 | 後期学園生活 2日目 |
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| Diary |
夏。
学校も後期が始まったばかり。そんな季節。
あまりに暑くて、外にでたくありません。
クーラーの効いた部屋に居たいです。
寝るまで篭っていたい。
けど、そうもいかないのが学生の辛いところです。
そもそも俺の部屋にクーラーついてませんしね。
学校やバイト先に行ったほうが涼しいので、家じゃなくてそっちで引き篭もってるってのが現状です。
あー、それにしても暑いです。
暑くて死にそう。
ていうか、むしろ死ぬかもしれません。
いやいや、暑くて死ぬわけじゃないですヨ。
なんだかよくわからないけど、今の俺は生死に関わる修羅場な状況らしいんですよ。
わっけ分かんないデス。
突然、そんなこと言われても全く信じられないんですけどねー。
お前を殺すだか、お前は死ぬだか、そんなことを変な奴に言われまして……。
それが一昨日の話。
んな訳で、初日はゴタゴタして日記が書けませんでした。
三日坊主どころか日記を書くと決めた初日でSTOPしてたのはそういう理由です。
んん、俺がそろそろ死ぬのかもしれないなら、これは日記じゃなくて遺書になるんだろうか？
分からないなぁ。分からないけど、そういうことにはなってほしくないなぁ。
じゃあいい加減に本題に入ります。
って自己紹介からした方がいいんでしょか。脱線しますが。
日記なんて物は自分しか読まないんだから、自分に自分の紹介してもしょうがないような気がします。
気がするんですが、そうだな……もし自分が記憶喪失になったときにこのノートを読んで己についての手がかりを得られるようにとかナントカな理由で自己紹介をしておこうと思います。
俺の名前はイエローです。二十歳。
もちろん本名ではなく、この名前は仮名です。
あだ名と言ってもいいかもしれません。
偽名とか、二つ名っていうとカッコいいなぁ。
ま、とにかく本名ではありません。
なんで本名を書かないのかっていうと、これまた面倒臭い話になるんですが……。
俺は今、やむをえない事情であるアルバイトをしています。
そこがまた特殊なアルバイトでして、公になるとマズイ内容といいますか、ぶっちゃけて言うと法に触れるような職種です。
真っ当なバイトじゃないので下手すりゃ後ろに手が回る可能性がなきにしもあらず。
んで、そんな集団において気をつかわなきゃいけないのは、誰かしょっ引かれた時に組織全体が芋づる式に巻き添えを食うことでありまして、そうならないためには一人が組織の構造や同僚について詳しく知っていたらいけないのであります。
当組織の社是は『知るべからず』。
自身の情報についてはなるべく隠蔽するよう最大限の努力をしろとのお達しが出ていまして。
俺も本名を名乗るわけにいかず、誰も知らない遠方に越すまではこの『イエロー』という名前で通すしかないんですね。
いやー、しかし『イエロー』ってナンダヨ、て思いますね。
バイト先の店長が戦隊モノが好きなのかは知らないけど、面接で「ウチではアルバイトの名前をカラーシリーズで統一している！」って言い出して、次にでたのが「君は髪の色が黄色だから……イエローに決定！」ですもんね。
よっぽど帰ろうかと思いましたが、一度面接に来たが最後このまま帰すわけにはいかねぇなァ、海に沈むかココで働くか好きな方を選びな！ 的状況に追い込まれちゃあ仕方なかったんですよ。
我が人生は後悔だらけ。
自分でも運の無いほうだと思ってますが、バイト探しにいった先がコレはないだろ、と。
そんなわけで俺の名前はイエローです。
好きなものは平凡な人生。
嫌いなものは銀髪とオッドアイ。
あとは特に語るようなことも無いので以下省略。
――さて、ようやく本題に入れるわけですが。
シチ面倒くさい前期が終わって極楽の長期休みに漬かっとったわけですが、楽しい時ほどはよ過ぎるの定説通りにあっという間に休暇終了の時がやってまいりました。
それが一昨日の休み最後の日、……小学生でいう8月31日だったのです。
俺はその夜、憂鬱をぶっとばすが如く地元の友達と飲み屋を梯子しまくっておりました。
んで終電で学園のあるこっちまで帰ってくる予定でした。
でした。
過去形。
いやーん、駅を乗り過ごしてしまいましたぁ。
久しぶりにやってしまいましたのでありますよ！ 終着駅かて！
がくがくと揺さぶられてハッと気がつけば変なおっさんの顔があってウヒャア！
あ、あんた誰？
……ここはどこ？
ワタシは……ワタシは、俺はイエローか。
どうせなら記憶も飛んでたらよかったのに。
乗ってきた電車が終電だから成す術なし。
次の日の始発まで何もできません。
明日は後期が始まる日なのに……。
のっけから学校放棄、こりゃ俺の人生終わったな、と。
そんときは酒がまだ残っててネガティブキャンペーン真っ最中だったから凹みに凹みまして。
あぁ、どうして俺はいつもこうなんだ。真剣味が足りないから因果応報食らうんだ。云々。
