後期学園生活 2日目



基本行動宣言成功
戦闘行動宣言成功 [イベ][デュ][援護][大乱]
 └ 技設定 隊列 を変更
セリフ設定宣言成功
その他の設定成功


Diary


これはとある吸血鬼のお話……




紅く細い二つの月が朧げに荒野を照らす

真っ赤に染まった荒野には同じく真っ赤な男が横たわっていました

真っ赤な男のすぐ傍に真っ黒な男も立っていました


真っ黒な男は言いました

「その傷ではもう動けまい。例え動こうとも汝れの体に刺さった杭は汝れの力をことごとく封ずるだろう。」


真っ赤な男は言いました

「この傷ではもう動けまい。例え動けようとも僕の体に杭がある限り僕はお前から逃げられまい。」


真っ黒な男の真っ黒な影がスルスルと伸びて大きな鎌へと変じました

闇色のとても大きい、そして刃だけが紅い不気味な鎌です


真っ黒な男は言いました

「この永き復讐にもようやく終止符が打てる。汝れの犯した所業を我は許すことができぬ。我が全ての力を持っていまここで汝れの全てを滅ぼそう。」


真っ赤な男はもう一歩も動けません

それだけの傷を負っていました


四肢には鈍く銀色に光る杭が突き刺さっていて真っ赤な男はもう霧にも蝙蝠にもなれません

この杭には真っ赤な男の力を封じる特別な呪がかけられているようでした

小指の先すら動かせず、またその感覚もなくなっていることに気が付き、真っ赤な男は諦めかけました


異変が起こったのはそのときでした

急に荒野の上空に七色の光を放つ球体が現れると真っ赤な男と真っ黒な男を淡い光が包んだのです

真っ赤な男も真っ黒な男も光がとても苦手でしたが、この光に不思議と不快感はありませんでした


初めは淡い光でしたがそれが段々と眩しい閃光に変わってきます

同時に動かないはずの体がフワリと浮くような感覚を覚え、真っ赤な男は理解しました


真っ赤な男は言いました

「確かに僕はもう動けまい。しかし傷はいずれ癒えよう。封じられた僕の力も時間をかければ解けるだろう。」


同じく気付いた真っ黒な男が慌てて鎌を振るいましたが手遅れでした

とてもとても強力な斬撃でしたが真っ赤な男を包んだ光にいとも簡単に弾かれてしまいました


真っ赤な男は続けて言いました

「違う時間、違う世界で再び逢い見舞えよう。愛しい愛しい僕の吸血鬼。」


怒りに顔を歪め真っ黒な男は叫びました

「ふざけるな!我が最愛の者を奪いし吸血鬼よ!どこへ逃げようと我は必ず...」


まさにその瞬間、二人を包んでいた光が爆発したかのように大きな音を立てて弾けて消えました


どこまでも汝れを追いかけ滅ぼしてくれる!


