「あるいは将来的なモノが漠然としてる感じなら、考えても仕方ないわねー。
結局未来のことだからわかりっこないって考えちゃって、今からその将来に向かっていろいろ実行したり何かを積み重ねて行ってその将来とやらを作っていく感じにすればいいのよ。
途中で何か予定がずれて将来が微妙に変わってくることもあるでしょうけど、前もって計画して実行していけば大体はどうにかなっていくのじゃないかなーなんてのは思うわね？

だって、過去にしたって未来にしたってヒトの歴史っていろいろなモノが積み重なって出来上がった結果論みたいなモノよねー？」

「種族が違えば当然生活スタイル的なモノや考えることが違って当たり前だったわね、確かに。

それでもそれだけ多種多様な種族が居たとすると、今まで種族間の抗争とかあったりしたんでしょーねぇ・・・フィーグルさんが魔王になってからはどんな感じだったの？」

「フィーグルさんがフィーグルさんのところのお城を直結させれたら便利そうだけど。気軽にお城を行き来できるから生活する上でなんだか便利っていうか快適そーよねぇ。自分のお城だから、なんの気兼ねも必要ないし、どこかで宿とか確保しないでいいからお金もかからないわねー。」

「んー・・・・苦いの好きってヒトは甘いの好きってヒトに比べたら絶対少ない気がするわねぇ。お酒にしても甘いお酒好きなヒトのほうが絶対多いのじゃないかしら。」

＜●ベルン

良かった…かどうかは分からないけど。
私も前回返せなかったから、調整は大丈夫そうね…。
こっちこそ悪かったわ

…そうね。目的忘れてはしゃぎまわりそうな気がするわ

お土産かぁ。そこまでしなくても良いんだけど、あるなら嬉いわね。
何持ってきてくれるの？

ネクターを礎とした協力関係…………か。
そのネクターを独占としてるわけだから、新王はある種、すべてのエンブリオに対して協力関係じゃなくて上下関係を持ち込もうとしてるのかしら…？

…それにしちゃ、協力しているエンブリオの数が異様に多い気がするけど

魔を司る……ねえ。魔の定義にもよるけど。
そういう意味では魔物はともかく魔王（わたしたち）は、まあ、そういう事になるのかしらね？

神秘…神秘かあ。私は、何かしら。昔から身近な存在だったからあんまり神秘的って思った事ないわね。
今も昔も、当たり前の様にあるものだって気しかしてなかったわ

……メルンテーゼに来て魔法使えなくなるまではね