | 5 | 1 | 登録チーム名/時雨 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 144 | 6 | 2 | 氷雨 | |
| 連勝 | 3 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 147 | 生命 | 83 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 139 | 9 | ――― | 5 | |
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