後期学園生活 3日目



基本行動宣言成功
セリフ設定宣言成功
その他の設定成功
メッセージ送信 シエラ(1612)


Diary


「・・・子供を育てるということは、とても大変なことなんだ・・・」


 幽はボソリと呟いた。
 その腕の中には、すやすやと寝息を立てる赤ん坊。
 そして、周囲には大乱闘の跡。
 散らばる粉ミルクと、哺乳瓶。数々のおもちゃに、オムツにおしゃぶり。絵本やCDプレイヤーもあるが、どれも役に立たなかった。
 唯一役に立ったのは、『抱きしめる』事。寝かせたままどれをやっても泣くだけだったが、抱き上げると、急に泣き止んだ。これはいい。でも、困る。
 何をやるにも抱いたまま。料理するのも、自分の食事も、赤ん坊 ― 霊 ― の食事も、抱いたまま。寝かせると、何故か泣き出す。

「むぅ・・・何で泣くのよぉ・・・」

 幽は、『ゴロゴロと石が転がっている森の中』で、呟いた。なんとなく、だが、人から隠れるように、必要なものだけを手に入れて、ここで野宿している。近くには川もあるし、清潔にはできる。

「ふぅ・・・未央さんも、クラさんも・・・よく、こんなの耐えられたよねぇ・・・偉い、偉い・・・」

 昔・・・と言っても、ここから見れば未来だが・・・の知り合いを思い出しながら、ぼやく。


 ・・・・・・ぉぉぉ・・


「・・・ん?」

 何か、聞こえた。
 雄叫びのような、そんな感じ。人の声ということに、間違いは無い。地響きのようなものも、微かに伝わってくる。
 更に言うなら、幽の鋭敏な耳には、打ち合わせられる金属の音、何かが空を切る音、石などがぶつかり、崩れる音までがはっきりと聞こえていた。
 この声は・・・この地響きは・・・この、ピリッとした空気は・・・。
 幽は、ニヤリと笑ってそちらの方に駆けていった。
 もちろん、霊を抱いて。



「お前が兵士になる?何の冗談だ?」

 全身鎧に身を包んだ屈強な大男たちが、幽の前で、威圧的に見下ろしている。その顔に浮かんでいるのは、ニヤニヤとした笑み、馬鹿にした表情。

「私がなっちゃ、いけないの?」
「兵士って言うのはな、強くないといけねぇんだ。こんな風にな」

 大男の一人が、幽の襟元をつまんで、軽々と持ち上げる。14歳の体とはいえ、30kg以上はある。それを指2本でつまみ、持ち上げた。なかなかの力といってもいいだろう。

「むぅ・・・」

 幽は膨れて見せた。事態は好転しないが。

「分かったか?分かったら、とっとと家に帰って、その子の世話でも・・・」
「強ければ、いいんでしょっ!」

 ぐいっと体を捻り、指から逃れて地面に降りる。そのまま、そこにあった拳大の石を手に取り・・・握りつぶした。

「「「「!!!??」」」」

 言葉を失う大男たちを尻目に、今度は近くに生えていた、大きな木に近寄っていく。

 ヒュッ・・・

 小さく、風を切る音。次いで、木が倒れる大きな音。あの島で鍛えた身体能力は、素手(と言っても、魔力は込めている)で木を輪切りにする事さえも可能にしていた。
 その後、男たちの『快い』承諾の上、幽は現在攻められている城の軍の末席に加わることとなる。
 これで、しばらくの生活は、保障された。




「で、アレを何とかすれば、こっちの勝ちなの?」

 ここは、城の外壁の上。
 幽は、少女の見た目に合わせたような幼い言葉遣いで、見張りに尋ねていた。
 目の前には、数万の人数からなる軍が、赤い旗とともに陣を敷き、兵糧攻めの構えだ。

「そうさ。アレさえいなくなれば、豪華な食事もできるんだよ」

 見張りは、幽を誰かの娘だと思ったのか、親切に説明してくれる。
 ふと、そこに若い男が大きな長い包みを持って、駆けてきた。

「ああ、幽さん、ここにいたんですか。頼まれていたもの、出来ましたんで、確認してください」

 そのまま、幽に包みを渡す。
 包みは、カギかっこのような形をしていて、割と重そうだ。しかし、幽はそれを片手で受け取り、地面に置いて、しゅるしゅるとそれを包んでいた布を外し始める。
 見張りが横から覗き込むと、それは・・・大きな鎌だった。
 しかも、普通の大鎌ではない。普通なら持ち手となる部分の端には、鎌の刃と同じくらい大きな、剣の刃が付いていたのだから。

