| 後期学園生活 1日目 |
基本行動宣言 | 成功
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戦闘行動宣言 | 成功
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その他の設定 | 成功
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| Diary |
んー・・始業式ってのはどうにもこうにも面倒くさいね。
ここの校長話が短いからいいけど。
…そうだなぁ、初回だし、気合入れて書いちゃおうか。
夏の日だった。問答無用に夏の日だった。
早朝のさわやかさが際立つ季節ではあるのだけれど、そんなものは修養を終えて朝顔の花もすっかりしおれるころには何の意味も成さなくなっている。
あげく暑い上に暇だった。
部屋住みの立場である以上、暇なことに文句は言えないのだけれど。
(要するに用なしなのよね。立場的にも、心情的にも。)
代々要職の要を担う四家のお嬢様、といえば聞こえはいいが双系相続男女区別なしという東都の形態があったとしても官位が三人目まで回ってくるはずがない。
事実秋官長の位は長兄が継いだ。
その長兄が失踪してからも、彼の養女(蔓城から言うと戸籍上姪に当たる)が継いでいる。
ちなみに彼女はめちゃ有能だ。鬱だ死のうって蔓城に思わせるくらいには有能だ。
現在進行形で養ってくれてるし。
(てか、考えてみれば琥月は今の兄様と同い年のときに加冠されたんだっけ。なんかかなり前のことみたいだけどさー…)
……まぁいい。文官になるつもりはさらさらない。
頭も回らなければ能力もない。結局この歳になって六紫(注:正式名称『六紫典(リクシデン)』。兵法、歴史、芸術などの計6ジャンルに渡る古典。一つのジャンルにつき伝説上の王の名が一つづつ当てはめられるのでこう呼ばれる。東都の文官の必須暗記書。)のうち習得したのは三つだけだ。
これで今から文官雇用試験ということになったら泣く。
というか武官ならギリでなれるだろうレベルの話で。
夏官はむりぽいけど、元から志望は秋官の刑務官なわけだし。
・・・・・
諸手をあげて倒れこむ。夜に冷やされた畳はまだひんやりとして心地いい。
(だめだー…こりゃ夏ばてしたなぁ…考えが悲観的すぎ…)
「蔓城。」
「ぅんー?」
目をうっすらと開けると緑瞳があった。翡翠だ。
「白樹が呼んでます。起きてください。」
「えー…やだ。渡殿通るの暑いー…」
再び目を閉じて、身をよじるようにまるまると頭上から苦笑を含んだため息のようなものが降ってきた。
「貴女の兄ではなく、」
「?」
「春官長補佐としての呼び出しですよ。」
それを聞けばだらけているわけにはいかない。
腹筋の力だけでぽんと起き上がり剣に手を伸ばした。
「…了解。行こうか。」
「態度ころっと変えますね。」
「一応ね。」
蔓城の目にだらけていた部屋住み少女の面影はなく、それはすでに豊中足穂国の武官のもの。
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「お呼びにより寄部蔓城、参上奉りました。」
白木に蒼布を這わせる室内の次席に次兄がいた。主座は空いたままだ。
「…翡翠、蔓城に何を吹き込んだの。」
あきれたような声音に蔓城も顔をしかめて左後方に控える翡翠を見やる。だましやがったな。あ、顔をそらすし。
「焔十字(注:ホムンクルス。やだなぁ、当然音訳ですよ。)の死体みたいな顔してましたからね。挙句やだとか言うし。」
「まぁ、いいけどさ。」
苦笑含みの兄の声に、若干緊張感を薄れさせながら垂れていた頭を元に戻す。
「…で、なに?陰陽寮のことで今春官はてんてこ舞い気味ーって、言ってたのこの前だよね?」
「そうだよ。だからほら、伯母様もこのとおり外回り中。僕は無理言って抜けさせてもらったけどね。」
次兄は親指で主座を指し示す。割と無礼。
「抜けていいの?」
「いーの。非常事態だから。」
非常事態。いいなぁ、響きがいいなぁ。不謹慎だけどわくわくするよ。
「禁軍が兄君を見つけたらしい。」
……わくわくじゃねーよ。ばくばく級じゃねーか、これは。
「まじですか?」
「まじですよ。」
笑顔で返されてしまった。
「というか、上皇筋の情報だからね、まず間違いじゃないだろうというのが本当のところだね。」
それにしたって、それはヤバ目。
今上が見逃すはずもない。
「『牡丹』の結界、魂の八重垣……いくら術を施しても人の目はごまかせないってところかな、兄君たちも山の中にいるってわけじゃなかったみたいだし。」
「煉法にも限界はある…か。」
「牡丹様曰く限界を突き破ってこその人間らしいよ。」
「その極みが件の計画ってこと?」
「ぶっちゃけ、そう。」
「ばちあたり。」
「蔓城、以前から思っていたけれど君は保守的な人間だね。」
「事象が起これば柔軟に対応したいと思ってるけど。」
「できそう?」
「たぶん。」
「じゃあ、その訓練もかねてどっか遠いところにでも行ってもらおうか。」
「へ?」
「ここからが本題だよ。あのね、兄君の消息が今上帝に漏れた今、寄部家の人間は危ない。…といっても兄君の実母であらせられる柿音様や爺様は居られないし、父様や母様では正直役不足。…まぁ、柿音様で足りるかというとそれも分からないけどね。…で、さすがに琥月を敵に回すほど愚かではないだろうし、僕はこのとおり今となっては叶部家の人間だ。」
「何を言って…」
「大事なことだよ。僕も大概薄情な人間だと自覚しているがね、妹を失うのは避けたい。」
「…今上が、兄君に対しての戦術としてこちらに人間を用いる、ってこと?」
「可能性の域だけど、まぁそのとおり。
――――『紫苑』に曰く、――――」
(要するに用なしなのよね。立場的にも、心情的にも。)
リフレイン。途中から聞いちゃいなかった。
「有効な戦術じゃないね。兄様の薄情さ以上に兄君は冷酷以外何者でもないわけだし。」
「今上は…というか椿様はわかってらっしゃるはずだけどね。」
「それでもやるのかな?」
「兄君には有効じゃないとしても、そんなことに耐えられない人間が向こうにはいるだろう?」
「斎宮様……」
「まさか兄君も斎宮殿を見捨てることはできないだろうしね。」
「芋づる大作戦って感じかな?」
「ザッツライトと大当たりと、どっちを言ってほしい?」
「切実にどっちでもいいよ。」
確かに、と兄様は笑う。どこまで本心か知ったこっちゃないけど、その笑顔に私は安心する。
「ほとぼりが冷めたら戻ってくる感じ?」
「だね。―――というわけで、深夜さん、お願いします。」
兄様が入り口のほうに向いて頭を下げたのでそちらを見やる。青い飾り線の三本ついた上着を着た妙齢の女性がいた。彼女は春官随一の煉法の使い手にして現存する最高位の『時』使い。
・
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・
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・
こんなとこか。後の呪文のくだりとか覚えてないし。
背後さん飽きてきたし。
てゆーかあさって入試だし。
| Message |
ゼル(507)からのメッセージ
ゼル「蔓城さん、こんにちは。学園でも宜しくお願いします。では、また…」
