 | 後期学園生活 17日目 |
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| Diary |
≪１４日から１５日目の日記≫
「見つけたー。ここだよ、ここ♪」
花園の奥にあったのは、大木に寄り添うように立つ小さな丸太小屋。
暑い時期に花園でサボる時には、よくこの樹の陰を利用したものだ。
中がどうなっているかは実際にはいってみないとよく分からない。
まあ、土台はしっかりしているから風雪をしのぐくらいは出来そうだ。
「こんにちはー！ 誰かいませんかー！」
雪は扉をノックした…が、返答はない。
念のためノブをを回してみたが、鍵がかかっているようで開けられなかった。
「えーっとえーっと、いっそ壊しちゃう？」
「平気平気。さ、バトンタッチだよ。かすみんがいなくてよかったー」
それしか手段がないとしても誠実なあの子は嫌がるだろうから。
「あは、ちょろいちょろい♪」
針金でちょっとつつけばあら不思議。
あっという間に鍵が開いてしまいましたよ〜っと♪
うーん、さすが我ながら良いお手並みだわ。
「雫姉…その針金どこから出したの？」
「それは乙女の嗜みというものよ」
「うう、やけに手際がいいけど…これって犯罪なんじゃ…（汗）」
「壊すのも十分器物破損になると思うけど？（笑）
まあ…文句言われたら『非常事態ですのでご了承ください』っと後であやまろ」
雪をなだめておいて、私はその扉を開けた。
＊＊＊
「わーぉ、別世界だぁ！」
「すいません、お邪魔します…」
乾いた空気に安堵しながら粉雪を服から払いのけ、ようやく一息いれる。
それから暗闇の中でライターを取り出した。
このままだとごく小さな炎だけど…媒介には十分だ。
軽く指を弾いて火蜥蜴を呼び、手に宿った明りを高く高く掲げる。
「こうなってたんだね、ここ。どこかのロッジみたいだ」
「誰かが住んでる気配はしないけど…」
始めてみた中は、意外なほど広々としていた。
壁際に見つけたスイッチをつけると、天井の電球がやや暗い光で辺りを照らす。
私はここを花園管理用の倉庫か何か…だと思っていたけど、でも違ったみたいだ。
ささやかなキッチンにそれにベッドが幾つか。なんとパソコンに暖炉まである。
それと…。
「生きる為には手段を選ぶなかれ、ねー。校長らしいわ」
どうやら、鍵をこじ開けるところまできっちり試練か何かだったみたい。
正面の壁に堂々と記してあった色紙に、雪はようやく安堵したようだ。
生きる為とはいえ鍵のかかった場所に入るのは泥棒みたいだもんね。
まあ、ささやかな気分の問題だろう。
私はどうなのか？ …まあ、それはおいといて。
「薪…外にあったかも。私とってくる」
雪がまた外へ飛び出す。元気が良くていいなぁ。
その間に私は部屋中を調査した。
まずはキッチン。水が出るか、ガスが使えるかなどを点検。
どれも正常。こんな所の割には近代的なようだ。
音の違う床を調べると、床下収納庫にインスタントが入っている。
良かった、と心底思った。
だってさ…こんな学校だから自給自足かと冷や冷やしてたし。
でも、ほっとしたらどっと疲れて、急に寒気が止まらなくなった。
今更自分が病人な事を思い出す。
とにかく暖炉に火蜥蜴を留めてベッドに横になったら、
もう頭が上がらなかった。そのまま…意識が途絶えて……。
＊＊＊
暫くして、何かの焼ける香ばしい匂いで眼が覚めた。
頭を上げると、濡らしたタオルが額から落ちた。
（うー、焼肉の匂いだ…）
でも、こんな体調ではせっかくのいい匂いでもいまいち食欲が進まない。
「あ、雫姉。起きたのー？」
「ねえ、どうしたの？ そのお肉…？」
「さっき、ちょっと罠張ってたら取れたんだ。
ほら、結構美味しそうに焼けてるでしょ。
姉さん、どの位食べる？」
大ぶりの串焼きは見てるだけでやや胸焼けがしてきそうだ。
いつもは喜んで食べるんだけどなぁ…。
そういえば、昔から雪は病気知らずで食べる事が好きだった。
まさかこんな風に気持ち悪くて食べられなくなったこと、ひょっとして…ない？
「ところでそれ、何の肉？」
「いのしし。案外簡単だったよ？」
「い、いのししか…。まあ…暴れ、じゃなくてよかったね。
…私はいいや。食欲ないし」
「じゃ、明日にとっておくね。お弁当お弁当」
匂いだけでお腹一杯になりつつも、私は幸運に感謝する。
兎や鶏がこうも強力なこの島だ。暴れ猪って…いたとしたら物凄く手強そう。
でも…いつか出てくるかもなぁ。猪って見るからに暴れそうだし。
その日が少しでも遅い事を祈りつつ、私はもう一度横になる。
上を見上げればいつもと違う天井。横を見れば猪を調理？ してる楽しそうな妹。