「ん、いい仕事♪ありがとうって、言っておいて」
「はい。では、御代の方を・・・」
「んー・・・今、持ち合わせが無いんだよね。放浪の身だったからさ。だから、代わりになるものでいい?」
「代わり・・・とは?」

 再び、ニヤリ、と笑み。

「例えば・・・豪華な食事、とかね」

 大鎌を手にしたまま、幽は城壁の外に飛び降りた。そして、一直線に外の軍へと走っていく。まるで、何も持っていないかのように、速く。
 見張りは、慌てて応援部隊を編成するように、城内に向かって叫んだ。
 慌ただしく鎧を身に着ける音、剣を引き出す音、ドタドタと走り回る音。
 他の数々の赤ん坊が泣き出す中、柔らかいベッドの上に寝かせられている霊だけは、笑顔のまま、眠っていた。




 始まりは、血飛沫だった。
 丁度昼時で、食事を取っていると、見張りが何かを叫んだ。
 見張りの向いていた方を見てみると、何か黒い影と、銀の光。そして、赤い血飛沫。転がる首。
 俺の視界は、自分の首から上がる血飛沫を眺めていた。




 大きな武器にしたのには、理由がある。
 一度に、大人数を殺れるから。
 軸の後ろに刃をつけたのには、理由がある。
 効率よく、殺れるから。
 剣でも、斧でもよかったのに、武器の形を鎌にしたのには、理由がある。
 だって、私は、人を狩る者だから。
 私が回ると、首が飛ぶ。
 私が跳ぶと、血が踊る。
 私が走ると、地に倒れる人々。

 数十分後、軍があった所の赤い旗は、赤い大地に取って代わられていた。

 この時の戦いから、幽は『黒死の疾風』と呼ばれることになる。ペストのように早く、大勢の人間を殺すから、だそうだ。

 数度の出撃が済み、最後の一戦で一つの国を単独で滅ぼすと、幽はかなりの生活を保障されるようになっていた。(国を滅ぼしたのは、幽の意思だ。それは、霊を救うため。だが、この話はまた別の機会にする。)
 それと同時に、幽は出撃をやめた。
 姿を見せれば、敵が降参してくるようになったからだ。
 城の王は、世界の征服などとは考えず、今いる国を守る事以外に軍を使わなかったので、それも幸福だった。
 死神に自ら命を差し出すような者は、どこにもいなかったから。
 幽と霊はそこの城で、10年を過ごした。


Message


千花(349)からのメッセージ
千花「こんにちは。久しぶりです……とは言っても判らないでしょう」

千花「僕は昔の……(幽さんの顔を見る)」

千花「(どくんっ)」

千花「(どくん、どくんっ、どくんっ)」

千花「(一体どうしたことでしょうか……妙な気分です)」

千花「……失礼しました、クライトです。白黒の者です……覚えているでしょうか?」

千花「これからも、よろしくお願いします……貴方のご活躍を楽しみにしています」

ことり(439)からのメッセージ
ことり「…(ふるふる     (こくん」

ことり「あの…私のこと…守ってくださるんですか?」

ことり「えと… よろしくおねがいします(///」

ことり「戦闘では何のお役にも立てませんけど…ぶたないでください(泣」

ゆーま(512)からのメッセージ
ゆーま「よ、久々やなぁ………    って、あれ?  えーと、誰やその子?  …姉貴なんておったんか?」

ち〜さなだいよ〜せい”スイ”(917)からのメッセージ
ち〜さなだいよ〜せい”スイ”「はやっ?幽ちん発見っ!こんにちはですよ〜( ><)ノ」

シエラ(1612)からのメッセージ
シエラ「あら、いらっしゃい幽ちゃん(クスリ)私の魅了方を知りたいの?そぉねぇ、基本的には魅惑の魔術を使うわけだけど…詳しくは企業秘密v何だと思う?(艶笑」

Quick Action / etc




ことり(439)に、ItemNo. 5 から 止まり木 という 魔石 を作製してもらいました。

武器に 止まり木 を装備しました。



籠の小鳥・所属メンバー (Before)



幽&霊(301)
貫通1 侵食1 呪術10 精霊5
現在地 B7
美作 小鳥(439)
結界1 侵食1 魔石10 付加5
現在地 B7


Character Data (Before)


