 | 後期学園生活 2日目 |
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| Diary |
ボクは部屋の窓から、ぼ〜っと。月を眺めていた。そりゃあ、もう、ぼ〜っと。
明日から（再び）後期。明日から忙しいけど、今日はまだ暇だ。
必要であろう荷物は鞄に詰めた。まだ閉めてないトランク。でも、もうばっちりですよ。えぇ。整理整頓だけなら！！
なんてったって、あとは、貧弱体質。貧弱っていうか、体力無しで、魔力特化。だって、魔族だから。
窓の外、見える月は細い、ほそ〜い三日月。細くて折れそう。なのに強くキレイな月。
でも、この世界では月という存在は「一つ」しかないように見えます。ボクの世界では月が二つあるんですから。
二つが同時に出る事は年にあまり回数はなく、ほとんどどちから一方が出るだけなのです。
二つとも出ない時もあります。その時は流星群が見れるという事で、ボクの住んでいた地方では、その時期を中心に流星祭りというものがありました。
ボクは、丁度流星祭りの時に、今の養父さんに拾われたワケなので、月を見るとそういうことを連鎖的に思い出して───
思い出して───あれ？流れ星？
きらん〜…☆ って。 ミ☆ って。流れて───
「うわぁっ!? ね、願い事まだですよ!?」
流れ星って何であんなに早いんだろう…。流れちゃったけど、まだ効果あるかな？
そういえば、ボクに尻尾が生えてくるように…と、ヴィト君がお願いしてた…っけ。どうしよう。生えてきちゃったら。…うん。よし。
「ボクに尻尾が生えませんようにーー！！」
これだけ大声で言えば、流れ星も流れちゃっても聞こえますよね。
聞こえ…───あれ？流れ星がもう一つ。
「今度こそちゃんと、お願いしろって言う啓示なのかな。」
でも、何だか───
「近付いてるように───」
見え───
キィィィィン!!! ドーーーーーーンッッ!!!
「Σみぎゃあああーーー！！！？？」
後期が始まる前に、流れ星にあたって、少年死亡なんて言ったら…言ったら───
て、あれ？
「ぶじ…ボク、無事だ。でも…。」
ちょっと、哀しくなった。部屋は無事じゃない。色々ボロボロだ。
ガタンッ─── 部屋の隅で音がした。この部屋には、そんな音を立てるようなものなど居ないハズ。
音がした方へおそるおそるのぞき込むように、進んでいくと──ゴミ箱をかぶり、抜けないのかじたばたしている白い体が見えた。見覚えがあるぽにぽにぬいぐるみボディ。
「…嘘…え…そんな。」
ゴミ箱を押さえ、出てくるのを手伝ってやると、案の定。すぽーんと抜けた。
「…み…ミルキー!!!」
星に乗ってやってきたのは、ボクの使い魔。白い猫のぬいぐるみのミルキーだった。
「にゃわ〜…れ、レスにゃあ？目が回って…」
どてっ ふらふらとしてから、その場に倒れる。だけど数秒後にすぐ気が付いて。
「だ、大丈夫？ミルキー…。」
「にゃ…にゃあ〜…大丈夫にゃあ。まだまだイケるにゃあ。」
…何処にイケるんだろう…。目を回してミルキーは倒れたままだ。ボクは部屋をぐるりと見渡す。もう一人の姿がない。ボクより背が高く、漆黒の髪、琥珀の瞳。
確かに今の衝撃で部屋はボロボロに…ぐずっ…折角掃除したのがボロボロにはなったけど、見あたらないはずがない。
「ブラック・シャイン??」
と、そのもう一人の使い魔の名を呼ぶが、返事はない。と、同時にミルキーが話し出した。
