 | 後期学園生活 3日目 |
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| Diary |
結局、昨日に起きた出来事について僕はなに一つとして理解することはできなかった。
問いただそうにも、あの男はこたつでゴロゴロしていることこそ労働だとか、俗世の電波が僕のフィーリングを乱すとかわけの解らないことを言って会話にすらならない。
またあの男の欝病が発症したらしい。そう、彼は重度の鬱病持ちだった。ここ一ヶ月ほどは実に快活な様子であったのだが、僕が昨夜の出来事を受け入れなかったことがよっぽどショックだったらしい。彼は覚めた目を向けながら自分の部屋に閉じこもってしまい朝になっても出てこなかった。
件の毒々しい色使いのアニメキャラが脳裏に蘇る。
なぜ、ロールプレイヤー達はあのような幼稚な媒体に夢中になってしまうのだろうか？
僕には異常心理を理解するつもりはない。だが対症療法は知る必要があった。あの男と共同生活する以上、早急に。
視線を時計に移すとちょうど早朝のワイドショーが始まる時刻だった。僕はテレビをつけた。
画面に現れたのは、長い机に横一列に腰を下ろした出演者たちだ。
どのテレビ局でもワイドショーといえばこの構図だった。
「本日はさまざまな分野の専門家にお集まりいただき、過去の事件も含めて分析して、ロールプレイヤーたちの人間像に鋭く迫りたいと思います」
司会者がカメラを見すえる。画面中央に大きくテロップ。
＜徹底分析！ ロールプレイヤーの心の暗闇に迫る＞
まず、犯罪心理学者が話し始める。
「先ほども言いましたが、ロールプレイヤーは典型的な倒錯嗜好の持ち主でしょうね。つまり、空想上の人物を表現し、現実からフィードバックすることが、ロールプレイヤーにとって最も性的快感を得られる行為なのです」
性的快感。あの男はそんなことで性的快感を感じているのだろうか。
昨日の行為を思い出すに……いや、やめておこう。
「漫画雑誌との関連については、いかがでしょう」
司会者にそう促されて、横の漫画家が口を開く。
「かなり影響を受けてるでしょうね。漫画によっては一部熱狂的なファンがいますから。ロールプレイヤーが参考にしたり全パクしたとしても僕は驚かない。僕の漫画を読んでたりしたら、いやだなあ」
「あなた、そんな本を出版して、ロールプレイヤーに影響を与えたかもしれないことに、責任を感じないんですか」
犯罪心理学者が、不快感をあらわにした表情で漫画家につめよる。漫画家は軽く肩をすくめて、
「責任と言われてもねえ。読者が求めているから、本が作り出されるわけで。それに僕の漫画はロールプレイを礼賛してるんじゃなくて、警鐘を発してるんですよ。近年、問題視されている精神分裂病への警鐘です。ここ数年のGDPの低下により日本人の心は深く病み、無意識の代償行為として恐ろしい怪物を生み出してしまった。そして、それはけして若者に限った話ではない。誰の心のなかにもロールプレイヤーは存在しているんだ」
朝からワイドショーを視聴した結論は、こうだった。
ロールプレイヤーは快楽至上主義者で、マゾヒストで、もしかしたら性的不能者で、国内外の神話に精通していて、アメリカのマイケルジャクソンというミュージシャンのファンで、ゲームマニアである。
それが彼らの内面であり、深層心理であり、無意識であり、心のなかの暗闇にひそむ怪物の正体なのだ。
おかげでロールプレイヤーについて多少なりとも知ることができた。
しかし、肝心の対処法についての情報は何も得られなかった。
やはり他人に頼っていても仕方ないことを知る。あの男と暮らし、寝食を共にする他ならぬ僕が一番あの男のことを理解しており、その対処法も当然僕が知っているべきなのだ。
あの男の嗜好について思い返してみる。幼女、あるいは少年。獣耳。過激な衣装。知性の感じ取れない笑顔。デフォルメ。アニメ調。そしてロールプレイヤー。
頭が痛くなってしまう。その連想はあまりに危険だった。
「まったくロールプレイヤーというものは理解しがたいね……」
それにしても、アニメや漫画に描かれる美少女というのは、どうしてあんなに大きな目をしているのか。顔面積との比率を考えてみると明らかにおかしい。あれだけ目が大きいということは、頭蓋骨の中身はほとんどが眼球で、犬畜生程度の脳みそしか入っていないにちがいない。何の理屈もなくすぐに大股びらきをするのも無理はない。
……うん？
僕はそこにとっかかりを感じた。
昨日の行為、今朝のワイドショー、そして今しがた浮かび出た何か。それらはジグソーパズルのように連結して解答へと形を変えた。なんてことはない、僕は最初から答えを知っていたんだ。
「ちょっといいかい？」
ドアを叩くとくぐもった声が聞こえた。
「……なんだい。もうすぐダメダメキングダム３の結果が出るだろうから手間はとらせないでくれよ」
「僕もあれからロールプレイヤーについて調べてみたんだけどね。皆目見当もつかない世界ということが分かっただけだったよ。けどおかげで僕は重要なことを思い出したんだ」
