後期学園生活 1日目



基本行動宣言成功
戦闘行動宣言成功
セリフ設定宣言成功
その他の設定成功


Diary




―――なあ、ツキ。

なんだよ。

そんな困ったような声で言うなよ。

顔は見えないけど、何年アンタの弟やってると思ってるんだよ。

声聞きゃ大体分かるって。

そんな、済まなそうな声で言うなよ。


わかってるよ。





九時十三分。

それが遅刻か否かを分けるボーダー。

食事を食堂でとるか自炊するかは各人の裁量に任せられているが、何にせよ一限目の開始は九時二十分に定められている。

人によって取る科目も違うから一概には言えっこないのだが、
少なくとも俺にとっては九時十三分に――厳密には九時十三分が始まる前までに――自室の鍵を閉め終えられるか否かで遅刻になるならないがほぼ決定する。

休み明けながら精確さを欠いていない自分の体内時計にツキクサ賞を勝手に授与しながら、鍵を閉めたことを二回確認して教室へ向かう。

朝の運動とばかりに教室までほぼ全力で走る道すがら、頭はどうしても今朝見た夢を再生する。



家督を正式に継いだ兄。

何でも器用にこなす兄と、対称的に要領の悪い俺と。

別に兄に対して嫉みや妬みは無い。

多少の僻みはあるものの。

兄は何でもできるし、俺は何もできない。

大体、“兄”なのだ。

年齢から言っても兄が家督を継ぐべき……ってもんだ。

そんな兄が家長となって数日後。

自室ですることもなく腐っていた俺を、兄が尋ねてきた。

―――近頃はどうだ?

―――どうって。どうもしないさ。

ふっ、と。

兄はほっと息をつく様に笑った。

―――しばらく話もできなかったが……相変わらずだな。

―――………。何か話でもあんの?

―――……ああ。

そう言って兄は縁側から外を見遣った。

庭を覆うのは、もう去りかけの冬。

冬の名残の雪もまだ日陰にあって、少し汚れていて。

………長い沈黙が続いた。

二人とも押し黙っていた。

もう会話を続けようという気が無いのかと思い始めた頃に、兄は、言った。

呟くように。

吐き出す様に。

―――なあ、ツキ。

ゆっくり振りかえる兄。

逆光で表情は読めない。

けど。

―――……この家を………しばらく出てみないか?




何で今頃また思い出すかな……
そんな事を自嘲気味に呟いたその時。

ぷつり、と。

スピーカーのスイッチが入る音が走り。


「おはよう諸君ッ!」

………誰だよ。

音量レベルが普段の二つ三つ上なんじゃないかと思うほどの大音量。

がなりたてるのは、聞いた事のない女性の声。
何だかえらく気の強そうな女性だ。
教室に向かう足を進めつつ、うるさいのを我慢しつつその女性の話を聞く。

その結果分かったこと。

まず第一に、後期は実技による試験期間であるということ。
第二に、相手となるのは今まで高説を垂れていた教師連中であるということ。
第三に、最優秀者には校則を一つ制定する権利が与えられるということ。
そして最後に、この女性は校長であり(言われてみれば今まで「見た事がない」ということにも気付かなかった)、そして校長に打ち勝つことが卒業への近道であるということ。


「―――それでは諸君、頑張れッ!!」

ぷつん、と。

軽いノイズをたててスピーカーは黙り込んだ。
………どうやら、学園は謎の武装集団に占拠された――なんて話ではないようだ。

回れ右して自分の部屋に戻る。


誰にも会わずに自室に戻る事ができた。

校長は何も言ってはいなかったが………おそらくこの後期、同級生を襲って単位やら何やらを奪い取ろうとする連中も出てくるだろう。
それを咎め立てる気は俺には無い。
もともとここはそういう――他人を蹴り落としてでも生き抜く術を学ぶ――学園だったろうが。

