| 後期学園生活 1日目 |
基本行動宣言 | 成功
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戦闘行動宣言 | 成功
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セリフ設定宣言 | 成功
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その他の設定 | 成功
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メッセージ送信 |
トク(21)
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| Diary |
窓にもたれて昨夜見た夢を回想していた彼は、後期の実技試験の案内プリントを持ってきた女生徒にグイと裾を引っ張られるまで、その存在に気づかなかった。
しかし、彼の見た夢の奇妙さといったら、いつも真面目な彼が、今朝からずっとこんな調子なのも無理もない内容なのだ。
夢の中で彼は、野球場のような、だだっ広いドームの真ん中で煌々と光るサーチライトの強い光に照らされていた。
自分は、いわゆる『マウンド』に立っている。平坦な球場の真ん中で、ただその一点だけ土が盛り上がっているという、そんな場所だ。
周りを見渡せば、バックスクリーンからスタンド席、ベンチまで、そこは確かに野球場のようだった。
観客席の下には、スポンサーの名前も入っている。
電ノコ堂、トリカブトフーズ、ギロチンカンパニー、テングダケ製菓、株式会社デバボウチョウ……
そういえば、この前トリカブトフーズのシチューを食べたのだが、アレは相当にマズい。湯立てた牛乳に人参と芋を突っ込んだだけのほうがまだマシだと思える程の代物だった。
あまりのマズさに、夜の窓へ皿ごと勢い良く放り投げたら、下を歩いていた男の頭へ思いきり落ちた。
腹が立っていたので謝ろうとも思わなかったが、今思えば、すごく申し訳ないことをしたと思っている。謝りたい。
そんなことを考えていると、正面からザザッと物音がした。
マウンドの正面……バッターボックスは、明るいところに立っている自分からは、暗くてよく見えない。
「誰か、いるのか?」
問いかけてみるが、何も返答はない。
代わりに、ゴム鞠がひとつ、コロコロと転がってきた。
緑色のゴム鞠にはただ一言、赤い文字で『殺意』とだけ書かれていたが、あとはなんの事はない、ただのゴム鞠だ。
下手糞な文字だったが、逆にそれが薄気味悪いような気がして、彼はゴム鞠をバッターボックスの方向へ投げ返した。
だが、程なくゴム鞠は再び彼の元に戻ってきた。
不審がるが、彼はまたそれを拾って投げ返す。
再びゴム鞠は彼の元へ戻ってくる。
彼はまたそれを投げ返す。
ゴム鞠はまた戻ってくる。
また投げ返す。
また戻ってくる。
投げ返す。
戻ってくる。
投げ返す。
戻ってくる。
投げ返す。
戻ってくる………
そのうちゴム鞠は、バッターボックスとマウンドの間を凄まじい高速で行き交うようになっていた。
勢いよく飛んでくるゴム鞠をキャッチして、渾身の力で投げ返す。
そんなことを、彼と、バッターボックスの誰かは、いつまでも続けていた。
しかし、この永遠のような時間を繰り返すうちに、彼はふと疑問に思った。
『こんなくだらないことに、なにか意味はあるのか?』
『何か俺には、もっと大事なことがなかったか?』
その虚を衝いて、ゴム鞠は彼の頭にガツンとぶつかり、弾けた。
弾けたゴム鞠の中からは、人間の『口』のようなものがいくつもいくつも溢れ出てきて、彼の足元から観客席までを全て多いつくし、食欲のまま何もかも食べつくしていく。
身体のあちこちを齧られながら、彼は、誰かが自分の裾を引っ張っていることに気づいた。
振り返ると、少女がこちらを見上げていた。
「…ん?」
「……あ、あの……」
振り向いた彼は、まず、小学生程の容姿の少女を見て、随分いぶかしんだ。
