みーもゆ、歩いてみたのは、とめていたけしき。
じっくり、歩いてみてたのは、似せてみた音色？



みーもゆ、おためししてみたのは、
ふしぎなゆらめきに、かくれたけしき、
起こさないように、しずかに歩いてみる、ちいさな足音。

起こさないように、歩いてみるのも、
上手にできないかもしれないから、
似せてみて、歩いてみようかなって、思っていたの。



ときのきざみも、とまりそうな、しずけさ。
おしえてもらった、おはなしに聞いていた、ゆき。
かさなるおまじない、あるみたいに思えてきてた、想い。

みーもゆ、思ってみてなかったけれど、
もしかしたら、めぐらせていける思いから、隠れたなにか、
おまじないのこと、想い浮かべさせて、もらえたのかな。

おまじない、してみたあとに、思い浮かんできたの。



ときのきざみ、ながれていないみたいに、つたわってくるけしき。
もしかしたら、この世界の、なにかのめぐり、だけじゃなくて、
ときのきざみ、ながれるまえの世界から、つたえられることを
聴いてみたり、受けとめられそうに、してくれるなにか、ねむっているのかな。

思いと想いを、浮かべられるようになる、ふしぎななにか、ねむっていたら、
あたらしいなにか、流していかないように、流さないように、しているのかな。

ちょっとだけ、なにかのひびき、きこえちゃったかもしれなくて、
ふしぎな気持ち、浮かんできているの。



でも、そんなふうに浮かべていたら、みえてきたのは、
ちょっとだけまえに、歩いてみていた、けしき。

流されちゃって、はなれないように、ふたつの手に抱きながら、
いっしょに、どこかに、迷い込みそうみたい・・・