陰鬱な表情がでこちらに目を向ける。
僕は息を吸い込んで、言った。
「君、ソープに行ってみてはどうだい？」
そう、対処方はソープだった。何故かというと、それがロールプレイヤーの人生相談における究極の回答らしいからだ。この男が読んでいた分厚いノベル誌のエッセイにそう書いてあったことを思い出したのだ。それを聞くと、彼はつと立ち上がった。
「ソープ？ パピー君、そりゃ最もくだらない遊びだよ。ソープというのは、現実の女が金銭を見返りに大っぴらにいえないようなことをする、例のあの公俗良序に反した商売のことだろう？ 信者がグッズを買い占めたり、マニアが高額のフィギアを購入したりするのはそりゃ解らないでもないけどね、あの似合わない源氏名の女性たちの媚をわざわざ買いにいくなんて、無趣味この上ない。
一日中ＳＥみたいに働いて、積み上げた札束で一時の快楽を得たところで何になる？ それで何かが変わるのか？ 各人の世界はこの中にある」
彼は人差し指で、自分のこめかみのあたりを指さした。
「それですべてなんだよ。集めた札束も、棺桶の中にまで持ち込めるわけじゃない。だからげ、現実の女なんて、くく、くだらない！」
「おい、待て！ 待つんだ！」
あの男はわけの分からないことを喚きながら飛び出していった。
慌てて追いかけてその姿を探す。けれどそこに見えたのは寒々としたアスファルトと味気ない壁だけだった。
「僕にどうしろというんだ……？」
| Message |
シャオロン(979)からのメッセージ
シャオロン「えーと、同行者としてよろしくお願いします」
シャオロン「前回は団体活動やってませんでした…orz」
| Quick Action / etc |
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えさ(1615)に生産行動許可を出しました。 えさ(1615)に、ItemNo. 2 駄石 から B.L.H.P という 斬射 を作製してもらいました。
武器に B.L.H.P を装備しました。
参加団体No. 1 として PeaceKeepers に参加しました。
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| Party Message |
ハント「あーあー、てすてす、てす、てす、てす…てす……」
ハント「……疲れた……」
| Group Message |
優しさと労わりの無償奉仕 に対するパピー(643)からのメッセージ
パピー「テスト」
| 第643パーティ・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.643 パピー | |||||||
| HP | 1122 / 1122 | 1 | 貫通1 | 場所 | I5 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 192 / 192 | 2 | 必殺1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 1 | 体格 | 102 | 3 | 斬射10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 39 | 敏捷 | 92 | 4 | 舞踊5 | 0 | 優しさと労わりの無償奉仕 |
| PS | 50 | 器用 | 90 | 5 | 1 | PeaceKeepers | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | Matrix部 | |
| 連勝 | 1 | 魅力 | 80 | 7 | 3 | 研磨同好会 | |
| 総CP | 74 | 生命 | 80 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 85 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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第643パーティ 所属 † V S †
眼鏡娘
 歩行小石 
Enemy |
パピー「働かざる者、食うべからず」
眼鏡娘「眼鏡外さないでくださいね、存在否定ですから！」歩行小石「ごっつぅぅ・・・」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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パピーの攻撃！
パピー「あいうえおー」ラピットファイア！！
歩行小石に147のダメージ！
歩行小石に146のダメージ！
非接触フェイズ
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パピーの攻撃！
