 | 後期学園生活 10日目 |
|
| Diary |
第八話『過去…虫と愛・中編その３、皹の連なる沼上で』
その日ミリーは、猛暑のせい干上がった沼に来ていた。
昨日、ティが夕食を共に過ごした時に遊ぼうと誘ったのだが、母親のサハサと一緒に仕事に行くと断られてしまったのだ。
それならばとこっそりティ達が行く場所を盗み聞きして、ついて行くことにしたのだ。
「ふぅ…それにしても暑いわね…沼がこうなるのもわかるわ」
沼は大体学校のグラウンド二つ分位の大きさなのだが、沢山のひびができており、
あたかも沼が真ん中から真っ二つに割れているように見えた。
ひびは真ん中に近づくにつれ重なり大きく、深くなっており、中心部は人がすっぽり入り込めそうなほどの大きさだった。
「けどこんなところで何をするつもりなの？魔法生物どころか生き物すら見つからないのに」
サハサが先生の仕事を休んでまでと来ている事から見ると、生物学者としてきているに違いない。
ティも希少魔法生物何たら委員会とか長い名前の肩書きを持っているから、きっとその関係の仕事なのだろう。
ただ、沼が普段の姿の時になら、綺麗な魚やカエルなど爬虫類がいたり、周辺に狐や熊などがいたが
今はその姿はまったく見られない。
ティと母親はひびがの部分に何かセンサーのようなものを近づけていたりしているようだが、遠くから見ているだけではつまらない。
「とはいえ、下手に近づいて見つかったら追い返されちゃうし…ん？」
ミリーは乾いた砂の沼の上に一匹のアリを見つけた。
もちろんミリーがアリを見たことも聞いたことも無いなんてことはないし、特に変なアリというわけではないのだが、
この生命が乾ききったような様な場所で、アリとはいえ生物がいたのでつい注目してしまったのだ。
「巣も他のアリもいないみたいだし…迷子にでもなったのかな？」
普段は別に気にもしないだろうが、暇なのも手伝ってアリに指を伸ばしつついたりしてみる。
「痛っ！もぅ〜」
つついたと思ったらアリに噛まれてしまい、少しだけ出血してしまったようだ。
そのアリは痛さから振り払ってしまってどこにいったか分からなくなってしまっていた。
…いや、つい踏んでしまっていた。
見事にペシャンコになったアリは完全に絶命しているようだった。
「そういえば、ティやお母さんって生き物を調べていたんだっけ…や、やばいかな」
ミリーはアリに砂をかぶせて、こっそりと沼から逃げることにした。
どうせこのままいたって退屈なだけだし、また友達を誘って遊ぶことにしよう。
友達が都合が悪くても、一人で遊ぶ場所はいくらでもある。
ティやサハサがひびを調べていてこちらには一向に気がついていないことを確認すると、ミリーは走ってその場所から去っていった。
「どうやら帰ったようね」
サハサはティにそう言葉をかける。
「魔力センサーで調べることくらいしかないですからね。ミリーちゃんには退屈だったのでしょう」
そういいながら棒状のセンサーをひびに当てているティ。
「ここも反応は無いみたいね。やっぱり気になるのは中心の大きなひびの部分だけど…準備無しでは危ないかもしれないですね
あそこは明日にでもセーガルさんに頼んでもう一度くることにしましょう」
そう言うとここでも変わった魔力の反応は無かったのか、軽く資料の地図に×印をつける。
「それよりねえ、ティさん…この魔法生物の情報を見せてもらったのだけど、少しいいかしら」
「はい、なんでしょう？あ、でも情報源とかはダメですよ？」
サハサが見ているのはティが委員会から渡された資料だ。
本来ならあまり一般人には見せられるようなものではないのだが。委員会に関わることを聞かないことを条件に協力者くらいにサハサには許可している。
「そもそも、ここら辺ではまったく聞いたことも無い魔法生物の情報が複数あるのよ。ううん、それ自体はまだいいのだけれども。
そこに書いてある形状が全然違うわ。おかしいと思わない？」
「複数の魔法生物が居たとも考えられるのではないですか？それに魔法生物なら形状を一部ないし全て変化させたりするのものいるでしょう」
