……人見知りは、初見の黒ずくめを呼び止めねーと思ーなー。
こっちに来て変わったって言うなら、環境に問題があったんじゃないかね

ま、嘘か真かは確かめようがないけどな。
何も分からんままよりは、適当でも理由を付けといた方が落ち着く……

二足のわらじは中々辛そうだな……昼夜逆転どころか、ぶっ通しか。
……まあ、取り返しのつく範囲で適度に手を抜くのは、重要なスキルだしな……

ごまかしねえ。というか、完全に人の目を遮断できる訳じゃないんだな。
なんつーか、随分綱渡りじゃないか、それ

……なんとも。時間が閉じた世界、って話は聞いたこともあるが。
戻るでも止まるでもなく、進まないってのは……

……うーむ、力になれそうにはないな……
ただ、時間というよりはもっとこう……根本的というか……
世界のシステムとか根幹とかに問題が有るような気がするな。勘でしかないが

ん、パンでお願いするよ。……パンから焼くって話じゃないよな

言葉を職業なんかにすると、胡散臭さ無しではやってけないのかねえ。
地獄。には鬼じゃないのか？それとも、弁護士なんて鬼のようなものだと言う比喩……？

ふむ。よーし、では賭けをしようぜ。
取っ捕まったら愚か者で、捕まらない限りは優秀ってことで

協力……ああそうだ。精霊なら飛べたりしないのか？
文字通り俯瞰的かつ広い視野が確保できると思うのだが

や、気にしちゃないが。……女心ね。野郎には分からんらしいしな。
分からんことには沈黙有るのみだ。深くは聞くまい

ええ。平たく言えば。
そうですね。大体後者で正しいです。
強敵と相対した方が大体強くなれますし。

……リスクも違いますけど。

大体、危なくなったら撤退できる範囲の敵なら
どうにかなるのですが、そうじゃなかったら既に躯の身なんて
良くあることですしね。

……いやー、そう考えると実に自分も運がいい。

とりあえず、この件で世界は案外不便に
できているということ。

普通だったら異世界で偶々出会った知り合いなんて
何かの解決フラグの塊みたいなものかもしれないけど、
本当に物語解決のための鍵を持っていないしね？

……いや、意味深な顔してみたけど、単にフリだからっ！

だったら君に預けてる俺のハートと等価交換ってことで。
闇そなた様が垣間見えてるからそのハサミと一緒にしまいなさい

そなた様は生まれが特殊、とな？
ふむ、ここまでの会話で取りあえず聞いておくべきことがいくつか出てきたな。
では順を追って話すとしよう。

エルのこういうノリ……慣れないわ。そなたは大丈夫？

と、空気を和ますツカミを入れたところで。
その辺りどういったことなのか、聞いてもいいのかね？
むろん深入った事情なら話さなくてもいいけどよ。
流石にそうですか、と流すにはあまりに気が安いかと思ってな。

という下心もあったりする。

ふふん、主従関係ってのは無しだ。俺は対等な立場を要求するね。
サーヴァントである前に俺は君の友人でありたい。
恋人を自称するには俺に時間がなさ過ぎるからな。俺に惚れちゃやけどするぜー？

記憶媒体のみを取り出してエネルギーを封じ込めてある身体へと移してそのまま動かす。
それが私たちの転生技術なんだけどね。
もうその施設は全部廃棄処分しちゃったのよ。その技術も含めてね。

私たちに支給された最後の素体は、エルが勝手に私のメモリを移植しちゃったの。
私はあと百年は生きられるけど、エルは耐用年数が過ぎた身体だから後どの位持つのか……。

私がどう思ってるのかって？　冗談じゃないわって感じね。
エルなしで生きるくらいならって思ったんだけど自殺が出来ないようにプログラムされてるの。
だからエルが居なくなっても私は生き延びる。惨めよね。

ねぇ、そなた。貴方が強くなって、私を殺してくれないかしら。
私は強い相手を探してるのよ。全力で抵抗する私をやれるくらいに強い相手を。

……そなた様。トーン嬢。俺、変態性にじみ出てるの？
そりゃ帽子から小人になったんだから――ってまぁいいや。ただし俺は変態ではないぞ

クーデレはクールな性格なんだけどこう、ふとした瞬間にデレが垣間見える感じ。
ダルデレは基本だるーい感じなんだけど……で、俺は何で属性を説明しているんだ？

フェルはな、愛着があるものは手放さないんだ。
魔女になってもそれは変わってない。どんだけボロボロになっても捨てることはしないってだけさ。
もし出会ったら【エコ魔女】っていってやれ。多分すぐに理解すると思うから

そなライエンは回りくどいのがお好み？
私にはそういうのはよく分からないけど、付き合えるだけは付き合ってあげるわ

なんかドラゴンがいるみたいよ？
ドラゴンテイマーになりたいならどうかしら？

ま、あの頃は火炎放射器なくて火炎瓶が主流だったしな。
油ぶっこんで抜けないように栓した布に火をつけて投げりゃいいんだからな。

……泣いてたよ。つうか、ゾンビには即ならねえんだ。
個人差はあるがたいてい十日前後、じわじわなってった。
中にゃ精神力で抑え込んで情報伝えた後にゾンビ化した軍人とかもいたよ。
……意思表示ってんなら、ウイルスに抗ってまで母親探してたのかもな。
そう言う意味じゃ、あの赤ん坊もあの世界で生きようとしてたんじゃねえかな。

