えぇ、その環境を維持するたに作られた、狭い範囲での掟。外にいるものが中に入り、ようやくその特異性が認識できるのでしょうが……。それを理解したときには抜け出すことも難しくなりそうですね

ん……個人的にはバランスが重要だと思うのです、彼女の底抜けな楽観主義と見られる動き、それに反するベシミストが近くにいれば尚よく、色んなタイプの人間が集まって優秀な組織が……ルリアンナ一人が、全てをカバーするとは考えにくいですし

でしょうね……。理解は出来ないけど、そんなことはさせられないから邪魔をする。という動きをしなければならないでしょうか。
間に立てる人物、それこそルリアンナ辺りがその役目を果たすかもしれません

いくつかのルートを想定して準備していたか……もしくは王の力に関して、近くで見た分従うに足らないと考えた可能性もありますね

なるほど、それなりに人心掌握はしていると思っていたけれど、結局どこかで侮られたのか……。
それでも自分達ではどうにもならない力があったから、一揆衆の襲撃とタイミングをあわせた、とかなのかなぁ

資産が多い、実力が高い、場をわきまえる……複数の要素を持ち合わせ、さらに自在に使いこなせる人物であれば、新しい信頼を築く事も比較的容易に行うのでしょう
その人物が何を求め、何を信頼するかを見抜けるのは、多くの経験がなせることでしょうが

……なるほど。多数にて突破を狙うのであれば、何かに特化した能力が必要になることも多いでしょうし、それを補えることで進出しているのは不思議でもないですね。
ましてや、あの場に行くまでは目がくらむほどの差はないようですし……

とりあえずは書き上げるって事だね。最初から完成を目指すよりは絶対によさそうだね、というかそうしなくちゃいけないんだろうねきっと。
ん、たしかになるほどなるほど……

ふぅむ……それらを高いレベルでこなしているからこその結果なのかもしれないね。弱体化と強化を安定してできるような環境ではあるんだろうけど、
どちらかと言うと人狩りとの戦いのほうが、策を練りめくるかもしれないね

強制型に対する情報が少なすぎるよね、えっとあの服脱ぐ人が詳しそうだし、まぁ話も出来そうだから、機会があれば聞いて見たいかも

そうだね。私もまた違ったやるべきことを見つけたようなものだし。
こっちは仕事のあれこれはないからその分気楽かも。とはいえ、ちゃんと結果は出していかないとね、あらゆること……は難しくても対応していかないと

アプローチの違いから新しい技術や解決法がみつかるかもしれませんしね
気を練るタイプなら……生命を感じ取ったりするのが得意でしょうか、ネクターも、なんとかなりそうですね
どうでしょうか……。やはり野で生きるエンブリオを考えれば、一つの能力を伸ばして体当りでぶつかっていかなければ……というのはあるかもしれません

まさしくそのとおりだね。自分が取れる戦術の中で一番安定するものを使うのは当然だけれど、工夫することがなければそれ以上先には進めない。完全を恐れるってのがよくわかるね
停滞か……おそらくそういうものにハマっている人も増えてきていると思う、新しく契約を結ばなければ、どうしても袋小路に入りがちだね。かくいう私も新しい契約をする意思はないし……分かれる意思はないとも言えるけど。
その分武器の選択幅を持って、いくつか戦術を取れるようにしようとは考えてる。中途半端になりがちだけどね

どうにかしてあそこまでたどりついて、なんやかんやできれば、その線を踏み越えることになるのかもしれないけど
これはもしかしたら、一揆という人数の利を利用しなかったことに対する罰……かな。ルリアンナあたりからの

まったくだ。負けてられないよね。
いっそ積極的に迎え撃つのも、アリじゃないかと思ったけれど、彼らのような自己満足を満たすために、攻城を続けるってやる気もありかも

―――なのですから、もっとお父様を見習ってですね・・・

うん。うん。・・・・・ん？誰か来たよ？リーゼロッテ。

・・・・・お下がりなさい、ドロワ。

やぁ！君もここの王様に用があるの？

・・・ドロワ。今は・・・・・