後期学園生活 2日目



基本行動宣言成功
戦闘行動宣言成功 [イベ][デュ][援護][大乱]
 └ 技設定 セリフ 隊列 必殺技名 を変更
セリフ設定宣言成功
その他の設定成功
メッセージ送信 ひめ(307)


Diary


――――――桜。

 それが、私が生まれてから最初に見たものでした。
 真っ黒なスクリーンに、月明かりに照らされた雲と舞い踊る桃色の星があまりにも幻想的で、私はそれ以外の事を考えることができませんでした。
 そう、何故私がこんなにも綺麗な夜空を眺めているのか、「死んだはず」のこの私が。
 そんな当たり前の疑問すら、まったく浮かんできませんでした。


「なんだ、随分楽しそうだな」
 しばらくの間、横たわったままただぼんやりと夜桜を眺めていた少女は、その声で幻想の園から引きずり戻された。
 現実へと戻された少女は、その声に応えるべく起き上がろうとする。しかし、全身に浸透した倦怠感に邪魔されて碌に手足も動かせない。仕方がなく、なんとか首だけを回してそちらを見る。
「なんだ、生まれたてか。てっきり草葉に囲まれて眠るのが趣味の世捨て人かと思ったぞ。からかって遊んでやろうと思ったのに、とんだ期待外れだ」
 初対面のはずなのに、その声の主は図々しい物言いを次々と繰り出す。
 女性だった。ヨレヨレのブラウスと、足首まで隠れそうなロングスカートを身に付けた、およそこんな場所を歩くのに相応しくない格好をしている。ただ伸びるがままに任せたウェーブの掛かった長髪が、襟元を緩ませただらしのないその服装に妙にマッチしていた。
 彼女はずっと口に加えていたタバコを2本の指で離し、口元から遠ざける。それと同時に、少女との距離をどんどん縮めていった。
「……あなたは?」
「お前の先輩みたいなものだ。人生のな」
 すぐ目鼻の先まで歩み寄ってから、女は膝を曲げてしゃがみ込む。
「今すぐ起きたいか?」
 こくり、と少女は頷いた。
 この美しい夜空をいつまでも見上げていたいと思ったが、寝転がったままというのもすっきりしない。
「そうか。なら、まずは『前脚』を上げてみろ」
 その言葉に、少女は頭に疑問符を浮かべた。何故そんなことが、今必要なのか。
「いいからとっとと上げろ。話はまずそれからだ」
 多少釈然としないものはあるが、そうしなければ話が進まないらしい。仕方がなく、少女は気だるい体の一部に活を入れる。
「……あれ?」
 そこで少女は声をあげた。
 上げた部分は、今まで自分が知っている部位とは大きく違っていた。この形は、いつか見たことがある。人間の『手』と呼ばれる部位にそっくりだった。
 もしやと思って首を起こし、自分の体を眺める。そこには以前の自分の姿はなく、人間の女の子そのものの身体があった。
「ようやく気付いたか。鈍いな、お前も。第一お前が以前の姿――「狐」の姿のままだったら、それに話しかけているあたしが馬鹿みたいではないか」
 言われてみれば確かにそうだ、と少女は思った。
 今まで少女が「狐」だった時はよく人里に下りて、動物好きの人間に話しかけられたことがあるが、この女性が話し掛けてきた時の態度はそれとは違っていた。明らかに、同じ種族に対して会話を行う時の態度だった。
「お前も親から聞いたことがないか? 死を迎えた狐は稀に妖狐として生まれ変わると」
 確かに、その話なら聞いたことがある。
 だが、まさか自分がその妖狐になれるとは思ってもみなかった。それが今ひとつ自覚に繋がっていないのだろう。
「とりあえず、これも何かの縁だ。ちょうど厄介ごとが終わって暇をしていたからな。気まぐれに新米妖狐の世話でもしてやろう。」
 高圧的な物言いに、しかし不快感は感じなかった。おそらくこれが、彼女の普段の口調なのだろう。
「お前、名前はあるか? もしなかったら今あたしが適当につける」
 名前。
 そう言われて少女の脳裏に思い浮かんだものは、両親が与えた名ではなかった。自分が人里に降りていた時、一番自分を可愛がってくれた少年が付けた、あの名前。何故その名前が咄嗟に浮かんだのか、わからない。だが少女には、その名前が一番印象に残っていた。
 その名前をポツリと口に出す。
「……伊織」
 女はすっと立ち上がり、やや状態を屈めたまま少女へと手を差し出した。
「そうか、伊織。とりあえず起き上がれ。あたしの潜伏先まで案内してやる。そこでならゆっくり話ができるからな」
 差し出されたその手。少女はそれを掴もうと右手を上げるが、彼女の手を掴めず数度右へ左へふらふらと手を振ってしまう。そんな少女の手をしっかりと掴み、女は大して力を込めた風もなく少女を引き起こした。
 ややふらついて、それでも伊織は何とか立ち上がった。しかし、気を抜くとまたすぐ倒れてしまいそうだ。
「ああ、無理もない。まだその身体の感覚に慣れてないのだからな。いずれ慣れる。それと、そうだな……」
 と、伊織を支えたまま女はなにやら考え込んだ。
 やがて答えを得たかのように、再び少女に向き合う。
「あたしのサイズで合うのなら、服も貸してやらなければいけないな」
 それを聞いて、少女は初めて自分が今どんな姿をしているか気付いた。生まれたばかりで一糸纏わぬ姿を改めて自覚し、伊織の顔が月明かりでもくっきりとわかるほどに真っ赤になった。
 その様子を見て、彼女を支えたままの女はけらけらと愉快そうに笑っていた。