「流石に複数もいれば人の眼にも触れる可能性は高くなるはずよ。それに人為的だとしても複数の魔法生物を確保するのには大きな施設が必要になるはず。
それなら気がつかないわけも無いでしょう？
それに形状の変化も考えにくいわ。だって、コレには熊のような形状からアリの計上まであるのよ。
いくら魔法とはいえ、生物としてここまでの質量の変化はありえないとはずよ」
「それで、生物学者からみた見解はどのようなものなのでしょう」
サハサは少しためらって、しかししっかりした口調で答えた。
「この形状は多分、その生物本来の姿では無いわ。きっと…これは寄生タイプの魔法生物じゃないかしら」
『次回予告』
その正体をしったティ達
寄生タイプの魔法生物…それは何を意味するのか。
ついに過去編のクライマックス！
次回・第九話『過去…虫と愛・後編』
なお、次回は休止する可能性があることをあらかじめお詫びしておきます。
| Message |
アル(488)からのメッセージ
凍牙「おおっ、ミニドラゴン！ドラゴンといえばファンタジーの王道！すごいのを召還できるようになったな！」
凍牙「・・・・・・・・ミニだけど。（ぼそっ）」
アル「って、そこ！失礼な事言うなー！！（スパーン）ウェクスさん、ごめんなさい〜。」
アル「たしかにまだシャイン先生には及ばないかもしれませんけど、昨日の時点で精神の優等生第６位ですからね。ウェクスさんってきっと素質は高いと思いますよ〜。」
ケイム(1458)からのメッセージ
ケイム「いや、ある意味効果はあるかもしれないぞ。ウェクスの方が大人しくなれば、ちゅーちゃんのマインドコントロールが…＞平穏」
ケイム「んん？いや、何でもない何でもない。ところで今回は防具をよろしくな、そろそろ新調しないと繕うにも限界があって」
| Quick Action / etc |
|
防具に 召喚士マント を装備しました。
現在の大乱戦チームメンバー このチームで 大 乱 戦 に参加しました！
|
| Party Message |
アル「２回目の大乱戦、今回も頑張りましょうね。」
| まったりと〜・所属メンバー (Before) |
|
| Character Data (Before) |
| ENo.443 ウェクス＝ヴェッラ（ちゅーちゃん寄生中） | |||||||
| HP | 616 / 1220  | 1 | 侵食3 | 場所 | C4 ［特殊LV0］ | ||
| SP | 521 / 568 | 2 | 漲溢1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 11 | 体格 | 85 | 3 | 召喚15 | 参 加 団 体 | |
| CP | 49 | 敏捷 | 75 | 4 | 防具10 | 0 | 世界希少魔法生物保護開放委員会 |
| PS | 608 | 器用 | 75 | 5 | 魅惑5 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 7 | 魅力 | 112 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 349 | 生命 | 85 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 3 | 精神 | 279 | 9 | ――― | 5 | |
|  | |||||||||
|
手下No.1 < No Entry > 空いている手下枠です |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 | イベント戦闘 |
|
まったりと〜 所属 † V S †
おしとやか
 やさぐれ
Enemy |
ちゅーちゃん「さぁ行け！俺様の下僕達よ〜！」アル「こ、怖いですけど、頑張ります！」
おしとやか「こんにちは、よろしくお願いしますね。」やさぐれ「あーもうやってらんねー！」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
