けしきは、ゆっくり、のぼってる？
思いは、こっそり、のぼるまえ？



みーもゆ、歩いていくのは、
ちょっとずつ、そらの見えそうなところに、のぼっていくけしき。

建ててある、おおきなかたちの、奥につづいていくみち、
おおきなのぼりみち、のぼったあとを歩いていくから、
見えるけしきも、あたらしい見えかた、つたえてきそう。

でも、めぐらせている思いは、
あたらしいけしき、じっくり見てみるのじゃなくて、
のぼるまえに会ったすがたを、気になっているの。



のぼるまえに会えて、お手伝いしてくれてたみたいな、
聞いていたおはなしに、出てくるひとに似ているすがた。

呼んでみていたのは、固そうな草なのかな。
一緒に歩いてる生き物に合わせて、
すがたも、していけそうなことも、かわっていくって、
きいていたけれど、こんなふうに見ていたら、びっくりしちゃったの。

固そうなすがた、かかえてみたり、してみたくなるって、
おはなしに聞いていたけれど、おおきくなったすがたの、
あるいていくのを、みてみたくなってるのかな。



みーもゆ、いっしょにあるいていくのは、
ちいさなちいさな、あるいてる草。

こんなふうに、似ていないのも、
ひろがっていく、生き物と暮らしかたの、ひとつ？

うまいこと言われたー！？　私の手は妖精だったのよ！！(錯乱

夢も希望もありません。