――少し強かっただろう？
これでも飲め

確かに弦で奏でるけれど……『春の海』っていう曲なの。楽譜はこれね

この曲自体が情緒溢れているから、楽器ぐらいでどうこう言わないわよ

さいき、ん…おいしい、ワインを、見つけたんですよぉ

ここに、置いておきますねぇ
…ぅふ…ふ……

この果汁ちょっと飲んでみたが、とても甘くておいしかったぞ！
たしかにそのまま飲むものかもしれないな…？

おお、お茶とお菓子にも使えそうか？！

お茶はアイーダがいるな…お菓子は誰が作れるのだろうか…？クロムか？！
（視線でお菓子を所望している）

▼女王＆コノエ
それは鍛え方が足りないんじゃないか？
腹筋胸筋横隔膜の自由度を少々改善すれば――

死ぬために鍛えても仕方ないか。

じぇっと・・・コースター・・・　マグカップを置く台が唐突に噴煙を噴き上げて宙を舞うドッキリ、ってこと　・・・か・・・・？　そりゃスリルを通り越してシュールの域だ。

そしてお化け屋敷というのは―― まぁ見世物小屋だよね。
怖いものみたさは確かに親しまれるスリルだ。　僕も見識が狭かったかな？

▼エレイン
(あかん――ダメなんじゃないか？)

まぁ・・・そういうなら遠慮はしないけれどね。
異世界のお酒を味わうのは――ってのは前にも言ったっけ。
だがほどほどだぞー？

程々にしないと僕は我慢できなくなるぞ。(飲んでるっぽい！)

・・・確かに順調すぎるほど順調だね。 捻くれた僕は、
あまりに順調だと罠や策略を疑ってしまうのさ。

▼クロム
賢明かもしれない。音も景色も、心惹かれているときが一番美しいものさ。
あんなものでも故郷は故郷。　やはり評価されたいものだ。

モノがモノだけに無理矢理布教したら悪の暴君そのものだ。
菌糸が蔓延るように影で静やかに蔓延してもらえれば、嫌う者との住み分けも出来るけれど。

場所的に中枢に近付く事も、その一助になるだろう。
さしあたっては言う通り、余計を考えず自分の道を歩む事か。