紅く細い二つの月が朧げに荒野を照らす

真っ赤に染まった荒野にはもう何も誰もありはしませんでした




――――――――――――――――――――――――――――――――




「どこまでも汝れを追いかけ滅ぼしてくれる!」


真っ白に塗りつぶされた視界でエルは叫んだ

次の瞬間、全ての感覚が消え去り、そして…………



―― 大きな雲がゆっくりと流れていく

屋上のフェンスに寄りかかり、少年は何をする訳でもなくじっと遠くのほうを眺めていた


あの不思議な光に誘われ、私がこの学園に辿り着いてもう半年になる

あとから文献等を当たって調べてみたが、あの光は”現象”という何年、時には何百年とおいて不定期に起こる稀有な出来事であったらしい

その光を浴びたものはエルタ・ブレイアという異世界に転送されるはずであったらしいのだが……

どうやら、私はそこへ行き損ねてしまったようだ

ここはもちろんエルタ・ブレイアではない

わかっているのは私が元いた世界と違う、名も知らぬ異世界ということだけ


「……それにしても、酷い偶然もあったものだな。」

奴にとってはとても嬉しい偶然だろうが。


全てを懸けた一撃は”現象”の前に易々と防がれ、私は力を失った

回復にどれだけ時間がかかることか、……いや、そもそも回復するかどうかさえも疑わしい

力の失われた身体では元の姿を維持することすら適わなく、止む無くこのような姿にまで退化する始末


……だが、別にそれでも構わない

「奴と決着さえつけられるならば……」

力が失われたのは奴も同じ

奴に施した封印術はいまもなお効力を発揮し続けているはずだ


術を破られる前に何としてでも見つけ出す

奴を……真っ赤な吸血鬼を


『あの…、そんなに根詰めちゃ駄目ですよ?』

いつの間にか鋭くなっていた瞳が元に戻り、少年 ――エルはふと我に返る

耳では聞こえない、頭に直接響くような声


「なんだ、くろたま3号……いたのか。」

『(゚□゚|||) ひどい物言いですー』

女性と思われるすこし間延びしたその声は悲しそうに続ける

『うぅ…、それにみけはくろたまじゃないですって何回も言ってるのに。』


しかしなぁ……。そう言ってエルは足元を見る

デフォルメされた黒猫をかたどったボールがひとつ

「どこからどう見ても、”黒”い”玉”じゃないか。」

おまけにこれで3つ目だしな。心の中で付け足す


『( ;□;) でも、みけはみけなんですー!それにエルさんはみけが見えてるはずですー』

どことなく悲しげに揺れる黒猫ボールとエルの他に屋上には何も見当たらない

しかし、エルの目には黒猫ボールを悲しげに揺らす給仕服を着た小さな少女の姿が薄っすらと見えていた


幽霊


別に魔力を持った訳でも、強い霊気がある訳でもないただの幽霊

ただ異常なまでに気配が薄いため、並みのものでは姿はおろか声すら聞こえない


『折角、現象さんのおかげでこのボールにだけは触れるようになったのにー』

「より正確には”球状で中に綿の詰まった物体に触れる”だけどな。」

『むずかしいことはよくわからないですけど、ありがたいお話ですー』


そうだな。そう言ってエルはふと笑っている自分に気が付いた

先ほどの思い詰めていた気持ちが少しほぐれている

みけにはいつも心配ばかりかけているな……

すまない……。声には出さずに感謝する


「さて、そろそろ後期の授業が開始される頃だ。……行くか?」

『後期はたしか先生も生徒さんと混じって授業を行うんですよね?』

「ああ。……正直、地位や名声なんぞに興味はないが、この騒動はせいぜい利用させてもらうつもりだ。」

『有力な情報が見つかるといいですねー』

「見つけてみせるさ。」


エルは不敵に笑う


……必ず。


Message


(1209)からのメッセージ
識「える先生、お久し振り…です(にこ) 相変わらず、シアちゃんとご一緒なの…かな?穴に嵌らないように、気をつけて下さいね?」

識「識は独りだけど…学校の中、ふらふら楽しんでみるのですよぅ」

リゼル(1566)からのメッセージ
リゼル「初めまして、エルネスト先生。魔法学は好きな科目ですし、お勉強頑張りますね!…あの、これ、宜しければどうぞ(羊羹の菓子折りを差し出す)」

Quick Action / etc




マリー(956)にパーティ勧誘許可を出しました。

防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。

団体 鬼の血脈 を設立しました!



第886パーティ・所属メンバー (Before)



エルネスト(886)
侵食1 復活1 呪術5 命術5
現在地 I5


Character Data (Before)


ENo.886 エルネスト
HP1212 / 1212

1侵食1場所I5 [特殊LV1]
SP205 / 205

2復活1使用可能技一覧
NP0体格753呪術5参 加 団 体
CP40敏捷854命術50鬼の血脈
PS0器用755 1
0(0)魔力1006 2
連勝0魅力757 3
総CP40生命1008―――4
単位0精神909―――5
= Profile =
種族吸血鬼
性別男性
年齢千年以上は生きてる

本名、エルネスト=ド・ラ・シュパイエ。
非常勤講師。科目は「魔法学」、主に基礎理論を担当。

白い肌に黒髪、紅い瞳を持つ、遥か古より在り続ける吸血鬼の真祖。
あまりに永い時を過ごしたため、最早自分でも歳を覚えていない。
強靭な肉体と莫大な魔力を所持し、その肉体は不老。
……だったはずなのだが、とある事情により現在その力は見る影もない。

朝日を浴びても灰になることはなく、また十字架や聖水も特に恐れることはないが、肌が弱く紫外線で焼けてしまうため日光は嫌い。
日焼け止めクリームは常に携帯している。
また、嗅覚にも優れているため、自分が嫌いな物の臭いも苦手。
特に海老は致命的。
好きなものは静寂と10代の健康な血らしい。

かつての復讐を果たすため ”真っ赤な吸血鬼” を探している。

―――――――

ミケ

かつてエルに飼われていた三毛猫の幽霊。
普段はくろたま3号と呼ばれるボールに憑いているが、存在が非常に薄いため高位の霊媒師でさえもなかなか見えない。
”現象”により徐々に実体力が増している。




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1駄木植物 / 0 / 2 / なし / なし
2駄石鉱物 / 2 / 0 / なし / なし
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾



イベント戦闘



第886パーティ 所属

エル(886)

† V S †
マイケル

棒状戦闘練習機体




マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]エル1212 / 1212

216 / 216




[前]マイケル877 / 877

147 / 147





戦闘フェイズ




TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]エル1212 / 1212

216 / 216




[前]マイケル877 / 877

147 / 147




エルの攻撃!
カース!!
マイケルに115のダメージ!
マイケルの物理DFが低下!
マイケルの魔法DFが低下!


