 | 後期学園生活 7日目 |
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| Diary |
――――深夜。
後期に入ってから無法地帯の戦場と化したこの学園だが、さすがに一日に２回以上の交戦は命の危険がある。
戦闘は昼間にピークを迎え、夕方からはそれぞれ安全な場所に移動し翌日の準備をする。
そのため日が沈む頃には戦闘は完全に消沈し辺りには静寂が訪れる……はずだった。
しかし後期生活も６日目に入ったばかりという深夜、この第三共通棟『汗』の一画の教室で、
我々は単位を巡って刃を合わせることになる………
昨日、眼鏡男たちの襲撃を退けた我々は、しかし満身創痍であった。
特に隊列も整わないままワンゲル部員に奇襲を受けた敦之の傷は深い。
前期に受けた臓器防御論のおかげで致命的なダメージは避けられたが、とにかく休養が必要だ。
幸い辺りではもはや戦闘音が聞こえなくなった。他の生徒も撤退を始めているらしい。
人気がないのを確認しながら、第三共通棟校舎内に侵入、どこか安全に休める教室を探すことにした。
敦之に肩を貸しながら、数々の教室の前を通り過ぎる。
扉の前に召喚獣が仁王立ちしている教室、無数の幻術が仕掛けられている教室、そして中から強烈な殺気が漂う教室。
校舎は広く高く、教室の数も膨大だが、そのほとんどは他の生徒や非常勤講師たちのねぐらになっているようだ。
１階を通り抜け、２階もいよいよ最後となる一番奥の教室の前に行きついた。
罠は仕掛けられていない、気配を探っても戦闘体勢の人間はいないようだ。
ここなら……それでも最大限の警戒をしながらゆっくりと扉を引いた。
「いらっしゃいませー♪」
「どうなさいましたぁー？」
拍子抜けする程の甘ったるい声が聞こえて中を見ると、にこにこ笑いながら女生徒が二人立っていた。
教室は狭いながらも小奇麗に片付いていて、手前には薬品棚、奥にはベッドが二つ並べられている。
「あらあら、ずいぶんヒドイ怪我ですねー♪」
「ここは私設保健委員会の第三支部でーす、ごゆっくりどうぞー♪」
助かった……どうやら運が良かったらしい。
とりあえずと差し出された痛み止めの薬を飲み、ベッドに横になる。
気を失っていると思っていた敦之はしきりに彼女たちに話しかけている。
体はボロボロなのに元気そうだ。この調子なら一晩休めば大丈夫だろう。
しばらくそうやって雑談に興じていると、どこからかアラーム音が鳴り響いた。
「あら、もうこんな時間、私たち負傷者の回収に行かなきゃなんですよー♪」
「明日の放課後まで戻ってこないんでゆっくりしていってくださいねー♪」
そう言って彼女たちが出て行くと敦之はつまらなそうに寝てしまった。
やれやれ、と思いながらもさすがに今日は疲れた。
いつもよりだいぶ早いが、何も考えずに天井を見つめていると瞼が重くなる………
―――――夢、いつもの、石になる夢。
目が覚めると教室は真っ暗だった。
体を起こして時計を見ると真夜中を少しまわったところ。
これで後期も６日目か…とガラにもなく感慨に耽ってみる。
まだ１週間も経っていないのに、もう前期の倍くらいの時間が経ったように思えた。
しばらくそうやってウトウトしていると、静かに教室の扉が開いた…
ハッとして側らの刀を掴み飛び起きた。
体はまだ痛むが、かなりマシになっている。
だが敦之はまだ熟睡しているようだ。
これは…分が悪いな。
「あれー、まだ起きてたんですかぁー？」
「ダメですよー、寝てなきゃー♪」
相変わらずの甘い声で刀を握る手が緩んだ。
驚かさないでくれ、と言おうとして彼女たちのほうを見る。
最初はよくわからなかったのだが次第に目が慣れていって彼女たちの姿がハッキリする。
そして絶句した。
彼女たちの手には血塗れのメスが、そして背中には身長と同じ位の巨大な注射器を背負っていた。
そしてその注射器の中に入っているもの、これもまた大量の血液だった……
「……せっかく良く眠れる薬をあげたのにー♪」
「……起きていたら苦しいですよー♪」
二人が同時に斬りかかってくる。
なるほど、負傷者の回収。
回収して治療するのだと思っていたが、その逆だったとは。
弱ったところを狙うとは……卑怯な。
手加減は、必要なさそうだな。
左右から振り下ろされるメスを両手の刀で受ける。
そのまま弾いて連撃。相手も受けるが細いメスでは長くは持たない。
二人の手から同時にメスを落とし、峰で一閃。
こちらも腕を何筋か切られたがかすり傷だ、深くはない。
なかなか剣の腕は立つようだが夜の俺に挑んだのが運のツキだったな。
壁にもたれて倒れている二人の気絶を確かめようと近づいた。
しかし途中で何か違和感に気付く。何かがおかしい。
さっき背負っていた注射器は何処にやったんだ？
二人はゆっくりを顔を上げた。その目はまだ笑っている。
「あーあ、血が出ちゃいましたねー♪」
「あなたの血をもらわなきゃですねー♪」
後ろから魔力の波動を感じる。
慌てて振り向くとあの巨大な二つの注射器がこちらに針を向けて浮いていた……
しまったと思い刀を構えようとしたが、注射器はすでにこちらに突っ込んできている。
不覚だ、もはや避けきれない、鋭い針に貫かれることを覚悟して目を瞑った。
が、いつまでたっても痛みがこない。
恐る恐る目を開けてみるとそこには二つの影が注射器を抱えて止めていた。
「やっぱり僕がいないとダメですね〜」
寝ていたと思っていた敦之が起きあがり召喚石を手の中で輝かせている。
二体の召喚獣は自分に刺さる針をものともせずに注射器を引き抜いた。