ENo.301 幽&霊
HP1214 / 1214

1貫通1場所B7 [特殊LV1]
SP225 / 225

2侵食1使用可能技一覧
NP1体格753呪術10参 加 団 体
CP39敏捷754精霊50Rainbow Dream
PS50器用755 1
0(0)魔力1026 2
連勝1魅力757 3
総CP74生命1008―――4
単位0精神1029―――5
= Profile =
種族不明
性別女性
年齢不定

幽(かすか)
年齢:14(外見)
身長:130cm
体重:30kg
容姿:黒髪、金眼
呪術に詳しい獣人属猫耳科両性目。
早い話が猫耳のふ○なり(マテ
何年経っても姿形が変わらないといわれているが、その実態は?
マッドサイエンティストでもあり、さまざまな薬品を製作している。
外見年齢14歳だが、こう見えても子供が数人いる。
大抵は父親の役割だが、霊だけは自分自身が産んだとか。
女の子が好き。男の子は嫌い。
自身を呪術の実験台に使用したらしく、体のパーツを自由に変化させることができるらしい。


霊(たまき)
年齢:17
身長:165
体重:秘密
容姿:白髪、青眼
母親である幽とは違って、きちんと成長する可愛い子。
幽の願いで呪術ではなく、精霊術を学ぶ。
恋愛には興味がありません。
幽のお目付け役で、ハメをはずし過ぎないように注意する役割。
傍から見ていると、親子というよりも姉妹(霊が姉)に見えるらしい。




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1止まり木魔石 / 4 / 3 / なし / なし
2鳥籠魔石 / 7 / 3 / なし / なし自由
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5止まり木魔石 / 7 / 4 / なし / なし武器



イベント戦闘



籠の小鳥 所属

かすか(301)
ことり(439)

† V S †
ウォーキング部員
歩行小石

Enemy




かすか「小鳥ちゃんは、私が守るよ・・・。」
たまき「そこっ、鎌を構えたまま言わないっ!」

ことり「いや…やめて…(泣」

ウォーキング部員「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか?」
歩行小石「ごっつぅぅ・・・」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]かすか1214 / 1214

237 / 237

[後]ことり1254 / 1254

200 / 200




[前]ウォーキング部員698 / 698

110 / 110

[前]歩行小石828 / 828

95 / 95




ウォーキング部員の攻撃!
ウォーキング部員「日々の活動の賜物です!」
スピードアップ!!1
ウォーキング部員のSPDが上昇!
ウォーキング部員のWAITが減少!




非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]かすか1214 / 1214

237 / 237

[後]ことり1254 / 1254

200 / 200




[前]ウォーキング部員698 / 698

70 / 110

[前]歩行小石828 / 828

95 / 95





戦闘フェイズ




TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]かすか1214 / 1214

237 / 237

[後]ことり1254 / 1254

200 / 200




[前]ウォーキング部員698 / 698

70 / 110

[前]歩行小石828 / 828

95 / 95




ウォーキング部員の攻撃!
ウォーキング部員「食らえぇぇッ!!」
ブロウ!!2
かすかは攻撃を回避!


かすかの攻撃!
フレア!!
歩行小石に155のダメージ!
歩行小石に73の火属性ダメージ!


ことりは歩行小石を魅了した!
ことりの攻撃!
ことり「ごめんなさいごめんなさいっっ…(泣」
イグゾーション!!
歩行小石に270のダメージ!
歩行小石の魔法ATが低下!
歩行小石に242のダメージ!
歩行小石の魔法ATが低下!


歩行小石は魅了されている!


(歩行小石の魅了の効果が消失)




TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]かすか1214 / 1214

212 / 237

[後]ことり1254 / 1254

140 / 200




[前]ウォーキング部員698 / 698

55 / 110

[前]歩行小石88 / 828

95 / 95




ウォーキング部員の攻撃!
かすかに89のダメージ!


かすかの攻撃!
フレア!!
歩行小石は攻撃を回避!


ことりの攻撃!
ウォーキング部員に179のダメージ!


歩行小石の攻撃!
歩行小石「ごっつぅぅ・・・」
エキサイト!!1
歩行小石の物理ATが上昇!
かすかは攻撃を回避!


ウォーキング部員の攻撃!
かすかは攻撃を回避!


ことりの攻撃!
ことり「ごめんなさいごめんなさいっっ…(泣」
ウィークネス!!
ウォーキング部員に219のダメージ!
ウォーキング部員の物理ATが低下!
ウォーキング部員の魔法ATが低下!