|
おしとやかの攻撃！
おしとやか「落ち着いてください。」ブレス！！1
おしとやかに祝福を追加！
やさぐれに祝福を追加！
アルの攻撃！
アル「精神を集中して・・・行きますっ！」ダメージアップ！！
アルの物理ATが上昇！
アルの魔法ATが上昇！
非接触フェイズ
|
ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
ちゅーちゃん「ふふふ…踊れ踊れ〜」ヴェノム！！
おしとやかは猛毒に抵抗！
おしとやかは猛毒に抵抗！
おしとやかに猛毒を追加！
おしとやかに猛毒を追加！
やさぐれは猛毒に抵抗！
やさぐれに猛毒を追加！
やさぐれに猛毒を追加！
やさぐれに猛毒を追加！
おしとやかは猛毒により90のダメージ！
おしとやかは祝福されている！
おしとやかの攻撃！
おしとやか「焦ってはいけませんよ。」エンチャント！！2
おしとやかの物理ATが上昇！
おしとやかの魔法ATが上昇！
アルの物理ATが低下！
アルの魔法ATが低下！
非接触フェイズ
|
アルの攻撃！
アル「先手必勝です。」マジックミサイル！！
やさぐれに300のダメージ！
戦闘フェイズ
ちゅーちゃんの下僕の回避LV1
ちゅーちゃんの下僕の物理EVAが上昇！
ちゅーちゃんの下僕の魔法EVAが上昇！
アルの活力LV2
アルのMHPが上昇！
アルの体力LV2
アルのMSPが上昇！
やさぐれの物攻LV1
やさぐれの物理ATが上昇！
やさぐれの魔攻LV1
やさぐれの魔法ATが上昇！
やさぐれの回避LV1
やさぐれの物理EVAが上昇！
やさぐれの魔法EVAが上昇！
TURN 1
|
アルの攻撃！
アル「魔力よ、戒めよとなれっ！」イグゾーション！！
やさぐれに336のダメージ！
やさぐれの魔法ATが低下！
おしとやかは攻撃を回避！
アル「うわぁ！見切られちゃいました！」おしとやかの平穏LV1
おしとやかのSPが5増加！
おしとやかは猛毒により84のダメージ！
おしとやかは祝福されている！
おしとやかの攻撃！
ちゅーちゃんの下僕に401のダメージ！
（おしとやかの猛毒の効果が消失）
（おしとやかの祝福の効果が消失）
やさぐれは猛毒により106のダメージ！
やさぐれは祝福されている！
やさぐれの攻撃！
ちゅーちゃんの下僕は攻撃を回避！
ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
必殺技が発動！
ちゅーちゃん「いけ！俺様の下僕よ〜！」下僕大行進！
ミニドラゴンを召喚！
ミニドラゴンの激火LV1
ミニドラゴンの火属性攻撃力が上昇！
ミニドラゴンの氷属性防御力が減少！
ちゅーちゃんの下僕のSPが130減少！
おしとやかは炎上に抵抗！
おしとやかは炎上に抵抗！
おしとやかは炎上に抵抗！
やさぐれに炎上を追加！
やさぐれに炎上を追加！
やさぐれに炎上を追加！
TURN 2
|
アルの攻撃！
必殺技が発動！
アル「また何か変な技が・・・・・」ハリセンツッコミ回転打法
おしとやかに433のダメージ！
おしとやかの物理ATが低下！
おしとやかに457のダメージ！
おしとやかの物理ATが低下！
おしとやか「大変です・・・」おしとやかの攻撃！
おしとやか「怖いの怖いの飛んでいけ〜」暗闇の恐怖！！4
ちゅーちゃんの下僕に172のダメージ！
ちゅーちゃんの下僕に43の闇属性ダメージ！
おしとやか「ごめんなさい。」ちゅーちゃんの下僕は衰弱に抵抗！
アルに168のダメージ！
アルに74の闇属性ダメージ！
アルは衰弱に抵抗！
ミニドラゴンに147のダメージ！
ミニドラゴンに46の闇属性ダメージ！
ミニドラゴンは衰弱に抵抗！
やさぐれは猛毒により99のダメージ！
やさぐれは炎上により91のダメージ！
やさぐれは祝福されている！
やさぐれの攻撃！
アルに241のダメージ！
（やさぐれの祝福の効果が消失）
ちゅーちゃんの下僕の攻撃！
やさぐれに104のダメージ！
アルの攻撃！
やさぐれは攻撃を回避！
おしとやかの平穏LV1
おしとやかのSPが5増加！
おしとやかの攻撃！
アルに239のダメージ！
