 | 後期学園生活 3日目 |
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| Diary |
第二話『従属…主人と下僕』
「お前…何者だ？」
自分が言った。
もちろん自分といっても、あくまで自分を操っている奴が言ったことになるのだが…
『お前こそ何者なんだ…？』
「お前の意見なぞ聞いていない。俺がお前が何者だと聞いているんだ」
『…何者だと言われても、ただの学園の生徒だよ。それ以上でも以下でもない』
本当はどちらかといえば、後期の授業でおちこぼれの方であるウェクスは【以下】に入ってしまうような気もするが。まぁそんなことを言う必要は無い。
「ふん？まぁいい。そうだな…確かに身体自体には特別な何かは感じない。魔具の類か？」
そう言うと自分（といっても操られているが）は上着に手をかけた。
『おいおいちょっと待て、何をする気だ！』
「あ？何って決まってるだろう。邪魔なお前の精神を維持している魔具を取り除くんだよ」
『そんなものはないって、だいたい何で服を脱ごうとする！』
「脱がんと調べられんだろう。もしかしたら服自体が綿密に魔法陣を施されている可能性も否定できん」
いとも簡単に言う。こいつにとっては羞恥心とかそういうものより優先するらしい…
もちろんそれは個人の勝手ではあるが、残念ながら俺の身体を操っている状態ではそうと言っていられない。
『…せめて、せめて俺の部屋でやってくれ…頼む。公衆の面前で醜態を晒すのだけは勘弁してくれ』
「俺様に指図するな…といいたい所だが」
周りを見渡す俺の身体。
よく考えてみれば…倒れている生徒数人に、そこに一人たって独り言をしている生徒一人。どう見たって怪しい。
そしてその周囲には少なくない人数が集まってきていた。誰かが先生を呼びに駆けていった人もいる
「あまり目立つのは好ましくないな。仕方ない、お前の部屋とやらに案内しろ。そこなら人はいないのだろう？」
……俺の部屋
特にきれいとは言わないが汚いとまではいかない。
前期の講義で興味を持って専攻した召喚術、送還術の類の本が沢山重なっているだけの普通の部屋だ。
「…魔具は無かったか。いや俺様が分からないだけで巧妙なものが…しかし全部脱いでも変化は無かったし…（ブツブツ」
一度全裸になって隅々まで調べたが、目的の魔具を見つけることができず少々不機嫌のようだ。
『どうだ…だから言っただろう？俺は普通の生徒だし、魔具とかそういうものは持っていないんだよ』
「しかし、それではお前の精神が維持できている説明ができん。何か理由はあるはずだ」
『そんなこと言われても…大体俺の身体をどうやって操っているのかだって知らないのに』
「あぁそんなことか。簡単だ。俺様がお前の身体に寄生しているんだ」
『…寄生？』
「そうだ。お前のある部分から内部へ侵入し、脳を直接な」
『し、侵入って…どうやってお前何者だよ…霊体か魔族の類か？』
「そんな怪しい奴らと一緒にされるとは侵害だな。なぁに、ただの寄生虫だ。正式な種族名は忘れたが魔法生物の一部だ。
ただその魔法生物だというだけで少々厄介な連中に狙われていてな、色々な奴に寄生しつつここまで逃げてきたわけだ」
『逃げてきたって、これからどうするんだよ。俺には授業だってあるんだぞ！』
「だまれ。確かになぜかお前の精神は維持していて残っているが、今身体を動かすことができるのは俺様なんだぞ？
いわば俺が主人、お前は身体を使ってもらっている、ただの…下僕だな」
最悪だ最悪だ最悪だ。なにがどうしてこうなってしまったのだろう…
俺は何度もそう考えてしまうのだった。
続く
『次回予告』
下僕宣言をされたウェレス。
そして明日から始まる後期日程。
果たしてウェレスの人生は？卒業は？
次回・第三話『交渉…生活と単位』
なお、突然文章が短くなる場合がありますのでご了承ください。
| Message |
アル(488)からのメッセージ
アル「うわぁ、前回の日記は気合が入っていましたねぇ。」
凍牙「はてさてこれがどこまで続くか・・・・・目指せ連載５０回！長編小説の誕生だ！！」
アル「いや、そんな無茶な。本職にでもさせる気ですか・・・。（汗）」
凍牙「や、でも実際、本職なんじゃないかってぐらい書いてる人も居るよな・・・・怖っ！」
ケイム(1458)からのメッセージ
ケイム「ん？一人で笑ったり驚いたり妙な奴だな、何か思い出してるのか…？」
ケイム「おい、大丈夫か。気分が悪くなったら早めに言えよ、保健室に連れてってやるから」
| Quick Action / etc |
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アル(488)に、ItemNo. 1 駄木 から 簡易魔法陣シート という 魔石 を作製してもらいました。
自由に 簡易魔法陣シート を装備しました。
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| sakujo・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.443 ウェクス＝ヴェッラ（ちゅーちゃん寄生中） | |||||||
| HP | 1122 / 1122 | 1 | 侵食1 | 場所 | G5 ［森林LV0］ | ||
| SP | 250 / 250 | 2 | 漲溢1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 1 | 体格 | 85 | 3 | 召喚8 | 参 加 団 体 | |
| CP | 46 | 敏捷 | 75 | 4 | 防具5 | 0 | 世界希少魔法生物保護開放委員会 |