そりゃあ、都合よくいない時もあるんじゃねえか？
腕が悪い奴に治療してもらうと傷が残るとか、元の傷がえぐいとか。
いくらファンタジーでも腕の差はあんだろうさ。
元の傷って意味じゃそれこそが俺がいいサンプル例じゃないか？
まあ俺の場合治療したとはいえ、感染した時活性化もあったっちゃあったが。

ここでの傷は戦いが激しい分そりゃ頼むが、古傷は消さなくていいからな。
サバイバルでの傷は全部ゾンビになった奴もそうでない奴も
あそこで状況に抵抗してた奴が生きてた証だ。
消したって俺が背負いたいもんが消えるわけじゃねえが、
おっさん忘れっぽいから目印残しときてえんだよ。

ほんとそういう手加減を知らなさそうなところは神様かお前は！
今真面目に話してたろうがよ！
だぁらおっさんツッコミとかしたことねえんだから手加減しろやそっち方面も！

俺からすりゃ臭いって言われて邪険に扱われるのも贅沢な話だぜありゃ。
ま、無事だと良いがな。何気に出ようとする奴排除したがってた軍隊もいたし、
災害自体はあの街で抑えられてりゃいいんだが。

さっきの魔法少女のＯＬもだが、必要な資格はあれど事務職やＯＬなんざとりあえず就職しましたってのが多いからな。
出来る奴ほど一時の泊まり木にして、夢に必要な貯金できたらやめちまうが。
そう言う奴に限って出来る奴だし信頼してるだけに辛かったんだがなぁ。
そういうわけで科学者とか夢があんなら、大学の進路とかも絞っとけよ。

……

いやなんＯＬ魔法少女の話聞いてたらお前にゃそうなってほしくないって本気で思い始めてな。完全に仕事に殺されてるパターンじゃねえかよ。

棘付き鉄球ちらつかされるのは理由にならないとか魔法少女界隈怖すぎんだろうがよ。
お前あれだぞ、街で見かけた腕にでかい刃物繋げたゾンビと同格にすんぞ。

……まあ俺が見てたスカイラ○ダーもたしか大学生じゃなかったかなあれ。
昭和ライダー大概大学生だったしな。
んでもよ、バイトってかあれじゃないか？
……いわゆるおバカタレントって部活やバイトにかまけてろくに勉強してなくてああいう仕事しかない奴意外と多くないか。

それで雇ってもらえるなら御の字だろうが、忍者って外部と協調性あんのかね。

発狂ねぇ……。怪談といい見るだけで発狂するとかおかしくなる、
ってのがどうにも腑に落ちないほうだからなぁ。
まあ狂っちまったらどんな奴か伝えることもできねえんだろうが。
あと遠音。お前は違う、可愛げある奴は拷問器具持ち出さねえ。

……結局粘り切れずに撃沈、相手側の賞金も高くて色々と持って行かれてしまっていたわね……

……この一件がきっかけとなって引退してしまった人もいるし……
やっぱり私はどうしても、この手の輩は好きにはなれないわね……

……それはその通りね。GP消費も決して安くはないのだし。

ただ、ダメージ以外の効果は素通しですからねぇ……
チョンチョンなんかとは相性が悪いですねぇやっぱり。

……なぜメイドさんが……

周囲の反応といい、もはや諦めるしかないレベルですかね……

……たしかに、招集かけた割にはどうしてこんなに危機感が……

……そういうもの、なのかしらね……

GOMIBAKOに関してはあまり深く考えない方が良さそうですね……

……再現性があるのは大変ね……
逆に言えば、それさえ避けてしまえば問題ないということでもあるのだけれども。

ZAPZAPZAP!!

……そういえばあれも、コンピュータが暴走した結果だったわね……
どこまで直接関与していて、どこから人の仕事なのかは微妙なところだけれども……

爆発する装置とか、全自動組立でアレなのか人の手が入ってアレなのか……

……とはいえ、いきなり告白よりはもっとこっくりさんのことを知りたいところではあるわね……

……他の人はもっと深いところまで知っていそうな感じだったし、かといって私は以前「好感度不足」と言われているからどうにも聞き辛くて……

でも、あれから時間は経ってるんですし改めて聞いてみるのもありなんじゃないですか？

最後のは色々と……うん……

それじゃあ、何か作ろっか？

うん、大丈夫。いけるよ！

あーあ、今日も私たちの前に敵が

リリアちゃん的３分クッキングのお時間がやって……

来ないよ？

えー、来ないんですか。それは残念

そんなこと思ってもいないくせに……

まぁまぁ。とりあえず、蹴散らしましょうか？

ＯＫ、さくっとやって、そこのかわいい子、ゲットしちゃうよ！

さあ、奏でましょう。
希望のアンサンブルを！

ヴヴ・・・・・ァア・・・・・・？？