「レス…ブラシャはあそこにゃあ〜。」
指（というか手だけど）さした先は、先ほどまでミルキーが被っていたゴミ箱だった。四つんばいでおそるおそるゴミ箱をのぞき込むと、こぶし大ぐらいの氷を荒々しく削りだしたかのような水晶が、一つ入っていた。
「…う…嘘。ぶ…ブラック・シャイン!?」
その水晶を、またおそるおそる手に取る。ひやりとした感覚。本当に氷のようだ。
その透明な水晶の中では、漆黒の炎が揺らめいている…。あぁ、もう一人の使い魔だと確信した。
「…でも、何で縮んじゃったの？」
『縮んだワケではない。』
ボクの声に呼応するかのよう、響いてくるもの。ソレは声って感じじゃなくて、だけど響く感じで──心とかそういうものに、話しかけてくる感じだった。
『あの体を維持出来なくなっただけだ。』
「だ…だけって、ものすごぉく重要な問題じゃないの!?」
『そんなことはない。この方が好都合だ…。お前の魔力を消費せずに済むだろう？』
確かに、彼が人型で居るということは、ボクの魔力を吸い取って維持しているって事で…。
「…それで、えっと…うんと…何から聞けば良いのかな？」
そう、全てを一気に聞くにはごちゃごちゃし過ぎているのだった。
ボク達は、半年以上前に自分達の世界からそれぞれ飛ばされてしまった。
ボクは一人。ブラシャとミルキーは二人で、別々の世界へ。
ミルキーとブラシャは精霊の力が、強い世界へ飛ばされていたらしくて、ボクの魔力が無くとも、ブラシャは立派に人型を保てたらしい。
そこで、旅をしながらミルキーの中に魔力を少しずつ溜めて、一気に開放することでボクの元へ帰ってきた。
「…って、感じで良いの？」
『うむ。素晴らしいまとめ方だったな。まぁ、そう言う事になる。』
そして、この世界ではその土地の魔力というものが…無いわけじゃないんだけど、ブラシャに馴染みにくいみたいで。この水晶になっているってワケだ。
『まぁ、俺は暫くこの姿で居ると思う。』
「えー!?そのままなの!?」
『仕方ないだろう…』
「う…ん…。」
感動の再会だと思ったら、ブラシャは水晶だし。ミルキーは伸びてるし…。部屋はめちゃくちゃだし。
「泣いていいかな…。」
『……？』
「って、あ！！ボク、こんなに夜更かししてる場合じゃないんだよ！！明日から後期がはじまるんだもん！」
「後期にゃあ？」
そこで、ミルキーがやっと復活した。
「ミルキー！…大丈夫？」
「平気にゃあ！…で、後期って何だにゃあ？」
ボクは大まかな流れを、ホントおおまかに説明した。
『学校…か。なるほどな。』
「ミルキーも一緒に行くにゃあ！！」
「それは構わないけど…。大人しく出来る？」
「任せるにゃあ！！」
「…あはは…頼りないなぁ…。」
苦笑一つ。でも正直、ちょっと嬉しかったりする。だって、二人が側にいるんだもん。エルヴェさんにも紹介して…───
「あ、二人に最初に紹介しなくちゃいけないんだった！」
ボクは部屋を見渡す。だけど、もう一人のこの部屋の住人が居ない。見あたらないのだ。
「ブラペパ君？」
黒豹のぬいぐるみだった。居ない…居ない…さっきので壊れちゃったとか??
「にゃあ…ブラペパ君て、これかにゃあ？」
ミルキーが引きずってきたのは、紛れもなくブラペパ君だった。ベッドの下に居たようだ。だけど、様子がおかしい。
ミルキーと同じく動いたり…喋る…と言っても鳴き声程度だったけど…。だけど、動かない…何で？どうして??