ベッドの上でごろごろする。天井のシミを数えてみて、空しくなって起き上がる。
「退屈…退屈…暇すぎる…」
＊＊＊
というわけで、私はパソコンを起動させた。
電子機器に長けた霞ほどじゃないけど、
日常に使う程度なら私にもどうにか扱える。
仲間内での連絡用のサイトを覗き込み本日皆に起こった出来事を確かめると、
イデアさんと飯葉君達が体育の先生達に明日挑むとかかれていた。
これはうまくいったらお祝いの準備だな。
他の皆さんも恙無いようで何よりだ。
……負けたの私達だけか。
悲しくなったので情報版で本日のおまじない…
いや、新規にでた付加のデータを見ておく。
なんで私、こんなに付加にはまっちゃってるんだろう？
新しい付加を探すのが、楽しくてたまらない。
暫くメモを取ってから、取引版を見る。
…私は基本的に自分は付加実験師だと思っている。
決して付加師として腕は悪くないとは自負しているけれど、
でもでも、私は人がまだ触れていない…見つけていないもの、
流れていく時の中に隠れているそれを、見つける事を楽しんでいる。
見つけた結果にそって、次の日また別の人が付加していたらとても嬉しい。
そんな私には依頼を受けたりして荒稼ぎする余裕はないから、
あくまでアイテムの取引だけだが…
この日はマリモの取引が出ていた。
ひとまず５分ほど固まってみた。
≪マリモ≫
レアである。素敵なくらいに。
まあ、当然かもしれない。いや、当然だ。
初めてマリモ先生達を撃破した人達のマリモであるのだ。
「…ご利益ありそうー…」
かたや、とさかやラベンダーやその他未鑑定のアイテムと実験師としての誇り。
かたや、いまだ島に１０個しかないまりもと悪魔の囁き。
『マリモも、まだ付加でてないんだよね』
かくて天秤は、マリモのほうに傾いた。
| Message |
霞(1493)からのメッセージ
霞「そう。じゃ、お鍋の用意して待ってるわ。」
霞「凍えないうちに帰ってきてね。」
雪(1494)からのメッセージ
雪「雫姉、具合どう…？食べれそうになったら、少しでも口にしたほうが良いよ（焼肉弁当詰めつつ）」
凡人(1553)からのメッセージ
猫「あーいこーんまーちがーえたー…」
凡人「どもども。コスモスで復活の付加、ですか。
逆境を持っていたら使いたいんですけどね…」
凡人「実用性よりMHP重視は…いや、なんでも。」
| Quick Action / etc |
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現在の大乱戦チームメンバー 月森 伶(553) 九条 雫(1492) 九条 霞(1493) 九条 雪(1494) 特に何もしなかった。
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| Party Message |
雫「メッセでも簡単に頼みましたが、７レベルの付加が出たので実験を続けるのに５レベルじゃ物足りなくなりました。なので、また皆さんに作成を依頼したく思いますがよろしいでしょうか…？」雫「ついでに先立つものを手に入れるのに、ちょっと稼ぎたいなーって思ってたり…なるべく優先するけど、忙しくなるかもしれないけど、許してくださいね。」
| 第1492パーティ・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.1492 九条 雫 | |||||||
| HP | 2741 / 2741 | 1 | 逆境3 | 場所 | E9 ［山岳LV0］ | ||
| SP | 389 / 511  | 2 | 孤高1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 19 | 体格 | 120 | 3 | 精霊10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 64 | 敏捷 | 134 | 4 | 付加25 | 0 | 霧雨 |
| PS | 3255 | 器用 | 120 | 5 | 舞踊1 | 1 | 登録チーム名/時雨 |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 259 | 6 | 命術6 | 2 | 氷雨 |
| 連勝 | 1 | 魅力 | 127 | 7 | 召喚2 | 3 | |