………とは言え。
俺はただ黙って奪われるのをよしとするほど人間できちゃいない。
そんな手合いから身を護るために、或いは教師たちを倒して単位を得るために、
生徒同士の結束は必須なんだろうが……実は俺は友達が少ない――もとい、ほぼ“いない”し、そもそも“いなかった”。
だからこの休みも半分は自室で、もう半分は寮の周りの山に泊まりがけで登ってみたりしていた。
独りで。


やれやれ……まずは仲間探しから、か………

この一年ですっかり癖のようになってしまっている独り言に気付いて、頭をぶるぶる振って。


自室に戻って扉を閉める。
ついでに鍵も閉める。
ベッドの下から荷物を引っ張り出す。

着替え一式。

教科書………の類いは別にいいだろう。
まとめてゴミ箱に放り込む。

故郷で時折着ていた礼服。

そして………長刀。

手元から離してはならない、大切な………しかし、できるなら触る事も控えたい長刀。
コイツはとりあえず荷物に放り込む。

そして一番底から一対の双剣を取り出す。

前期の実技で鍛造した、自作の双剣だ。
まだまだ俺の技術が未熟なだけあって、はっきり言ってデキは良くない。
でもこれからは、コイツが相棒だ。

何のために故郷を出て来たのか。

その意味を、貫くために。


なるべく早い時期から行動していた方が有利になりやすいのは自明だろう。
そろそろ自分の部屋に戻ってきている生徒もいるようだ。
――制服のまま双剣を帯び、部屋を出た。

こういうのをなんて言うんだったかな…………『先んずれば人を……人を………』えーっと……『…人を………見たら泥棒と思え』+斜+?



―――後期が、始まる。


Message


Rf(ラフィー)(1060)からのメッセージ
正義(の味方)部「ラフィー『後期よりALIVE学園でひじょーきんする事になってしまったラフィーです、生徒と同業者の皆さんよろしくっ!
 
いきなりだけどボク達は今さっき、団体「正義(の味方)部」を設立したっ!!
入部条件は「無差別狩りをしない」ってことだけで、後は自分の正義のもとに自由だよっ!! ちなみに部活動できたえる能力は生命・精神!!+ この学園に正義を広めるため入部よろしくっ!!
もうちょっとくわしく知りたい人は、ボクの結果の名前のリンクからっ!!』
 
ラピス『(…「ボク達」じゃなくて、アンタ1人でしょう?ほんとに部員なんて集まるのかしらね)』
ラフィー
『とりあえず、今部員は2人っ!!』
ラピス
『(だから私は部員じゃないわよ)』」

Quick Action / etc




ItemNo. 2 駄石 から 自錬の双剣 という 斬撃 を作製しました。(- 0 PS)

武器に 自錬の双剣 を装備しました。
防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。

団体 草薙風 を設立しました!



第1240パーティ・所属メンバー (Before)



ナギ=ツキクサ(1240)
風柳1 逆境1 斬撃5 仕掛5
現在地 F8


Character Data (Before)


ENo.1240 ナギ=ツキクサ
HP789 / 789

1風柳1場所F8 [特殊LV1]
SP113 / 113

2逆境1使用可能技一覧
NP0体格653斬撃5参 加 団 体
CP40敏捷754仕掛50草薙風
PS0器用755 1
0(0)魔力506 2
連勝0魅力507 3
総CP40生命608 4
単位0精神509 5
= Profile =
種族人間
性別男性
年齢16

東方の小国からの留学生。
当主である歳の離れた兄の勧めで故郷を離れ、この学園に留学というかたちでやって来た。

「ナギ」と呼ばれることを嫌うが、その理由を語ろうとはしない。

ちなみに「ナギ」は姓で「ツキクサ」が名。




No所持品名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1駄木植物 / 0 / 2 / なし / なし
2自錬の双剣斬撃 / 4 / 1 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾



イベント戦闘



第1240パーティ 所属

ツキクサ(1240)

† V S †
マイケル

棒状戦闘練習機体




ツキクサ「―――じゃあ、始めようか。」

マイケル「遠慮なくかかって来なさいッ!!」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ツキクサ789 / 789

113 / 113




[前]マイケル848 / 848

140 / 140




ツキクサの攻撃!
ツキクサ「“チープトリック”……って言うんだよな、こっちでは。」
ピットフォール!!
設置技「ピットフォール」を設置!