かすかの攻撃!
必殺技が発動!
必殺技
フレイム!!
歩行小石に177のダメージ!
かすか「キミじゃ、満足できないよぉ・・・(むぅっ」
歩行小石に91の火属性ダメージ!



歩行小石「ごっつぅぅ・・・」
歩行小石が倒れた!



TURN 3
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]かすか1125 / 1214

162 / 237

[後]ことり1254 / 1254

125 / 200




[前]ウォーキング部員300 / 698

55 / 110




ウォーキング部員の攻撃!
かすかに81のダメージ!


ことりの攻撃!
ことり「ごめんなさいごめんなさいっっ…(泣」
ウィークネス!!
ウォーキング部員に202のダメージ!
ウォーキング部員の物理ATが低下!
ウォーキング部員の魔法ATが低下!


かすかの攻撃!
フレア!!
ウォーキング部員に161のダメージ!
かすか「キミじゃ、満足できないよぉ・・・(むぅっ」
ウォーキング部員に84の火属性ダメージ!


ウォーキング部員の攻撃!
かすかに84のダメージ!


ことりの攻撃!
ことり「ごめんなさいごめんなさいっっ…(泣」
ウィークネス!!
ウォーキング部員は攻撃を回避!


かすかの攻撃!
カース!!
ウォーキング部員に156のダメージ!
ウォーキング部員の物理DFが低下!
ウォーキング部員の魔法DFが低下!


ウォーキング部員「足が!足がァァッ!」
ウォーキング部員が倒れた!




かすか「勝った勝ったぁ〜♪」
たまき「喜ぶのは、せめて、鎌の血を拭ってからにしてくださいっ!」

ことり「あの…だいじょうぶですか?(泣」

戦闘に勝利した!

145 PS、 0 CPを獲得!

ことり丸石 を入手!

かすか石ころ を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




精霊 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
精霊 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
精霊 のLVが1上昇しました。(- 7 CP)
精霊 のLVが1上昇しました。(- 8 CP)
精霊 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)

カマイタチ を習得!
アクアストリーム を初習得!
ハードウィンド を初習得!
ホーミングミサイル を初習得!

Rainbow Dream の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  精神1 上昇!

Rainbow Dream の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  精神1 上昇!

Rainbow Dream の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  精神1 上昇!

ことり(439)50 PSを渡しました。

CPが 32 増加しました!

NPが 1 増加しました!

ことり(439)を同行者に指定しました。



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



籠の小鳥 所属

かすか(301)
ことり(439)

† V S †
ワンゲル部員
眼鏡男

Enemy




籠の小鳥・所属メンバー



幽&霊(301)
貫通1 侵食1 呪術10 精霊10
現在地 B7
美作 小鳥(439)
結界1 侵食1 魔石10 付加5
現在地 B7


Character Data


ENo.301 幽&霊
HP1217 / 1217

1貫通1場所B7 [特殊LV1]
SP229 / 231

2侵食1使用可能技一覧
NP2体格753呪術10参 加 団 体
CP36敏捷754精霊100Rainbow Dream
PS145器用755 1
0(0)魔力1056 2
連勝2魅力757 3
総CP106生命1008―――4
単位0精神1059―――5
= Profile =
種族不明
性別女性
年齢不定

幽(かすか)
年齢:14(外見)
身長:130cm
体重:30kg
容姿:黒髪、金眼
呪術に詳しい獣人属猫耳科両性目。
早い話が猫耳のふ○なり(マテ
何年経っても姿形が変わらないといわれているが、その実態は?
マッドサイエンティストでもあり、さまざまな薬品を製作している。
外見年齢14歳だが、こう見えても子供が数人いる。
大抵は父親の役割だが、霊だけは自分自身が産んだとか。
女の子が好き。男の子は嫌い。
自身を呪術の実験台に使用したらしく、体のパーツを自由に変化させることができるらしい。


霊(たまき)
年齢:17
身長:165
体重:秘密
容姿:白髪、青眼
母親である幽とは違って、きちんと成長する可愛い子。
幽の願いで呪術ではなく、精霊術を学ぶ。
恋愛には興味がありません。
幽のお目付け役で、ハメをはずし過ぎないように注意する役割。
傍から見ていると、親子というよりも姉妹(霊が姉)に見えるらしい。




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1止まり木魔石 / 4 / 3 / なし / なし
2鳥籠魔石 / 7 / 3 / なし / なし自由
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5止まり木魔石 / 7 / 4 / なし / なし武器
6石ころ鉱物 / 2 / 0 / なし / なし



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