さて、久しぶりの荒地進撃である

初めてここに訪れた時は、慣れない気候のや自分の経験不足ゆえに随分と迷惑かけたっけな。

あれから大分日にちも経って最近、確かに力がついてきた実感がある、

モンスターも難なく倒せるようになってきたし、旅の準備も以前とは比べ物にならないくらいスムーズに行えるようになってきた。

でもそれはただの慢心で、この世界にはまだまだ強大な力が眠っているのだろう。

果たして、今の俺はどこまでやれるのだろうか？

自分にとって一つの挫折の場所であったこの広大な大地は
慢心している自分の本来の姿を映し出す、試金石になるかもしれない・・・

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話を聞き終え頷きながら

＞特殊装備

＞先人の知恵

＞限界の向こうへ

＞エンブリオとは一体

＞ふさふわもふもふ

なんか途中から楽しくなってきたようです。

そう言って、担いでいた銛を軽く振ってから逆手に持ち変える。
銛を撃ち出すための構え。鯨捕りが誇りとする、戦の構えだ。