Message


風夜(1488)からのメッセージ
風夜「今期も宜しく御願いしますー」

Quick Action / etc




ItemNo. 2 駄石 から 桜の花びら という 魔石 を作製しました。(- 0 PS)

ItemNo. 1 駄木 から 小さな鈴 という 魔石 を作製しました。(- 0 PS)

武器に 桜の花びら を装備しました。
防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。
自由に 小さな鈴 を装備しました。

団体 極 上 生 徒 会 を設立しました!



第203パーティ・所属メンバー (Before)



伊織(203)
漲溢1 終幕1 幻術5 魔術5
現在地 E2


Character Data (Before)


ENo.203 伊織
HP1013 / 1013

1漲溢1場所E2 [特殊LV1]
SP212 / 212

2終幕1使用可能技一覧
NP0体格753幻術5参 加 団 体
CP40敏捷904魔術50極 上 生 徒 会
PS0器用755 1
0(0)魔力1206 2
連勝0魅力757 3
総CP40生命758―――4
単位0精神909―――5
= Profile =
種族妖狐
性別
年齢81(外見年齢16)

ごく最近生まれたばかりの若い妖狐。

まだ未熟な一尾のため生まれた時からの姿のまま変化できない。
学生として各地を転々と放浪する。
その時の苗字は、師の名前を借りて「桐生」と名乗っている。

妖術は最初に師に教えられた幻術と、少々の攻撃的妖術を習得している。




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1小さな鈴魔石 / 2 / 2 / なし / なし自由
2桜の花びら魔石 / 4 / 2 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾



イベント戦闘



第203パーティ 所属

伊織(203)

† V S †
マイケル

棒状戦闘練習機体




伊織「避けられぬ戦いならば、仕方ありません。」

マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[後]伊織1013 / 1013

212 / 212




[前]マイケル877 / 877

147 / 147




伊織の攻撃!
伊織「まずは先制攻撃です。」
マジックミサイル!!
マイケルは攻撃を回避!