「ブラペパ…君…？」
『そいつからは、生命や魔力の欠片を感じ取れないな。』
ブラック・シャインがそう言った。言われなくても…そうだって分かっていた。動かない…“ただのぬいぐるみ”だった。
だけど、一瞬だけ動いた気がした。そして、聞こえたんだ。
───もう一人じゃない。大丈夫。頑張って。───
「にゃあ…。レスにゃあ。泣いてるのにゃあ？」
「泣いてないよ。大丈夫。もう、今日は寝よう。明日はすぐだけど。明日からは長いんだ。二人の話はゆっくり聞くよ。
でも、ボクの話もいっぱい聞いてね。」
部屋は、もう諦めた。
それよりミルキーとブラシャと一緒に寝てしまおう。
明日はすぐに来るよ。
でも、明日からはとても長いんだ。
それからブラペパ君も一緒に寝た。もう動かない…。でも、ありがとう。だけど、キミが居なくなっても、ボクは…寂しいんだよ。
そうして、後期が幕開けていった───波瀾万丈な学園生活を示唆するかのような、この日の出来事だった…。
| Message |
ラグナ(224)からのメッセージ
ラグナ「レス君、お久し振り！…あれ？白い…？ということは、前に言ってたミルキー君かな…(悩)秋休みはどうだったかな？俺は実家に帰ってたんだけど、お土産。栗のタルト。試食して美味しかったからかったんだけど、甘いものは平気かな？今期もヨロシクね【突撃いたしました。前期同様良ければまたお相手してやって下さいませー(礼】」
フィーア(831)からのメッセージ
フィーア「お久しぶりでー「ちょっと待て」」
フィーア「………何さ？」
ユハ「…その槍で何しようとしてます？」
フィーア「いや……突撃？（首傾げ）」
ユハ「意味が違うっ！意味がっ！！」
ティト(904)からのメッセージ
ティト「お〜い、レス。元気？その様子だと元気そうだね。」
ティト「なんか、後期はとんでもないことになったみたいだけどお互いがんばろうな。」
”裏切り”のエリカ(960)からのメッセージ
”裏切り”のエリカ「久しぶり。元気だっただろうか？ 今回もよろしく頼む。……あの、持っていたぬいぐるみ替わってないか？(ミルキー見つめ）」
レスは言った
レス「えっと、お知り合いの方にランダムで、約半分ぐらいの方にメッセを送ってます。」
ミルキー「偏ると大変だからにゃあ。そんなワケなのにゃあ。待っててにゃあ。」
識(1209)からのメッセージ
識「お久し振り、かな？(にこ)ぬいぐるみに…魂が込められるなんて凄いね。…識も…出来たらいいのになぁ（じー）」
識「ぐるにゃーって…かわいい…（ぽ）…わ、撫でられちゃった。えへ、プラペパくん、イイコですねー(撫で返し」
識「あの、大分前のお話になっちゃうんだけど…PS有り難う…ね？テストプレイで役立たせてもらいましたって、背後が…伝えてくれって…」
にゃむりん(1278)からのメッセージ
にゃむりん「ニャー！秋休みは満喫したニャー？」
にゃむりん「ニャニャ、今期もヨロシクニャー♪」
藤花(1291)からのメッセージ
藤花「小さい子の・・お友達？一緒に・・食べる？（蝉と花蜜のお団子きな粉まぶしを差し出す）」
| Quick Action / etc |
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エルヴェ(1145)にパーティ勧誘許可を出しました。 ItemNo. 1 駄木 から 木製林檎 という 魔石 を作製しました。(- 0 PS) ItemNo. 2 駄石 から ナニカの原石 という 魔石 を作製しました。(- 0 PS)
武器に ナニカの原石 を装備しました。 団体 ふかもこヌイグルミ団 を設立しました！
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| 第962パーティ・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.962 デビル・レス | |||||||
| HP | 1013 / 1013 | 1 | 終幕1 | 場所 | B7 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 212 / 212 | 2 | 適応1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 0 | 体格 | 75 | 3 | 召喚5 | 参 加 団 体 | |
| CP | 40 | 敏捷 | 90 | 4 | 付加5 | 0 | ふかもこヌイグルミ団 |
| PS | 0 | 器用 | 75 | 5 | 1 | ||
| 業 | 0(0) | 魔力 | 120 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 0 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 40 | 生命 | 75 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 90 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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第962パーティ 所属 † V S †
マイケル
棒状戦闘練習機体 |
レス「…行きますよ。覚悟は良いですよね？」
マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ！！」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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レスの攻撃！