そのとき周りに居た俺と同じ境遇の酔っ払いたちがうるさいってなんの。
うるっせぇんだよーこっちは悩んでるっつーのによー。てめーらぜんいん黙らすぞーぼけー。だ、黙らせちゃうぞー。
……ふ、ふん。きょうのところは見逃してやらぁー。
多人数は無理だよね。君子あやうきにナントカって言いますし。
ベンチで不貞寝。
……
…………
………………
↑こんな感じ。
んで起きる。
首を回すと誰もいない。
静寂。空気の揺れる音さえ聞き分けられるような。
無人の駅に一人ぼっち。
一抹の寂しさと不安が胸を締め付ける。
頭はすっかり素面に戻っていて調子のいいことは何も浮かびませんでした。
明け方の寒さに二の腕を擦る。
ここはどこでもないし、なんにもない。
死がこの空間を支配している。
そんなことをなぜか考えました。
今にして思えば。
あれは夢だったのかもしれない、と思います。
なにせ俺は酔っ払って寝ていたわけだし、あのときの状況について未だに思い出せないことが多々あります。
そのとき自分がどんな体勢でいたのか、明け方とは認識していたが果たしてどの程度の明るさだったのか、等等。
大体、ついさっき周囲を確認したばかりなのに、すぐ隣から歌が聞こえるなんておかしいじゃないですか。
突然。
「あーたーーらしーいばぁかが来たっ♪
いーじょォォーオな、ばぁかぁ〜〜がっ♪」
びびった。
いきなり、いきなりだった。
その瞬間まで誰もいないと信じてセンチメンタルな気分に浸っていたのだから余計驚いた。
驚きすぎて微動だにできなかった。
すぐ横に、誰か、居る。
目玉だけをギギギと動かして、声の主を探す。
すぐに見つけた。
そいつは気配だけを残して消えうせたりせず、実体のある人間として、ちゃんとそこに存在していた。
そいつは、
まず目を疑った。
次に頭を疑い、最後に現実を疑った。
そいつは、
「いよーうやぁやぁオッハヨウございます！
お前に会えて嬉しいです！ 超！ 嬉しいです！」
そいつは、二十台ぐらいの若い男で、
「久しぶりと言うべきデスカ？ 初めましてと言うべきデスカ？
イカス俺様がやってきましたよォ！」
毎朝見飽きるぐらい確認している顔と同じ顔で、
「いっやーここまで来るのに時間かかっちゃってさぁ！
マジ意味わかんねぇとこに飛ばされたからやってらんねーっつうの！」
髪は真っ黄色に染まっていた。
「なんにせよイカスもう一人の俺様と会えたから万事オッケー！
よーろこ〜びに、あれをお〜ったて、青空あーおーげーっ♪ ってか！
はっはっは！」
そいつは俺だった。
完膚なきまでに俺だった。
俺と同じ顔した、俺と同じ頭の色の、もう一人の俺。
声も出せなかった。
夢を見ている――とすら思わなかった。
ただ、状況があまりにぶっ飛んでいて、何もすることができずにいた。
そんな俺を見たもう一人の俺は、顔の半分だけを器用に歪め――笑ったんだと思う――やっぱり俺と同じ声で、こう告げた。
「俺はお前のドッペルゲンガー。
お前の人生をもらいに来た」
――暗転。
| Message |
イエローは言った
イエロー「アイコンどうしよ。誰か書いてくれません」
| Quick Action / etc |
|
特に何もしなかった。
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| 第859パーティ・所属メンバー (Before) |
|
| Character Data (Before) |
| ENo.840 イエロー | |||||||
| HP | 871 / 871 | 1 | 皇帝1 | 場所 | G8 ［荒野LV0］ | ||
| SP | 120 / 120 | 2 | 結界1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 1 | 体格 | 82 | 3 | 刺撃7 | 参 加 団 体 | |
| CP | 52 | 敏捷 | 55 | 4 | 防具7 | 0 | 物理系原理主義団体 |
| PS | 30 | 器用 | 65 | 5 | 1 | ||
| 業 | 0(0) | 魔力 | 55 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 1 | 魅力 | 50 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 74 | 生命 | 67 | 8 | 4 | ||
| 単位 | 0 | 精神 | 55 | 9 | 5 | ||
|  | |||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||
 | イベント戦闘 |
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第859パーティ 所属 † V S †
歩行小石
歩行小石
Enemy |
イエロー「いくよー」