ヒセイ(545)からのメッセージ
ヒセイ「……ま、取り合えず宜しく…でだ、こっちにも置いてくぞ(マドレーヌの入ったでっかい袋とロイヤルミルクティーの入った有り得ないでかさの魔法瓶を置いていった…/ぇ。」
フィン(713)からのメッセージ
フィン「マイケルさんと頑張ろうね。」
輪廻(976)からのメッセージ
輪廻「さて…宜しく。一時の間だろうが。」
綾(1018)からのメッセージ
綾「…えと…ごめんなさい…こちらの…ミスで…棟の…場所を…指定…し忘れていて…」
綾「…合流…するまでは…輪廻さんと…頑張って…くださいね…?(ピコピコ)」
綾「…それでは…これからも…よろしく…お願い…します…(ペコ/ピコピコ)」
| Quick Action / etc |
綾(1018)にパーティ勧誘許可を出しました。
ItemNo. 1 駄木 から 橙色の飾布 という 装飾 を作製しました。(- 0 PS)
ItemNo. 2 駄石 から 華劔 という 斬撃 を作製しました。(- 0 PS)
武器に 華劔 を装備しました。
防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。
自由に 橙色の飾布 を装備しました。
団体 体育会系家政部 を設立しました!
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| 第854パーティ・所属メンバー (Before) |
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寄部 蔓城(854) 結界1 風柳1 斬撃5 魅惑5 現在地 F8
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| Character Data (Before) |
ENo.854 寄部 蔓城
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HP | 827 / 827
| 1 | 結界1 | 場所 | F8 [特殊LV1]
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SP | 111 / 111
| 2 | 風柳1 | 技 | 使用可能技一覧
|
NP | 0 | 体格 | 70 | 3 | 斬撃5 | 参 加 団 体
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CP | 40 | 敏捷 | 80 | 4 | 魅惑5 | 0 | 体育会系家政部
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PS | 0 | 器用 | 60 | 5 | | 1 |
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業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | | 2 |
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連勝 | 0 | 魅力 | 50 | 7 | | 3 |
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総CP | 40 | 生命 | 65 | 8 | | 4 |
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単位 | 0 | 精神 | 50 | 9 | | 5 |
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= Profile =
| 種族 | 人間。 | 性別 | おにゃのこ。 | 年齢 | 15歳。 |
東都秋官長を代々輩出する家柄、寄部家の長女。ただし三人兄弟の一番下。 ごく普通のちょいとおてんばな明るい女の子。だったらいいな。(希望的観測 口より先に手が出ますが、その辺はご愛嬌。 魔術的素養は一切なく、剣一本で道を薙ぐ。 あと容貌は父親似、性格と技能は母親似。
【翡翠】 元来兄の白樹の従者っぽい煉法術使。 深夜の子供ですと関係ないことも口走ってみたり。 実際は人間ですが、基本的にこの姿のほうが燃費がいいのと隠密行動がとりやすいので常に変化しているとか。 あと属性は【風】
【お知らせ】 01:団体設立。 |
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No | 所持品名 | 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 | 装備
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1 | 橙色の飾布 | 装飾 / 2 / 1 / なし / なし | 自由
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2 | 華劔 | 斬撃 / 4 / 1 / なし / なし | 武器
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3 | 制服 | 防具 / 10 / 2 / なし / なし | 防具
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4 | 胸章 | 装飾 / 10 / 2 / なし / なし | 装飾
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| イベント戦闘 |
第854パーティ 所属
蔓城(854)
† V S †
マイケル
棒状戦闘練習機体
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マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
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[前]蔓城 | 827 / 827
| 111 / 111
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[前]マイケル | 848 / 848
| 140 / 140
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戦闘フェイズ
TURN 1
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]蔓城 | 827 / 827
| 111 / 111
|
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[前]マイケル | 848 / 848
| 140 / 140
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蔓城の攻撃!