マイケルの攻撃!
マイケル「まだ現役だということを証明して見せましょ―――ッ!!」
ブロウ!!1
エルは攻撃を回避!


エルの攻撃!
カース!!
マイケルに126のダメージ!
マイケルの物理DFが低下!
マイケルの魔法DFが低下!


マイケルの攻撃!
マイケル「いいです!いいですよぉッ!!」
エキサイト!!2
マイケルの物理ATが上昇!
エルに113のダメージ!




TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]エル1099 / 1212

176 / 216




[前]マイケル636 / 877

112 / 147




エルの攻撃!
ボロウライフ!!
マイケルに102のダメージ!
エルのHPが51回復!


マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!3
マイケルに猛毒を追加!


エルの攻撃!
マイケルは攻撃を回避!


マイケルは猛毒により71のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!4
マイケルに891のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!


マイケル「ガハァァッ
マイケルが倒れた!




エル「・・・・結局、何がしたかったんだ?」

戦闘に勝利した!

50 PS、 3 CPを獲得!

エル を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




マリー(956)にパーティへと勧誘されました。

幻術 を新たに習得しました。(- 10 CP)
魔石 を新たに習得しました。(- 10 CP)
魅惑 を新たに習得しました。(- 10 CP)
呪術 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
呪術 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)

鬼の血脈 の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  生命1 上昇!

鬼の血脈 の活動をしました!
  魔力1 上昇!
  生命1 上昇!

CPが 31 増加しました!

NPが 1 増加しました!

シア(1053)を同行者に指定しました。



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



第956パーティ 所属

エル(886)
シア(1053)

† V S †
歩行小石
ウォーキング部員

Enemy




第956パーティ・所属メンバー



ミリー・シンフォニー(216)
皇帝1 猛撃1 魅惑5 音楽5
現在地 I5
エルネスト(886)
侵食1 復活1 呪術7 命術5 幻術1 魔石1 魅惑1
現在地 I5
ローズマリー・シンフォニー(956)
皇帝1 漲溢1 魅惑5 召喚5 命術1
現在地 I5
フェリシア・G・S(1053)
風柳1 漲溢1 仕掛5 舞踊5 魅惑1
現在地 I5
響 羽唯(1126)
侵食1 漲溢1 魅惑10 召喚5
現在地 I5
御陵 刹那(1259)
必殺1 逆境1 刺射10 付加5
現在地 I5
リゼル・シンフォニー(1566)
貫通1 侵食1 魔術5 薬物7
現在地 I5


Character Data


ENo.886 エルネスト
HP1231 / 1231

1侵食1場所I5 [特殊LV1]
SP206 / 206

2復活1使用可能技一覧
NP1体格753呪術7参 加 団 体
CP33敏捷854命術50鬼の血脈
PS50器用755幻術11
0(0)魔力1026魔石12
連勝1魅力757魅惑13
総CP74生命1028―――4
単位0精神909―――5
= Profile =
種族吸血鬼
性別男性
年齢千年以上は生きてる

本名、エルネスト=ド・ラ・シュパイエ。
非常勤講師。科目は「魔法学」、主に基礎理論を担当。

白い肌に黒髪、紅い瞳を持つ、遥か古より在り続ける吸血鬼の真祖。
あまりに永い時を過ごしたため、最早自分でも歳を覚えていない。
強靭な肉体と莫大な魔力を所持し、その肉体は不老。
……だったはずなのだが、とある事情により現在その力は見る影もない。

朝日を浴びても灰になることはなく、また十字架や聖水も特に恐れることはないが、肌が弱く紫外線で焼けてしまうため日光は嫌い。
日焼け止めクリームは常に携帯している。
また、嗅覚にも優れているため、自分が嫌いな物の臭いも苦手。
特に海老は致命的。
好きなものは静寂と10代の健康な血らしい。

かつての復讐を果たすため ”真っ赤な吸血鬼” を探している。

―――――――

ミケ

かつてエルに飼われていた三毛猫の幽霊。
普段はくろたま3号と呼ばれるボールに憑いているが、存在が非常に薄いため高位の霊媒師でさえもなかなか見えない。
”現象”により徐々に実体力が増している。




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1駄木植物 / 0 / 2 / なし / なし
2駄石鉱物 / 2 / 0 / なし / なし
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5植物 / 0 / 1 / なし / なし



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