| 総CP | 772 | 生命 | 129 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 13 | 精神 | 197 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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第1492パーティ 所属 † V S †
ウォーキング部員
 ウォーキング部員 歩行小石  歩行小石
Enemy |
雫「雑魚だね、良かった」雪「九条 雪…参る！」
ウォーキング部員A「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか？」ウォーキング部員B「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか？」歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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雫の攻撃！
雫「さて、下準備はこれで終わり…」ソウルブレン！！
雫のHPが150減少！
雫のSPが50増加！
雫「一つ目の回復技…」オートヒール！！
雫に 治癒LV4 を付加！
雫「今回の実験のテーマは、オートヒールとハッピーサークルは両立するか」ハッピーサークル！！
雫に 治癒LV4 を付加！
雫に祝福を追加！
雪に 治癒LV2 を付加！
雪に祝福を追加！
雫「ちょっと体がきついけど…回復はこまめに。」ソウルブレン！！
雫のHPが150減少！
雫のSPが50増加！
非接触フェイズ
|
ウォーキング部員Bの攻撃！
ウォーキング部員B「日々の活動の賜物です！」スピードアップ！！1
ウォーキング部員BのSPDが上昇！
ウォーキング部員BのWAITが減少！
ウォーキング部員Aの攻撃！
ウォーキング部員A「日々の活動の賜物です！」スピードアップ！！1
ウォーキング部員AのSPDが上昇！
ウォーキング部員AのWAITが減少！
戦闘フェイズ
雪の命中LV3
雪の物理HITが上昇！
雪の魔法HITが上昇！
雪の回避LV3
雪の物理EVAが上昇！
雪の魔法EVAが上昇！
雪の体力LV2
雪のMSPが上昇！
雪の加速LV1
雪のSPDが上昇！
雪の体力LV1
雪のMSPが上昇！
雫の体力LV4
雫のMSPが上昇！
雫の命中LV5
雫の物理HITが上昇！
雫の魔法HITが上昇！
TURN 1
|
雪の治癒LV2
雪のHPが151増加！
雪は祝福されている！
雪の攻撃！
歩行小石Aに745のダメージ！
雫の平穏LV4
雫のSPが17増加！
雫の治癒LV4
雫のHPが110増加！
雫は祝福されている！
雫の攻撃！
雫「これって物理系かなぁ…？」ミステリアスシーフ！！
ウォーキング部員Aに678のダメージ！
ウォーキング部員Aの物理DFを奪取！
ウォーキング部員Aの魔法DFを奪取！
ウォーキング部員Aに295のダメージ！
ウォーキング部員Aの魔法CRIを奪取！
ウォーキング部員Bに289のダメージ！
ウォーキング部員Bの物理CRIを奪取！
歩行小石Aに263のダメージ！
歩行小石Aの魔法CRIを奪取！
歩行小石Bに266のダメージ！
歩行小石Bの物理CRIを奪取！
ウォーキング部員Bの攻撃！
雫に108のダメージ！
ウォーキング部員Aの攻撃！
ウォーキング部員A「食らえぇぇッ！！」ブロウ！！2
雪は攻撃を回避！
雪の治癒LV2
雪のHPが151増加！
雪は祝福されている！
雪の攻撃！
ウォーキング部員Bに846のダメージ！
雫の平穏LV4
雫のSPが17増加！
雫の治癒LV4
雫のHPが110増加！
雫は祝福されている！
雫の攻撃！
歩行小石Bに617のダメージ！
TURN 2
|
歩行小石Bの攻撃！
雫は攻撃を回避！
歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」ブレイク！！2
雫は攻撃を回避！
雪は祝福されている！
雪の攻撃！
ウォーキング部員Aに862のダメージ！
雪「勝負あったね」（雪の祝福の効果が消失）
雫は祝福されている！
雫の攻撃！
歩行小石Bに598のダメージ！
雫「…これで！」（雫の祝福の効果が消失）
ウォーキング部員Aの攻撃！
ウォーキング部員A「食らえぇぇッ！！」ブロウ！！2
雫は攻撃を回避！
ウォーキング部員Bの攻撃！
雪は攻撃を回避！
雪の治癒LV2
雪のHPが151増加！
雪の攻撃！
クリティカル！
クリティカル！
歩行小石Aに898のダメージ！
雪「勝負あったね」雫の攻撃！
ウォーキング部員Aに499のダメージ！