非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ツキクサ789 / 789

93 / 113




[前]マイケル848 / 848

140 / 140





戦闘フェイズ




TURN 1
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ツキクサ789 / 789

93 / 113




[前]マイケル848 / 848

140 / 140




マイケルの攻撃!
ツキクサに139のダメージ!


ツキクサの攻撃!
マイケルに90のダメージ!




TURN 2
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ツキクサ650 / 789

93 / 113




[前]マイケル758 / 848

140 / 140




マイケルの攻撃!
ツキクサに132のダメージ!


ツキクサの攻撃!
ツキクサ「見切れるか!」
スラッシュ!!
マイケルに109のダメージ!


マイケルの攻撃!
マイケル「ここからが私流のやり方ですッ!!」
毒を盛って毒を制す!!
マイケルに猛毒を追加!


ツキクサの攻撃!
マイケルに88のダメージ!




TURN 3
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]ツキクサ518 / 789

78 / 113




[前]マイケル561 / 848

140 / 140




マイケルは猛毒により108のダメージ!
マイケルの攻撃!
マイケル「終わりですッ!これぞ現役時代の多くの試合に決着をつけた必殺技ッ!!」
独りクロスカウンター!!
マイケルに916のダメージ!
マイケルの物理ATが上昇!
マイケルの物理DFが上昇!
マイケルのWAITが増加!


ツキクサの攻撃!
ツキクサ「踏み出す汝が足は深き昏き深淵へと………
ピットフォール!!
設置技「ピットフォール」を設置!


マイケル「ガハァァッ」
マイケルが倒れた!




ツキクサ「……ま、今回は俺の勝ち、ってことで。」

30 PS、 3 CPを獲得!

ツキクサ を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




斬撃 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
仕掛 のLVが1上昇しました。(- 5 CP)
仕掛 のLVが1上昇しました。(- 6 CP)
体格16 上昇しました。(- 6 CP)
敏捷18 上昇しました。(- 7 CP)
器用18 上昇しました。(- 7 CP)

草薙風 の活動をしました!
  器用1 上昇!
  敏捷1 上昇!

草薙風 の活動をしました!
  器用1 上昇!
  敏捷1 上昇!

CPが 31 増加しました!

NPが 1 増加しました!



Shout!!




たくさんの叫びが聞こえてきます。



Event



 何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



第1240パーティ 所属

ツキクサ(1240)

† V S †
歩行小石

Enemy




第1240パーティ・所属メンバー



ナギ=ツキクサ(1240)
風柳1 逆境1 斬撃6 仕掛7
現在地 F8


Character Data


ENo.1240 ナギ=ツキクサ
HP856 / 856

1風柳1場所F8 [特殊LV1]
SP121 / 121

2逆境1使用可能技一覧
NP1体格813斬撃6参 加 団 体
CP38敏捷954仕掛70草薙風
PS30器用955 1
0(0)魔力506 2
連勝1魅力507 3
総CP74生命608 4
単位0精神509 5
= Profile =
種族人間
性別男性
年齢16

東方の小国からの留学生。
当主である歳の離れた兄の勧めで故郷を離れ、この学園に留学というかたちでやって来た。

「ナギ」と呼ばれることを嫌うが、その理由を語ろうとはしない。

ちなみに「ナギ」は姓で「ツキクサ」が名。




No所持品名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1駄木植物 / 0 / 2 / なし / なし
2自錬の双剣斬撃 / 4 / 1 / なし / なし武器
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし装飾
5鉱物 / 1 / 0 / なし / なし



Next Entry



基本行動宣言戦闘行動宣言セリフ設定
その他の設定追加メッセージ