 | 後期学園生活 20日目 |
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| Diary |
昨日と同じ夢を見た。誰かが過去を思い出させようとしているのだろうか。それとも、過去を失った今の自分が求めているのだろうか・・・
初めて殺したくないと思った人間。それは、当時の自分にしてみては、己の過去を見ているようだった。だから、自分と似たような境遇に生きる彼を殺すことはできなかった。一種の共感かもしれない。しかし、彼はこの世界から消えた。否、もとは彼だった、タンパク質の塊へと、姿を変えた。初めて死というものを実感した。体ではない、心の痛み。ただ、他の誰かに死を与えるだけだった自分には、死の感覚などとうに消え去っていた。それを、彼は思い出させてくれた。だが、怒りを消し去れるわけではなかった。彼の命を奪った盗賊達を殺した。全員。少しずつ苦痛を与えた。火であぶる。つま先から、指先から、細切れにする。細胞を組み替える。苦しませ、苦しませ、殺した。今しがた思い出した死の感覚を、盗賊全員に与えた。笑った。先ほどまで略奪者だった奴等が、一瞬にして、今はその命を搾取される者になったのを見ると、笑わずにはいられなかった。だが、それで彼のいなくなった穴を、埋めることは叶わなかった。
それから時が流れた。何日、何年という単位ではない。約3000年。その間、ただひたすらに、自らを鍛えた。その感覚を研ぎ澄まし、極めたと思っていた剣を、魔術をさらに鍛え、時と場合に応じた戦術も覚えた。ただひたすらに鍛えた。
その当時、世界では俗に言う魔女狩りが行われていた。人間同士での、正義を語った殺し合い。自らの愉しみのために殺す自分は、それがばかばかしく思えた。狩られた人間のうち、そのほとんどはただの一般人。最終的には、男も女も関係なかった。正義を語って私怨を晴らす。だがやはり、ばかばかしく思えた。そんな、公開処刑をただなんとなく眺めている時だった。ふと、2人の“魔女”が目に留まった。正確には、片方は女だが、もう片方は男だった。男の方はどこにでもいそうな人間だったが、鍛え抜かれた感覚、そして悪魔の眼には、少なくとも一般人には見えなかった。体内に蓄えた膨大な魔力。一見してか細く見える腕は、実はしなやかで強い筋肉に覆われていた。女の方は、人間ではなかった。人間の体という器は持っているが、中身は違った。人間に狩られた動物たち。その魂が長い年月をかけて一つに融合し、さらに人間とも融合を果たした、獣人。
殺すには惜しかった。いや、死なせたくなかった。本当の意味で嫌われ、そして今にも殺されそうになっている者2人。十字架に掛けられる前に、処刑人を斬った。悲鳴が上がる。襲い掛かる役人と、それを使役する司祭。斬った。一人残さず。逃げ出す民衆。後に残ったのは3人の人影と、十数人分の死体だった。
「どうして・・・」
つぶやく声が聞こえた。
「どうして、助けたのですか。こんな、私たちを・・・」
「少なくとも・・・少なくともあんたらは、普通の人間じゃなかった。特にあんただ。」
女の方を指差す。驚愕に見開いた瞳。やがて落ち着きを取り戻したかのように、もとの表情へともどる。
「なぜ、わかったのですか。」
「俺も人間じゃないからだ。さすがに種族というかなんというか・・・まぁそんなかんじの物はちがうがな。」
「・・・あなたは何者ですか。」
「俺は、たぶん人間の言うところの、悪魔ってやつだ。正確には、悪魔と人間のハーフらしいが。」
そう言葉を交わす2人の異形の傍らで、男が口を開いた。
「え〜っと・・・なんだって！？」
振り返る。男は異形を前にして恐怖に打ち震えているかと思ったが、あろうことかその顔にはいたずらっぽい笑みが浮かんでいた。
「君たち、人間じゃないんだ？ふーん、そうかそうかぁ、俺みたいな人間がいるんだから、当たり前と言えば当たり前か・・・」
ぶつぶつと、なにか一人で納得するようにつぶやいている。
「お前も、ただの人間じゃないよな？まぁぱっと見た感じでは、不老不死、ってやつに見えるが。」
話しかけられた男はこっちを見た。
「あ、あぁ、そうだけど・・・。えーと、君が悪魔で、そっちの君は・・・」
「ビースト、俗に言う獣人ね。」
「へぇ、俺は・・・悪魔君は分かってるみたいだけど、不老不死で魔術師で戦士ってとこかな。」
そう答えると、男はこっちにむかって深々と礼をした。
「助けていただいて、本当に感謝する。ありがとう。なにか、恩返しというかなんというか・・・そんな感じのものはできないだろうか？」
「じゃぁ・・・」
しばらく考える振りをして言ってみる。
「俺に殺されろ。」
「えぇ！？ちょ・・・ちょｔ」
「冗談だ。」
笑ってみせる。
「そうね、わたしも助けてもらったことだし・・・」
なんかそんな感じに話が進んできた。そこで、悪魔っぽくないなと思いながらも、切り出してみた。
「じゃぁさ、これから一緒に、なんかやらねぇか？」
「なんかって・・・何？」
「人間に狩られる側じゃない。」
「じゃぁ狩る側？」
「まぁ、確かに狩ることもあるだろうが。いま人間は、同属同士で殺し合いをしている。あんたらもそれに巻き込まれたわけだが・・・」
「まぁ、そうだな」
「そこでだ、俺たちはそんな人間同士の争いを利用して、生きてくって寸法だ。」
「要するに何をするのさ。」
「要するに・・・傭兵、さ。俺たちの能力なら、存分に戦えるだろうしな。共存もたやすい。」
これが、ヤタガラスの始まり・・・。そのときはまだ名前などなかったし、ヤタガラスという言葉の意味どころか、それ自体すら知らなかった。ヤタガラスのきっかけは、仕事で日本にやってきたとき・・・
ひゅーーーーーーーーん・・・・・・ゴスッッッ