| PS | 50 | 器用 | 75 | 5 | 魅惑1 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 1 | 魅力 | 87 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 74 | 生命 | 85 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 122 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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sakujo 所属 † V S †
帰宅部員
Enemy |
ちゅーちゃん「さぁ行け！俺様の下僕達よ〜！」
帰宅部員「帰宅を邪魔する奴は、消す。」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
|
ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
ちゅーちゃん「ふふふ…下僕の登場だ！」萌えろ！！
歩行雑草を召喚！
歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ！！」ちゅーちゃんの下僕のSPが44減少！
非接触フェイズ
|
帰宅部員の攻撃！
帰宅部員「放っておけばいいものを・・・」ピットフォール！！1
設置技「ピットフォール」を設置！
戦闘フェイズ
TURN 1
|
帰宅部員の攻撃！
歩行雑草は攻撃を回避！
ちゅーちゃんの下僕は帰宅部員を魅了した！
ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
帰宅部員に130のダメージ！
歩行雑草の攻撃！
クリティカル！
帰宅部員に145のダメージ！
帰宅部員は魅了に耐えている！
帰宅部員の攻撃！
歩行雑草に99のダメージ！
（帰宅部員の魅了の効果が消失）
TURN 2
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ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
帰宅部員に117のダメージ！
帰宅部員の攻撃！
帰宅部員「帰宅の為には手段は選ばない！」ブレイク！！2
歩行雑草は攻撃を回避！
歩行雑草に帰宅部員の設置技が発動！
帰宅部員「穴に埋もれて死んでしまえ。」ピットフォール！！
歩行雑草に118のダメージ！
歩行雑草のWAITが増加！
ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
帰宅部員に124のダメージ！
帰宅部員の攻撃！
帰宅部員「帰宅の為には手段は選ばない！」ブレイク！！2
歩行雑草に110のダメージ！
歩行雑草の物理DFが低下！
歩行雑草の攻撃！
クリティカル！
帰宅部員に148のダメージ！
帰宅部員「今日は保健室か・・・」帰宅部員が倒れた！
ちゅーちゃん「ふっふっふ…まぁ当然だな」歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ！！」
戦闘に勝利した！
200 PS、 1 CPを獲得！
ちゅーちゃんの下僕は ナズナ を入手！
| Normal Action / etc |
|
G6に移動しました。 F6に移動しました。
召喚 のLVが1上昇しました。(- 8 CP)
サモン・サラマンダー を習得！
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
CPが 32 増加しました！ NPが 1 増加しました！ アル(488)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
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何者かと遭遇した！
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| イベント戦闘予告 |
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sakujo 所属 † V S †
歩行小石
 ウォーキング部員 
Enemy |
| sakujo・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.443 ウェクス＝ヴェッラ（ちゅーちゃん寄生中） | |||||||
| HP | 1126 / 1126 | 1 | 侵食1 | 場所 | F6 ［山岳LV0］ | ||
| SP | 254 / 254 | 2 | 漲溢1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 2 | 体格 | 85 | 3 | 召喚12 | 参 加 団 体 | |
| CP | 39 | 敏捷 | 75 | 4 | 防具5 | 0 | 世界希少魔法生物保護開放委員会 |
| PS | 250 | 器用 | 75 | 5 | 魅惑2 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 2 | 魅力 | 89 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 107 | 生命 | 85 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 124 | 9 | ――― | 5 | |
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