チャーム!!
マイケルに100のダメージ!
マイケルは魅了に抵抗!
蔓城のHPが22回復!
マイケルの攻撃!
マイケル「いいです!いいですよぉッ!!」
エキサイト!!
マイケルの物理ATが上昇!
蔓城に143のダメージ!
TURN 2
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
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[前]蔓城 | 684 / 827
| 96 / 111
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[前]マイケル | 748 / 848
| 120 / 140
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マイケルの攻撃!
蔓城に141のダメージ!
蔓城の攻撃!
スラッシュ!!
マイケルに103のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!
マイケルに猛毒を追加!
蔓城の攻撃!
マイケルに94のダメージ!
TURN 3
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
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[前]蔓城 | 543 / 827
| 81 / 111
|
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[前]マイケル | 551 / 848
| 120 / 140
|
|
マイケルは猛毒により103のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!
マイケルに977のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!
蔓城の攻撃!
マイケルは攻撃を回避!
マイケル「ガハァァッ」
マイケルが倒れた!
30 PS、 3 CPを獲得!
蔓城は 頭 を入手!
BATTLE END.
| Normal Action / etc |
綾(1018)にパーティへと勧誘されました。
G8に移動しました。
舞踊 を新たに習得しました。(- 10 CP)
敏捷 が 19 上昇しました。(- 8 CP)
体格 が 17 上昇しました。(- 7 CP)
体育会系家政部 の活動をしました!
器用 が 1 上昇!
精神 が 1 上昇!
輪廻(976)を同行者に指定しましたが同エリアにいませんでした。
CPが 31 増加しました!
NPが 1 増加しました!
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| Shout!! |
| Event |
| イベント戦闘予告 |
第1018パーティ 所属
蔓城(854)
† V S †
歩行小石
Enemy
|
| 第1018パーティ・所属メンバー |
|
蒼 翡聖(545) 侵食1 過激1 魔術7 魔石5 現在地 I4
| |
寄部 蔓城(854) 結界1 風柳1 斬撃5 魅惑5 舞踊1 現在地 G8
| |
上月 綾(1018) 侵食1 漲溢1 幻術7 魅惑7 現在地 I4
|
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| Character Data |
ENo.854 寄部 蔓城
|
HP | 878 / 878
| 1 | 結界1 | 場所 | G8 [荒野LV0]
|
SP | 116 / 116
| 2 | 風柳1 | 技 | 使用可能技一覧
|
NP | 1 | 体格 | 87 | 3 | 斬撃5 | 参 加 団 体
|
CP | 49 | 敏捷 | 99 | 4 | 魅惑5 | 0 | 体育会系家政部
|
PS | 30 | 器用 | 61 | 5 | 舞踊1 | 1 |
|
業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | | 2 |
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連勝 | 1 | 魅力 | 50 | 7 | | 3 |
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総CP | 74 | 生命 | 65 | 8 | | 4 |
|
単位 | 0 | 精神 | 51 | 9 | | 5 |
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= Profile =
| 種族 | 人間。 | 性別 | おにゃのこ。 | 年齢 | 15歳。 |
東都秋官長を代々輩出する家柄、寄部家の長女。ただし三人兄弟の一番下。 ごく普通のちょいとおてんばな明るい女の子。だったらいいな。(希望的観測 口より先に手が出ますが、その辺はご愛嬌。 魔術的素養は一切なく、剣一本で道を薙ぐ。 あと容貌は父親似、性格と技能は母親似。
【翡翠】 元来兄の白樹の従者っぽい煉法術使。 深夜の子供ですと関係ないことも口走ってみたり。 実際は人間ですが、基本的にこの姿のほうが燃費がいいのと隠密行動がとりやすいので常に変化しているとか。 あと属性は【風】
【お知らせ】 01:団体設立。 |
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|
No | 所持品名 | 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 | 装備
|
|
1 | 橙色の飾布 | 装飾 / 2 / 1 / なし / なし | 自由
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2 | 華劔 | 斬撃 / 4 / 1 / なし / なし | 武器
|
3 | 制服 | 防具 / 10 / 2 / なし / なし | 防具
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4 | 胸章 | 装飾 / 10 / 2 / なし / なし | 装飾
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5 | 頭 | 鉱物 / 1 / 0 / なし / なし |
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