歳も学年も違うこんな子供がいったい自分になんの用か、疑問であったのだ。
不審の目で見つめてからすぐに、彼女の手にあるプリントを見て、『どうも自分はつまらないことを考えすぎる』と、反省した。
少女は、あの、と言ったきり、黙っている。
「ああ……実技試験の詳細の、プリントを持ってきたんだろう?」
「………」
彼女は無言で、獣の檻に手を出すように、プリントを彼に差し出した。
何がそんなに怖いのか彼は見当が付かなかったが、単純に第一印象が悪かっただけのことである。
初対面なのにいきなり睨まれては、気の弱い彼女に生きた心地などしようもない。
「ありがたい。 礼を言わせてもらう…………名前は?」
「…………」
微笑みながら話しかけるが、彼女は口をつぐんだまま何も言わず、そのうち慌ててパタパタと駆け出していってしまった。
「……まぁ、こちらも無理にとは言わんが…」
彼は頭を掻きながら、たったいま少女から受け取ったプリントを読み始める。
部屋に戻って彼は、適当に武器になりそうなものをこさえてきた。
実技試験に持っていくには、銃剣などというものは、いささか物騒なのではないかと思われたが、相手が例の常勤講師連中なら、遠慮はいらないはずだし、むこうだって遠慮なんかしてこないはずだと、彼は思っている。
しかしながら、彼は最優秀生徒などというけったいな役が欲しいわけでは、決してなかった。
部屋を出ようとして、ドアを開けると、戸の端がなにかにコツとぶつかった。
見ると、薄汚れた鉢がそこに打ち捨てられている。
「……人の部屋の前に……」
彼は腰を落とし、その自分の顔ほどの鉢植えを拾い上げた。
目が合った。
「我の名ハ鉢川。 主の名を聞かせてもらエないか?」
彼は少し嬉しそうな顔をして、彼の問いに答えた。
「……俺の名はトクヤマだ。
鉢植えが、なにか俺に用があるのか?」
「人を探していルのだ。 話を聞いテ欲しい。」
「奇遇だな。俺もだ。 あいにく急いでいるので、歩きながらで構わないか?
少し聞かせたい奴もいる。」
「結構ダ。 ひとまず、我を降ろしてクれないか?
見かけはこウだが、歩行には不自由しない身デな。」
言われたとおりに地面に降ろすと、鉢植えの底から木の棒のような小さな足が二本生えてきた。
「では、行こうか。」
トクヤマは、喋る鉢植えを連れて、『試験』へ向かう。
彼は、この学校へきた目的が達成されようとしている実感があった。
この鉢川を見たとき、彼の中にそういう確信が生まれた。
あとは、『先ほどから自分をつけまわしているアイツ』をさえ引き入れたらいい。
放っておいても、向こうから接触を図ってくるはずだ。
姿は見えないが、すぐにでも、奴には会えるような気がする。
「ミーティア・トランシルヴァニア……」
「俺はもう、お前のすぐそこまで近づいているだろう?」
−プロローグ・終−
| Message |
トクは言った
トク「……」
トク「いい天気だ。」
トク「心が晴れるな。 日の下というところは……」
トク「お前には……わからんだろうが。」
みあん(29)からのメッセージ
みあん「……トクガワ、さん。でしたか?」
らんえ「何だ、知り合いか?」
みあん「……知り合い、というほどに親しくはありませんけど。」
らんえ「そりゃあ、赤の他人と言うじゃないのか。」
みあん「そう、ですね。……とりあえず、しばらくの間……後ろを、うろちょろとさせていただきますが、あまり気にしないでくださいね。」
みあん「どうしても気になるのでしたら、貴方の1ファン、ということにでもしておいてください。顔はそこそこだと、自分でも思いますから……それなら、悪い気はしないでしょう?」
らんえ「自分で言ってりゃあ世話ないの。」
シア(853)からのメッセージ
シア「ミーちゃんだぁーvv ヽ(*´▽`)ノ うわぁ夏の間も黒服でした?後期もがんばろーねー♪」
船「 ( (`・ω・) ピクッ (受信 (ぁ」
Rf(ラフィー)(1060)からのメッセージ
正義(の味方)部「ラフィー『後期よりALIVE学園でひじょーきんする事になってしまったラフィーです、生徒と同業者の皆さんよろしくっ!