戦闘フェイズ




TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]伊織1013 / 1013

196 / 212




[前]マイケル877 / 877

147 / 147




伊織の攻撃!
伊織「威力を込めて……放出!」
マジックミサイル!!
マイケルに185のダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「まだ現役だということを証明して見せましょ―――ッ!!」
ブロウ!!1
伊織に135のダメージ!


伊織の攻撃!
必殺技設置!
伊織「あなたの心を絡めとります。」
桃  源  郷!!
設置技「桃  源  郷」を設置!





TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]伊織878 / 1013

169 / 212




[前]マイケル692 / 877

132 / 147




マイケルの攻撃!
伊織は攻撃を回避!


伊織の攻撃!
マイケルに164のダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!3
マイケルに猛毒を追加!


伊織の攻撃!
マイケルに170のダメージ!




TURN 3
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]伊織878 / 1013

169 / 212




[前]マイケル358 / 877

132 / 147




マイケルは猛毒により72のダメージ!
マイケル「小細工など求めていませんよォォッ!!」
マイケルに伊織の設置技が発動!
伊織「あなたの心を絡めとってあげます。」
必殺技!
必殺技
桃  源  郷!!3
マイケルに113のダメージ!
マイケルのSPに17のダメージ!



伊織の攻撃!
伊織「威力を込めて……放出!」
マジックミサイル!!
マイケルは攻撃を回避!


マイケル「この高揚感ッ!たまりませんよォォッ!!」
マイケルは猛毒により79のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!4
マイケルに850のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!


伊織の攻撃!
マイケルに180のダメージ!


マイケル「ガハァァッ
マイケルが倒れた!




伊織「立てますか? 休めるところまでは案内しますよ。」

戦闘に勝利した!

50 PS、 3 CPを獲得!

伊織 を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




ゆーな(1185)をパーティに勧誘しました。
(1432)をパーティに勧誘しました。
風夜(1488)をパーティに勧誘しました。

魔術 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
魔術 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
魔術 のLVが1上昇しました。(- 7 CP)
魔術 のLVが1上昇しました。(- 8 CP)
魔術 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)

マジックボム を習得!
ホーミングミサイル を初習得!

極 上 生 徒 会 の活動をしました!
  生命1 上昇!
  精神1 上昇!

極 上 生 徒 会 の活動をしました!
  生命1 上昇!
  精神1 上昇!

CPが 31 増加しました!

NPが 1 増加しました!

ゆーな(1185)を同行者に指定しました。



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



第203パーティ 所属

伊織(203)
ゆーな(1185)

† V S †
歩行小石
歩行小石

Enemy




第203パーティ・所属メンバー



伊織(203)
漲溢1 終幕1 幻術5 魔術10
現在地 E2
逢坂 悠羽菜(1185)
必殺1 侵食1 魔術5 召喚10
現在地 E2
神楽 姫子(1432)
侵食1 猛撃1 精霊10 音楽5
現在地 E2
蒼月 風夜(1488)
逆境1 結界1 斬撃10 防具5
現在地 E2


Character Data


ENo.203 伊織
HP1030 / 1030

1漲溢1場所E2 [特殊LV1]
SP215 / 215

2終幕1使用可能技一覧
NP1体格753幻術5参 加 団 体
CP39敏捷904魔術100極 上 生 徒 会
PS50器用755 1
0(0)魔力1206 2
連勝1魅力757 3
総CP74生命778―――4
単位0精神929―――5
= Profile =
種族妖狐
性別
年齢81(外見年齢16)

ごく最近生まれたばかりの若い妖狐。

まだ未熟な一尾のため生まれた時からの姿のまま変化できない。
学生として各地を転々と放浪する。
その時の苗字は、師の名前を借りて「桐生」と名乗っている。

妖術は最初に師に教えられた幻術と、少々の攻撃的妖術を習得している。




Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1小さな鈴魔石 / 2 / 2 / なし / なし自由
2桜の花びら魔石 / 4 / 2 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5鉱物 / 1 / 0 / なし / なし



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