眼が覚めた。目の前にはころころと転がるゴルフボール。頭にできたこぶは、瞬時に癒されていった。誰かが走ってくる。やがて、ゴルフ部員がやってきた。
「ふふ・・・いかがですかな？わたくしのショットは！？」
・・・
・・・・・・
とりあえず言葉もない、と言う状態だった。ゴルフ部員もしばらく固まる。長い長い、沈黙の後・・・
「なんか反応したらどうだコンチクショォォォォッ！！」
殴りかかってきた。ま、とりあえず戦っとくか。
まだ、夢の内容は思い出せない・・・
| Quick Action / etc |
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現在の大乱戦チームメンバー マルト(315) 烈風(526) 死乃神 緋翠(744) 魔牙壬久遠(1564) このチームで 大 乱 戦 に参加しました！ 特に何もしなかった。
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| 〜Divine Wind〜・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.744 死乃神 緋翠 | |||||||
| HP | 2844 / 2844 | 1 | 貫通3 | 場所 | E6 ［花園LV0］ | ||
| SP | 502 / 502 | 2 | 漲溢1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 21 | 体格 | 75 | 3 | 魔術20 | 参 加 団 体 | |
| CP | 84 | 敏捷 | 152 | 4 | 魔石15 | 0 | ギルド“ヤタガラス” |
| PS | 215 | 器用 | 75 | 5 | 魅惑1 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 435 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 3 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 947 | 生命 | 154 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 18 | 精神 | 152 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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〜Divine Wind〜 所属 † V S †
ゴルフ部員
Enemy |
緋翠「・・・いくぞ・・・」
ゴルフ部員「頑張っていきましょう。」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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緋翠の攻撃！
緋翠「・・・覚悟はいいか・・・？」ダメージアップ！！
緋翠の物理ATが上昇！
緋翠の魔法ATが上昇！
非接触フェイズ
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ゴルフ部員の攻撃！
ゴルフ部員「今日はいい風ですねぇ。」フェアウィンド！！1
ゴルフ部員のSPDが上昇！
ゴルフ部員のWAITが減少！
緋翠のSPDが低下！
緋翠のWAITが増加！
非接触フェイズ
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ゴルフ部員の攻撃！
ゴルフ部員「この辺りをゴールとしましょう。」ピットフォール！！2
設置技「ピットフォール」を設置！
緋翠の攻撃！
緋翠「・・・吹き飛べ・・・！」ホーミングミサイル！！
ゴルフ部員に759のダメージ！
非接触フェイズ
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戦闘フェイズ
緋翠の魔攻LV1
緋翠の魔法ATが上昇！
ゴルフ部員の集中LV2
ゴルフ部員の物理CRIが上昇！
ゴルフ部員の魔法CRIが上昇！
TURN 1
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ゴルフ部員の攻撃！
ピットフォール！！3
設置技「ピットフォール」を設置！
緋翠の攻撃！
ゴルフ部員に624のダメージ！
ゴルフ部員の攻撃！
ピットフォール！！3
設置技「ピットフォール」を設置！
TURN 2
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緋翠「・・・あー、まずいな・・・」緋翠にゴルフ部員の設置技が発動！
ゴルフ部員「あっ そこは危ないですよ！？」ピットフォール！！
緋翠に250のダメージ！
緋翠のWAITが増加！
緋翠「・・・あー、まずいな・・・」緋翠にゴルフ部員の設置技が発動！
ゴルフ部員「あっ そこは危ないですよ！？」ピットフォール！！
クリティカル！
緋翠に285のダメージ！
緋翠のWAITが増加！
ゴルフ部員の攻撃！
ゴルフ部員「しまった、ゴールを見失ってしまいましたよ・・・？」ペネトレイト！！4
緋翠に634のダメージ！
緋翠のHPが185減少！
緋翠の攻撃！
緋翠「・・・破壊する・・・」ホーミングミサイル！！
ゴルフ部員に1182のダメージ！
TURN 3
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ゴルフ部員の攻撃！
ゴルフ部員「しまった、ゴールを見失ってしまいましたよ・・・？」ペネトレイト！！4