「なんで邪魔するんですかー♪」
「こんな変な血はいらないんですよー♪」
問答無用。
注射器を叩き壊し、保健委員を外に投げ出した。
最後に扉に幻術を仕掛けると、やはり疲れたのか敦之はすぐにまた寝てしまった。
窓の外はもうすぐ夜が空けようとしている。
だが今日は優雅に昼寝と決め込もう。
本当は外に出て情報を集めたいところだが、さすがに疲労困憊だ。
明日までには合流地点に移動しなければならないしな。
カーテンを開けて外を眺めると、南の山の上まで続くけもの道が見下ろせた……
| Message |
ファントム(37)からのメッセージ
ファントム「PSとメガネ送品するよ。やはりヤマダにはメガネがないとどうも違和感があるしな。」
裏切り者(116)からのメッセージ
裏切り者「今回からご厄介になります。何卒宜しくお願いします！」
フレディー(560)からのメッセージ
フレディー「この度は僕達と手を取り合って、同じ道を行く事を選んでくれて有難う。
君の武具作製は学園一さ。今度作ってもらいたいよ。これからよろしくね。」」
| Quick Action / etc |
|
現在の大乱戦チームメンバー ファントム(37) 鎹 率華(361) ケンジロウ＝ヤマダ(1170) 山城 敦之(1175) 特に何もしなかった。
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| 裏忍者部・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.1170 ケンジロウ＝ヤマダ | |||||||
| HP | 1006 / 1206  | 1 | 必殺3 | 場所 | G5 ［特殊LV0］ | ||
| SP | 87 / 157 | 2 | 適応1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 10 | 体格 | 120 | 3 | 刺撃6 | 参 加 団 体 | |
| CP | 46 | 敏捷 | 113 | 4 | 武具10 | 0 | 天文同好会 |
| PS | 380 | 器用 | 210 | 5 | 絵画5 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 6 | 魅力 | 50 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 261 | 生命 | 75 | 8 | 4 | ||
| 単位 | 0 | 精神 | 50 | 9 | 5 | ||
|  | |||||||||
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 | イベント戦闘 |
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裏忍者部 所属 † V S †
帰宅部員
図書委員 
Enemy |
ヤマダ「約束があるので、さっさと済ませましょうか…」
帰宅部員「帰宅を邪魔する奴は、消す。」図書委員「な・・・何の用ですか？」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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あつしの攻撃！
あつし「来い、サラマンダー！燃やし尽くせ」サモン・ドライアド！！
ドライアドを召喚！
あつしのSPが33減少！
サモン・サラマンダーはSP不足によりキャンセルされた！
非接触フェイズ
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図書委員の攻撃！
図書委員「こっち来ないでくださいっ！！」マジックミサイル！！2
ドライアドに99のダメージ！
非接触フェイズ
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帰宅部員の攻撃！
帰宅部員「放っておけばいいものを・・・」ピットフォール！！1
設置技「ピットフォール」を設置！
図書委員の攻撃！
図書委員「動かないで！」マジックミサイル！！3
ドライアドに92のダメージ！
非接触フェイズ
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戦闘フェイズ
ヤマダの物攻LV0
ヤマダの物理ATが上昇！
ドライアドの活力LV3
ドライアドのMHPが上昇！
TURN 1
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ヤマダの攻撃！
ヤマダ「邪魔、ですよ」ダズルアート！！
帰宅部員は攻撃を回避！
ドライアドの攻撃！
ペネトレイト！！2
図書委員は攻撃を回避！
あつしの攻撃！
図書委員に181のダメージ！
帰宅部員の攻撃！
帰宅部員「帰宅の為には手段は選ばない！」ブレイク！！2
ヤマダに71のダメージ！
ヤマダの物理DFが低下！
図書委員の攻撃！
図書委員「やめてくださーい！」ブロウ！！1
ドライアドは攻撃を回避！
TURN 2
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ヤマダの攻撃！
帰宅部員に282のダメージ！
あつしの攻撃！
図書委員に200のダメージ！
図書委員の攻撃！
図書委員「やめてくださーい！」ブロウ！！1