パピー「かきくけこ〜」ホーミングエッジ！！
クリティカル！
歩行小石に385のダメージ！
戦闘フェイズ
TURN 1
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シャオロンの攻撃！
グーフクック！！
歩行小石に178のダメージ！
歩行小石に麻痺を追加！
眼鏡娘の攻撃！
眼鏡娘「今時の眼鏡娘は毒だって吐くんです！」ポイズン！！2
シャオロンに100のダメージ！
シャオロンは猛毒に抵抗！
パピーの攻撃！
クリティカル！
クリティカル！
眼鏡娘に270のダメージ！
歩行小石は麻痺している！
歩行小石の攻撃！
シャオロンは攻撃を回避！
歩行小石「ごっつぅぅ・・・」歩行小石が倒れた！
TURN 2
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シャオロンの攻撃！
クリティカル！
眼鏡娘に243のダメージ！
眼鏡娘の攻撃！
眼鏡娘「今時の眼鏡娘は毒だって吐くんです！」ポイズン！！2
パピーに104のダメージ！
パピーは猛毒に抵抗！
パピー「まだ早い」パピーは眼鏡娘を魅了した！
眼鏡娘「め、眼鏡かけませんかっ？」パピーの攻撃！
眼鏡娘は攻撃を回避！
シャオロンの攻撃！
グーフクック！！
眼鏡娘に185のダメージ！
眼鏡娘に麻痺を追加！
眼鏡娘は麻痺している！
眼鏡娘は魅了されている！
（眼鏡娘の魅了の効果が消失）
パピーの攻撃！
必殺技が発動！
パピー「必殺というにはあまりにもおこがましいが、」ホーミングエッジ！！
眼鏡娘に390のダメージ！
眼鏡娘「眼鏡買い直さなきゃ・・・っ」眼鏡娘が倒れた！
パピー「ノルマ、終了。寿司でも食い行くかぁ」
戦闘に勝利した！
175 PS、 2 CPを獲得！
シャオロンは 石英 を入手！
パピーは 石ころ を入手！
| Normal Action / etc |
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舞踊 のLVが1上昇しました。(- 5 CP) 舞踊 のLVが1上昇しました。(- 6 CP) 舞踊 のLVが1上昇しました。(- 7 CP) 舞踊 のLVが1上昇しました。(- 8 CP) 舞踊 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)
フィーバー を習得！
優しさと労わりの無償奉仕 の活動をしました！
優しさと労わりの無償奉仕 の活動をしました！
優しさと労わりの無償奉仕 の活動をしました！
CPが 32 増加しました！ NPが 1 増加しました！ シャオロン(979)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
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何者かと遭遇した！
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| イベント戦闘予告 |
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第643パーティ 所属 † V S †
眼鏡男
眼鏡娘
Enemy |
| 第643パーティ・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.643 パピー | |||||||
| HP | 1131 / 1131 | 1 | 貫通1 | 場所 | I5 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 192 / 192 | 2 | 必殺1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 2 | 体格 | 105 | 3 | 斬射10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 38 | 敏捷 | 95 | 4 | 舞踊10 | 0 | 優しさと労わりの無償奉仕 |
| PS | 225 | 器用 | 90 | 5 | 1 | PeaceKeepers | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | Matrix部 | |
| 連勝 | 2 | 魅力 | 80 | 7 | 3 | 研磨同好会 | |
| 総CP | 108 | 生命 | 80 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 85 | 9 | ――― | 5 | |
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