緋翠に626のダメージ！
- ゴルフ部員の麻痺LV2
緋翠は麻痺に抵抗！
緋翠「・・・まだまだ・・・！！」緋翠の攻撃！
緋翠「・・・喰らえ・・・」イグゾーション！！
ゴルフ部員に779のダメージ！
ゴルフ部員の物理ATが低下！
ゴルフ部員に824のダメージ！
緋翠「・・・雑魚が・・・消えろ・・・！」ゴルフ部員の魔法ATが低下！
ゴルフ部員の攻撃！
ピットフォール！！3
設置技「ピットフォール」を設置！
緋翠「・・・あー、まずいな・・・」緋翠にゴルフ部員の設置技が発動！
ゴルフ部員「あっ そこは危ないですよ！？」ピットフォール！！
緋翠に237のダメージ！
緋翠のWAITが増加！
ゴルフ部員「練習不足ですね、また今度。」ゴルフ部員が倒れた！
緋翠「・・・たいしたことなかったな・・・」
戦闘に勝利した！
790 PS、 13 CPを獲得！
緋翠は 芝 を入手！
| Normal Action / etc |
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D6に移動しました。 D7に移動しました。 C7に移動しました。 B7に移動しました。
魔力 が 17 上昇しました。(- 43 CP)
ギルド“ヤタガラス” の活動をしました！
ギルド“ヤタガラス” の活動をしました！
石ころ を捨てました。
ハース(401)に 爪 を渡しました。 久遠(1564)から 黒い石 を受け取りました。 CPが 55 増加しました！ NPが 1 増加しました！ 烈風(526)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
ロア(66)の叫び！
ロア「次回はボス戦だの。まいるぞえー(＞＜*」
こおり(76)の叫び！
こおり「ラーメン食べたいのう」
レイ(194)の叫び！
レイ「休憩の効果小さ過ぎ」
リース(254)の叫び！
リース「風任せ〜」
鼠連隊(295)の叫び！
偵察兵「ここは人が多いな。敵の識別が難しいよ。」
紫苑(477)の叫び！
紫苑「シャイン先生覚悟ぉ！」
マキサ(532)の叫び！
マキサ「シャイン・グレートポエマー…その首貰います…」
クロースティ(628)の叫び！
クロースティ「りとらい…ごー」
ジャック(692)の叫び！
ジャック「アメリカのお菓子っておいしくないよね！
ジェリービーンズって不味くて吐きそうじゃない？」
レイラ(720)の叫び！
レイラ「関東にも雪が降ってきたよぅ・・・・・・・・さもい・・・・・（orz」
くりゅ(803)の叫び！
くりゅ「いやーん！！・・・。いや、何となく言ってみただけやけども！」
ヒロ(1014)の叫び！
ヒロ「己の欲せざるところ、人に施すなかれ」
ノーチェ(1175)の叫び！
ノーチェ「でたわね化け狐ッ！」
ハンス(1232)の叫び！
ハンス「きっとめためたにいじめられた〜〜！（に違いない）」
ヤマダ(1456)の叫び！
ヤマダ「看護服でもダメですか？」
ヨーコ(1689)の叫び！
ヨーコ「ハハハ見ろ、くまがゴミのようだ！」
銀(1741)の叫び！
銀「仮宣言、だ」
| Event |
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ドオォォォォォ――――ンッ！！ 化学室の方から爆音が響き渡る。 化学室では化学教師の海原がポツンと立っている。 「あはは・・・・・・またやっちゃった。何でも分量間違えると大変だなぁ、・・・んん？」 海原はこちらに気付くとニッコリ笑って 「あっ！単位取りに来たんだね！それじゃ早速やろやろ♪授業の内容は危険物全般の取り扱いについて、レッスン開始ッ！」
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| イベント戦闘予告 |
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〜Divine Wind〜 所属 † V S †
瑞希
危険物注意 |
| 〜Divine Wind〜・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.744 死乃神 緋翠 | |||||||
| HP | 1491 / 2898 | 1 | 貫通3 | 場所 | B7 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 585 / 585 | 2 | 漲溢1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 22 | 体格 | 75 | 3 | 魔術20 | 参 加 団 体 | |
| CP | 71 | 敏捷 | 154 | 4 | 魔石15 | 0 | ギルド“ヤタガラス” |
| PS | 1005 | 器用 | 75 | 5 | 魅惑1 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 452 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 4 | 魅力 | 88 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 1015 | 生命 | 154 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 18 | 精神 | 188 | 9 | ――― | 5 | |
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