ヤマダに106のダメージ！
帰宅部員の攻撃！
帰宅部員「帰宅の為には手段は選ばない！」ブレイク！！2
ヤマダ「おっと」ヤマダは攻撃を回避！
ドライアドの攻撃！
クリティカル！
帰宅部員に148のダメージ！
TURN 3
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ヤマダの攻撃！
図書委員に268のダメージ！
あつしは帰宅部員を魅了した！
帰宅部員「・・・一緒に帰ろう。」あつしの攻撃！
図書委員は攻撃を回避！
図書委員の攻撃！
図書委員「やめてくださーい！」ブロウ！！1
クリティカル！
ヤマダに115のダメージ！
帰宅部員は魅了されている！
（帰宅部員の魅了の効果が消失）
ドライアドの攻撃！
図書委員は攻撃を回避！
ヤマダの攻撃！
ヤマダ「これが見切れますか？」ダズルアート！！
帰宅部員は攻撃を回避！
TURN 4
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あつしの攻撃！
帰宅部員に223のダメージ！
図書委員の攻撃！
ヤマダに102のダメージ！
帰宅部員の攻撃！
ヤマダに69のダメージ！
ドライアドに帰宅部員の設置技が発動！
帰宅部員「穴に埋もれて死んでしまえ。」ピットフォール！！
ドライアドに124のダメージ！
ドライアドのWAITが増加！
ヤマダの攻撃！
図書委員に236のダメージ！
ヤマダ「―――――滅」あつしの攻撃！
図書委員に183のダメージ！
図書委員の攻撃！
図書委員「やめてくださーい！」ブロウ！！1
ドライアドに144のダメージ！
図書委員「きゃぁぁっ！」図書委員が倒れた！
帰宅部員「今日は保健室か・・・」
帰宅部員が倒れた！
ヤマダ「では失礼します」
戦闘に勝利した！
130 PS、 2 CPを獲得！
あつしは ナズナ を入手！
ヤマダは 百科事典 を入手！
| Normal Action / etc |
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裏切り者(116)をパーティに勧誘しました。 フレディー(560)をパーティに勧誘しました。 イズナ(591)をパーティに勧誘しました。 レン(607)をパーティに勧誘しました。
器用 が 21 上昇しました。(- 21 CP)
天文同好会 の活動をしました！
天文同好会 の活動をしました！
天文同好会 の活動をしました！
天文同好会 の活動をしました！
ファントム(37)から 310 PSを受け取りました。 裏切り者(116)から 241 PSを受け取りました。 ファントム(37)に頼んだ、 小刀「硝斥」 への 小刀「微封」 の合成は失敗しました。 ファントム(37)から メガネ を受け取りました。 CPが 37 増加しました！ NPが 1 増加しました！ あつし(1175)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
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たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
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石売り姐御がのんびりと石を売っている。 「はーい学生とか色々なお客さん見てってねー、見るだけなら無料無料。あたしのこともじっくり見てっていいからねー、ほらこいほらこーい。」
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それはそうと何者かと遭遇しましたよ！？
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| イベント戦闘予告 |
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裏忍者部 所属 † V S †
図書委員
保健委員  帰宅部員
Enemy |
| 裏忍者部・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.1170 ケンジロウ＝ヤマダ | |||||||
| HP | 1121 / 1328 | 1 | 必殺3 | 場所 | G5 ［特殊LV0］ | ||
| SP | 145 / 167 | 2 | 適応1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 11 | 体格 | 154 | 3 | 刺撃6 | 参 加 団 体 | |
| CP | 39 | 敏捷 | 113 | 4 | 武具10 | 0 | 天文同好会 |
| PS | 1061 | 器用 | 235 | 5 | 絵画5 | 1 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 7 | 魅力 | 50 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 300 | 生命 | 75 | 8 | 4 | ||
| 単位 | 0 | 精神 | 50 | 9 | 5 | ||
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