・・・・・・。

お、お爺様？
後悔しても、知らないわよ？

まあねぇ、ええ。
家柄的に有っても可笑しくないとは思うけれど・・・ああもう。

・・・生憎と魔女の相手は分が悪かったけれど、王様はどうにかなったし・・・最終決戦の場もあっちが用意してくれたみたいだしね。
今日当たり、私と組んだ子たちが先に向かっているでしょうね。

それを見て、どう動くか考えて・・・後は只管、進むだけかしらね。
悠長にしてる余裕、無いかも知れないわよ？ 誰かに後を託すってんなら良いけどね・・・。

ふふ、無理しなくて良いのよ、そんな時は。
契約が切れていても、それが終わりではないんだから。
それに何だったら、全てが終わった後にまた結び直せば良い。
そう出来る世界を、望むならね。

――あら、良いわね。
こっちも幾つか取って置きがあるから、一息入れましょうか。