いきなりだけどボク達は今さっき、団体「正義(の味方)部」を設立したっ!!
入部条件は「無差別狩りをしない」ってことだけで、後は自分の正義のもとに自由だよっ!! ちなみに部活動できたえる能力は生命・精神!!+ この学園に正義を広めるため入部よろしくっ!!
もうちょっとくわしく知りたい人は、ボクの結果の名前のリンクからっ!!』
ラピス『(…「ボク達」じゃなくて、アンタ1人でしょう?ほんとに部員なんて集まるのかしらね)』
ラフィー
『とりあえず、今部員は2人っ!!』
ラピス
『(だから私は部員じゃないわよ)』」
| Quick Action / etc |
みあん(29)にパーティ勧誘許可を出しました。
ItemNo. 2 駄石 から 銃剣ウノ という 叩撃 を作製しました。(- 0 PS)
武器に 銃剣ウノ を装備しました。
防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。
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| 第21パーティ・所属メンバー (Before) |
| Character Data (Before) |
ENo.21 ミーティア・トランシルヴァニア
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HP | 782 / 782
| 1 | 過激1 | 場所 | I4 [特殊LV1]
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SP | 114 / 114
| 2 | 必殺1 | 技 | 使用可能技一覧
|
NP | 0 | 体格 | 95 | 3 | 叩撃5 | 参 加 団 体
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CP | 40 | 敏捷 | 50 | 4 | 仕掛5 | 0 |
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PS | 0 | 器用 | 80 | 5 | | 1 |
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業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | | 2 |
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連勝 | 0 | 魅力 | 50 | 7 | | 3 |
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総CP | 40 | 生命 | 50 | 8 | | 4 |
|
単位 | 0 | 精神 | 50 | 9 | | 5 |
|
= Profile =
| 種族 | 人間(トクヤマ) | 性別 | 男(トクヤマ) | 年齢 | 十八程度(トクヤマ) |
『トクヤマ』は、前期途中からの転校生である。
彼はいつもまとまりのないボサボサの髪をして、自由制服の学校であるのに毎日変わらぬ長いコートを着ている。 通常なら胡散臭すぎて目立つはずのこの格好は、それよりも胡散臭い数多くの在校生、講師達によってかろうじてカモフラージュされてきた。
彼には学生の身分でありながら、勉学を学ぶ気が毛頭ない。 なぜなら彼には、別の目的がこの学校にあるのだ。
そして彼はついに、足がかりをつかんだ。
それは喋る鉢植え、であった。 |
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No | 所持品名 | 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 | 装備
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1 | 駄木 | 植物 / 0 / 2 / なし / なし |
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2 | 銃剣ウノ | 叩撃 / 4 / 1 / なし / なし | 武器
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3 | 制服 | 防具 / 10 / 2 / なし / なし | 防具
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4 | 胸章 | 装飾 / 10 / 2 / なし / なし | 装飾
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| イベント戦闘 |
第21パーティ 所属
トク(21)
† V S †
マイケル
棒状戦闘練習機体
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トク「この戦いのうちで、だいたいの感覚がつかめるといいが…」
マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
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[前]トク | 782 / 782
| 114 / 114
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[前]マイケル | 848 / 848
| 140 / 140
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トクの攻撃!
トク「いい位置だ。 …そのまままっすぐ来い。」
ピットフォール!!
設置技「ピットフォール」を設置!
非接触フェイズ
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]トク | 782 / 782
| 84 / 114
|
|
|
|
[前]マイケル | 848 / 848
| 140 / 140
|
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戦闘フェイズ
TURN 1
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]トク | 782 / 782
| 84 / 114
|
|
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|
[前]マイケル | 848 / 848
| 140 / 140
|
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マイケルの攻撃!