ウォーキング部員A「足が！足がァァッ！」ウォーキング部員Aが倒れた！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」
歩行小石Aが倒れた！
歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」
歩行小石Bが倒れた！
TURN 3
|
雪の攻撃！
ウォーキング部員Bに723のダメージ！
雪「勝負あったね」雫の攻撃！
必殺技が発動！
雫「あー…一瞬だけよく寝た…」ＳＰ回復！
雫のSPが57増加！
ウォーキング部員Bの攻撃！
雪「よっと（僅かに体をずらす）」雪は攻撃を回避！
雪の治癒LV2
雪のHPが151増加！
雪の攻撃！
ウォーキング部員Bに713のダメージ！
雫の平穏LV4
雫のSPが17増加！
雫の治癒LV4
雫のHPが110増加！
雫の治癒LV4
雫のHPが110増加！
雫の攻撃！
ウォーキング部員Bに489のダメージ！
- 雫の凍結LV2
ウォーキング部員Bは凍結に抵抗！
ウォーキング部員B「足が！足がァァッ！」ウォーキング部員Bが倒れた！
雫「…ま、こんなものか」雪「手合わせ有り難う」
戦闘に勝利した！
217 PS、 0 CPを獲得！
雫は 丸石 を入手！
雪は 丸石 を入手！
| Normal Action / etc |
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召喚 のLVが1上昇しました。(- 4 CP) 召喚 のLVが1上昇しました。(- 6 CP) 召喚 のLVが1上昇しました。(- 8 CP) 召喚 のLVが1上昇しました。(- 10 CP) 精神 が 18 上昇しました。(- 19 CP)
萌えろ を習得！
氷雨 の活動をしました！
氷雨 の活動をしました！
氷雨 の活動をしました！
イデア(535)に、 石ころ を消費して 制服 に 物防LV0 を付加してもらいました。
雪(1494)の 蛍石 を消費して 直垂 に 幻覚LV3 を付加しました。 CPが 50 増加しました！ NPが 1 増加しました！ F9に強制移動されました。 雪(1494)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
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石売り姐御がのんびりと石を売っている。 「はーい学生とか色々なお客さん見てってねー、見るだけなら無料無料。あたしのこともじっくり見てっていいからねー、ほらこいほらこーい。」
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それはそうと何者かと遭遇しましたよ！？
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| イベント戦闘予告 |
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第1492パーティ 所属 † V S †
くま
 うぃっち 
Enemy |
| 第1492パーティ・所属メンバー |
|
| Character Data |
| ENo.1492 九条 雫 | |||||||
| HP | 2768 / 2768 | 1 | 逆境3 | 場所 | F9 ［特殊LV0］ | ||
| SP | 549 / 549 | 2 | 孤高1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 20 | 体格 | 123 | 3 | 精霊10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 67 | 敏捷 | 134 | 4 | 付加25 | 0 | 霧雨 |
| PS | 3472 | 器用 | 123 | 5 | 舞踊1 | 1 | 登録チーム名/時雨 |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 259 | 6 | 命術6 | 2 | 氷雨 |
| 連勝 | 2 | 魅力 | 127 | 7 | 召喚6 | 3 | |
| 総CP | 822 | 生命 | 129 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 13 | 精神 | 215 | 9 | ――― | 5 | |
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