ミルキー「こ、これを召喚するのにゃあ!?@レス@文句言わないで！ボクも極力避けたいんだからッ!!」萌えろ！！
歩行雑草を召喚！
歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ！！」レスのSPが44減少！
非接触フェイズ
|
戦闘フェイズ
TURN 1
|
マイケルの攻撃！
レスに114のダメージ！
レスの攻撃！
マイケルに145のダメージ！
歩行雑草の攻撃！
歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ！！」スラッシュ！！2
マイケルに117のダメージ！
マイケルの攻撃！
マイケル「いいです！いいですよぉッ！！」エキサイト！！2
マイケルの物理ATが上昇！
歩行雑草は攻撃を回避！
レスの攻撃！
マイケルに156のダメージ！
TURN 2
|
歩行雑草の攻撃！
歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ！！」マジックミサイル！！1
マイケルに118のダメージ！
レス「魅力…やっぱり、耳かな？ね。」レスはマイケルを魅了した！
マイケル「私のハートに何をするのですかァッ！！」レスの攻撃！
必殺技が発動！
レス「行くよ！ミルキー!!@ミルキー@がってんにゃあ!!@レス@必ず殺せるか分からないけど、必殺の！！」ミルキー砲！！
マイケルに227のダメージ！
マイケルに 自滅LV1 を付加！
マイケル「この高揚感ッ！たまりませんよォォッ！！」マイケルの自滅LV1
マイケルのHPが27減少！
マイケルは魅了に耐えている！
マイケルの攻撃！
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ！！」毒を盛って毒を制す！！3
マイケルに猛毒を追加！
（マイケルの魅了の効果が消失）
歩行雑草の攻撃！
マイケルに98のダメージ！
レスの攻撃！
マイケルに205のダメージ！
マイケルの自滅LV1
マイケルのHPが27減少！
マイケルは猛毒により71のダメージ！
マイケルの攻撃！
マイケル「終わりですッ！これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ！！」独りクロスカウンター！！4
マイケルに920のダメージ！
マイケルの物理ATが上昇！
マイケルの物理DFが上昇！
マイケルのWAITが増加！
マイケル「ガハァァッ」マイケルが倒れた！
レス「気は進みませんけど、帰るためにアナタの魔力…ほんの少しだけ、拝借しますっ。」歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ！！」
戦闘に勝利した！
50 PS、 3 CPを獲得！
レスは 脚 を入手！
| Normal Action / etc |
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エルヴェ(1145)にパーティへと勧誘されました。
召喚 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
ふかもこヌイグルミ団 の活動をしました！
ふかもこヌイグルミ団 の活動をしました！
ふかもこヌイグルミ団 の活動をしました！
CPが 31 増加しました！ NPが 1 増加しました！ エルヴェ(1145)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
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何者かと遭遇した！
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| イベント戦闘予告 |
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第1145パーティ 所属 † V S †
帰宅部員
 歩行小石 
Enemy |
| 第1145パーティ・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.962 デビル・レス | |||||||
| HP | 1022 / 1022 | 1 | 終幕1 | 場所 | B7 ［特殊LV1］ | ||
| SP | 240 / 240 | 2 | 適応1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 1 | 体格 | 75 | 3 | 召喚8 | 参 加 団 体 | |
| CP | 47 | 敏捷 | 93 | 4 | 付加5 | 0 | ふかもこヌイグルミ団 |
| PS | 50 | 器用 | 75 | 5 | 1 | ||
| 業 | 0(0) | 魔力 | 123 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 1 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 74 | 生命 | 75 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 106 | 9 | ――― | 5 | |
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