＜Days 32＞


「私の気持ち、かぁ……」

　一緒に暮らす相方が出かけた部屋で私は思わず一人呟く。
　色々あってなし崩しのように一緒に暮らすことに決まったが、私はまだどこか自分の気持ちに正直になれずにいた。

「ルーシェちゃんのこと私はどう思っているんだろう？」

　今更ながら私は瞳をつぶって考えはじめる。
　そして今まで彼女と過ごしてきた時が私の脳裏に回り始める。
　しばらくして私は考えるのをやめた、否考えるまでもないという事が判ったのだった。

「私は……ルーシェちゃんのことが……本当に好き……なんだよね、何物にも代え難いくらいに」

　私はその結論に満足しつつ、彼女が帰ってきたら自分のこの気持ちをもう一度伝えようと思った。
　そしてこの一揆が終わったらどうするか聞いてみようと心に決めたその時だった。

「ただいま帰りました、ちょっと遅くなってしまいました……」

　私は彼女の声が聞こえた瞬間にベッドから飛び起きて、彼女の元へと向かった。

「お帰りなさい！！ルーシェちゃん」


TobeContinued……

今回の日記はルシエ・ソルブランシェさん(2010)をお借りしました、感謝！！

そして穏やかな表情で身を祀に任せました。