マイケル「いいです!いいですよぉッ!!」
エキサイト!!
マイケルの物理ATが上昇!
トクは攻撃を回避!
トクの攻撃!
マイケルは攻撃を回避!
TURN 2
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]トク | 782 / 782
| 84 / 114
|
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[前]マイケル | 848 / 848
| 120 / 140
|
|
マイケルの攻撃!
マイケル「いいです!いいですよぉッ!!」
エキサイト!!
マイケルの物理ATが上昇!
トクに140のダメージ!
トクの攻撃!
マイケルは攻撃を回避!
マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!
マイケルに猛毒を追加!
TURN 3
[列]名前 | HP/MHP | SP/MSP
|
[前]トク | 642 / 782
| 84 / 114
|
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[前]マイケル | 848 / 848
| 100 / 140
|
|
トクの攻撃!
マイケルに124のダメージ!
マイケルは猛毒により101のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!
マイケルに1024のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!
トクの攻撃!
マイケルに112のダメージ!
マイケル「ガハァァッ」
マイケルが倒れた!
トク「…こちらが危惧していたほどでもなさそうか……」
30 PS、 3 CPを獲得!
トクは 頭 を入手!
BATTLE END.
| Normal Action / etc |
みあん(29)にパーティへと勧誘されました。
I5に移動しました。
I6に移動しました。
叩撃 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
叩撃 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
体格 が 22 上昇しました。(- 9 CP)
体格 が 22 上昇しました。(- 11 CP)
みあん(29)を同行者に指定しました。
CPが 31 増加しました!
NPが 1 増加しました!
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| Shout!! |
| Event |
| イベント戦闘予告 |
| めへへ(・ェ`・*@・所属メンバー |
| Character Data |
ENo.21 ミーティア・トランシルヴァニア
|
HP | 900 / 900
| 1 | 過激1 | 場所 | I6 [荒野LV0]
|
SP | 117 / 117
| 2 | 必殺1 | 技 | 使用可能技一覧
|
NP | 1 | 体格 | 139 | 3 | 叩撃7 | 参 加 団 体
|
CP | 43 | 敏捷 | 50 | 4 | 仕掛5 | 0 |
|
PS | 30 | 器用 | 80 | 5 | | 1 |
|
業 | 0(0) | 魔力 | 50 | 6 | | 2 |
|
連勝 | 1 | 魅力 | 50 | 7 | | 3 |
|
総CP | 74 | 生命 | 50 | 8 | | 4 |
|
単位 | 0 | 精神 | 50 | 9 | | 5 |
|
= Profile =
| 種族 | 人間(トクヤマ) | 性別 | 男(トクヤマ) | 年齢 | 十八程度(トクヤマ) |
『トクヤマ』は、前期途中からの転校生である。
彼はいつもまとまりのないボサボサの髪をして、自由制服の学校であるのに毎日変わらぬ長いコートを着ている。 通常なら胡散臭すぎて目立つはずのこの格好は、それよりも胡散臭い数多くの在校生、講師達によってかろうじてカモフラージュされてきた。
彼には学生の身分でありながら、勉学を学ぶ気が毛頭ない。 なぜなら彼には、別の目的がこの学校にあるのだ。
そして彼はついに、足がかりをつかんだ。
それは喋る鉢植え、であった。 |
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|
No | 所持品名 | 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 | 装備
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|
1 | 駄木 | 植物 / 0 / 2 / なし / なし |
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2 | 銃剣ウノ | 叩撃 / 4 / 1 / なし / なし | 武器
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3 | 制服 | 防具 / 10 / 2 / なし / なし | 防具
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4 | 胸章 | 装飾 / 10 / 2 / なし / なし | 装飾
|
5 | 頭 | 鉱物 / 1 / 0 / なし / なし |
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