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
|
戦闘フェイズ
TURN 1
|
なつの攻撃！
ボロウライフ！！
歩行小石Bに156のダメージ！
イエローのHPが97回復！
イエローの攻撃！
イエロー「まだ、そんな、やる気、ないんだぁ」スラスト！！
クリティカル！
歩行小石Bに149のダメージ！
歩行小石Aの攻撃！
クリティカル！
イエローに83のダメージ！
歩行小石Bの攻撃！
歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Bの物理ATが上昇！
イエローに89のダメージ！
TURN 2
|
なつの攻撃！
カース！！
歩行小石Aに180のダメージ！
歩行小石Aの物理DFが低下！
歩行小石Aの魔法DFが低下！
イエローの攻撃！
イエロー「ひゅんぱっぱ」グリット！！
イエローの物理DFが上昇！
歩行小石Bに129のダメージ！
歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Aの物理ATが上昇！
イエローは攻撃を回避！
歩行小石Bの攻撃！
イエローに81のダメージ！
TURN 3
|
なつの攻撃！
歩行小石Bに154のダメージ！
イエローの攻撃！
歩行小石Aに123のダメージ！
歩行小石Bの攻撃！
歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Bの物理ATが上昇！
イエローに86のダメージ！
歩行小石Aの攻撃！
イエローは攻撃を回避！
なつの攻撃！
歩行小石Aに164のダメージ！
TURN 4
|
イエローの攻撃！
歩行小石Aに126のダメージ！
歩行小石Bの攻撃！
歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」ブレイク！！2
イエローは攻撃を回避！
歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Aの物理ATが上昇！
イエローに88のダメージ！
なつの攻撃！
歩行小石Bに161のダメージ！
イエローの攻撃！
スラスト！！
クリティカル！
歩行小石Bに167のダメージ！
イエロー「勝利！」歩行小石B「ごっつぅぅ・・・」歩行小石Bが倒れた！
TURN 5
|
歩行小石Aの攻撃！
クリティカル！
イエローに95のダメージ！
なつの攻撃！
歩行小石Aに171のダメージ！
イエローの攻撃！
歩行小石Aに130のダメージ！
イエロー「勝利！」歩行小石Aの攻撃！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」エキサイト！！1
歩行小石Aの物理ATが上昇！
イエローに87のダメージ！
歩行小石A「ごっつぅぅ・・・」歩行小石Aが倒れた！
イエロー「勝ち！」
戦闘に勝利した！
20 PS、 0 CPを獲得！
なつは 石ころ を入手！
なつは 石ころ を入手！
| Normal Action / etc |
|
H8に移動しました。 I8に移動しました。
刺撃 のLVが1上昇しました。(- 7 CP)
プランジ を習得！
物理系原理主義団体 の活動をしました！
物理系原理主義団体 の活動をしました！
CPが 32 増加しました！ NPが 1 増加しました！ なつ(1094)を同行者に指定しました。
|
| Shout!! |
|
たくさんの叫びが聞こえてきます。 |
| Event |
|
何者かと遭遇した！
|
| イベント戦闘予告 |
|
第859パーティ 所属 † V S †
歩行小石
ウォーキング部員
Enemy |
| 第859パーティ・所属メンバー |
|
| Character Data |
| ENo.840 イエロー | |||||||
| HP | 586 / 891 | 1 | 皇帝1 | 場所 | I8 ［荒野LV1］ | ||
| SP | 121 / 121 | 2 | 結界1 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 2 | 体格 | 84 | 3 | 刺撃10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 45 | 敏捷 | 55 | 4 | 防具9 | 0 | 物理系原理主義団体 |
| PS | 50 | 器用 | 65 | 5 | 1 | ||
| 業 | 0(0) | 魔力 | 55 | 6 | 2 | ||
| 連勝 | 2 | 魅力 | 50 | 7 | 3 | ||
| 総CP | 106 | 生命 | 69 | 8 | 4 | ||
| 単位 | 0 | 精神 | 55 | 9 | 5 | ||
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