やさぐれは猛毒により87のダメージ！
やさぐれは炎上により91のダメージ！
やさぐれの攻撃！
やさぐれ「お前を殺して俺も死ぬッ！」ワン・オン・キル！！2
ミニドラゴンに667のダメージ！
殺気が纏わりつく・・・
やさぐれに383のダメージ！
（やさぐれの猛毒の効果が消失）
ミニドラゴンの攻撃！
ファイアブレス！！2
おしとやかに172のダメージ！
おしとやかに183の火属性ダメージ！
おしとやかは炎上に抵抗！
やさぐれは攻撃を回避！
やさぐれ「どうせこうなんだよ！」やさぐれが倒れた！
おしとやか「次は殺す気でいきますね。」
おしとやかが倒れた！
ちゅーちゃん「おい下僕。もっとがんばらんか！」
ちゅーちゃんの下僕が倒れた！
アル「うわあぁっ！大丈夫ですか！?」
アル「勝てたみたいですね、良かった〜。」
戦闘に勝利した！
440 PS、 17 CPを獲得！
ちゅーちゃんの下僕は ユリ を入手！
アルは 楔石 を入手！
| Normal Action / etc |
|
B4に移動しました。 B5に移動しました。
召喚 のLVが1上昇しました。(- 15 CP)
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
世界希少魔法生物保護開放委員会 の活動をしました！
ケイム(1458)から 400 PSを受け取りました。 シータ(1616)から 300 PSを受け取りました。 ケイム(1458)のItemNo. 10 ナズナ から 砂色の外套 という 防具 を作製しました。(- 400 PS) シータ(1616)に、 ニンジン を消費して 召喚士マント に 体力LV2 を付加してもらいました。 シータ(1616)に、 ラベンダー を消費して 召喚士マント に 平穏LV2 を付加してもらいました。 CPが 40 増加しました！ NPが 1 増加しました！ アル(488)を同行者に指定しました。
|
| Shout!! |
むつみ(536)の叫び！
烏賊「命を大切に！」
『約束』の楓(667)の叫び！
『約束』の楓「さて、保健室に向かうことになりますか…。」
カオス(1639)の叫び！
カオス「体格があがれば・・・。」
リューン(1657)の叫び！
リューン「大乱戦、三回戦進出なるだろうか？！！」
| Event |
|
何者かと遭遇した！
|
| イベント戦闘予告 |
|
まったりと〜 所属 † V S †
演劇部員
エンシェントレスト
Enemy |
| まったりと〜・所属メンバー |
|
| Character Data |
| ENo.443 ウェクス＝ヴェッラ（ちゅーちゃん寄生中） | |||||||
| HP | 627 / 1237 | 1 | 侵食3 | 場所 | B5 ［花園LV1］ | ||
| SP | 612 / 629 | 2 | 漲溢1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 12 | 体格 | 85 | 3 | 召喚16 | 参 加 団 体 | |
| CP | 64 | 敏捷 | 75 | 4 | 防具10 | 0 | 世界希少魔法生物保護開放委員会 |
| PS | 1348 | 器用 | 75 | 5 | 魅惑5 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 8 | 魅力 | 117 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 406 | 生命 | 85 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 3 | 精神 | 306 | 9 | ――― | 5 | |
| | |||||||||
|
手下No.1 < No Entry > 空いている手下枠です |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Next Entry |
|